2023春 信州１：小諸「牛に引かれて善光寺参り」の布引観音と東御の海野宿で信州そば

2023/05/26 - 2023/05/26

1泊2日で、母との家族旅行に出かけました。母の出身地、長野県佐久市近辺を中心に佐久平駅からレンタカーで巡りました。
まずは小諸にある布引観音へ。布引観音は、高く切り立った崖に存在することとと、「牛に引かれて善光寺参り」で名高いお寺です。母は、子供の頃、この近くに住んでいた時期があったため、是非再訪したいと望んでいました。コロナ前は超健脚で全国各地の街道歩きを楽しんでいた母も、さすがに高齢なので、下から登るのは厳しいと考え、布引観音の裏手にある駐車場からのルートを選択しました。
久しぶりの布引観音は、相変わらず素晴らしい壮観ぶりで、ムリをしてでも来てよかったと思いました。
次に、北国街道の宿場町、海野宿へ。江戸時代の面影を復活させた見事なレトロぶり。江戸時代に一気にタイムスリップしました。日本の道100選にも選ばれているそうです。宿場町では、奈良井宿や馬籠宿などが有名ですが、それらに優るとも劣らない素晴らしい景観でした。古民家での信州そばも美味しくいただきました。

エリア 小諸・御代田(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大宮駅から新幹線に乗ります。
最近は、18きっぷでの旅が多いので、新幹線はご無沙汰です。
北陸新幹線に乗るのは、およそ6年ぶりです。

はくたか553号、金沢行きに乗車。

車内はこんな感じ。

高崎駅に着く手前で、高崎観音が見えました。
かつては、在来線からも良く見えていたのですが、最近は高いビルが多く建ったこともあり、地上を走る在来線からは見つけづらくなっていたのですが、高い所を走る新幹線からはよく見えるのですね。

佐久平駅に到着。

SAKU13の酒樽が並びます。
SAKU13とは、佐久の13蔵の若手蔵元たちが、新たな酒造りに挑戦できる場として10年ほど前に始めたプロジェクトです。

私の祖父の実家、木内醸造「初鶯」も、SAKU13のうちの一つです。

佐久長聖高校出身、大迫傑選手のメッセージ「がんばろう佐久」

佐久平駅の蓼科口

浅間山

北斗の拳マンホール。７つのマンホールがおよそ300mの距離で北斗七星の形に並んでいるそうです。
武論尊さんは、佐久出身で「進学が困難な若者に、勉学に励んで夢をかなえてほしい」と佐久市に巨額(8億円！？)の寄付をされたそうです。

9:30、ニコニコレンタカーで、クルマを借ります。

10:10、布引観音の裏手にある駐車場に到着。7,8台は駐車できそうなサイズでした。

駐車場までのアクセスは、この道。
幅員が狭くすれ違える個所が少ないので、対向車が来てしまった場合は、長い距離をバックで下がる覚悟が必要です。
来る時は、幸い対向車無く到達できました。

布引観音へは、少し下ります。

お花。

布引観音。

観音像とのツーショット。

布引観音。

布引観音。

布引観音。

布引観音。

崖をくりぬいたトンネル。

布引観音。

トンネルをくぐります。

よくこんな切り立った崖に創れたなと思います。

六地蔵。

観音堂からの眺め。

観音堂から小諸の街方面の眺め。

屋根には寄贈された？絵が貼られています。

「牛に引かれて善光寺参り」で名高いので、ちゃんと？牛もいます。

布引観音。

駐車場に戻りました。
駐車場を出てすぐに、対向車が来たので、駐車場までバックで下がりました。出てすぐの場所だったのが、不幸中の幸いでした。
このル―トはお薦めではなく、健脚な皆さんは、崖下(千曲川沿い)にある駐車場から登ってくることをお薦めします。

千曲川。
母が一時期住んでいた場所や、通った小学校などを訪れてから、海野宿へ。

11:40、北国街道の海野宿にやって来ました。
海野宿の東の端にある第一駐車場(無料)に停めて歩き始めます。

白鳥神社。

海野宿。
もの凄く、江戸時代感を復元されているので驚きました。

日本の道100選に選ばれています。

電線を地中に通している(と思われる)のも、空がスッキリして、江戸時代感を醸し出していますよね。

両サイドには、時代を感じる古民家が並びます。

手打ちお蕎麦屋さん「福島屋」で、昼食。

お店の中はこんな感じ。

母と嫁はんは、くるみおはぎ。

醤油ダレと大根おろし、各一個。450円。

私は山菜もりそばの大盛り、1150円。(950円プラス大盛200円)
信州そば、相変わらずの美味です。

お腹も膨れて、海野宿を散歩します。

海野宿資料館。

海野宿。

海野宿。

この二階の格子の組み方が、「海野格子」かな？

マンホール。

海野宿。

海野宿。

海野宿。

本陣跡。

馬の塩なめ石。
生活にも旅にも欠かせない存在だった馬が、塩を舐めるために設置された石だそうです。

ここの小路が撮影ポイントとのこと。

小路を入って振り向くとこの風景。
完全にタイムスリップです！

海野宿街道案内。

観光案内所のある「うんのわ」の中庭。
左手は公衆トイレ。
海外はトイレが少なく、かつほとんどが有料。国内はトイレが多く無料なので、本当にありがたく感じます。

来た道を戻ります。

海野宿。

海野宿。

海野宿。

小林一茶の句碑。

海野宿。

白鳥神社。
御神木は、樹齢700年以上のけやき。

白鳥神社。

白鳥神社。

境内に土俵がありました。かつては、雷電為右衛門が4本柱の土俵を奉納したそうです。雷電為右衛門は、この地域出身、天下無双の力士で、21年の現役生活での勝率は.962と古今最高です。負けはわずかに10個(21年の現役でわずか10敗って、驚異的ですよね！) 優勝相当も28回で、白鵬(45回)、大鵬(32回)、千代の富士(31回)に次ぐ4位。当時は、年２場所なので、現在の年6場所制だと84回相当！と空前絶後の大力士です。

お花。
海野宿を堪能して、上田へ移動します。

2023春 信州２：日本百名城の上田城址、国宝の大法寺三重塔、別所温泉の南條旅館
https://4travel.jp/travelogue/11832171
に続く。