紫陽花は色とりどりで～奈良・長谷寺～

2023/06/10 - 2023/06/10

　梅雨のさなか、花曇り、とでもいうのか。夜は雨との予報で蒸し暑さはあったけど、日差しの強さはなかったので、観光日和なのかも。
紫陽花で有名なのは矢田寺だが、郡山の駅からのバスに長蛇の列の記憶があり、なかなか行くことも叶わない中、駅に紫陽花の写真に長谷寺、とあったので、行ってみようかということになった。
　165号線から旧初瀬街道の狭い道に入ると、やはり結構歩いている人も多い。ただ朝早い時間帯だったからか、比較的すんなりと長谷寺の駐車場に車を滑り込ませることができた。　
　例の雪洞が並ぶ著名な登廊を登り、通常左に折れてさらに本堂に続く登廊には行かず、正面にある石段に色とりどりの紫陽花の鉢植えが並び、淡いよく見かける色合いだけでなく、真っ赤や真っ青な紫陽花も並び、下から見るとその色彩にちょっとした感動がある。でも人が多くて、写真を撮っても、花を撮ってるのか人を写しているのか💦というところ。観光客がそれぞれ写真を取りながら歩くので五十段くらいの石段を昇るのにほぼニ十分程度かかるが、それでもじっくりと花を愛でることができるので、それはそれで楽しいところ。
　石段を昇り切ると本堂の西側に出る。本堂を巡り、五重塔から西側の参道を降りて、受付に戻ってきたが、それぞれの道の脇にも色とりどりの紫陽花が随所に植わっていて、しかも本堂のあたりは標高も高く木々の間は涼しく、1時間半ほどの院内巡りも十分リラックスできた。
　お昼前に寺を出た帰り道、寺に向かう車で渋滞していた。午前中早い時間に行くのがお勧めかもしれない。いずれにしても心も身体もリフレッシュであった。

エリア 室生・宇陀(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

大ぶりな花。脇にもこのようにたくさん植わっていた

真っ青だった。

登廊。本堂から下を見る。人が多いが、偶然にもほぼ人の姿はなかったので。