神戸弾丸旅(神戸みなと温泉蓮宿泊と神戸旧居留地近代建築巡りと北野異人館)

2023/07/05 - 2023/07/06

姉の仕事のお供で神戸に一泊

観光タイムは半日しかないため
今回は神戸市内の近代建築巡りがメイン

近代建築巡りは
小林泰彦さんのにっぽん建築散歩を参考に
巡っています

宿泊は神戸みなと温泉蓮
2日目は旧居留地の近代建築を巡り
北野異人館のレトロ洋館に寄って
神戸市内を楽しみました

エリア 兵庫

姉の誘いで神戸に弾丸一泊の旅へ

午後有休を取り
東京から新幹線で神戸へ向かいます

乗車日：2023/07/05（水）
【新幹線のぞみ39号】
東京駅14:12発 - 新神戸駅16：53着

新神戸駅に到着

新神戸駅からタクシーで
神戸みなと温泉蓮へ
10分ほどで宿に着きました

三宮から専用無料シャトルバスもあります
三宮から約5分の便利なアクセス

神戸港の目の前
宿泊でも日帰りでも愉しむことができます

神戸みなと温泉蓮は京阪神初の厚生労働省認定
「温泉利用型健康増進施設」だそう

まだ新しく綺麗なお宿

チェックイン

モダンでオシャレな佇まい

お部屋も広々

生憎のお天気ですがベランダからの眺めも良いですね～

和洋室の落ち着いた客室

ミネラルウォータとお茶セット

神戸北野のLE PANの焼き菓子が
嬉しい

冷蔵庫

浴衣とパジャマ、籠バックがあると便利ですよね
靴下も嬉しい

洗面所も広々快適

洗面所のクレンジング、洗顔、化粧水、乳液、ボディローション、ヘアエッセンスはPOLA

アメニティ

お手洗い

バスルーム

バスルームのシャンプー、コンディショナー、ボディソープ

夕食のビュッフェ会場へ

楽しみにしていた夕食の時間です

ビュッフェの口コミが良かったので
こちらのお宿を選びました

すき焼きもありました♪

どれもクオリティ高くて神戸の名物も楽しめます

神戸牛のローストビーフだったかな？
美味しかったです

天ぷらも揚げたて

ビュッフェ会場からの眺めも良かったです

お寿司もありました

デザートも美味しかったなぁ

おはぎ

夕食も口コミ通り満足！満腹！

夕食の後は大浴場へ

こちらは日帰りスーパー銭湯の様な施設
プール、マッサージなどもありました

地下1,150メートルから湧き出る天然温泉が自慢の天然温泉

神戸の夜景

あっという間に1日目が終わり
就寝

早朝目が覚めて
朝日をパチリ

朝食も昨夜と同じビュッフェ会場で

漢方薬全粥

パンも美味しい！

LEPANの塩パンが1番お気に入り
今まで食べた塩パンで1番美味しかった！

右下が塩パン

朝食ビュッフェを満喫し
チェックアウト

神戸みなと温泉蓮から
徒歩でレトロ建築巡りスタート！

勝海舟の建言によって設置された
海軍操練所跡碑

挙国一致の海軍人材育成機関があったところで
坂本龍馬、陸奥宗光など全国から日本海軍を志す者が集まっていたそう

神戸海軍操練所跡由来

開港当時の面影残るレトロ建築が集まる街
旧居留地
レトロ建築を巡るのが今回の目的

チャータードビル
神戸旧居留地海岸通９番

神戸旧居留地はイギリス人技師J.W.ハートの設計によって西洋の街が造られ1889年（明治32年）の返還以降、貿易海運、金融等のビルが建てられオフィスビル立ち並ぶ街として発展

海岸通り面した一角に建つ近代建築チャータードビルはかつてイギリスロンドンに本拠を置くチャータード銀行神戸支店として1938年に竣工した建物

旧チャータード銀行神戸支店（チャータードビル）

神港ビル
旧川崎汽船本社ビル
昭和14年

屋上のアールデコ風の塔屋がモダニズムスタイルを感じさせる建物で、向かいに建つチャータードビルとともにかつての神戸外国人旧居留地を代表するビル

神戸港の貿易を支えた神戸川崎財閥のビル

旧大阪商船神戸支店
(現商船三井ビル)
1922年(大正11年)築

海岸通りのほぼ真ん中に建つ近代建築の中でも一際目を惹く建物

旧三井物産神戸支店
海岸ビル　
登録有形文化財(建造物)

三井物産神戸支店ビルとして建てられた鉄筋コンクリート造４階建のオフィスビル

神戸メリケンビル（旧神戸郵船ビル）

メリケン波止場のすぐ北の初代米国領事館の跡地に1918年、曾禰達蔵・中條精一郎の設計により旧日本郵船神戸支店として建設

メリケンパークにも少し立ち寄って…

メリケンパークにある巨大オブジェ
『フィッシュダンス』
神戸港のメリケンパークに建つ高さ22mの巨大な鯉のオブジェ
1987年に神戸開港120年を記念して設置されていて、世界的建築家フランク・ゲーリーが設計を、同じく安藤忠雄が監修を担当
すぐ横には
『ＣＡＦＥＦＩＳＨ（カフェ・フィッシュ）』

神戸といえば中華街『南京町』
長安門
日本三大中華街の一つ

東西約270m南北110mのエリアに
100店舗以上のお店が立ち並ぶチャイナタウン

南京町広場

旧ニューヨークナショナルシティ銀行神戸支店
（旧居留地３８番館）

大丸百貨店神戸店本館は近年に建て替えられましたが、隣接するこの別館は元々は昭和４年にニューヨークナショナルシティ銀行神戸支店として建てられたもの
設計：W.Mヴォーリズ

昭和4年に建てられたこの神戸支店は旧インターナショナル銀行の日本国内店舗を承継した同行が竣工させたもの
大正期から昭和初期に流行したアメリカンルネッサンス様式のデザイン

旧神戸海上火災保険ビル
（あいおいニッセイ同和損保神戸ビル）
1935年 （昭和10年）

明治40年、岡崎藤吉が神戸海上運送火災保険を設立
岡崎汽船、神戸岡崎銀行と共に岡崎財閥の中核企業
昭和9年、神戸海上火災保険に改称

明治13年（1880年）頃に建設
翌明治14年（1881年）から10年間はアメリカ領事館として使用され、その後いくつかの企業が入れ替わった後、昭和41年（1966年）より株式会社ノザワが所有し、本社事務所として使用してきた旧居留地に現存する唯一の商館
旧居留地の建物で唯一現存異人館最古

平成元年（1989年）に重要文化財の指定を受けたことを機に、翌平成2年（1990年）から保存修理工事を開始し、工事完了後は文化財の活用を目的にレストランとしてオープン
『TOOTH TOOTH maison 15th』

ここでお茶するのが1番な目的が
コースランチのみだったので断念

建物の外観は、2階の南面にベランダをもつコロニアルスタイルで、柱頭飾りのある柱列が印象的

外壁は、柱の間に積まれる煉瓦下地にモルタルを塗って縦横に目地をつけ、石造風の意匠としています

阪神・淡路大震災により全壊
しかし国・県・市からの補助を受け復旧工事を開始

倒壊前の部材70%を使用し、また文化財修理では今まで見られなかった免震工法を採用して平成10年（1998年）再び建設当初の姿に戻りました

旧神戸外国人居留地下水渠(げすいきょ)

横浜と並び日本最古の西洋式下水道

明治５年（1872年）
設計者はJ.W.Hart（イギリス人土木技師）

今から150年以上前に作られたものの約5％（約90メートル）が現存しており現在でも雨水を通す下水道管として使われています

旧横浜正金銀行神戸支店
(現神戸市立博物館)
1935年竣工

戦後GHQの再編により東京銀行支店として使用された後、所有が神戸市へ. 当初は『神戸市立考古館』として利用されていましたが、1982年に『神戸市立南蛮美術館』との統合を経て現在の博物館に
戦前から戦災・震災を経て残る神戸の銀行建築の一つとして、1998年に国指定登録有形文化財に登録されています

博物館に立ち寄りたかったけど
残念ながら休館でした…

旧神戸証券取引所
(現神戸朝日ビルディング)
1934年

建つレトロ建築と超高層ビルが融合した建物
低層階の外壁は昭和9年築の神戸証券取引所（設計・渡辺節）を復元したもの
平成6年に地上25階、塔屋1階の高層ビルに生まれ変わり、4階に神戸朝日ホールが入っています

工事中でした

三宮駅から観光ルートバス 『シティループ』に乗って北野異人館へ

1回260円
1日券は700円

スターバックスコーヒー神戸北野異人館店

明治40年(1907)建築
元々はアメリカ人の私邸
国の登録有形文化財

異国情緒あふれる空間で休息

ラウンジやダイニングルームなど雰囲気異なる6部屋が楽しめます

神戸港開港時に外国人住宅街として誕生した
北野異人館街

国の文化財に指定、登録されている
風見鶏の館、萌の館、うろこの家の3館が有名

仏蘭西館(洋館長屋)

明治37年(1404)旧居留地に建てられ
後に北野に移築
外国人向けのアパートに使用

旧パナマ領事館

明治後期に建てられた白亜の外壁に緑の窓枠が映えます

ラインの館(旧ドレウェル邸)

大正4年(1915)
神戸市認定伝統的建造物

うろこの家

登録有形文化財

明治38年(1905)に外国人の高級借家として居留地に建てられ、明治後期に北野に移築

うろこ模様の外壁が特徴的
天然石のスレート約3000枚！

入館料1050円でした

触ると幸せになれる猪

館内はアンティーク家具や磁気、ガラス工芸品が

マイセンなどのコレクション公開

北野から歩いて15分程で新神戸駅

新幹線で東京に向かいます

あっという間の一泊弾丸神戸旅でした
今度はゆっくり北野異人館も巡りたいなぁ