兵どもが夢のあと、備後落合駅を訪ねて　そして奥出雲へ

2021/05/16 - 2021/05/16

　私が時刻表を見始めた30年前、国鉄芸備線のページを見ると、特に大きな文字で示されている駅、備後落合駅に、今になって行ってみたくなり訪れてみました。かつて、交通の要衝として栄えた駅は、今では人影は無く山の中の谷間にひっそりと佇んでいました。ただし、その栄えていた当時の面影が全くないかと言えば、そうではなく、谷間に建設された広い構内と長いホーム、給炭場と転車台など当時をうかがい知るものが多く残されています。この広い構内は、放置していれば、草木で覆われてしまうような場所なのですが、草刈りなどの整備が行き届いており、その当時の面影を楽しむ事が出来ます。

　せっかく、備後落合駅まで来てみたので、奥出雲まで足を延ばし、三段式スイッチバックで有名な出雲坂根駅まで行ってみたので、その事も記入しようと思います。

エリア 帝釈峡・比婆山・神石高原(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

　備後落合駅の駅舎です。かつて200人もの国鉄職員が勤務していた駅は、今では無人駅となっています。

備後落合駅 駅

　今では大半が1両編成の気動車が来るだけの駅ですが、かつての名残で、ホームはとても長いです。

備後落合駅 駅

　駅の片隅に転車台が当時のまま残されています。そのまま放置すれば、草木に覆われそうな環境ですが、保存会の方により、草刈り等されているようです。

備後落合駅 駅

　ホームの西の端です。左に行けば芸備線三次方面、右に行けば木次線です。

備後落合駅 駅

　山の谷間に大きな駅が建設されていた事が分かります。

備後落合駅 駅

　最も栄えたころは、ホームに立ち食いそば屋さんがあり、とても繁盛したという面影は全く残っていません。

備後落合駅 駅

　奥出雲まで足を延ばす事としました。三井野原駅では、おろち号と出会う事が出来ました。

三井野原駅 駅

　奥出雲おろちループの途中にある「道の駅 奥出雲おろちループ」です。

道の駅 奥出雲おろちループ 道の駅

　道の駅から見えるJR木次線の様子です。

JR木次線 乗り物

　おろちループを形成する橋の1つです。

奥出雲おろちループ 名所・史跡

　おろちループの様子です。緩やかなカーブを描き、出雲坂根へと下ってゆきます。

奥出雲おろちループ 名所・史跡

　おろちループの様子です。木々が生い茂っており、残念ながら、全体像は見えないです。

奥出雲おろちループ 名所・史跡

　おろちループの様子です。

奥出雲おろちループ 名所・史跡

　出雲坂根駅の駅舎です。きれいに改装されていました。

出雲坂根駅 駅

　出雲坂根駅の駅構内の様子です。

出雲坂根駅 駅

　左から木次方面より上ってきて、右側の三井野原方面へ上って行きます。

出雲坂根駅 駅

　来ない列車をひたすら待ってみました。

出雲坂根駅 駅

　出雲坂根駅の行き止まり側です。

出雲坂根駅 駅

　出雲坂根駅にスイッチバック駅であるという立て札がありました。

出雲坂根駅 駅

　この出雲坂根駅は、延命水でも有名です。

延命水 名所・史跡

　出雲坂根駅内には、こんなものもありました。