飛んで函館・・・冬の楽しみは？

2021/12/10 - 2021/12/12

今年の最後の旅にしようと　友人と函館に飛んだ。
空は快晴　雲が少なくて　ラッキー

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

羽田を離陸して　頭の白い富士山、東京ドーム、スカイツリーまではっきり見えた。間もなく　雪をかぶった山脈が見えてきた。
頭の中の地図と見比べて　これは那須あたりか？もう奥羽山脈？

飛行機はA席が好きだ。日本地図をリアルにみられるのは　鳥とドローンくらいでしょう。パイロットになれない私は飛行機の窓から見るしかない。

東北で分かりやすいのは　青森の岩木山かな。
あの麓を車で走っていたのは今年の春？

これは十三湖だろうか？
当たっても外れても　そんなことはどうでもいい　一人遊び。

そろそろ本州最北端。青森の北は津軽半島にしても下北半島にしてもとにかく森林が多い。
あの辺りは大間のマグロが取れるのかしら？
連絡船はいないかなぁ。
そんなことを考えているうちに　もう函館空港に着いた。

函館空港からシャトルバスで市内へ向かう。約20分で函館駅に到着。
そこから歩いて、5.6分　今回お世話になるのは函館国際ホテル
チェックインして部屋に入り、荷物を置いたら　即　五稜郭へ出発。

函館国際ホテル 宿・ホテル

市電で20分ほどの五稜郭前から　ホワイトチョコで有名な六花亭のレストランへと急ぐ。
息を切らして入ったが、カフェタイムはオーダー終了。しかし、無理を言ってケーキのみ食べさせてもらった。
冬ならではの雪の結晶をあしらったチョコレートケーキ
がっちり甘かったが、胃にしみわたった。
五稜郭公園が見える大きな窓は、桜並木が目の前。春の桜の時期なら絵に描いたように見事に違いない。
食べ終わってややもすると　「もうすぐイルミネーションが始まります」と店の方に勧められ、五稜郭タワーへ。

六花亭 五稜郭店 グルメ・レストラン

上って5分と立たないうちに　ライトアップ点灯
星型の彫に囲まれた城郭が浮かび上がった。
食事はできなかったけど、心は満足

夕食は魚市場方面へ戻り　函館ビールへ。まだ早い時間だったが、昼食抜きのお腹にビールが浸みる。飲み比べのビールにおつまみのホタテや鮭、冬なら余計においしい。ドライのトウモロコシは甘くてカサット軽い。ジャガイモの北あかりをバターで。甘くてサツマイモのようにしっとり。肉も魚もあれこれと胃袋に収まっていく。　
生演奏のクリスマスソングを聴きながら　気分も上々に満たされて。
写真を撮っていないのが残念。

ホテルに戻って　一休みした後、大浴場へ。
湯船につかりながらベイエリアの大きなクリスマスツリーを眺める。カラフルな電球が点滅しながら変わっていく。
少ししょっぱい温泉は程よく体を温めてくれた。そして、湯上りのアイスキャンデーのお楽しみも。

五稜郭タワー 名所・史跡

翌朝、早くに目が覚めたので　混まないうちに朝食を。
ビュフェスタイルのレストランは　既に8割以上埋まっていた。
朝からサーモンにいくら、イカ、ネギトロ　と海鮮丼を作って食べる。
これがここの人気らしい。どれも脂がのっていい味に。

函館国際ホテル 宿・ホテル

ホテルからベイサイドに見える青函連絡船は　摩周丸だそうです。長年のお勤めを終えて、今は記念館
青森の八甲田丸と同じだね。

函館駅からバス市電の1日乗車券を利用してシャトルバスでトラピスチヌ修道院へ来た。
ここは修道女たちが住まうところ
静寂の中、清められた庭園を歩く。
マリア像の前で手を合わせると信仰に関係なく　心が澄んでいく気がした。
コロナ禍の中　観光客は少ない。「早く収束されるようお力をお貸しください」

トラピスチヌ修道院 名所・史跡

再びバスに乗り湯倉神社へ　
子どもたちの厄払いをお願いしてくる。
海方面へ向かって少し歩くと熱帯植物園に着いた。
小さな植物園だが意外とお客はいた。　
寒い中歩いてきたので　温室はありがたい。

50年に一度しか咲かない、リュウゼツランがこれでもかというほど茎をのばし
光を求めてくねくねと天井へ。白く薄緑の粒粒の花を咲かせていた。

外には　温泉につかるニホンザル
長野の地獄谷温泉の猿を思い出す。
全く、人間のように気持ちよさそうに
肘をついて物思いにふけるおじいさんや
両手をそろえたおばあさん
まるでご近所さんがいるかのようだ。
これを見に　寒い中　人が集まってくるのも面白い。
料金が安いので、ベビーカーに乗せた子どもを連れたお母さんも多い。

函館市熱帯植物園 公園・植物園

餌を投げるとうまくキャッチ
こっちにくれとアピールするサルも

足湯に浸かりながらサルを眺めている　おばさんのグループに声をかけられた。
サルの顔程真っ赤な足を拭きながら、今日帰るというその方は千葉から来た方
函館山ロープウェイが混んでいて待ち時間が長いから夕方は早めに行ったほうがいいとアドバイスをいただいた。

熱帯植物園からすこし歩いて市電の停留所へ
着いた頃にぽつぽつと降り出した。

今度は宝来町まで市電で移動
前に来た時に立ち寄った珈琲店・茶房ひし伊
ワッフルと濃いめのコーヒーでひと休み
レトロな蔵の喫茶店の　とても落ち着くこの空間が好きだ。

ひし伊 グルメ・レストラン

雨が降りそうで一旦あきらめたが、せっかくだからと函館山に上る。
ロープウエィは同じ考えの人でいっぱい。
頂上の展望台もコロナ禍を気にしてるやらしていないやら、ディスタンスもほどほどに夜景見物だ。

函館山 自然・景勝地

夕暮れが迫ってくる。雨は何とか免れた。明かりがつくと歓声が上がる。
百万ドルといわれたのは遠い昔になってしまったか？
それでもまだイケてるかも。

ロープウエィ山麓駅から二十間坂を下って赤レンガ倉庫近くの紫ぜんで夕食
蔵を改造して　レストランにしたおしゃれな店。
今日は蔵巡りだね。
欧風料理の店で　前に一度食べて気に入ったので、コース料理を予約していた。
出されるままに食べ進む。
まずは　前菜

紫ぜん グルメ・レストラン

南瓜の美味しいスープ

パンを食べながら　あさりとしめじ
出汁をパンに浸み込ませたら美味しいかしら。

カニ甲羅のグラタン？

あまりパンを食べるとごちそうが入らなくなる、美味しいパンだから我慢していたけど。
とうとうパンも食べちゃった。
今度は鳥です。
デザートまであったのに　ついつい食べるのに夢中で　写真がおろそかに
御馳走なのにうまくコメントできません。
友人はまだ入ると言っていましたが私は満足。
ホテルまで歩いて5分という近さも嬉しい。

翌日はバスと市電で洋館・異人館巡り
港町で貿易で栄えたところには決まってこれがある。
横浜しかり、神戸しかり
私は港町でなくても　洋館を巡るのが好きだけど。
外国へのあこがれというより　日本人の美に対する憧れを見るようで。

以前来たときは修理中で見られなかった公会堂
あまりにきらびやかな彩色で　引いてしまうが
これが建設当初の色だというから驚く。

旧函館区公会堂 名所・史跡

内部は意外とスッキリとまとまっていて、派手さもなく
コンサートや講演会に使えるホールになっていた。

シャンデリアも上品

バルコニーから函館港を望む。その当時は望遠鏡で港に外国船を眺めていたのかな？
この後、教会群にも行きましたが、工事中だったり　コロナ対策のため中には入れない所ばかり。
ちょっと残念でした。

早めに赤レンガ倉庫に回って　またお土産を買って・・・
さて
帰ろかな～　帰るのよそうかな～