2023/05/26 - 2023/05/27
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montarouさん
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ヨルダンとエジプトを4週間旅行した。行きの飛行機は北極上空からミュンヘンとカイロを経由し、ヨルダンに着き、そこから死海、ペトロ遺跡、ワディラムの砂漠ツアーに参加した。次いでアカバからエジプトのシャルム・ エル・シェイクに入り、バスでルクソールに向かった。ルクソールで病気を発症したが、回復し、王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿、カルナック神殿などを見て、列車でアスワンに行き、アブシンベル神殿とイシク神殿を訪れた。昼の列車でカイロに戻り、ピラミッドやエジプト考古学博物館博などを見物し、帰路はミュンヘンを見物後、ジョージアと中国の上空を通って帰国した。
ここでは病気から回復後にルクソールの王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、カルナック神殿を見物し、その後列車でアスワンに向かった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
熱中症か食中毒かは判然としないが、苦しい病状であったが、25日の夕方にルクソール博物館に行って、回復を確認できたので、翌日から日中の見物を始めた。26日は涼しい早朝の5時半から出発した。ところがナイル川を渡る船が見当たらない。待っていると船が来たが、他に客がいない。それで平時は5EPのところ20EP(約100円)を払ってナイル川の対岸に渡った。
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対岸に渡ると直ぐに煩いボッタクリの車屋が集ってくる。つまらない交渉など不愉快、彼らを振り切って走って、離れたところの爺さんに向かう。値段を聞くと王家の谷まで150EPというので、これに乗った。車は古いフランス製で、爺さん曰く「1960(代)年からこれに乗って仕事している」と言う。恐ろしく古い車で60年も使用しているので、爺さんは八十を越えているのだろう。メムノンの巨像の横を通ると、見て来いと言う。この像はボロボロだが、大きい。実はこの後ろに神殿があったそうだが、後世の王が、自分の神殿を造るために、そこの石を持ち去ったと言う。石像の石は材料に不適で使わなかったのだろう。しかし祖先の墓石で自分の墓を造るのは、どんな神経かな?
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王家の谷に一番のり! 墓の内部でカメラを使うと撮影料を取られるが、スマホ撮影は無料と言う。変な規則だ。入場料で三つの墓の内部に入れるが、有名なツタンカーメンの墓などは特別料金で、極端に高い。 嫌味だが、日本の歴史とエジプト古代文明との関係は皆無に近い。それでも日本は発掘だけでなく、エジプト大博物館に850億円、最近も首相がエジプトに千億円を援助した。中国の向うを張っているのだが、日本文化は中国起源が多い。だから日本はエジプト大博物館より、中国で毛沢東が嫌なら、李世民の銅像でも、唐代大博物館でも造っては? 写真は王家の谷の全貌。
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王家の谷は、予想したより狭い。 高野山のセメトリ―より狭いかな? 造られた時代と環境に大きな差があるが、草木のない荒れた砂漠の王家の谷の金や財宝の飾りと、高野山の生き生きとした緑と緑のコケと大杉は、対照的な感性に因るのか? 王家の谷の死者は生き返りを信じたが生気のない砂漠で、他方で弘法大師空海は今も生きていると信じられている。
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写真は王墓の入口で、白っぽい微細な堆積岩で、墳墓はそこを掘った穴で、そこに生気を感じさせるものは皆無で、その穴から生き返ると信じたのだろうか。
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写真は王墓内の壁画のヒエログリフと言われる絵文字で、非常に面白い。それが超古代の大きな遺跡に記されているのだから、考古学的にも重要だ。ところが当初は全く解読不能であった。その理由は、一神教のキリスト教が、多神教を除くために、エジプト文字の使用を禁じたためで、解読不能になった。一神教は、他の神の存在を認めない強固な排他性を持つ。その排他性のため最近でもイスラム教によるバーミアンの大仏やパルミラ遺跡の破壊なども起こった。仮にそのような破壊が数百年前に行われていたら、それらは歴史から完全に消し去られて、歴史にも残っていないだろう。
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ヒエログリフの解読は偶然から進んだ。即ち2百年余り前に、一神教か他の神が与えた大きな大きな幸運であるロゼッタストーンが、偶然にも発見されたのである。これからヒエログリフが解読できるようになった。ロゼッタストーンには、ギリシャ文字、デモティック、ヒエラティックの3種類の文字で、同じ内容が刻まれていた。ギリシャ文字は解読可能で、他方でヒエラティック(神官文字)とデモティック(民衆文字)がヒエログリフの簡略形であったことから、ヒエログリフも解読されるようになった。ただし、エジプト文明解明の至宝であるロゼッタストーンは、エジプトにはなく、妙な経緯で大英博物館にある。
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王家の谷の入口に戻ると、ここに来た車の爺さんが居て、それに再度乗ってハトシェプスト女王葬祭殿に向かった。ハトシェプスト女王葬祭殿は王家の谷と尾根を挟んだ反対側にある。この谷にも草木はないが、開けて明るい感じがする。王家の谷に発掘跡が無ければ、何もない荒れた谷に見えるが、ハトシェプスト女王葬祭殿は谷の奥にコンクリート製の大きなホテルがあるかのように見える。
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ここでは悲惨な事件があった。 昔、エジプトはアラブの盟主としてイスラエルと戦ったが、なぜか1980年ごろに先頭を切ってイスラエルと平和条約を結んだ。その背景には大国の力が働いた。その結果、エジプトの大統領は暗殺された。次のムバラク大統領は厳しい対策を取っていたが、1997年には、この葬祭殿で無差別襲撃事件があり62名の死者が出た。死者の内訳は36人がスイス、第2位が何と10人が日本人だった。今は、日本が貧乏になって、日本人観光客は少ない。団体旅行で1週間から10日間程度でも一人50-60万円必要だ。
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ハトシェプスト女王葬祭殿は王墓と違い、動物を描いたものが多かった。
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鍵なども見えるが、人物に乳房があるから女性か? しかし、弓形は花か? 紐の意味は忘れたが、中央が船のイカリか、何か不明。
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余計な事だが、高野山や飛騨白川郷などでは入域料を徴収すべきだ。オーバーツーリズムの京都市内のバス料金なども何らかの方法で外国人料金化することも必要かな? 今日は早いが、無理せずに渡し船で対岸に戻り、果物を買って帰って休む。
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翌27日の朝に一時、珍しく小雨が降った。珍しい雨、ほんの少しの砂漠の雨。この写真。その中をカルナック神殿に向かった。
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個人的印象だが、カルナック神殿はカイロ、ルクソール、アスワンの遺跡の中で、最高の遺跡と思う。先ず、入り口前には、角のある羊の石像が並んでいる。普通スフィンクスと言えば、ライオンの体に人間の顔であるが、ここの守護神は、本当の神が雄羊に変身した姿と言う。問題は雄羊に強いイメージは湧かないし、最も奇妙なのはフンコロガシと太陽神というなら笑えてくる。ただ大きく精巧な遺跡を残した文明人なのだが、これらの感性の大きな違いは何なんだ?
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神が雄羊に変身した姿でファラオを守る姿かな?
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これは女性の顔のスフィンクス
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色も有ったのだろうが、今はない。それでも素晴らしい。露天なのに良く残っている。
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記載文字もすごい。
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柱のレリーフは凄い。部分的に色も残っている。
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オベリスクも高く、綺麗に残っている。柔らかい堆積砂岩を刻むのは難しくないだろうが、硬い花崗岩を何を使って刻んだのだろうか。
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これはハトシェプスト女王葬祭殿で見た図。カルナック神殿に、歴代のファラオが神像などを追加したそうだから、この図はトシェプスト女王の寄贈かも、冗談。
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頭の上の印は太陽と月かな? でまかせなので、信じないでください。
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発掘された石器
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発掘された石像、後ろのレンガの防壁もすごい。
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玄武岩?に掘られた壁画の、若い女性と年老いた女性の給仕、やたらと鍵がかかれている。
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予想以上に見ごたえのある遺跡。残念ながら既にアスワン行きの10時20分発の列車のチケットを購入済みで、9時に馬車100EPを払って、駅前まで戻る途中。
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途中で御者が、馬の飼い葉の分を100EP払えと言う。このような後付けで金を要求したり、往復だと帰りは別だと言う者もいると言う。酷い所だから、金は後で払うべきだね。
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宿に戻って、急いで朝食、初めての朝食だったが、朝食係にお礼を言い、宿の主人にも、お世話になったお礼を述べ、荷物を持って、駅に向かう。
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駅のプラットホームに入ったが、待てど暮らせど、10時20分発の列車は来ない。時に普通列車や、アスワンの手前まで行く列車が来た。警官や店の主人に聞くと、「これではない、待て」と言う。写真は一緒に待ちぼうけを食らった外国人二人、不安だから外国人が集まる傾向がある。
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12時になっても1時になっても2時なっても来ない。2時を大分過ぎてから来た。4時間遅れだ!! 4時間も遅れるか! さらに一等の金を払ったのに、席は2等だった。チケット窓口係が金をくすねたのだ。この時はあきらめたが、その後も、またやられた。詐欺や騙しを防ぐために、クレジットカード以外使えないところが増えてきた。エジプトは危ない所と思うべき! バカのように信じる日本人には、やっかいな所だ。そのように思って心が乱れたが、それに応じたように、外の天気は荒れ模様になった。めずらしい雨と強風。明日は涼しくなるかな。
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