2023/07/03 - 2023/07/03
4805位(同エリア8685件中)
まりあさん
今回のプチ旅行は、久しぶりの長丁場の予定でした。
もともとは、寒い時期の那覇への避寒滞在が気に入ったので、暑い時期の北海道への避寒はどうか、と考え始めたのでした。
北海道は、マイカーで行くにはフェリー利用が必至となり、大間崎、青森、新潟、舞鶴ルートなどを試したのですが、船酔いしやすい私なので、フェリーの旅が苦手です。
コロナ期には、私なりの感染予防策として、日本各地の過疎地をマイカーで一人旅し、人生最後の北海道かなと思いつつ、稚内や釧路など、かなり隅々まで時間をかけて走り回りました。
ひと通りを見て、もうこれでおしまい、と結論したのですが、今年は、飛行機や新幹線を利用しての旅を試みているので、「それなら、久しぶりの札幌ステイもいいか」と思いました。
マイカーを1人で運転して、稚内まで楽々と走れる私ですが、それは車が少ないエリアに限ってであり、地元の大阪や、京都の四条河原町や、大津市でさえも、車が多すぎて走りたくない。
それゆえ、仙台市とか、福岡市とか、札幌市のように、自分の町より人口が多い町は、いまだに走れません(笑)。
最初の予定は、札幌3週間としてましたが、のちに、スーバーフライヤーのステイタスを取りたいという、友人のリクエストを加味して、札幌の手前に沖縄のビーチリゾートを付け加えて、札幌は2週間となりました。
さらにその後の連れとの予定変更で、札幌のホテルを変えようとしたら、週末の花火大会があるからかどうか、とある週末のホテルが、ほとんど売り切れでした。
3泊で検索すると、札幌市内全域で、たった10件しか出てこず、こういう時に便乗する、ぼったくりホテルが跋扈してました。
狭い狭いビジネスホテルのシングルが、1泊4万円。
シティホテルの広い目の部屋なら、1泊15万円。
ヒェーーーーーッ。
昨年のパリで、PCR検査の陽性結果が出たらどうしようと悩んで、1泊250ユーロの私のホテルのその後の一泊の値段を調べてみたら、このホテルは、閑散期は120ユーロで、私が払ったのは250ユーロで4泊。その後は、満室気味だったので、300,400,最高値は、7月の900ユーロでした。
すっげえ、ぼったくりや、と思ったのでしたが、日本のホテル、それも東京ではなく札幌のホテルでも、一泊15万円まで行くのね。花の都パリより、高い値段にするとは、すごすぎる。
日本のホテルビジネスのマフィア化にげんなりしてしまいました。
それゆえ、札幌の滞在は切り上げて、優しい値段で見つかるホテルの、別の旅を計画することにしました。
札幌は、結果的に5泊だけでしたが、噂に聞いて、まだ訪れていなかった、観光スポットをしっかりまわり、沖縄のビーチリゾートでは、ありつけなかった、フレンチレストランに日参して、楽しく過ごさせていただきました。
7月の札幌は、夏休み前であっても、ラベンダーもありのベストシーズンですから、素泊まりのツイン、5泊で8万円弱でした。早々と3月ごろには予約しましたけど、旅行支援が出た頃には、その割引を上回る値上がりで、旅行支援も使えず。
沖縄も北海道も、人気のスポットは、ホテルがずっと右肩上がりで値上がりするので、旅行支援は、使えないままですね。すると、予算があまるからか、旅程変更でいじっていたホテル、つまり直前で予約したホテルは、旅行支援が使えました(笑)。
とはいえ、割高価格に、クオリティはイマイチなので、結果的には、キャンセルして滞在を切り上げる決意に至りました。
やっぱり、今回の旅行支援は、観光促進にはならず、ホテルが、それに便乗して、値段を釣り上げるのを「支援」しただけのようです(笑)。
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こちらは、那覇の写真です。
ハイアットホテルは、予約当初からスタンダードツインが、一泊5万円でしたが、直前の値段は、その2倍以上。
リムジンバスの本数が少ないから、飛行機に合わせると、朝8時発になり、そんな慌ただしい一泊のために5万円払うのが馬鹿馬鹿しくなって、ハイアットの3泊目は、那覇に変えました。那覇も割高でしたが、それでも2万円でツインに泊まれました。
で、那覇に決めた途端、めちゃくちゃ嬉しくなったのですが、それは、那覇なら、美味しいもんがある。
ここは、那覇のハイアットの、シーフードをテーマにしたビュッフェ・ランチです。
ここのエビフライのエビがものすごく美味しく、駆けつけ8尾のエビフライを食べて、すぐに後悔しました。お腹が苦しい・・・・(笑)。
ムール貝のワイン蒸しと、野菜やフルーツのスムージーもお気に入りです。 -
ホテルは、バスターミナルに近いところで、リムジンバスや、翌日の空港へのアクセスは、もう楽々です。
ゆいレールの旭橋駅に直結したエリアのホテルは、アクセスのメリットが大きいです。 -
那覇に着いたら、歩くぞぉ、と思ってましたが、いつもの漫湖まわりの5キロのルートは、空を見上げて断念。
そうよ、今は冬ではなくて、夏。
この炎天下を歩いたら、年寄りは熱中症に直行やわ。
それで、夕方を待って、ホテル近くの公園の川縁をそぞろ歩きするにとどめました。
ファミリーや、ヤング・カップルには夏の沖縄がいいでしょうけど、シニアには、沖縄は冬、ですわ。 -
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昨年の世界一周航空券での旅で、グレードアップポイントを、3回分もらったので、特典航空券の無料チケットで予約して、グレードアップポイントで、プレミアムクラスに無料で変更。
せっかくの特典、使い切るぞ。 -
機内食。
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雲海。
私は、トイレが近いので、エコノミー席では、通路席しか座りたくないのですが、プレミアム席だと、窓際で、景色を楽しめるのが嬉しいです。 -
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北海道のホテルです。
新さっぽろ駅の位置を、あまりよく分かってなく、ホテルの高層ビル的なカッコいい写真に惑わされてしまいました(笑)。ホテルエミシアのコーナーツイン。
札幌駅まで歩こうとしたら、2時間半??????
エアポート快速では、一駅だから近いのかと勘違いしていたら、これは、札幌からかなり離れた郊外のベッドタウンでした。
おかげで、スーパーはバッチリだけど、面白いものはなかったです。 -
ただし、部屋は静かで、ゆっくり休めました。
地下鉄で、25分ほどで、大通りに出られるから、JRよりは、混まずに行き来できて良かったかもしれません。
ただし、アジアのバスツアーがよく利用するようで、一度だけは、タイかベトナムの団体さんが、同じフロアに来たので、めちゃうるさくなりました。
この先、メインランドチャイナが押し寄せてきたら、国内の旅もしにくくなるのかなぁ・・・・ -
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初日、お腹が空いたけど、どこに何があるかがわからないままに、駅近のイタリアンを食べました。
めちゃ人気店で、満席に近い。
そうやこの日は土曜日やったし、この日も花火大会があったみたい。どこもかも、混んでます。 -
この一件カッコいい外観で予約しましたけど、ロケーションを理解してませんでした。とはいえ、まあまあ居心地よかったです。
ホテル・エミシア -
絵画が見たくて検索したけど、札幌で絵を見れるのは、ここ一件だけでした。
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三岸好太郎の美術館です。
道立近代美術館は、改装中で残念でした。
1985年代に、ハワイ日系ツアーを率いて、ビール工場や、雪印やら、羊ヶ丘のジンギスカンはよく行ったけど、また行こうとは、思わないし(笑)。 -
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好きだった、同庁の赤煉瓦の建物も、写真になってるし(笑)。
3年間ぐらいの改修工事だそうです。 -
2年前に、バイトで札幌に来た時、同庁を見下ろすレストランで食事しましたけど、今回もまた、食べに行きました。
レストランMINAMI
平松チェーンの店です。 -
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トマトの中にバジルがびっしり詰まっていて、それを崩して、チキンに絡めて、ソースとして食べます。
トマトの酸味が夏の食欲をそそります -
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北大の構内を、ずっと歩いてみたいと思ってました。
ここは、初体験です。 -
すごく広い。
しかも緑が豊か。
なるほど、町の人も散歩を楽しめるという広さを実感できました。 -
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クラーク像を探して、ご挨拶。
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そこから、このポプラ並木まで、小一時間歩いたでしょうか。
ずっと手前で、1万歩を超えたので、行ったはいいけど、帰れるかな、と心配になるほどの距離でした。
おかげで、北大の大きさを、いやというほど認識できました。
Googleマップのお導きで、ここから最寄りの桑園というJRの駅まで歩いて、なんとか足を痛めることなく戻れました。 -
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翌日は、白い恋人パークに行きました。
スイーツの土産とかはあまり好きじゃないし、なぜかチョコレートが嫌いな私ですが、チョコを食べるなら、ホワイトチョコか抹茶チョコ。
白い恋人は、昔から、好きなお菓子であり続けたので、ちょっと行ってみたいスポットでした。 -
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チョコレートの歴史の説明。
お客の多くは、アジア系ツーリストなので、これを聞いてる人はほとんどいない。 -
チョコレートの歴史となると、メキシコのお話が出てきます。
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白い恋人の工場ライン
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すごく素敵なカフェがありましたが、ランチはフレンチなので、グッと我慢の子。
コーヒーを注文したら、ぜったいにスイーツも食べちゃうから、立ち寄らないのがベストです。ホワイトチョコのホワイトロールケーキにかなり後ろ髪をひかれました。
フレンチを日参しつつ、ダイエットするのは意志の力が要求されますわ -
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インドアの施設は、入場料800円。
外のこの景色だけなら無料だったみたいで、外だけで良かったかなぁ、と思いつつ、まあ初体験は、なんでもワクワクするから、いいっか。 -
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プチ海外旅行気分を味わえます。
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Hokkaido Cuisine Kamuy
カジュアルな雰囲気の店ですが、ハーブを使って、いい味だしてます。 -
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うちのホテルのロビーの飾り。
私の家にも、コレクションした人形たちが、たくさんあり、四年前の転居時にも、捨てれなかったんですが、やっと今、少しずつ捨てています。 -
中島公園を歩きました。
後半のホテルは、ここのホテルで、ロケーションはすごくいいなと思ったのですが、ポプラの綿毛のようなのがフワフワ飛んでるから、長く滞在すると、アレルギー反応が出そうです。
北海道の花粉は、牧草とかポプラとか、京都の北山杉とはまた違うんですね。
綿毛のような浮遊物は、過去に、信州とか、イタリア旅行で遭遇してます。
イタリアでは、アレルギーになりそうでした。 -
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中島公園の中の日本庭園。
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地下街もチラ見。というかウォーキングです。
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ここが、札幌のアート系シアターですね。
噂は聞いていたので、ご挨拶の立ち寄り -
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この日は、1万歩ぐらいを歩いた後で、新千歳空港まで向かい、そのターミナルビルの中にある、ホテルのレストラン、タテルヨシノのフレンチに行きました。
空港着いてからも15分ぐらい歩ける距離に、またまた北海道のデッカさを実感しました。 -
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ビーツのピンク色を出しつつ、トマトのガスパチョの味で、魚介類と野菜を食べますが、夏向けの爽やかな味付けです。
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こちらもソースに、スパイシーな酸味を出して、食欲をそそります
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コルドンブルーという料理は、過去にマドリードの老舗の定食屋さんで食べて、その時にも説明をしてもらったのですが、子牛肉とチーズとハムとを、カツレツにする。
マドリードの定食屋さんは、12ユーロで、前菜、メイン、デザート、そしてワイン又は水、が付いてくるという太っ腹の料金で、しかもサービスも味もいいのです。
スペインの、あのクオリティの高い、値段の低いレストラン、今も健在してるのかなぁ。コロナで、その辺りの変遷が憂えられます。
ここのコルドンブルーは、もちろん、申し分ない味で、熱々の料理を出していただきました。美味しかったです。 -
フランス語では、リュバルブみたいな発音になるのでしょうか。
私は、一度一緒に仕事をした、イギリスに駐在経験のあるマダムが、ルバーブのジャムが美味しかったと話されていて、ルバーブという発音が頭にこびりついてます。
そして、昨年の春のフランスでは、ルバーブの茎がマルシェに積み重ねられているのを見て、またフレンチレストランの3-5件で、デザートがルバーブでした。
なるほど、ピンクの美しい色と、独特の酸味をフランス人は愛したのね、と理解しました。
しかし、日本で、あのルバーブのタルトが食べれるとは思いませんでした。
タテルヨシノさんのチェーンは、先々月に、大阪で友人と行ったのですが、札幌のシェフの味の方が、圧倒的に好きでした。
平松のチェーンも、先々週に友人と大阪で行きましたが、やっぱり、札幌のレストランの方が好きでした。
真剣にそう思うのですが、少しだけ考察すべきは、地元の大阪や京都でフレンチ食べるのは、100%友人とおしゃべりしながらです。すると、はっきり言って、あまり味を吟味しておらず、脳みその8割はおしゃべりの内容に取られてしまいます。
それに対して、旅行中のフレンチは、たいてい1人で乗り込むことになるので、じっくりとお味を吟味してるんですよね。
若い頃は、1人で乗り込めなかったフレンチレストラン、最近は、おひとり様も公認されてきて、この先も、せっせと新しい店で、新しい味に出会って、感動したいと思います。 -
最後の日は、円山公園に行きました。
「熊出没」の看板にビビりながら歩きます。 -
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円山公園の動物園は、かなりしょぼかったし、この日は、関西並みに暑かったので、まあ、ノルマのウォーキングをこなした、というだけでした。
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最後に行ったレストランは、クロスホテルの、レストランアッシュ。
ここは、二年前のコロナ期に、ドライブ旅行で千歳に宿を取り、日帰りで札幌市内をちょっと歩いて、ここで食べたのでした。
創作系のレストランで、スイーツも美味しいので、お客の大半は女性。まあ、平日のランチですから、その傾向は、どのフレンチ店でも、多かれ少なかれありますが。 -
ズッキーニのタルト
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私が生魚や生肉を食べないので、チョイスが悩ましかったのですが、これは、タルタルなんですよね。
タルタルは生でしょ。と思ったのですが、表面の肉は、火を通した細かく切った肉で、横から見ると、生々している赤い部分は、クスクスのサラダでした。
昨年の、フランス本場のレストランに、失望した一つの点は、3コースのランチはあるのですが、選択肢が少ないんですよね。(イタリアはコースランチがなく、一人旅では、レストランを楽しめない)。
フランスでは、特に前菜の選択肢は、二つから選ぶ形で、一つはタルタルなんです。
あれって、生肉と何かを混ぜただけだから、簡単に作れるんでしょうね。
フランス語学校のミシェル先生が、「フランス人は生肉好きだよ。タルタルのメニューがあるでしょ」とは説明してくれたけど、ここまでタルタルが、多くのレストランの前菜のメニュだとは思わなかったです。
選択肢が、「タルタルか、蛙の足」とか」「タルタルかエスカルゴ」となると、私には、けっこうきついんです。
それゆえ、少しいいレストランに行く時には、事前に、メニューをネットでググって、食べれそうなものがあるかどうかを確認する必要がありました。
スペインの場合は、ランチは、Menu del Diaという定食が豊富で、たいていは、店の前の黒板に書いてくれるので、レストラン街をそぞろ歩きしながら、自分の好みの皿が、書かれている店に入ればOK。
選択肢は、少ない店で三択。
多い店は、10択ぐらいあり、それを印刷して配っている店もあるので、楽々と見つかるのです。
フランスは、ホテルのしょぼさと、レストランの選択肢の少なさで、イマイチでしたわ。 -
これがユニークで、魚のパフェか、肉のパフェ。
魚のは生のが多いようで、肉の場合は、生ハム。生ハムは食べられるので、チャレンジしました。
トマト、カリフラワーのムース、ジュレと生ハムや肉の燻製などなどを使っての、パフェ風のオードブルです。
バジルのアイスクリームと、薄切り肉がトッピング。 -
リゾットも、おにぎりのように固めたライスに、とろろ昆布と、出しのソースをかけて、崩して食べるという、お茶漬け風でした。
アイデアが面白いし、味もグッド。 -
極め付けは、桃に見えるデザートで、クリームとチョコレートで、桃の形を作り、真ん中には、桃のコンポートが入ってます。
甘すぎず、優しい味のクリームなので、かなりの量でしたが、ひつこくなく食べれて、甘味は、中の桃ぐらいでした。 -
この手の、偽物のxxxは、2019年にスペインのガリシア地方を、食べるのが大好きな友人と回った時に、青リンゴに見せたスイーツとか、さくらんぼに見せたスイーツは、何度か食べました。
まさか、日本でも食べれるとは。
シェフは腕を上げたな、と思ったのですが、二年前に来た時と、シェフは変わっていたようですが、なかなかの腕前です。
創作系は、下手すると、見た目にこだわりすぎて、味をうまく出せないんですが、それは前回もそう感じて、今回も、あとちょっとの味の工夫かな、とは思いましたが、創作性のアイデアは、抜群です。
次回の札幌訪問でも、絶対に食べたい店となりました。 -
たった5泊の滞在でしたが、広い公園を歩き回って、値段的にはとてもリーズナブルなフレンチを食べ歩き、札幌を堪能しました。
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