ていざなすを食べに天龍村へ

2023/07/29 - 2023/07/30

あああ

エリア 天竜峡(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この夏も買いました、青春18きっぷ！
鈍行列車で南信州、天龍村を目指します。

甲府から乗り込んだ中央本線を岡谷で降り、ここから中央本線支線に入ります。

岡谷駅 駅

岡谷から乗った電車は、辰野から飯田線に入ります。
行き先の「天竜峡」という表示にワクワクします。

飯田線で通った駅、「だしな」。
なんか名前に惹かれて撮っちゃいました。
その前の駅名が「けが」。
「けが、だしな」って並びに、一人ほくそ笑む私。
周囲から見たら怪しいかも。

駄科駅 駅

岡谷から電車に揺られて約3時間、ついに天竜峡駅に到着。

天竜峡駅 駅

天竜峡は川下りが有名だから、駅では川下りの船と船頭さんがお出迎え。

天竜峡駅内に貼ってあった、飯田線の秘境10駅の案内です。
全部、降りてみたいけど、そんなことしていたら、1日じゃ済まなそうですね･･･。

天竜峡駅の外観です。

天竜峡駅を出て、駅前の観光案内所に向かいます。
ここで、つつじ橋近くの道が通行止めになっている情報をキャッチ。
滞在時間2時間でのルートを考え直します。

観光案内所の2階です。観光資料や、テーブル、いすが置いてあって、エアコンも効いてます。飯田線は本数が少ないから、待ち時間はここで過ごすのがよいかも。

さて、私にはあまりゆっくりしている時間はありません。2時間後の電車に乗りたい。
天竜峡遊歩道を進みます。

これは桜開花予想の基準木。
東京の桜の開花の基準木は毎年、テレビに映るけど、なるほど、こうやって各地にあるわけですね。

つつじ橋が見えてきました。

つつじ橋 名所・史跡

目の前にあるのがつつじ橋。この先の道が通行止めということなので、今回はここで引き返します。

つつじ橋から戻り、そらさんぽ方面に向かう途中に現れた「ご湯っくり」。
日帰り入浴ができます。
今日はその時間はないので、パス。

天龍峡温泉交流館ご湯っくり 温泉

「ご湯っくり」の隣りにあるのは、「よって館天竜峡」。

「よって館天竜峡」は、天竜峡の見どころが紹介されているほか、歴史、自然などが学べます。

この先の進路を確認すると、よって館天竜峡の脇に道があるみたいです。

おお、この細い道だ！

しばらく進むと、そらさんぽの駐車場に出ました。
結構立派な、トイレ付きの休憩所があります。

この先がそらさんぽです。

なるほど、これがそらさんぽか。
車が走る橋の下に、徒歩で渡れる橋がくっついているのです。

天龍峡大橋「そらさんぽ天龍峡」 名所・史跡

そらさんぱから天竜川を眺めたところ。

そらさんぽを渡り切って、川の反対側を回って天竜峡駅に戻りたかったのですが、ちょっとそこまでは時間が足りなさそうです。
そらさんぽから写真を数枚とって、今来た道を戻ることにします。
それにしてもこういう表示があちこちにあるので、道に迷うことなく、助かります。

無事に時間内に天竜峡駅に戻ってきました。
これから平岡駅に向かいます。

天竜峡駅 駅

天竜峡駅から平岡駅に向かう途中で通った駅。
ホーム、狭い！

あー、反対側の座席に座ればよかったなー。
反対側は、川もよく見えるし、秘境駅のホームで扉が開く回数が圧倒的に多かったです。

天竜峡駅から30分弱で平岡駅に到着。

平岡駅 駅

平岡駅を降りると、目の前に龍泉閣がそびえています。
今晩はここに泊まります。

ふれあいステーション　龍泉閣 宿・ホテル

駅から改札を通ると、そこはすでに龍泉閣の中。
まず目に飛び込んできたのは、売店に置かれていた「ていざなす」！
これだー！
これに会いに、これを食べに、はるばる8時間以上かけてやってきたのです。

知り合いの飲食店のママから頼まれたていざなす、早速3本買いました！
ていざなすの大きさ、わかりますかね？
スマホを並べてみました。

龍泉閣にチェックインして、部屋がある3階へ。
通路に冷蔵庫と電子レンジが置かれていました。
宿泊客が共同で使えるものです。

暑いけれど、せっかくなので、ちょっと周囲を散策することにします。
こちらの写真は、龍泉閣を表側から見たところ。

龍泉閣は天竜川から比べてかなり高いところに位置しています。
川まで行こうと思ったら、ひたすら下ることになります。
ということは、帰りは、ひたすら上りということになります。

うーん、帰りの上りのことを考えると、このくらい下ったところで良しとしよう。川も橋も見えたし。

龍泉閣のある通りで、「元祖！おでん缶」自販機を発見。
本当に元祖かどうかは怪しいものの、売られているのは冷たいおでんですね。

そして、龍泉閣のすぐ近くにある、こちらのコンビニっぽいスーパーに立ち寄ります。ビールを2本買って、1本はすぐにクールダウンのために飲み、もう1本は風呂上りに飲むため、いったん宿の共同冷蔵庫に保管することにします。

宿の部屋に戻ると、ちょうど飯田線の電車が入ってきました。
いいですねー、部屋から電車が見えるのって。

さっきは、人から頼まれたていざなす3本を買ったけど、自分のためにも買うことにしました。ていざなすのほか、キュウリ、ささげも。
生ささげって、私にはとても珍しいんですけれど･･･。
売店のおばちゃんに聞いたら、塩ゆでにしたらよいと言っていました。

ホテルの部屋から見える風景。
夏の里山って感じ。

さて、夕飯前に龍泉閣4階の温泉に入って、今日の汗を流すことにします。
毎日来ている常連さんの話によると、こちらのお湯は、いつもはとっても熱いんですって。今日は冷たい方って言っていました。
そのくらいで助かった･･･。あんまり暑いお湯は苦手。

ふれあいステーション龍泉閣「龍泉の湯」 温泉

温泉を出て、冷蔵庫で冷やしておいたビール1本を飲んでから、夕食にします。
チェックインのとき、夕食は1階のレストランでもよいし、4階の食事ホールでもよいと言われていました。
風呂上りで浴衣を着ての夕食なので、一般客が多そうな1階は避けて、4階でいただくことにしました。
メニューは1階も4階も同じみたいです。
今日1日、ほとんど野菜を取っていないので、まずサラダをいただきます。

そして、お目当てのていざなす！
ごはん付きの定食は重いと思い、単品にしました。
大きい！
そして、とろっとろです。スプーンですくって食べます。
肉味噌もいっぱい載っていて、これだけでおなか一杯です。
おなかが満足したら眠くなって、早めに就寝することにします。

翌朝です。
まず、朝風呂をいただきました。
龍泉閣には朝食付き1泊で予約をしていました。
朝食会場は、1階のレストランです。

ふれあいステーション龍泉閣 グルメ・レストラン

こちらが龍泉閣の朝食。
ご飯の量が多いかなと思っていたのですが、写真右上のとろろのおかげで、ずるずるっとすするように食べてしまいました。
食べている間に、厨房にいた人が話しかけてきたのですが、その方はなんと龍泉閣の支配人でした！
人出不足で、週に何日かは支配人が朝ご飯を作っているようです。
何もないところによく来たと言われました。
いえいえ、私はていざなすが食べたくて来たので、その目的が果たせて大満足です！
ごちそうさまでした！

こちらは1階レストランに貼ってあったポスターです。
冷やしあんかけらーめんは、8月中の限定メニュー。支配人によると、ラーメン屋さんとのコラボ商品みたいです。先日、試食会をやったら好評だったとか。
今度は私も食べてみたいですね。

朝8時半くらいの電車で、昨日来た道を戻ります。
本当は、飯田線を制覇するために、豊橋方面に出たかったのですけれど、長野に出るより、1時間以上多くかかるので･･･。
でも、昨日の反省を生かし、今度は、天竜川側の方の座席に座りました。
川と秘境駅を車窓から眺めて帰ります。

私の前の座席の人も、美しい風景が出てくるたびにスマホのカメラシャッターを切っています。
飯田線、素晴らしいですね。

帰りの岡谷駅。少し時間があったので、飲み物（アルコール）でも買おうとKIOSKに向かいますが･･･。
岡谷駅のKIOSK New Daysは無人。改札の外に出ないと買い物できなくなっていました。無人 ⇒ 完全、セルフレジ ⇒ 年齢確認が必要となるアルコールはなし。
はぁ、もう少しの我慢だ！
青春18きっぷでの飯田線の旅、長時間で疲れましたが、楽しかったです！

岡谷駅 駅