2023/06/20 - 2023/06/22
1059位(同エリア6061件中)
yunさん
2023’6月~7月
ユーレイルパス利用で 夏の欧州を北から南へ
日本出発から2週間経過
北欧から南下し、ウィーンまで到達
美術館とカフェ 行きたい所は多数
Boschの絵画2点鑑賞できるはず。
ウィーン滞在時 1ユーロ=約156円 まだ円安進むの?
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A.列車で移動することを愉しむ
B.都市部では美術館巡りが主題
C.日程の中間でアルプスハイキング
ユーレイル グローバル パス(15days with in 2months)利用
No.1 6/7~10 スウェーデン
No.2 6/11~13 デンマーク
No.3 6/14~16 ドイツ(ベルリン)
No.4 6/17~19 ドイツ(ミュンヘン)
●● 6/20~22 オーストリア(ウィーン)
〇6/23~24 スイス(ベルン)
〇6/25~30 フランス(シャモニー)
〇7/1~7/3 イタリア(クールマイユール)
〇7/4 フランス(トリノ)
〇7/5~9 イタリア(フィレンツェ)
〇7/10~12 イタリア(ミラノ)
〇7/13~23 フランス(パリ)
※7/18 ベルギー(ブリュッセル)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6/20
ミュンヘンより到着 「ウィーン西駅」
72H有効の交通チケット 17.1ユーロで行動開始
トラムを乗り継ぎ、ホテルへ -
利用ホテル Citadines Apart’hotel South Vienna
中心部からトラムで15分程
パリで何度か利用している「シタディーン」はキッチン付ホテル。
我が旅スタイルにキッチンは良き相棒。
お値段は比較的リーズナブル。
日本にも数か所あります。 -
カフェ1軒目 【Cafe Museum】 歴史あるカフェだそうです。
地元のみなさんはテラス席利用ですが、暑いので店内へ。
アイスコーヒーとアップルシュテューデル♪
バニラソースがたっぷり。
ウィーンでのチップ作法を学びました。
会計時に『〇ユーロプラスで支払います』と伝えればOKだそうで
カード払いが主流の昨今、とても楽なシステムだった。 -
ひと息ついて カフェから歩5分
【 ウィーン美術アカデミー 】Academy of Fine Arts Viennaへ
複合施設にて、目指す【絵画ギャラリー】位置が不明 -
守衛さんに、見たい絵の写真を提示し場所を尋ねた。
(幼稚園生的な手法です)
正面玄関入って右奥 階段を上がり3階?4階?
さらに迷いつつ何とか到達。
9ユーロで入館 -
ヒエロニムス・ボス 祭壇画【最後の審判】
ここに来た目的の前に立つ。
想像より大きかったが、原形から改修されているらしい。 -
左パネル 〈エデンの園〉
イブの誕生~誘惑~楽園追放
上部には墜落する堕天使たちが描かれてます。 -
中央パネル 〈最後の審判〉
天空にキリストと12使徒、マリア、洗礼者ヨハネ
地上では七つの大罪を犯した者たちへの悪魔による懲罰。
天国へ行かれる者は殆ど居ないようだ。 -
右パネル 〈地獄〉
-
左右パネルの裏面は
グリザイユで描かれた 聖ヤコブ と ヘントの聖バーフ
発注者はフィリップ美公(マクシミリアン1世の長子)の説あり。 -
目的ひとつ果たし 中心部へ散歩の足を延ばす
シュテファン大聖堂
見学者多く大混雑、すぐに退出。 -
【ペスト記念柱】
ミュンヘンのペスト大流行は1679年 -
【聖ペーター教会】
バロック様式のローマ・カトリック教会 -
比較的こじんまりな規模
内装は華やかなれど、エレガントな空気感 -
出入口の頭上に シック色のパイプオルガン
2度訪問してみたが、音色を耳にする機会には恵まれなかった。 -
昨年のサンティアゴ巡礼77日間から1年経過
その体験がいまだ消化できず、足元が浮き気味。
穏やかな気持ちで黙々と歩いた「宝物の日々」なのに
体内に「小さな発火物」を抱え込んだような感覚が続いてる。
相変わらず信仰心なく教会に立っているし、
「旅」が中途半端だな~と思う。
彷徨ってる余裕などない年齢なのに…、あれこれ焦る。 -
ペーター教会から徒歩2分 高級食材店 Julius Meinl
見るだけでも楽しい店内です。 -
2泊のみにて、食材は最低限
ロースト済ミックス野菜の冷凍品があり、これは便利!
白ソーセージも美味しいものが手に入った。
日本で見たことない「キッコーマンBioしょうゆ」
瓶入りなのについ買ってしまい、
この後、最後まで旅を共にすることに…。 -
ウィーン滞在 2日目
【アルベルティーナ近代美術館】へ
アルベルティーナ本館とのコンビチケットを購入
19.9ユーロ (シニア価格 :今旅は手元情報より値上り施設多数) -
奈良美智展 開催中(2023.11.1まで)
日本ではいまだ触れる機会のなかった奈良美智作品 -
ウィーンで初めまして
-
来場者には若い人が多かった。
-
・・・
-
カフェ2軒目でランチ 【Cafe Diglas】
2013年ウィーン、寒い2月訪問時
偶然通りかかり紅茶で温まった店が、とても雰囲気良く好印象。
記憶を頼りに調べたら、地元の人気店だった。
初めてのウィーンシュニッツェルを味わう。
ケーキも美味しそうだったが、お腹に余白なし。 -
【ウィーン国立歌劇場】 懐かしい看板の下に立つ
2006年 パリ ~ 夜行寝台 初めてウィーン
ふと目にした【 立ち見席】購入列に、勢いで2時間並び
『ばらの騎士』で初オペラ体験、確か2ユーロだった。
開演後、疲れ果てて立ったまま居眠りコックリさん。
敢え無く1幕だけで退場…、以来オペラよりバレエ派かな。 -
ウィーン歌劇場
美しい噴水の存在に初めて気付きました。 -
アルベルティーナ本館(ALBERTINA)へ
水曜日 21時まで開館
ハプスブルグ家のプライベート宮殿が美術館に。 -
ジャコメティイ、 ラファエロ
アウグスト・ジャコメッティ、マティス -
モディリアーニ 【シャツを着た若い女性】
-
デューラー 【野うさぎ】
-
Natalia Goncharova(ナタリア ゴンチャロワ) 1881~1962年
ロシア生まれ、ジュネーブからパリへ移り住み
ロシア・バレエ団の舞台や衣装をデザインし、フランスに帰化…と
帰国後調べ。
気になる一枚だった。 -
もうすぐ21時 日が暮れる
-
ウィーン最終日 朝散歩
深夜の夜行寝台に乗るまで、丸1日が有効
(ホテルが夕刻までのレイトアウトに応じてくれラッキー) -
ワイワイ・ガヤガヤ 元気な少年団
-
いい感じにカーブしてる
思わずトラム途中下車で路地を歩いてみた。 -
ウィーン到着後、休館中と知った【クンストハウス】
外見だけでもと足を運んだが、入りたい…。
(2024年初めまで改修工事だそうです) -
メトロに乗り20分
-
シェーンブルン宮殿に近いカフェへ
カフェ3軒目 【OBERLAA】
地元で絶大なる人気店との情報 -
カイザーシュマレーンをオーダー、遅めの朝食。
細かくちぎれたパンケーキ?形状が楽しい。
ベリーソースの酸味が効いて美味。
紅茶にはフレッシュレモン汁が添えられ、ビタミン補給。
年長のウェイターさんに優雅に接客され
とっても落ち着いた気分になれました。 -
ふと上を向いたら、きれいな樹木。
日陰をありがとう -
このお方の前を通り
-
11時【美術史美術館】へ
チケットは事前購入済み(21ユーロ) 時間指定不要。 -
入り口ホールから
格調高い階段を上がり、絵画ギャラリーへ向かう。
気分があがります。 -
階段周囲の壁 上部にも見どころ
この部分は デューラー、ラファエロ
-
グスタフ・クリムトが11点の壁画を担当しているそうです。
-
階段の真上には 【ルネサンスの賛歌】
ハンガリーの画家 ミハーイ・ムンカーチ作
しっかり見学していきなさい…と言われているかのようです。 -
まずは、ピーテル・ブリューゲルの展示室
圧巻です。なかなか離れられません…。 -
ピーテル・ブリューゲル 【農民の婚礼】
この作品 好き -
ピーテル・ブリューゲル 【鳥の巣盗人】
絵の意味する「ことわざ」があると、
帰国後本を読んだけれど難しい。 -
歩を進め、ウィーンで2作品目のヒエロニムス・ボスの前へ
黒い台座の上にある小さな作品
本来は三連画の左部分であり、中央・右部分は現存しないそうだ。 -
【十字架を背負うキリスト】
何分でも見ていたい
周囲の見学者の気配に気を付けながらね。
見学者が来たら、いったん退きます。 -
イエスの足元には「釘の板」
十字架に手を添える「クレネ人シモン」
(ローマ兵により、無理やり十字架を背負う手伝いをさせられた人物)
鞭を振り上げる男の形相は醜いし
ローマ兵の背中の盾についている「蛙」は邪悪を表すが
それらも色彩は美しくて魅了される。
左隅でこちらを見ているのは誰だろう。
調べても判らない事がいっぱい。 -
裏面 【歩行器をもつ幼子イエス】
幼子としては表情が険しい、後々を暗示してる?
好きな理由は説明付かないけど、ボスの絵画好きなんです。 -
遠目にも
独特の空気感が流れてくるような気がします。 -
ラファエロ 【 牧場の聖母 】
只々、美しいと感じる。 -
カラヴァッジョ 【キリストの荊冠】
-
ティツィアーノ 【ルクレシアとその夫】
-
かれこれ3時間以上経過 疲れました。
美術館カフェでゆっくり休憩、ウィーン滞在締めくくり。 -
最後にエジプトコレクションを少々と
-
当美術館で必見!という金細工工芸【サリエラ】を拝見。
これが塩・胡椒入れとは、財のある人間の果て無き〇〇に思える。
作製者の技量の高さに異論はありません。
この作品も、盗難にあった事があるそうです。
2023年、大英博物館が所蔵品流出で騒ぎになっている。
人間の果て無き「悪さ」 -
ホテルへ戻りシャワー、あとは寝台列車で眠るだけ…。
レイトアウトをさせてくれて、本当にありがとう。
バイバイ、また来れたら良いな~。 -
ウィーン中央駅 23時を過ぎ
眠いのに、当該列車が15分ほど遅延らしい。 -
チューリッヒ行 Euro-Night ブタペストから運行の列車
始発駅乗車でないので、ドジしないようにホーム待機。
寝台の時はどうしても緊張しちゃう。
乗り損ねたら後がないから。 -
無事に乗車、シングル寝台。
車掌さんにTKTチェック受け、朝食のオーダー表を提出
『鍵をちゃんとかけるように』と注意受けて、おやすみなさい。 -
翌朝、もうスイスに入っています。
しっかり休めました。
線路からの振動を感じながら眠るの、結構好き。
JRは寝台列車を殆ど廃止してしまい
乗車料金に眼の飛び出る「豪華仕様車」は多数運行。
私は、おおいに不満です。 -
車掌さんが朝食を運んでくれた。
おおっ パンが温めてあり、感動です!
車窓にはチューリッヒ湖、到着まであと30分。 -
チューリッヒ中央駅 8:55到着
次回、寝台車に乗れるのはいつだろう。
駅ロッカーにスーツケース入れ
【オスカー・ラインハルト・コレクション】へ向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- マリアンヌさん 2023/09/17 21:20:59
- 懐かしのウィーン
- yunさん こんばんは。
各国を列車でしかも寝台まで!私には未知の領域で、すごいなと感心するばかりです。
ウィーンはツアーと個人とで3回くらいは訪れているのですが、カフェに行く余裕はない旅でした(汗)
そして美術史美術館、アナログな時代で絵画の写真もほとんど無く、新鮮です。
ボスについては無知ですが、改めて行ってみたくなりました。
余談ですが、奈良美智については、BTSの美術通のRMが来日時に那須を訪れていて初めて知りました。疎い私です。
マリアンヌ
- yunさん からの返信 2023/09/18 11:26:52
- RE: 懐かしのウィーン
- マリアンヌさん
こんにちは いつまでも暑いですね。
寝台列車好きなんです。ゴトゴトと揺られながら眠るのが。
欧州でも一時は廃止傾向でしたが、昨今、復活の路線多くヤッホーなのです。
移動と宿泊代を兼ねるので経済的でもあるのです。
ウィーンて本当に見どころが多過ぎて、
今回は美術館とカフェだけに絞りましたが、まだ未踏のカフェがあります。
> 余談ですが、奈良美智については、BTSの美術通のRMが来日時に那須を訪れていて初めて知りました。疎い私です。
私は「BTS」と「RM」に疎いです。
Wikiのお世話になり状況を把握しました(汗)笑わないでね♪
> そして美術史美術館、アナログな時代で絵画の写真もほとんど無く、新鮮です。
館内での写真許可は本当にありがたいです。
記憶だけでは、翌日には脳内空っぽになるから。
yun
-
- kawausoimokoさん 2023/09/10 17:05:01
- ヒエロニムス・ボスの祭壇画を思い出させていただいて感謝!
- yun 様
詩的で繊細な旅行記をいつも楽しませていただいています。
実は、ベルリンのペルガモン博物館が来月10月27日から2027年まで休館することを知り、既に大祭壇は観ることはできないようですが、休館前に滑り込みでベルリンへ行くことにしました。
ついでにドレスデン、プラハ、ウィーンを回ってくることにし、現在、予定を立てているところです。
ウィーンは10年以上前に行ったきりで、観たい美術館・作品が多すぎて、ウィーン美術アカデミーのことをすっかり忘れていたのですが、yunさんのこの旅行記を読み、ウィーン美術アカデミーのボスの祭壇画を思い出したのです。
yunさんのこの旅行記を読まなかったら、危うく、スキップしてしまうところでした。
ありがとうございます。
kawausoimoko 拝
- yunさん からの返信 2023/09/11 11:28:35
- RE: ヒエロニムス・ボスの祭壇画を思い出させていただいて感謝!
- kawausoimokoさま
秋の欧州へお出かけになるのですね。
ベルリン・ペルガモン博物館かなり長期間のクローズにて、その前に…と私も訪問しました。ひねくれ者の私は辛口の印象を綴ってしまいましたが、どうぞ充実のご訪問となりますように。
> ウィーンは10年以上前に行ったきりで、観たい美術館・作品が多すぎて、ウィーン美術アカデミーのことをすっかり忘れていたのですが、yunさんのこの旅行記を読み、ウィーン美術アカデミーのボスの祭壇画を思い出したのです。
ウィーン美術アカデミーは初訪問、ボスが見たくて…。
ウィーンはもっと時間が欲しかったです。
秋の気候なら、美術館巡りにも体力的に味方してくれそうですね。
kawausoimokoさまは「学びの沼」にはまりながらも、多様な画家について知識を伴い鑑賞されて、旅行記拝見のたびに大いに刺激をいただいております。
勉強不足の私ですが、美術館に居る「時間」が自分なりに加速度的に好きになっています。
実り多きご旅行となりますように。
そして「旅行記」を楽しみにしております。
メッセージありがとうございました。
yun
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