2022/05/18 - 2022/05/18
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zenkyou01さん
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山歩き 神奈川県南足柄市 足柄古道・足柄峠(標高759M、最高点790M)(標高差375M) 全行程 5時間45分 バス停地蔵堂~(1時間36分)万葉公園~(47分)足柄峠・足柄の関・聖天堂・足柄一里塚(12分)~(1分)足柄城址(1時間55分)~(10分)足柄古道入口~(1時間5分)万葉うどん屋(バス停地蔵堂)
「日時」2022年5月18日
「アクセス」小田急線新松田駅下車、地蔵堂行バスで終点下車
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地蔵堂本堂 曹洞宗の一寺、本尊は地蔵菩薩像です。昔この辺りに誓広寺と言う寺があり、その内地蔵堂のみ残ったと言われています。平安時代に利用された、東京から三島に向かう主街道の足柄古道がこの地を通っていた事から、旅人の安全を願うために祀られたかもしれません
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七曲の急な登り 山道に入るといきなり少し急な登りに入り、更に七曲の急登りが2分ほど続きます
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標識 このような標識が所々にあるので、道迷うことは無い
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分岐 矢倉岳への道を右に過ごす。この様な緩やかな登りが続く
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ミミガタテンナンショウ ウツボ状の仏炎包に耳たぶのような張り出しがあるので、この名がつく。仏炎包は暗紫色。葉は2個付き、7~11枚の小葉からなる
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急登りの木の根道 平坦な所も一部あるが、この様な木の根道の急登りが40分弱続く。踏み跡も薄く、コースから外れないように進む。所々に標識はある
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分岐を左に取る。右は矢倉岳への道であるが、通行止めになっている
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また直ぐに分岐があり、右上へ(矢倉岳へもここから同じ方向へ)
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また急登りに入る。歩き始めて1時間32分、足柄万葉公園に到着。分岐になっていて、右は駿河小山駅へ。左の万葉公園内の万葉広場を南に緩やかに下る
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ナツトウダイ 茎高さ40cm。葉は柄が無く、倒披針、互生。大柄な包葉が特徴。茎に先端に長楕円の葉が5枚輪生し、その上に5本の花序が出る、更に薄茶、薄緑の杯状花序をつける
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このような万葉歌碑が足柄万葉公園内に建っている。この辺りに古楢尾砦があるのですが、それらしきものは見つけられませんでした
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万葉広場から休憩舎が建つ中央広場を通り、足柄明神社跡に到着。足柄城明神郭の空堀跡が見られる
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足柄明神社は940年創建ですが、その後矢倉岳に遷座され、今は明神跡として石祠が祀られています
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タツナミソウ 葉を数枚が対生し、長さ、幅とも1〜2.5cmの広卵形で、先は丸みを帯び、基部は心形、縁には鈍い鋸歯がある、両面とも軟毛が多い。花冠は長さ約2cmの唇形で、筒部が長く、基部で急に曲がって直立する。上唇はかぶと状にふくらみ、下唇は3裂し、前に垂れて(首を折る)、内側に紫色の斑点がある、花色は紫色~淡紅紫
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シロバナタツナミソウ 上記タツナミソウの白花品種
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足柄一里塚 1604年江戸幕府が官道に対し、日本橋を起点として、一里ごとに塚を盛り上げ、榎を植えたもので、道中の里程の手段とした。1618年よりは箱根路が官道となったため、足柄街道と呼ばれるようになる
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足柄の関 899年、この辺りに出没する強盗団を取り締まるために設けられ、通るには相模国の国司の通行手形が必要でした。鎌倉時代初期には無くなったようです
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足柄峠 静岡県小山町と神奈川県南足柄市の県境にある峠です。標高759Mです。箱根外輪山(箱根峠・湖尻峠・長尾峠・乙女峠)の延長線上にあります
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聖天堂 曹洞宗の一寺、本尊は大聖歓喜双身天像です。811年弘法大師空海が聖天尊を足柄に勧請し、「足柄山」という扁額を奉納したのが始まりとされます。日本三大聖天尊(他は浅草と生駒)の一つです。入口に熊に乗った金太郎像があります。その奥に聖天堂があります
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自動車道のわきに新羅三郎義光吹笙の石が建っています。義光(甲斐武田氏の祖)は奥州征伐で活躍した源八幡太郎義家の末弟で、兄の援軍として足柄峠で露営したときに、笙の師の子供が参戦に馳せ参じたが、「我は武のため、貴殿はこの道のため」と諭し、笙の相伝の秘曲を伝えたという逸話があります
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足柄峠標識の奥にある登城口(石段)から足柄城址を目指す。山の神郭を通り、橋を渡ると(橋の下は堀切で、今は自動車道)足柄城主郭に入ります。郭は平坦ではなくうねりがあります。城址碑が建っています。玉手ケ池があります。北へ二の郭、次、三、四、五郭が続きます。各郭間に堀切や空堀が見られます。遺構は堀切、空堀、井戸跡、土橋跡等があります
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二の郭から富士山が見えるのですが、本日はガスっていて見えません。愛鷹山や金時山が見えます
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二の郭と次の郭との間の堀切です。堀切は尾根をスパッと断ち切る堀です。その他の場所でも堀切、空堀が見られます
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ウマノアシガタ 草丈30~60cm、葉の根生葉は長い柄に掌状に複葉3~5裂、表面に薄い毛、茎の上部に線状の小さな葉、花径1.5~2cm、花色は5弁の黄色
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足柄城址を見た後、足柄古道に入る。足柄古道は1200年前の奈良・平安時代の官道で、京都・静岡・御殿場・足柄古道・関本・国府津・武蔵を繋いでいました。その後、湯坂路やその後の
旧東海道(畑宿を通る)が官道になり、足柄街道は往来が少なくなりました -
ヤマツツジ 半落葉低木でミツバツツジが終了するころに咲き始める。花の色は朱。丘陵地帯でも見られる
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割と急下りの石畳道が長く続きます。さすが官道です。石畳が施されています
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頼光の腰かけ石 大江山の鬼退治をしたことで有名な源頼光が腰かけたという石です
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勾配は緩やかに下りますが石畳の道はまだ続きます
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このような自動車道と山道が数回以上交差します
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ニシキウツギ スイカズラ科の落葉低木で、ベニウツギともいわれています。葉は対生で、葉身は広楕円形~広倒卵型で、先端鋭、鋸刃あり、葉に光沢がある。漏斗状の花をつけ花色は白から紅色に変化する。ハコネウツギとの見分けは、花弁の開き方が、萼からなだらかに広がる(ハコネいきなり広がる)
朝地蔵堂を出発して5時間43分地蔵堂バス停まで戻ってきました。バス時刻まで時間あるので、傍にある万葉うどん屋に寄り休憩する。バスに乗り関本経由小田急線新松田駅に向かう
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