ヴェローナでオペラ　そして、食べまくり

2023/07/07 - 2023/07/08

夏に一回はオペラが見たい！　　今年は、イタリアVeronaでRigolettoを見ることに。

ヴェルディのRigolettoはそれまで舞台で見たことが無いので、いつかは見たいって思っていて。Rigoletto役はLudovic Tézierだと聞いて、何とか行きたい。。。。

２週間天気予報で、雨が降らなさそうな日を選んで。Veronaのオペラは野外なので、雨が降ると中止になるのです。

ヴェローナは観光地なんだけど、生活もあり、生きている中世の街。住んでみたい街です。

エリア ベローナ(イタリア)

モナコでVentimille行きに乗り遅れてしまい。。。。またやっちゃった。

Ventimiglia の駅で変更してもらったものの、InterCityの席がとれない。結局２回乗り継ぎでローカル線で。追加料金はないけど、Veronaに着くのが２時間半遅れ。

ジェノバで乗り換え時間１時間半

お昼の時間なので、駅からでて

Osteria Carabas

ちいさいレストラン

イタリア国鉄の職員の人がお昼を食べています。

ウエイトレスさんお勧め地元料理Lasagnetteジエノベーゼ

ラザーニアの麺を層にしないで、茹でてジエノベーゼソースを掛けたもの。

ジェノベーゼソースは、かなり美味しい。

リグーリアのチョコレートケーキ

見てるだけで幸せな気分になれます。

外ふわふわで中が溶けていて

おいしい～

脳が忘れない味

ジェノバからミラノ行きの列車はめちゃくちゃ混んでいて

ずっと立ちっぱなし。約２時間

きつかった。

ミラノ駅で乗り換え時間５０分

Coffeelaboというお店でコーヒーを注文

素晴らしいお味でした。駅のカフェでこんなに美味しいコーヒーが飲めるなんて

ミラノ駅は博物館のようです。

今まで車でくることが多いので、駅に来たのは久しぶり

ミラノからヴェローナは座れました。ゆったり。

居眠りして、約１時間半

ガルダ湖畔を通り

この辺からお客さんが沢山乗ってきた

１８時半ころにヴェローナに

いや、半日以上だね。

モナコで列車に乗り遅れなければ、１５時半に着いたのに

今日行くレストランは決まっています。

もう何年か前から決まっています。お勧めのレストラン

トラットリアPompiere　お店の中には消防士の帽子がありました。　　

生ハム（飾り　多分）がぶら下がっている

早くできてお肉が入っていないSecondiでお勧めは？

といったら、湖の鱒の料理がお勧めだということで

Copertoから美味しい、料理が期待できます。

味は、ミシュランの味です。素材の味を生かす料理というよりも、素材を使って味の芸術作品を作ったという感じです。

パン粉をバジルソースにつけて、魚の上にかけて、グリル

ソースは、インゲンマメの煮込みにオリーブ　そしてタイム　この味の組み合わせを考えた人は天才です。

これで２４ユーロ

このオリーブオイルがまたすごい

ピリ辛くて、香りがよくて、

いよいよオペラを見に行きます。

ちょうど日の入りの時間で、

直ぐに暗くなります。

前から２列目

こんどは左端　　前回右端で、打楽器がうるさかったので

Rigolettoの舞台

Rigolettoは、ストリーが素晴らしいだけでなく、このオペラの制作過程自体がストーリーになるほどドラマチックだったのです。

Victor Hugoの Le roi s'amuseが原作ですが、この作品はフランスの王様で女遊びがひどかったフランソワ一世とその道化師が呪いを掛けられて悲惨な目にあうストーリーなのですが、フランス王家への気兼ねから当時支配していたオーストリアが上映禁止にし、ストーリーを大幅に変えることになったのです。

でもVerdiと作家はVictor Hugoのストーリーさらに無情なものにしてしまった。

道化師だけが悲惨な目にあい、公爵（王様の代わりに公爵となったのです）は何の罰も受けない、という結末に。

Possente amor mi chiamaを歌う公爵

殺し屋の妹と愛をうたう公爵

本当に素晴らしいオペラでした。

フランスのバリトンのスターであるLudovic TezierのRigolettoは最高でした。彼はこの日だけですね。

Ludovic Tezierとはマドリッドで見たIl TrovatoreのConte di Lunaを見た時から大ファンです。マドリッドで彼とちょっと雑談しましたのが思い出です。

公爵役のYusif Eyvazovもすごかったです。

そして、GILDA役ソプラノのGiulia Mazzola、ビックリしました。今までこの人知らなかったです。

２階のベランダから歌う、小鳥のような声が、大きな円形競技場に響き渡る、なんか、幻想的でした。

やっぱり、Arena di Veronaは、すごい人たちを連れてきます。前回のVittorioや今回のLudovicのような世界のオペラスターだけでなく、将来のオペラスターに大役を任せます。

終わったのは夜中の１２時２０分。

まあ、毎回そんな感じです。

翌日はのんびり

朝ごはんは、Cafe Borsaiでチョコクロワッサンと

コーヒー

とっても美味しかったです。

カフェの中です。

席数は少なくて、長居はできません。

Erbe広場

Santa Aanstasia教会

昔からあるって感じです。

２回目の朝ごはん　　Dolce Locandaというお店で

コーヒーと

レモンケーキ

お店は新しくてきれいです。

アリーナの横には、舞台の機材が

オペラは沢山の人により作られているのです。

ご苦労さまです。

また同じレストランに行きます。

トラットリアPompiereにまた来ました。お店の人も覚えてくれていて

La coupleという赤ワイン　これが、本当に美味しかったです。

ＢｒａのBaroloよりも美味しかったです。

チーズも頼みたいのですが、お値段とカロリーが増えてしまうのでバス。

有名人の写真が沢山

ベニス風牛のレバーの煮込みとポレンタ

レバーは玉ねぎといっしょに赤ワインとフォンドボーで味付けがしてあります。レバーが弾力があるので、煮込んで無いと思いますが。。。

どうやって作るんでしょう。味の芸術作品です。

日陰を探して散歩します。

今日は３２度くらいになりました。

中世の街が残っていて、ここは中世？と錯覚するような場所がいくつもあります。

お城に登りました。

Veronaの街が見えます。

朝、空いていなかった、Santa Aanstasia教会へ行きました。

すばらしいベネチアンゴシック建築です。

この壁の絵がこの教会で有名なのです。

下からはよく見えませんが、詳細は素晴らしくかけています。

部屋で休んで、日が沈むころにまた散歩に

Duomoに行きます

床は３－４世紀のものです

横には修道院があります。

Veronaでは一番好きな一角です。

ホテルに戻ってきました。

ここにツバメが沢山、円を描いています。右回りが多いのですが、左周りするものもいます。

ぶつからないんですかね。

明日は多分、Padovaに行きます。