伊豆大島まで船で1泊し、朝から三原山トレッキング、翌日は体験ダイビングで大自然満喫の旅

2023/05/26 - 2023/05/28

友人から「火山に行って写真撮る予定で旅行組んだんだけど、もしかして興味あったりする？」って誘われて「何それ？行く！」って即答した旅でした。
金曜の夜にフェリーに乗り、早朝に大島着。日曜午後にまた船に乗って帰るというのが今回のプランです。
【金曜夜】
友人は関西の子なので東京まで来て、竹芝からフェリーに乗り込み、私は横浜の大さん橋から乗り込んで合流。
【土曜】
早朝の大島の港からレンタカーで三原山の登山口まで行き、昼過ぎまでトレッキング。
午後は島一周ドライブして、立ち寄り温泉してからホテルにチェックイン。
【日曜】
友人は朝の船で東京に戻る予定だったので、私は昼過ぎまで大島を漫喫するためアクティビティを予約し、体験ダイビングへ。
山と海を思いっきり満喫する旅となりました。

エリア 伊豆大島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

23時半出航のフェリーに乗るために、金曜の夜、仕事を終え大さん橋にやって来ました。
The横浜って夜景です。
大さん橋の芝生があるウッドデッキフロアは金曜なのでどこを見てもめっちゃラブラブな雰囲気でしたが、私はこれから始まる船旅にひとりですがギラギラしてます。
夜の大さん橋は、お店閉まっちゃってるので、コンビニや中華街でテイクアウトしてきたご飯をつまみながらまったりするのも凄くいいですよ。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル 名所・史跡

これからフェリーに乗る方達の待機スペースです。
私はここではなく、サイドにある景色のいいスペースでゆっくりしてました。

さるびあ丸が着きました。
ベイブリッジをくぐったタイミングでそろそろ乗る準備をってなアナウンスがあります。目安15分前です。

東海汽船 乗り物

今回は特1等の4人部屋。
トイレやシャワールームが個室に完備されていて、浴衣もアメニティもついてます。予約の際に女性専用ルームの選択が可能というありがたさ。
このお部屋は窓があるので閉塞感もありません。
とりあえず、荷物を置いて、船内散策へ。

アルコールは免許証を差し込むと買えるシステム。

23時過ぎてるので食堂はクローズ。でも、おつまみや軽食も自販機で購入出来ます。ハーゲンダッツやアメニティの自販機もありました。

熱々のお湯も出るのでカップ麺を持参するのもありですね。

遠ざかる横浜の夜景を見ながらビール。
竹芝から先に乗り込んでた友人と合流して、しばし歓談。

ベイブリッジー

横浜ベイブリッジ 名所・史跡

真下から

さらば横浜。
そろそろ0時になりそうな時間なので友人と別れて就寝へ。
友人とは船をそれぞれで予約したから、同じ部屋になったらラッキーだね、という感じでした。結果として、隣同士のお部屋になりましたが、4人の相部屋ゆえ、同室になってもお話とか出来ないから、お部屋は別々でも全然OKでした。
よし寝よう！
次会うのは大島だね！

個室を予約した人しか入れないゾーン。
このガラス戸のすぐ左側が私の部屋です。
カードキーで入室します。

個室にある個人ロッカーには、浴衣とバスタオル、使い捨てスリッパが入っています。

今宵の寝床は2段ベッドの2階

洗面スペースに置いてあるアメニティ一式。
他に冷蔵庫や紙コップ、ティーパック、電気ケトルなども完備されてます。

敷布団はしっかりした厚みがあって身体をホールド、掛け布団はふかふか。
コンセントも明かりも枕元に完備！
天候にも恵まれたようで、船に乗ってるの忘れるくらい揺れなかったので熟睡しました。
トイレに行って座った時くらいかな、ゆっくり左右に揺れてるのが分かって、船旅してる！って実感したのは。

朝5時に目が覚めたので、お外の写真を撮りに船内を散策します。

船尾の方から朝日が出てきましたよ

こっちは船首のほう
風が気持ちいい

富士山がみえます

早起き最高！

6時、予定通り大島の岡田港に着きました

岡田港 乗り物

下船後、友人と合流し、レンタカーへ。
大島はその日によって岡田港と元町港のどっちかに入港するか違うので、レンタカー屋さんによっては、送迎が来て、オフィスや駐車所がある港の方へ移動します。私達はどっちに入港しても直ぐに借りられるJSレンタカーにしました。
そして、すぐに三原山山頂口へ。

三原山山頂口 自然・景勝地

駐車場に車を停め、荷物をトレッキングの装備にして、出発

ルートはこっちじゃないけど、ちょいと雰囲気ある木のトンネルを見つけて記念撮影

さあ、あの山頂まで行きますよ

三原山が噴火したらあのトンネルに避難だ！

勉強になるスポットがあちこちにあります。

7時20分、朝ごはん。
カロリーメイトの他に、グミやのど飴、トッポなど持参しましたが、羊羹とかサラダチキンとかも持ってくればよかったかな、という印象。少し足りなかったから次はもっとガッツリ用意したいと思います。
ちなみに伊豆大島はコンビニがないのですが、スーバーはあちこちにあります。私は早朝登山の為、2リットルのスポドリを持ち込みましたが、山頂口に自販機もあったのでそこまでしなくても大丈夫だったようです。

どこを取っても良い景色

ほら

ね！

三原山神社。
鳥居の上に富士山が見えます。

三原山神社 寺・神社・教会

ゴジラ岩
ほんとゴジラに見える！

火口です。
でかいです。
直径350メートル、深さ200メートル！！

熔岩が流れてできたトンネル「ホルニト」です。
深さ6メートル！
覗き込むと中は広く15メートルほどあるそうです。

ここもトンネル

山頂中央火口

噴火口がいちばんよく見えるスポット

水蒸気が吹き上がってます

お鉢巡り、てくてく登ります

ずんずん登ります

整備されてるけど軽石がゴロゴロしてるから、スニーカーよりトレッキングシューズをおすすめします。

1986年の噴火口がありました！

こちら！
この穴から熔岩が吹き出したんですね。

お鉢巡りから少し逸れて、ゴツゴツした砂利道をくだり、テキサスルート方面に抜けて裏砂漠へ

真っ黒な砂漠がずーーーーっと広がってます
道がないから道に迷いそう。

見渡す限りの黒い砂漠

すごい迫力！
いろんなPVやドラマのロケ地になってるようですが、記憶にあるのは乃木坂さんかな。

裏砂漠 自然・景勝地

裏砂漠を堪能したあとは、元の道を登り、ゴツゴツした風景を通り、再びお鉢巡りのルートへ。
6時半から12時までの約5時間半程のトレッキングでした。

お腹も減ったので、レンタカーやさんでもらった10％割引券が使える岡田港のお寿司屋さんへ

ここまでは運転したけど、友人が勧めてくれたので、運転交代＆お言葉に甘えてビール！

鮨 陽宝丸 グルメ・レストラン

大島名物のべっこう寿司きたー！
明日葉の胡麻和えもついてる！
せっかくなので日本酒の冷をば。
青森の六根をチョイス。

べっこう寿司はピリっと辛くて、かなり好きな味でした。ごちそうさまです。島唐辛子入りの醤油で漬けてるからピリ辛なんですね。
醤油、買って帰ろう。
さて、ここからは友人がハンドルを握り、岡田港から時計回りにドライブスタート。
最初に来るスポットは泉津の切り通しです。ラピュタですね！

階段を登って

少し散策

次は筆島

筆島遊泳場 ビーチ

ニョキっ！

反対を向くとこんな風景

南下して、波浮港

波浮港には美味しい鯛焼きがあると言うので、お散歩

島京梵天 グルメ・レストラン

おおお、色んな味がある

お店の中にも熔岩の砂利が敷き詰められていて面白いインテリアです

冷たいモチモチな鯛焼きを購入しました。
港までお散歩していただきましょう。

階段を降りて

波浮港へ

港には植物に飲み込まれそうな建物がありました

港でモチモチひんやりな美味しい鯛焼きを食べた後、再び車に乗り、バームクーヘン(地層大切断面)へ

地層大切断面 自然・景勝地

切断面、すごい迫力！
一体何層あるんだろう。

ずーっと続いてます

元町港のちょい先にある水着で入浴する温泉へ

大島温泉 元町浜の湯 温泉

夕日がキレイなスポットなのですが、日陰が全くないのでジリジリ必至。
日焼け覚悟の入浴になります。
混浴なので水着を着るので、ここは温まるのみ。
とはいえ、更衣室に普通のシャワーとレインシャワー、石鹸が完備されていました。
脱水機も無料で貸してもらえて、とてもありがたかったです。

さて、島を1周したので車は山を登り、大島温泉ホテルへ！
お部屋は富士山ビュー側。

大島温泉ホテル 宿・ホテル

お部屋のお風呂も温泉です。
大浴場や露天風呂はなんの境もないとんでもない三原山ビューで、ここに泊まらなくても立ち寄りすべきな温泉ですよ！！
朝6時にフェリーが港に着いたら、このホテルまでバスが運行してくれるので、朝食後＆温泉をまず楽しむのもありです！早朝バス、ありがたいありがたい！
ちなみにこの温泉のお湯は少し黄色味があり、ぬるめなのでいくらでも入ってられる心地よさ！
長湯しました。

夕食は、大島名物のツバキ油を使った椿フォンデュがメインディッシュ。
伊勢海老や明日葉の天ぶらが頂けます。

こんなふうに衣を付けて揚げますウマウマ。

明日葉の葉っぱをまるごと揚げたり。
独特の風味があって好きな味でした！

前菜、お造りや煮魚、茶碗蒸し、島豆腐、明日葉の炊き込みご飯、あさり汁などの後、こちらも大島名物の牛乳アイスで締めます。
あー、お米食べなかったけど、お腹いっぱい。

夕食後、屋上の三原山テラスへ。
オレンジの空を背負った富士山がキレイです。

暮れゆく三原山も眺め、あー、あそこまで登ったのかー、なんて思ったり

今日は3万歩、歩きました。
おやすみなさい

夜はぐっすり眠り、朝湯して朝食はビュッフェ。
伊豆大島牛乳がとても美味しかった。

朝食後は三原山テラスへ

階段を上ると、ヨガマットや防寒具が用意されています。
寝転んで天体観測を楽しめるみたい。

扉を開け、この通路を通ると

左手に三原山

右手は富士山が見えるテラスです。

あー、今日も晴れててよかった。ほんとよかった。
というのも、友人が10時半のジェット船で東京に戻り、そのまま新幹線で大阪のライブに行くので、私はひとりでできるアクティビティを物色して、気温や天気予報からダイビングを予約してました。
気温は25度くらい、水温20度くらいなら5月でも泳げそう？と。

ホテルの部屋で水着とビーサンを準備して、朝の8時に友人にショップまで送ってもらいそこでお別れ！
楽しい旅行に誘ってくれてありがとー！！
(友人は船の時間までドライブの予定)

さて「あとぱぱダイビングサービス」さんで体験ダイビング、スタートです。
余談ですが、大島温泉ホテルは標高が高いので、ダイビングの後にそこへお泊まりするのは減圧症になるリスクが高いから避けた方が良いようです。
温泉ホテルをチェックアウトしてからのダイビングは問題ないので良かった！

ショップに行くと事前にサイズをお伝えしていたので、ウエットスーツとブーツと帽子とゴーグルが用意されていました。サイズの最終確認をしてから座学タイム。
テキストと動画で耳抜きや、レギュレータやゴーグルに水が入った時の対処法を覚えます。

座学が終わり、諸々用意して今日のポイント秋の浜へ車で移動です。
浜でウエットスーツを着込み、タンクと重りで重量20キロを背負い海に入るのですが、これ担いでまた陸に上がることが出来るかマジで不安でした。でも、案外いけちゃうもんですね。全然平気でした！
そして実際のダイビングはと言うと、熱帯魚はいるわ、サンゴやイソギンチャクもキレイだわ、コブダイやウツボに出会えてかなり興奮。もう終わりなの？ってぐらいあっという間で楽しいダイビングの時間でした。

名残惜しいけど陸にあがり、用意されてたお湯をスーツの上からかぶり、上半身脱いだ状態で頭からかぶり、塩を落とします。そして立ち話ししたりして、ダイビングの面白いこと教えてもらったり。それからショップへ戻りました。そこでシャワーを貸してもらい身繕い。
準備が整ったあとは、帰りの船が出る岡田港へ送ってもらいました。
ほんとにほんとに楽しかった。
港でショップのスタッフの方に両手を振ってお別れしました。また来たいー！

岡田港へ戻ってきましたが、ちょっとお散歩で岡田八幡神社へ

岡田八幡神社 寺・神社・教会

雰囲気あります

振り返ると鳥居から海！

海岸にも行ってみます

日の出浜遊泳場 ビーチ

海水浴場だ！

透き通った海！ほんとキレイ。
シュノーケルもお手軽にできそう。

岡田港に戻り、3階にあるレストランでビール

伊豆大島岡田港客船待合所レストラン いずしち丸 グルメ・レストラン

500円のシェフの気まぐれオツマミが肉肉しくて最高！

ゆっくり帰りの船を待ちます。
ビールおかわりしたりして、ここで1時間半くらい休憩しました。

岡田港の目の前の一峰さんでお土産をあれこれ買い、その脇道にあるカフェへ

スイーツでも食べよかな、と思ったけど、甘いもん売り切れてて、ビール！

STARFISH AND COFFEE グルメ・レストラン

いまどきなおしゃれカフェですね

そろそろフェリーが来るかな

振り返れば、さっきまでいた港

フェリー来た！

もやい綱が投げいられて、3人がかりで引っ張ってる。
頑張れー！

いざ乗り込み、予約席へ。
帰りは2等の椅子席にしてみました。

座席はリクライニングだし、フットレストもある！

お隣の席とを仕切るスクリーンが下がります。
重りには磁石が着いてて肘掛にくっつくシステム。船が揺れてもスクリーンが暴れない知恵！すごい！

港では出航の時、汽笛と共に蛍の光が流れます。切ないです。
入出港の際に必ず来られてる見回りの警察官の方も手を振ってくれてました

さようなら大島。
遠ざかる大島を眺めながらビール飲んで、座席で少しウトウトして、また外に出てみたら横須賀あたりでした。あっという間です。

横浜が見えてきました

ベイブリッジをくぐったら15分程で大さん橋です

ただいま横浜

トレッキングにダイビングに温泉、ほんと楽しい旅行でした。
金曜の夜に出発したら朝に島についてて、早朝から山登りも海遊びも出来る大島サイコーですね。
もっと身体鍛えて、もっと山も海も楽しみたい！
大島、絶対また行きたいと思います。

おまけ

こちらは岡田港の目の前にあるお土産やさんで購入したテトラポットのポーチ！
ファスナー着いてるけど、何入れるの？ポケット小さすぎてなんも入らん！
けど、かなりお気に入りです。

おしまい