3年半ぶりの中国渡航：深圳SIAL西雅国際食品展覧会に行って来た！！

2023/08/26 - 2023/08/30

世界的なコロナ制限や規制が徐々に緩和され、３年以上も途絶えていた対中国ビジネスリアル交流が再始動、５月の上海、６月の北京への業務出張に続き、８月は深圳出張に行って来ました。
以前取得した半年間有効期限で中国本土２回渡航可能な査証は今回の深圳出張で使う為、引き続きプライベート中国暢游は諦めたままです。
先週末は東京ビックサイトで開催されたJAPANドラッグストアショー参加で休日出勤・・
今週末は明後日から中国深圳市で開催されるSIAL西雅国際食品展覧会参加で休日出勤・・
何だか働き続きで老体が悲鳴を上げていますよ！！！
日中両国関係が不安定な中、査証免除への期待は打ち砕かれ、中国は以前のような気軽に旅行することが出来ない国になってしまいましたね。
気軽どころか、出張中の様々な支払いは、QRコード決済が出来ない尖椒土豆絲の分は全て同行の中国人部下に頼りっぱなし・・・
まあ、まだ尖椒土豆絲は業務出張で中国に触れられるだけでもマシかな・・・
と言う訳で、プライベート暢游が出来ない中、５月の上海出張、６月の北京出張同様、今回も深圳商務記録を作成・公開することにしました。
という訳で、尖椒土豆絲と一緒に近頃の中国を感じてみましょう。
それでは、北馬南舟の歴史を鑑みながら、いざ出発！！

エリア 深セン(中国)

再びSIAL西雅食品展覧会に自社ブース出展するため、今日から香港経由で深圳に向かいます。
福島原発処理水放水のタイミングにぶつかった今回の香港・深圳出張、外務省や北京大使館から日本人渡航注意喚起が発せられる中、一体どんな出張になることやら・・・

ドラッグストアショーに合わせて香港正規一般貿易関係先様の方々が訪日、展示会終了後に富士山登山を愉しんで帰国されました。
インバウンド復活の中、随分と富士山登頂を狙う外国人訪日客が増えましたね。
その富士山、フライト途中に見えていました。
「頭を雲の上に出し～」といった天候ですね。
この写真、香港で再会時に渡さなきゃ！！

羽田発香港行きＪＬ０２９便は、やがて水平飛行に移りました。
お待ちかね (^^)/ プレミアムモルツ＆機内食です。
業務出張ですが、フライト時間も長いことだし、赤ワインも注文しました～
という訳で一人で乾杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！！

九州上空です。
睡魔が襲います。
業務出張ですが、土曜日ということもあり、安らいでいます。
ZZZZZZZ・・・晩安・・・ZZZZZZZ

前回の香港渡航は、まだ中国に返還される前の１９９７年でした。
窓から香港の街並みが見下ろせます。
あらら！！移設前の旧香港啓徳空港跡が確認できます。
当時の海に突き出した短い滑走路に着陸する時、近くのビル群に衝突するんじゃないか！！と恐怖に怯えていたことを思い出しました。
何だか懐かしいなあ～(*^^)v(*^^)v(*^-^*)

移転して新たに開港した新香港国際空港に到着です。
入国審査はスムーズで、３０分とかからず・・・
早速、香港正規一般貿易関係先様と合流です。
２６年ぶりに香港に戻って来たぜ～～～

お出迎え送迎者は何と、黒のメルセデスベンツ、しかもナンバーはGUCCIです。
確認したところ、借り物との事でしたが、この車の持ち主、半端じゃ無いよね！
さあ、超・超・超高級車で香港中心部に移動です。

空港高速なのかな？
日本と同じ左側通行の高速道路を爆走です。
このままドライブを愉しみたいなあ～(^_^)

とは言え、今回は業務出張です。
関係先様にお願いして移動途中の屯門市広場のショッピングセンターに立ち寄り、市況確認を行いました。
当然、多くの地元香港人が買い物を楽しんでいましたが、空港に近いこともあってか、中国大陸（mainland）や東南アジアからの旅行客が目立ちました。
香港の市場規模以上に，インバウンド売上が大きいことが分かります。
徐々に香港は中国化して来たとは言え、まだまだ魅力的なマーケットですね。

香港市場の鎮咳去痰剤やのど飴売場の棚割はどうなっているのかな？
早速、視察・偵察・査察・観察です。
ん～～～盗察とも言うかなあ～～!(^^)!

あらら・・・
このダンプボックス陳列販売、日本でも見ましたね。

鎮咳去痰コーナーに龍角散売場が作られていました。

龍角散ののどすっきり飴は日本でも香港でも大人気なようです。
この他に、日系ドラッグストアや地元系企業Watson、mannings の売場も視察しました。
多くの日本企業製品が香港市場に入り込んでいますね。
加油！頑張れ！日本製品！！！

超・超・超高級車で今夜の宿がある香港九龍地区に移動です。
高速道路から見える景色が高層ビル群に変わって来ました。

予約済みの九龍半島の龍堡国際ホテル（B.P.International Hotel）に到着、チェックインです。
荷物を部屋に置いたら直ぐに出発です。
今夜は香港正規一般貿易関係先様との屋台村会食です。
部下が配車アプリで手配したタクシーで香港島に移動です。
香港島へは海底トンネルを走行しました。

かつて街の至る処で営業していた香港屋台ですが、再開発に伴い、移転を余儀なくされているケースも多いようです。
やって来たのは東宝小館という人気店でした。
店内は大勢の人達が円卓を囲んで大いに盛り上がっています。
さすが元屋台・・・このＴＨＥアジア的雰囲気、たまりません・・・

香港式（広東式）でスープ小皿（茶碗）にビールを注いで乾杯します。
聞けば、当たり前の礼儀だそうです。
ところ変われば何でも変わる・・・
本当に異文化との交流は面白い (*^。^*)

様々な広東料理を注文、円卓を埋め尽くします。
部下の通訳に助けられ、現地の方々とコミュニケーションを進めます。
当然、飲み干し乾杯！が始まります。
ビールの他に４０度のウイスキーを勧められ、初日から気持ちよく、激しく酔わせて頂きました～～～(^○^)
という訳で、立て続けに干杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！！干杯！！

九龍側に戻り、ビクトリアハーバーの夜景を眺めます。
香港島に乱立する高層ビル群は正に香港発展の象徴ですね。
１９９７年、今から２６年前に家内と香港旅行を愉しみました。
中国返還前に訪れておこうと話し合い、我家としては新婚旅行以来の２回目の海外旅行だったことを思い出しました。

旧九広鉄路鐘楼が香港文化センター横に残されていました。
古き良き歴史遺跡、大切にしたいですね。
さあてと、夜風に当たり、酔いも覚めたことだし、ホテルに戻りましょうか (^^)/

ネイザンロードを歩いていると香港旗と中国国旗が連なっていました。
２０１９年の香港民主化デモはまだ記憶に新しい出来事です。
民主主義が当たり前の日本で生まれ、日本で育った尖椒土豆絲にとって、自由の大切さを再認識させられたデモ報道の日々だったことが思い出されます。

ホテルの窓から九龍の街を見降ろします。
一つ一つの灯りに様々な人生があるのでしょうねえ～

香港・深圳出張初日８月２６日が終わろうとしています（晩安）

香港・深圳業務出張2日目の８月２７日が始まりました（早上好）。

今日は深圳に移動です。
昨夜、総務から中国内での日本語使用について注意喚起が届きました。
日中国交正常化４５周年のこのタイミングで、中国は福島原発処理水放水に反発、日中関係は非常に残念な方向に向かってしまいました。

先ずは腹ごしらえです。
朝食会場で食べたピータン入りお粥の美味しいこと・・・
広東料理がベースの香港は、味付けが日本人に良く合うと言われていますが、正しく納得です。

出発まで時間があります。
ネイザンロード付近の地元の薬局やスーパーの棚視察に向かいます。
昨日も気付いたのですが、２６年前のネイザンロードは、道路上に覆いかぶさるように道路両サイドの建物から広告看板がはみ出て並んでいました。
当時は２階建オープン観光バスに乗れば、頭上スレスレに広告看板が飛び去るようなスリリングな体験が出来ました。
時代は移り、綺麗な街並みになると同時に、あの広告看板も少なくなっていったようです。
THE アジア的雰囲気が減り、ちょっと残念・無念・寂しいねん！！

街中には多くの薬局がひしめき合っています。
何だか危険な臭いが漂います・・・

法規が緩い為、海外から並行輸入で入った医薬品も普通に売られています。
医薬品市販後安全管理の立場からみれば、ちょっと困ったものですね。

貼られている英語ラベルの信ぴょう性も疑わしきものです。
然もこのラベル、上下逆さまに貼られています。
困ったものです (・・;)

大幸薬品の正露丸の隣に、池田模範堂のムヒが並んでいます。
ん・・・？　よ～く見ると、「ムヒ」では無く「ムと」です。
これって模造品いわゆるコピー品でしょうか？
池田模範堂の正規輸出品では無いことは分かりますが、随分と堂々と販売していますね～
知財管理の重要性を再認識です。

ジツ摘・・・？？？
なんじゃコリャ(# ﾟДﾟ)
液体ムヒのまがい物でしょうね～

店舗視察を終えて、中国深圳に向かうべく、高鉄九龍西站に到着です。
私達は深圳北站迄しか乗車しませんが、この高鉄で北京站迄、大陸縦貫、一気に行くことが出来ます。
何もかもスケールがデカいなあ～

香港行政区から辺境です。
パスポートを機械にかざすと、ゲートが開きました。
既に顔認証システムが稼働しているようです。

中国への入国は、深圳站では無く香港側の九龍西站で審査されました。
まあ、降車站は全て中国内だし、乗車前のこのシステムが最も合理的だよね。

西九龍站は高鉄の始発駅です。
発車20分前に乗り込みましたが、乗客の大半は大型スーツケースを持ち込みました。
スーツケース置き場が不足し、皆さん、車内を右往左往です。
ちょっと工夫が必要かな！！

香港から中国への辺境は、2時間前から取りかかるように！と事前調査にて理解していました。
辺境120分、香港隣の深圳迄の乗車時間は僅か20分です。
香港は中国に変換されましたが、辺境に関しては私同様、香港人も外国人扱いですね。

乗車時間、僅か20分余りで高鉄深圳北站に到着です。
ここから、今回の中国出張主目的の深圳SIAL西雅国際食品展覧会場近くのホテル迄、タクシー移動です。
同行している中国人部下2人が、タクシーアプリで配車手続きを完了、予約から行き先指定、支払いまで完結、便利なものです。
しかし、ＱＲコード等の支払決済機能を持ち合わせ出来ない外国人にとっては大問題になっています。
尖椒土豆絲プライベート旅行ならタクシーは使えないことになります。

タクシー移動約20分、深圳国際金融中心近くのリッツカールトン深圳に到着です。
明日から始まる深圳SIAL西雅国際食品展覧会に合わせて宿泊費は高騰！(°▽°)！
まあ、仕方ないかあ！

リッツカールトン深圳の702号室に入ってみると・・・
超・超・超リッチ (O_O)
プライベート旅行で、身銭宿泊することは無いでしょう！
だって・・・

素晴らしい展望とウェルカムフルーツが歓迎してくれています。
なんて贅沢なあ！！！!(^^)!

プールがある・・・
しまった！！水着を持参するのを忘れた！！
まあ、そもそも利用する時間的余裕が無いかあ！！

展望バスタブにバスローブ完備 (^O^)
余りにもリッチ、超凄過ぎだけど、まだやることが残っています。
あくまでも業務出張だということを再認識し、先を急がなきゃ！！
そうなのです。
展示会場（深圳会展中心）に行き、ブース設営状況を確認しなきゃ！

会場には事前登録したＱＲコード入場パスが無いと入れません。
その登録ですが、ブース運営の中国現地プロモーションパートナー企業の方々が済ませてくれていました。
前回５月のSIAL上海で顔認証を済ませており、今回の登録はスムーズでしたね。
というか、顔情報もパスポート情報も管理されているってことだな！！！

会場内は装飾・施工業者が終結、次々に各社ブースが仕上がっています。
さすがプロ集団！！手際の良いこと！！！

龍角散ブースです。
既にほぼ完成していました。
抽選用ガチャもスタンバイ！！
これなら問題ないでしょう。
やがて施工業者の方々による掃除が始まりました。

コンセプトは上海SIAL西雅国際食品展覧会の時と同じです。
但し、明日はブース近隣での日本語は禁止です。
元々、日本企業は深圳SIAL西雅国際食品展覧会への参加が少ないようです。
ある意味、処理水問題でギクシャクする今の日中関係を考えたら、不参加で良かったのかも知れませんね。

深圳会展中心真向いの皇帝広場に行き、明日のランチ会場チェックです。

入口を占拠する中国ＢＹＤ集団比亜迪股份有限公司の電気自動車が目を引きます。
ＢＹＤはここ深圳が本拠地です。
今迄の化石燃料主体だった世界の自動車勢力地図を一気に塗り替える中国電気自動車産業は、日本の自動車産業ピラミッドを破壊するかも知れません。
環境の変化に順応出来る企業が生き残る新しい時代が始まろうとしていますネ。
負けるな日本勢！！！！！！

さあ、明日から３日間、ブース運営でお世話になる中国現地プロモーションパートナー企業の方々との夕食会場に向かいます。
当然、部下の配車アプリ頼みです。
タクシーは全てグリーンナンバー、つまり電気自動車です。
ＩＴ都市深圳では当たり前ですね。

さあ、宴席スタートです。
様々な中華料理に舌鼓、鋭気を養いました。
通訳が無ければ理解不能な話も、乾杯だけは分かります。
さあ、同じ船に乗ったパートナーの方々と一緒に乾杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！

晩餐会終了後は酔い覚ましを兼ねて徒歩でホテルに戻ります。
昼間は日本同様に猛暑ですが、夜はそれなりに気温が下がって来ます。
生温い夜風が頬を撫で、初深圳の夜を誘います。
やっぱり、いいなあ～中国って！！

ホテルの窓から金融中心のビル群を眺めます。
一つ一つの灯りに様々な野望があるのでしょうねえ～

香港・深圳出張２日目８月２７日が終わろうとしています（晩安）

香港・深圳業務出張３日目の８月２８日が始まりました（早上好）。

天気が良いらしく、部屋の窓から平安国際金融中心の高層タワーが聳え立っているのが良く見えます。

朝食はビュッフェスタイルです。
飲み物だけオーダーします。
Coffee or Tea ？
えっへっへ！！聞き取れました～～～当たり前か！！!(^^)!

コーヒー豆を挽く機械に問題が発生したらしく、没有珈琲！！
それならとミルクをオーダーしました～
Please MILK （＾◇＾）
基本的に毎朝の朝食は家常菜が中心です。

深圳SIAL西雅国際食品展覧会が始まります。
会場の深圳会展中心はリッツカールトンの目の鼻先の距離で極近です。
国際金融センターを核に、新しい街が造成されています。

２階から会場入りし、エスカレーターで１階に降りると・・・
そこは我日本のＪＥＴＲＯコーナーでした。
ＪＥＴＲＯ主導で様々な日本食品関連企業が出展しています。
原発処理水問題の最中、大丈夫だろうか・・・

日本の海産物は全面輸入禁止、日本産食料品は１０都県産食品の流入阻止強化など、政治問題に翻弄されています。
ＪＥＴＲＯブースには日本食品を輸入する中国企業が多数参加しており、輸出入業者双方が痛手を受けていて気の毒です。

龍角散ブースにやって来ました。
今回も人気が高いようです。
日本企業ブースは福島処理水問題以降、現地メディアの取材対応次第では炎上する可能性もあり、こんな時期は本当に要注意です。

ゆるキャラ？？？
龍角散ののどすっきり飴君かな？？
一緒に写真を撮りたかったけど、日本人は目立っちゃ駄目だ！！といわれており諦めました。

先ずはＱＲコードをスキャンしてみて下さい。
インターネット閲覧規制がある中国大陸ビジネスの情報ツール必須御三家「微博」「微信」「小紅書」で龍角散のフォロワーになってグッズを貰おう！！！

龍角散の中国用ゆるキャラ「龍宝」を使った様々なグッズが置いてありました。
シールにワッペン、バッジに扇子、色々あって賑やかですね。
全て非売品です。
日本では手に入れることは出来ません。

龍角散の対中国正規一般貿易品（のど飴・のどタブレット）が陳列されています。
ガラスケースのＱＲコードをスキャンすれば輸入元にアクセスできます。

龍角散の対中国正規一般貿易品（中国仕様龍角散ダイレクト）が陳列されています。
こちらもガラスケースのＱＲコードをスキャンすれば輸入元にアクセスできます。

対中国ビジネスは正規一般貿易だけではありません。
オンラインで購入（個人輸入）する越境ＥＣ販路には、日本仕様の製品が提供されています。
こちらは龍角散缶。

こちらは日本仕様の龍角散ダイレクトシリーズ。
中国の方々に人気です。

こちらは両国仕様の龍角散ののどすっきりタブレットシリーズ。
口に入れていてもバレずにしゃべれます！！

多くの食品・飲料関係の企業が出展しています。
有明東京ビックサイトで開催されたばかりのＪＡＰＡＮドラッグストアショーの食品カテゴリーブースコーナーを思い出します。
大きく違うのは日本企業が出展していないという点ですかね。

経済戦争中のアメリカ企業や、侵略戦争中のロシア企業も普通に出展しています。
正に政治と経済は別物なのでしょうか？

ランチ宴は北京ダックのお店です。
今日は月曜日なのですが、大人気のようで、多くの人民の方々が席が空くのを待っています。
経済が悪くなっていると聴こえて来ますが、景気の良い人民も大勢いらっしゃいます。
正にチャイナパワーですね。

様々な料理が運ばれて円卓を埋めて行きます。
や・が・て・・・来ました～～～(*^。^*)
取り敢えずランチとは言え、干杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！

や・が・て ・・（＾◇＾）
北京ダック登場！！！！！！！！！～！

遠慮せずに、いっただきま～す(*^▽^*)
日本では中々ありつけない北京ダック、深圳で食べることができ嬉しい限りです。
中国現地関連パートナーの皆様、ありがとうございます！！謝々(^^)/

午後は少し時間を割いて、中国リアル店舗視察に行きました。
最初に視察で訪れたのは健康薬房というチェーン薬局です。

レジ前に中国版龍角散ダイレクトスティックが並んでいました。
推奨販売に注力しているようです。
コロナ罹患が爆発的に拡大した時、龍角散製品需要が急拡大、一気に知名度があがったと薬剤師の方が言っていました。

次に訪れたのは立豊薬房というチェーン薬局です。
主に中国華南エリアで出店・展開しています。

中国版龍角散ダイレクトスティックが取り扱いされていました。
ゼロコロナ政策解除後、ここでも、この中国版龍角散ダイレクトスティックは飛ぶように売れたそうです。
人民全員が咽喉の痛みに苦しみましたよね～
まったく！！一気にゼロコロナ政策解除し、全人民をコロナ罹患させるなんて、日本じゃ絶対に出来ない政策変更だよね！！

大手会員性スーパーの麦徳龍（Metro）を視察です。
いわゆるコストコのようなビジネスモデルですかね。

月曜日だからか、買物客が見当たりません。
スーパーの中は大型キャリアカーを引いてもゆとりで買い物が楽しめる設計です。
まあ、倉庫で買い物するような感覚ですかね。

中国版龍角散ダイレクトスティックがギフトボックスに入れられて販売されていました。
このようなギフトボックスで販売するやり方は、中国では他の小売業との差別化戦略でよく使われる手法ですね。
しかし、ゴミが増えるのは問題じゃないのかな？？？

中国版龍角散ののどすっきり飴も同様にギフトボックスに入れられて販売中。
他のスーパーやコンビニエンスストアが単品販売するのとは随分と異なる手法になりますね。

この日の晩餐会は、深圳地元の医薬品卸様の倉庫見学後、事務所内に準備された宴会場で開かれました。
超強力アルコール度数５２度の芽台酒が１０本ほど準備されています。
円卓は個々に一人鍋が用意される面白い仕組みです。
やがて激しい干杯合戦になりました。
マジ、白酒乾杯は辛いものですが、そこはビジネスコミュニケーション向上の為にもヤルっきゃない！！
さあ、干杯！乾杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！

かなり酔わされたようです。
一体、どうやってホテルに戻ったのだろう・・・記憶が曖昧です・・・

香港・深圳出張３日目８月２８日が終わろうとしています（晩安）

香港・深圳商務出張４日目の８月２９日が始まりました（早上好）。

今日も天気が良く、部屋の窓から平安国際金融中心の高層タワーが聳え立っているのが鮮明に見えます。
さあ、今日は再び香港に戻ります。

朝食ビュッフェ会場にて、今朝は刀削麺を頼むべく、調理人の前に立ち、思い切って中国語で話しかけました。
「我想吃蔬菜刀削麺」
直ぐに英語で返事がありました～
“Please wait a moment“
何だか笑えるよなあ～

刀削麺の他、食べたい物を食べたいだけ皿に盛りつけました～～～ (^^)/
美味しくて美味しくて、し・あ・わ・せ・・・

香港へ戻る時、往路と違い、復路は高鉄福田站から乗車です。
部下がタクシーアプリで手配した大型タクシーに各々の大きなスーツケースを詰め込んで移動です。

福田站から香港站（九龍西站）まで僅か１５分程ですが、待つ時間は１時間です。
この辺境の仕組み、何とかならないのかなあ～～

高鉄福田站の顔認証改札です。
パスポートを改札機械に読み取らせ、カメラに顔を合わせれば、改札扉が開きました。
外国人もチケットレスで乗車できるようになっていました。
中国は進んでいるよなあ～!(^^)!

何とこの高鉄列車は、深圳福田站と香港九龍西站を結ぶ始発列車でした。
正に国境？を越える為の１区間専用列車という訳です。
九龍西站では往路同様に携帯Wechatで登録した健康QRコードが必要なままです。
世界的なコロナ感染は収束に向かっていますが、まだまだ元の世界には戻れていませんね。

香港到着後、２６日に宿泊した同じ九龍地区の龍堡国際ホテル（B.P.International Hotel）に到着、チェックイン時間前なので、荷物を預けて、そのままランチです。
香港飲茶屋さんに行きましょう！そうしましょう！！
あれれ？どうしましょう！！

香港の飲茶って美味しいですよね!(^^)!
本来は食事と一緒にお茶を嗜むようですが、ここは咽喉の渇きに負けてベルギー産ビールを頼んでしまいました～
という訳で昼間から干乾杯！乾杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！！

午後は香港正規一般貿易関係先様の事務所を訪問、過去の取り組み報告と今後のビジネス戦略についての打ち合わせを行いました。
製品認知を上げるべく、地元フリーペーパーにおまけ協賛した事例報告がありました。
日本ブランドを海外で広めるには地道な活動が必要ですね。

多くの日本企業の代理商を営まれていますが、龍角散に関する受賞について報告を受けました。

これはWatsonからの表彰ですね。
クリスタルトロフィーです。

会議・打ち合わせ後、晩餐会が始まりました。
ハーバープラザメトロポリスのイタリアンレストランでステーキ肉を頬張りながら、ビールや赤ワインとともに、乾杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！！
正直言って、毎日毎日、中華料理だっただけに、とっても嬉しかったです。

ホテルに戻り、近くの廟街夜市に行きました。
ＴＨＥ アジア的空間、というか、中国的空間に吸い寄せられました。
あ～何てエキゾチックなんだろう・・・

8月19日～9月16日（旧暦7月）まで、香港は日本のお盆にあたる「鬼節（盂蘭節）」となります。
あの世の門が徐々に開き、鬼（日本の幽霊に相当）がこの世にやって来る期間であり、9月2日はあの世の門が完全に開く鬼節のピーク日となります。

鬼（幽霊）が人間に危害を加えないようにと祈りを込めて、街の道路のあちこちでお供え物（果物とお線香）をし、紙で作った服やお金を燃やして鬼に届ける習慣が見られます。
いやあ！鬼節と香港出張とが重なるなんて、偶然だなあ～～

廟街夜市には魅惑ワールドの飲食屋台が連なり・・・

衣料品の屋台も連なります。
中国本土を旅行する際、沿岸部の大都市では消えてしまった景色です。
この景色が大好きで大陸の地方都市観光をして来ましたが、まさか大都市香港で屋台や夜市に遭遇出来るとは思ってもいませんでした。
やるなああ・・・香港！！！

夜市探索後、ホテルに戻ります。
香港ドルを持っておらず、ホテル近くのコンビニでビール購入が出来ませんでした。
毎回、海外出張は部下に財布を預けた状態で、これはこれで問題だなあと痛感です。

香港・深圳出張４日目の８月２９日が終わろうとしています（晩安）

香港・深圳業務出張５日目最終日の８月３０日が始まりました（早上好）。

５日間の海外出張、間もなく還暦を迎える尖椒土豆絲の体力では、結構厳しいものがありますかね。

体力維持は先ずは朝食摂取が大切です。
今朝も沢山食べま～す(^O^)

ホテル近くの裏路地に入ってみると・・・
大通りのネイザンロードでは消えてしまった道路上の広告看板が健在でした。
これって香港そのものだよねえ～

今でも九龍地区には多くの露天市場が残っているようです。
野菜・魚・肉・衣料品から何でも揃いそうです。
ここは大昔から庶民の台所なのでしょうね。

野菜屋さん・・・

魚屋さん・・・

肉屋さん・・・

あらら・・・日本では消えてしまったコンビニ「サークルＫ」が健在ですね。
奥に見えるセブンイレブン同様、地元に根を張ったコンビニに成長していました。

さあ、いよいよ帰国です。
御親切に香港正規一般貿易関係先様が香港国際空港まで送って下さいました。
しかも、初日同様に超・超・超高級メルセデスベンツ爆走です。

香港国際空港到着です。
新たに１９９８年に開業した香港国際空港は赤鱲角島を削って埋め立てを行い造成されました。
既に広大な規模を誇りますが、現在、３本目の滑走路を造成、拡張工事真っ最中でした。
アジアのハブ空港覇権争いは今後も続きそうですね。

日本航空カウンターに行くと、空いていたビジネスクラスカウンターの地上係員に手招きされて搭乗手続き終了です。
実の搭乗はエコノミークラスですが、周りから見ればビジネスクラスに並んだ私達は羨望の眼差しでしょうかね。
一応聞いてみました～「ビジネス席は空いていますか？」
さすが東京ー香港便です。
ビジネスクラスは満席でした～(*^。^*)

出国ゲート近くの書店に寄りました。
香港の方々用の日本ガイドブックが販売されていました。
大阪・京都といった代表的な訪問先では無く、個人旅行向けなのか？　マニアックな青森なんてガイドブックも並んでいましたよ。
コロナ後の世界、ますます人的移動が増えるのでしょうね。
頑張れ Cool Japan 戦略！！！！呼び込め訪日観光客！！！！

出国前に香港の代表的ドラッグストアmannings（萬寧）に立ち寄り売場チェックです。
職業病から離れられません・・・

鎮咳去痰の定番棚・・・

レジ前のトップ陳列・・・

目立つ陳列棚・・・
世界ののどに龍角散！！
インバウンド売上に期待するのも良いですが、やはり、積極的に海外に打って出る施策の大切さを目の当たりにしました。
いや～香港に来て見て良かったなあ～！(^^)！

視察後に出国、６番搭乗口で暫し休憩です。
やがて定刻３０分前に搭乗アナウンスが始まりました。
香港・深圳の業務出張５日間が終わろうとしています。

ＪＬ０２６便東京羽田行きは定刻通り離陸、一路帰国の途につきます。
東アジアには３個の台風が襲来しているようで、揺れが激しくなる前に、早々と機内食が出て来ました～～
機内食はやはりプレミアムモルツと赤ワインが定番だよね (^0_0^)
という訳で、酒疲れも何のその、一人乾杯 ( ^^)／▽▽(^^ ) 乾杯！！
辛苦了～!(^^)!

3年半ぶりの中国渡航：深圳SIAL西雅国際食品展覧会にに行って来た！・・如何でしたか？
過ぎてしまえば、あっという間の５日間の業務出張でした。
今回も我家プライベート暢游のような中国珍道中にはならなかったですが、とても充実した出張になりました～！！
さあ！！これからも仕事を頑張って、そして、何度も何度も中国に行くぞ～！！行くぞ～！！！！絶対行くぞ～！！！！！！

と言う訳で　お・し・ま・い (-^〇^-)

この旅行記へのコメント （1）

• クラウディアさん 2023/09/06 00:30:05

  羨ましい～!!

  こんにちは。
  お仕事とはいえ、香港に深センに出張だなんて羨ましいです。
  以前は香港国際空港からジェットフォイルで深センにも行けましたが、今はどうなんでしょうか。
  香港より深センの方がローカルで面白いですよね。街角の美容室でシャンプーセット、世界の窓、大芬油絵村、羅湖の飲茶屋さんはなんていうお店だったかしら。
  また思い立ったら吉日の様な旅ができるようになりますように願ってやみません。
  
  ちなみに私は、龍角散の のどすっきり飴 120max の袋入りがお気に入りです。ミルク味がなんとも言えない美味しさ。今も手を伸ばせばあります(笑)