丹波篠山お花見旅vol.2【ひとり旅/お花見/地産地消フレンチ/HOTEL NIPPONIA】

2023/04/01 - 2023/04/02

丹波篠山お花見ひとり旅vol.2です。
来年は両親を連れてきてあげられればいいな、と思いつつ。

エリア 丹波篠山(兵庫)

『王地山公園』にやってきました。
お稲荷さん（まけきらい稲荷）があるので、こんなふうに鳥居が建ち並びます。
青空にここでも桜がよく映えて、見ごたえがあります。そしてそのわりにやっぱり人が少なく、歩きやすい。

地元っぽい母子連れや、サイクリング旅行者がちらほら。
あまりにも天気が良くて、暑くなってきました。

この階段の右わきに、坂道と公園があり、そこも桜が満開です。

どちらを登っていってもちゃんとお社にたどり着きます。

「まけきらいの道」

その名にふさわしく、勝負ごとのお願いに強いそうです。

夕暮れ時なんかも雰囲気があるかもしれない。
いまだに心の中にやきついて離れない一面の桜。

とても静かです。
ここでお弁当を食べるのもいいなあと思います。実際、幼稚園児連れのお母さんはここでお弁当を広げるつもりのようでした。ええなあ。

どうやら窯元？もあるみたいで。
この日はお休みなのか、人気がありませんでしたが。

満喫したので、商家群のほうまで下りてきました。
いやーすごく良かった。

のんびり歩いてお城のほうまで帰ります。
メイン棟はお城の近く。チェックインをしないといけません。暑いし歩いたし、ちょっと昼寝もしたいし。

行きたいカフェもまだまだあるのですが、今日はあとひとつだけにします。
ここのスフレ？か何かが美味しいらしいんだけど、今日は断念。

日曜金って何や？と思ったら、

「今日ハ金曜日」でした。

黒豆のお店で母親へのお土産を買いつつ、行こうと思っていたカフェに立ち寄ります。

『珈琲館　杜のふくろう』

名前に惹かれてブックマークしたお店です。
このアプローチ最高やんか。

自転車は、近所の80をゆうに超えた常連おじいちゃんのでした笑

おすすめの珈琲をいただいて、常連さんがお帰りになったあとはマスターと神戸の話で盛り上がって、ご丁寧にお見送りまでしていただいて。

ここは再訪あり、おすすめの珈琲館です。

街並みの写真を撮りながら、歩いていきます。

オーバーツーリズムは大変な問題ですが、マナーのよい外国人観光客にはぜひ丹波篠山をおすすめしたいところです。

小西の黒豆パンは、もう少ししっとりしているのかと思っていた…。
ちょっとタイミングが悪かったのかも。

チェックインを済ませて、再度、誓願寺の隣のゲスト棟に戻ってきました。
ほかのお客さんのお部屋を通り抜ける形で、いちばん奥まで進み、鍵を開けるとこんな広い玄関。

もっと昔風なのかと思ったら、部屋の中はどちらかというと昭和チック？

ランプがやかんだ。
うん？これはやかんとは言わないのか。ポット？

寝室に上がるまでの階段はとても急なので、足腰の弱い高齢者連れではちょっとしんどいかなと思います。

私でも泥酔してたら普通にヤバい気がするもん。

昭和っぽくないですか？

居間から寝室に上がるまでの間に、書斎スペースがあります。金庫や冷蔵庫はここにありました。

そしてこれが1階の居間。
壁の青色が独特でいい感じです。ちょっと新しささえ感じる。

お風呂も昭和チックだな？
この季節はまだ風呂場なんかは底冷えする寒さでした。

土間が広すぎて寒い笑
ひとりで泊まるにはちょっと広すぎて怖いくらいだった。
たぶんこんな部屋、ひとりで泊まる想定がされていないんだよな。

運よくミニバーフリーのプランだったので、ビールも日本酒もサイダーも無料です。ラッキー♪

窓の鍵はこういうの。うわ～笑

この窓のすりガラスも、時代を感じるなあ～。
というわけで、ちょっと昼寝！よく歩きました。

夜ごはんの時間が近くなったので、身支度をすませてメイン棟に向かいます。

私が泊まったゲスト棟の入り口には、コーヒーショップがあって、豆の挽き売りをしていたり、色とりどりのコーヒーカップを置いていたり。
店員さんがとても親切で、ぜひ明日にでも珈琲を飲みたいと思ったのですが、明日は出張なんだって～！残念！
すごくいい珈琲の香りだった！

メイン棟に入り、名前を告げて、レストランの席に案内してもらいます。

かまどがある～！

一応ひとり用の席もあって（庭に面している）ありがたい。

ドリンクフリー。メニューはこんな感じ。
ワインと日本酒をひたすら飲み続けることにします。
もうちょっと種類多くてもいいんじゃない？という気がしなくもないけど。

暖かみのある照明。

見た感じ欧米系のゲストが多く、ファミリーで浴衣を着て食事に来ていらっしゃいました。

白ワインからスタート。
私は白ワインをバカほど飲めてしまうので、たぶん美味しい日本酒か白ワインで肝臓ぶっ壊して知らないあいだに死ぬ気がします（何という…

お食事スタート。

季節のホタルイカ。ホタルイカはやっぱりうま～い＾＾

焼き立てのパンが美味しすぎたので、何回もおかわりしてしまいました。
こいつどんだけパン食うねん
…と思われていたはず。

丹波篠山らしく、猪肉のコンソメ。
もう少し獣臭いかなと思っていたけど、臭いもなく、肉も柔らかくて美味しかったです。

オマール海老。

お肉も柔らかくて美味しかったです。

フリードリンクなので、白ワインと日本酒（にごり）をエンドレスループ！ちょっと種類は少ないけど、美味しくいただきました。

デザートその1

そしてデザートその2
春らしい、可愛いプティフール。

ごちそうさまでした。

お腹いっぱい食べたので、のんびりお城まわりを歩いてからゲスト棟に戻ろうと思います。

夜桜も見たかったんだ～。

さすが桜満開、週末の夜、屋台が出ています。
みんな仕事帰りに来たのか？

とってもきれいでした。
屋台では何も食べなかったけど、家族連れも多くて、とても楽しそう。

屋台で買い食いすることにずっと憧れているのだけど、それがなかなかできず…。

お城から離れて、ふらふら歩いてゲスト棟へ。
ほろ酔いなので気をつけないと。
昔ながらの建物も多いみたいで、雰囲気いいです。でもちょっと灯りは少ないので、一人歩きには気をつけて。

有名なぼたん鍋のお店。泊まれるんだったかな？

お部屋に帰って、またまた部屋飲みして、ぐっすり眠りました。

朝ごはんの写真はこれしかなかった。
最近動画派なので…。
健康的な朝ごはんで満足！

そして食後はお散歩。
人の少ない午前のうちに、最後のお花見をしておこう。

今日も天気がいい！すばらしい！

史跡、篠山城跡。

これが開花の基準木だそうです。
どこも満開。

とても気分がいいです。

いつもの画角。

大書院には今回は入りませんでした。

今回はお花見ひとり旅なので…。
でも後悔ないです、こんな桜が見れたら。

石垣を見るときは、必ず刻紋を見てしまう。
たぶんお城好きなら分かってくれるはず。

そしてこれを見ながら歩いていたら、転倒して足首をねんざしました。数か月くらい足首が痛かったので、正直ヒビいってたん違うかなと疑ってます…。

雲ひとつない青空。
天気はあまりよくないかも…と覚悟していたけど、直前で好転してくれて何よりでした。

来年もこんな天気のいい日にお花見に行けるかなあ。

薄いピンクに濃いピンク、一本の伸びる道、草の緑、青い空、お気に入りの1枚です。

同じような写真を何枚も何枚も撮ってしまうんだよなあ。

本当にきれいで大満足です。

足を引きずりながら帰って、痛みにうなりながら二度寝。
それからチェックアウトして、予約しておいた焼き鯖寿司をピックアップして帰途につきます。

丹波篠山に来ると、たぶん絶対寄るんじゃない？っていう大正ロマン館。

丹波篠山 大正ロマン館 名所・史跡

ちょこっとお土産を買って、あとはバスで駅まで。
タクシー使おうかなと思ったけど、うまく拾えませんでした。
イヤー足めっちゃ痛かったわ。

新年度が始まる前に、いいひとり旅ができました。