2023/06/15 - 2023/06/16
30位(同エリア54件中)
kuraさん
ウランバートル在住の友人から、エルデネトは30年前のウランバートルの雰囲気を色濃く残している、という話を聞き、急遽エルデネトへの一人旅を計画した。
夜行列車を利用して、モンゴル国の首都ウランバートルから国内第3の都市エルデネトまでの鉄道旅行。エルデネトは社会主義時代に旧ソ連の支援を受け、鉱山開発のために開かれた町で、いたるところに社会主義の雰囲気が残っている。半日もあれば市内を散策可能。帰りはバスでウランバートルまで戻ることに。
全行程約24時間(夕方出発して翌日の夕方にウランバートル着)なので、少し日程が余った方、またはゲルと草原だけではない、少し変わったモンゴル旅行をしたい方におススメです。
※列車の時刻などは最新の情報をご確認ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
始まりはここウランバートル駅から。
エルデネト行きの列車は一日一本、18時40分にウランバートルを発車して、エルデネトに翌朝7時40分に到着する。
切符は「tapa trip」というアプリを使って購入。出発駅と目的地を入力し、該当する列車を選択すると、シートマップから座席を選択できるという優れもの。決済もクレカで楽々可能。
エルデネト行きは以下のとおり4クラスあり。
・2等
個室タイプのコンパートメントに二段ベッドが2つの合計4人部屋。
・ハードシート
解放式寝台を座席として利用。4つのベッドに6人があてがわれる。通路側にも座席がある。
・ハードスリーパー
上述のハードシートと設備は変わらないが、4つのベッドに4人があてがわれるので寝台として利用可能。通路側の座席にもあてがわれる模様。
・2人部屋(1等?)
個室タイプの二人部屋。
これまで乗車したことのない2人部屋を購入しようと思ったが、満席で購入できず、2等での旅行となった。それでも料金は約55,000トゥグルク(約2,500円くらい)と格安。 -
機関車。とにかくでかく、2階建ての家くらいありそう。
モンゴルの線路幅はロシアと同じ1520mmで、日本の新幹線よりも広いんだとか。 -
この日は一両だけシャリンゴル行きの客車がくっついていた。「tapa trip」によると週3日の運行らしい。
-
自分の座席がある車両を探して、入り口の車掌さんに切符を見せて乗車するスタイル。tapa tripで切符を申し込むと送られてくるpdfの切符で問題なく乗車できた。
それにしても長い列車。ちゃんと数えていないが、20両くらいあったのではないだろうか。 -
2等寝台はこんな感じ。
両側に2段ベッドがあり、合計4人で一つのコンパートメント。
不愛想な車掌さんが袋に入ったシーツを配っていく。
飲み物は別料金。紅茶やインスタントコーヒーが900MNT(モンゴルトゥグルク)。車内はお湯の給湯器が設置されているので、ティーバッグを持ち込めば安上がり。当然カップラーメンも食べられる。
また、トイレは昔ながらの垂れ流し式。足元のレバーを押すと汚物は線路に撒かれていく。比較的大きな町の駅周辺では、衛生上の問題か、トイレが閉鎖されてしまうため、カギが開いているときに済ませておいたほうがいいかも。 -
ウランバートルを出るとひたすらこんな感じ。
この日は天気が悪く、星も見えなかったが、天気が良いと寝ながらにして満点の星空を眺めることができる。
この列車は各駅停車で、十数分ごとにこまめに停車していく。モンゴルの鉄道は全線単線のため、駅で対向列車とすれ違う必要があるからのようだ。高頻度で貨物列車にはすれ違うが、客車列車の姿は見かけず。この鉄道が貨物輸送に特化していることを実感する。
今回の同室は、夏休みで親戚宅に行く中学生男子と大学の実習に行く女子大生。指差し会話帳などで片言の会話を楽しんだ。 -
早朝、終点のエルデネト駅に到着。駅は中心市街地から少し離れており、ここからはバスかタクシーに乗車する必要がある。バスが激混みだったので、タクシーに乗車。中心市街地まで10分弱、5000MNT。
-
中心部のホテルで降ろされ、街中を散策。
すると現れたのが、このレーニンの横顔が書いてあるビル。地球の歩き方にも載っていたのでぜひ見てみたいと思ったが、意外と早く発見できた。
アウトボクザル(バスターミナル)の横あたり。役所関係の建物らしい。
首都ウランバートルのレーニン像(ウランバートルホテル前にあったらしい)は撤去されてしまったが、ここエルデネトでは健在のようだ。 -
レーニンの隣にはマルクスの顔が。
マルクスの教えは真実だからこそ最強なのだ云々と書いてある(と思う)。 -
社会主義っぽい画一化されたアパートが並ぶ。
早朝で、しかも曇りの天気で人もあまりおらず、自分は今どこにいるのか、もしかして社会主義時代のモンゴルにタイムスリップしたのでは、という不安な感覚を覚える。
通り沿いにトムトムコーヒー(韓国チェーンでウランバートルにも多数存在)を発見し、なぜか少しホッとする。 -
中心部の商業センター。手前の、カバーがかかった遊具が寂しさを増幅させてる気がする。
-
歩いていると、モザイク画がある商店を発見。よく見ると縦書きの伝統的なモンゴル文字も書いてあったりするため、民主化後に作られたものかもしれない。
モンゴルには韓国系のお店が多いが、ここも韓国の日用品を扱うお店のようだ。 -
さて、エルデネトは旧ソ連の支援により開かれた町。そんな町ではおいしいロシア料理を食べたいというものだ。
今日の昼食は、町の中心部にある結婚宮殿(ゲルブリン オルドン)に併設されたロシア料理店へ。入り口は、結婚宮殿に入らずに、右に回り込んだところにある。 -
レストランの入り口。
営業しているか不安な店構えだが、ドアが開いていたので中に入る。
階段を上ると、2階がレストランだった。
ロシア人らしい、大柄な店員さんが出迎えてくれた。 -
店内はロシアの雑貨に囲まれ、ロシア民謡がかかっており、まるでロシアに来たかのよう。
ボルシチ、ピロシキ、紅茶を注文。
ボルシチはコショウかショウガ(?)がよく効いており美味。ピロシキもふわふわでおいしかった。これで約15,000MNT(約700円くらい)と、お手頃。 -
昼食後も市内散策。
市の中心部の広場には、観光地でよく見かけるこんなモニュメントも。 -
ザハ(市場)を見つけたので入ってみた。活気ある肉売り場。
モンゴルには薄切り肉なんてものはなく、豪快に塊の肉をキログラム単位で買っていく。家に帰って小さく切り分けるのも重労働だ。(市場内に肉を切り分けてくれるブースがあるところもある。) -
本日の肉の価格表。
上から牛、羊、馬、ヤギ、そしてラクダ。
モンゴルでは羊肉が一番安いイメージだが、ここでは馬肉が一番安いようだ。 -
市内散策もぼちぼち終わり、バスターミナルへ。
次のバスは1時間後ということで、バスターミナル周辺を散策する。
なお、バスターミナルには待合室のようなものはないが、すぐ近くにコンビニ(CU)や公衆トイレもあり便利。 -
バスターミナル横に小高い丘があったので上ってみることに。
頂上には、記念碑のようなものがあった。ここからはエルデネト市内を一望できる。 -
記念碑に描かれていたモンゴル人民共和国時代の国章。
-
反対側には現在のモンゴル国の国章も。
-
記念碑の横には、モンゴルの丘でおなじみのオボーも。
モンゴルの伝統に倣い、道中の安全を祈願して時計回りに三周した。 -
午後2時にエルデネトのバスバスターミナル発に乗車。
筆者は車に酔いやすい体質なので、酔い止め薬を飲んで爆睡。
しかし、道路はよく舗装されており、あまり揺れなかった。
途中、草原のど真ん中で30分くらい休憩。食堂でご飯を食べたり、電話したりと皆思い思いに過ごしている。 -
トイレは当然ボットン。
それにしても、6時間のバスの道中で休憩は1回のみ。みんなトイレは大丈夫なのだろうか・・・。 -
無事に6時間のバスの旅を終え、夜8時ころにウランバートル(ドラゴンバスターミナル)に到着。この時期のモンゴルは9時ころまで明るい。
ここから市内までは、路線バスで30分くらい(渋滞しているともっとかかる)。 -
今回のお土産は、ザハで購入したエルデネトパン。
巨大だが、味はなかなか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- 渡邉将平さん 2025/09/09 21:44:17
- エルネデト散策
- 初めまして。来年エルネデトで一泊を考えています。その後アマルバヤスガラントというところに向かう予定なのですが、エルネデトの街散策はこの日記にある通り半日くらいで終わりますか?
エルネデトで一泊するか、夜行列車で朝到着して、夕方前にはアマルバヤスガラントへ移動するか考えています。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
その他の都市(モンゴル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
27