2023/05/20 - 2023/05/22
442位(同エリア2037件中)
ONMKさん
コロナがようやく5類になりました。
関連の業務をしていた関係で、休日出勤も数知れず。(涙)
とりあえず1日有休とって、いつか行ってみたかった西表島に向かうことにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
関空第2ターミナルからピーチアビエーションで石垣空港に向けて出発です。
タラップで直接飛行機に乗り込むのは今から出発するぞーという気になりますね。 -
ちょうど2時間半で石垣空港に着陸しました。
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以前2008年に家族で来たときは市街地からすぐ近くに空港があったのですが、新石垣空港は白保集落の北側の海沿いあります。
玄関を出たところにあるバス乗り場には連絡バスが待機しており、離島ターミナルに向かいます。 -
ユーグレナ離島ターミナルに着きました。そういえば以前のあやぱにモールもユーグレナモールというそうです。ネーミングライツでしょうか?
船会社のカウンターやら土産物屋や食堂が入っており、かなり広いターミナルです。 -
ターミナルの一角にある「七人本舗」で売っている話題のシェイクをとりあえず飲んどきます。コーヒー、泡盛などのフレーバーが選べますが、ここは基本のプレーンをセレクトします。マンゴーのトッピングは無料です。
いちばん小さいSサイズで400円。むむ、ちょっと高いな。
でもミルクの濃厚な味わいで旨かったです。 -
11時30分の高速船で上原港に向かいます。
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出航してしばらくは波は穏やかだったのですが、竹富島を過ぎて外洋に出るとにわかに波が高くなり激しく揺れだしました。船内も静まり返り、自分の周りだけでも吐いた人が2名・・・
自分はなんとか持ちこたえました。 -
事前のアナウンスでは50分で上原港に着く予定だったのですが、ちょうど1時間かかって到着です。港なのに海の色がエメラルドグリーンです。
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船が揺れることを見越して食事は控えていたので腹が減りました。
港から歩いて3分の県道沿いにある新八食堂にやって来ました。 -
食べるのはもちろん八重山そば。奮発してソーキそばにしました。よく煮込んで出汁が染みたスペアリブがホロホロと口の中に溶け込みます。八重山そばの麺は細いですね。コーレグースと、八重山特産の島こしょう「ピパーチ」をかけると絶妙な味わいになりました。あっという間に平らげました。
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民宿に荷物を預けて、ツーリングに出発です。上原港の正面のガソリンスタンドが敷地内で「みなとレンタカー」を経営しています。そこでバイクを2日間借りることにしました。
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バイクといっても原付ですが。(笑)
うちのバイクと同じタクトでした。
初日は西方面の白浜港を目指します。 -
亜熱帯の西表島の風を体全体で感じてツーリングします。
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道の横には熱帯植物がびっしりと覆っています。
明らかに沖縄本島とは違います。 -
星砂の浜に向かいます。
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遠浅の広々としたビーチでした。
星砂は見当たりませんでした。
ひと泳ぎしたいところでしたが、それは後の楽しみにとっておいて、さらに進むことにします。 -
今回の旅行の目的は、西表の外周道路をバイクで全部回ることですが、もう一つの裏目的が釣りをすることなのです。
下手の横好き、いわゆるヘボ釣り師なのですが、パックロッドとリールとルアー一式をカバンに忍ばせてきました。
これというポイントを見つけたら気ままにルアーを投げるつもりです。
なんか1匹釣りたいと思っているのですが。 -
やって来たのは沖縄県で最大の河川、浦内川です。
かなり潮が引いていますが、川岸に下りることができたので、ここで沖縄県初釣りです。 -
沖縄は潮の干満の差が激しいようで、干潮の今は本当に浅い感じです。
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マリンシューズに履き替えて足首まで水に漬かります。ひんやりして気持ちいい。
スピナー、ポッパー、いずれも反応なく、ワームで底を引いてみますがアタリなし。
ちょうど前をSUP(スタンダップパドルボート)のツアーの方々が通過していきました。
ガイドさんらしき人がこっちを見て、「水が澄んでいるから魚に見切られちゃってなかなか釣れないです。」と参加者に解説しているのが聞こえてきました。
ふーん、そんなもんか。
周りが静かだから声がよく通ってこっちまで聞こえちゃうんですよね(笑) -
次の目的地、白浜港にやってきました。
外周道路、県道白浜南風見線の起点です。 -
ここの港の岸壁からはブラクリに偽エサのパワーイソメを付けて落とし込んでみました。
水温が上がって来たこの時期なら自分の地元の播磨灘一帯でも何かしら反応があるのですが・・・
アタリなし・・・
しゃーない。今日は引き上げるとしますか。 -
牛が放牧されていました。石垣牛みたいな肉牛のようです。
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今日から2泊お世話になる民宿きよみ荘です。
上原港から歩いて3分、県道沿いの便利な所にあります。
値段が安いのと、便利な立地と食事が付いていることが決め手になりました。
(上原地区の安価な民宿は2食付きの所がほとんどありません。) -
1人なのに2つベッドのある洋室です。机もあります。
古いが清潔に手入れが行き届いた部屋でした。 -
広い屋上があり、洗濯物を干したり、景色を眺めたり、まったり寛いだりできます。
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待ちに待った夕食です。
酒類は勝手に持ち込みOKということで、すぐ近くの川満スーパーで調達です。
豆腐ゴーヤチャンプルー、ゆし豆腐、もずく、八重山そば、マグロ刺身の沖縄料理に白身魚フライ、デザートは西表特産のピーチパイン。これで1650円です。
どの品も大変美味しい!ご飯はおかわり自由だそうですが食べ切るのに精一杯でした。
実はこの後上原港でブラクリにパワーイソメを岸壁から垂らしたのですが、数回アタリがあったものの釣れず、釣果は明日に持ち越しです。
充実の西表初日でした。爆睡。 -
2日目の朝です。
爽やかな空気です。 -
今日の朝ご飯は洋食でした。
-
沖縄地方は梅雨入りしたそうですが、今日も天気は良さそうです。
今日は昨日とは反対の東側、由布島を経由して大原方面に向かい、外周道路の終点まで行くつもりです。 -
東浜君、そのとおりだよ。
君は気付いたから大丈夫だよ。
おじさんはもう遅いけどね・・・ -
上原から約2km、船浦港にやって来ました。
かつて石垣島からの旅客船はここに到着していたとか。
今は静かな港です。 -
ブラクリにパワーイソメをつけて岸壁沿いに落とし込みますが反応なし。
次行きましょう。 -
船浦湾を横断する海中道路です。
その昔この橋が無かった時代は西部と東部は完全に分断されており、行き来もままならなかったとか。
橋を渡りきった所にイリオモテヤマネコの像がありました。
後ろの山の中腹にピナイサーラの滝が見えました。 -
ここから斜面を下りたところで膝まで漬かって
ルアーを投げます。
次々とローテーションしますが反応なし。
あちこちで魚がライズする音が聞こえるのですが・・・ -
あきらめて由布島へ向かいます。
海沿いなのに道路のすぐ横は鬱蒼としたジャングルです。まさに熱帯雨林。 -
このあたり、この看板を何個も見かけました。
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子供達が書いた手書き看板。
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由布島への出発地にやって来ました。
水牛車がお出迎え。 -
水牛車が海を渡れるなら人間も渡れるに違いない。
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電柱に沿ってじゃぶじゃぶ歩いて行きます。
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水牛車に乗ったら水牛車が見えないからね。
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由布島に着きました。
徒歩の場合は島への入場料は700円です。
池では水牛が気持ち良さそうに休憩していました。 -
由布島は島全体が植物園になっています。
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珍しい熱帯植物があちこちに生い茂っています。
ひととおり散策してまたばしゃばしゃと海を渡って西表島に戻りました。 -
さらにバイクを走らせ、大原地区にやって来ました。
西表島で二番目に長い仲間川です。 -
東部地区の中心、大原にやって来ました。
久しぶりに信号を見ました。
(西表島に信号は二箇所のみ) -
大原周辺は西部と違い海岸沿いは平坦な土地が広がっており、サトウキビ畑が見えます。
-
ちょうど昼になりました。
大原の向こう、豊原集落の県道沿いに目立つログハウス風の食事処。
字南風見(あざはえみ)という店です。
ここで昼食にしよう。 -
店内は渋いジャズのBGMが流れており、内装もご主人のこだわりが満載です。
ランチの八重山そばは500円。専門店かと思うほど本格的な味でした。
サラダまで付いています。追加でコーヒーをたのんでプラス150円。
大満足でした。 -
西表島の路線バスの終点。豊原バス停です。
日本最南端のバス停だそうです。
西表島の路線バスは1日4便しかないのですが、どのバス停も立派です。
しばし休憩させてもらいました。 -
豊原集落から更に進むと南風見田(はえみだ)地区です。
もはや人家はありません。
ここの浜に石碑があります。
太平洋戦争末期、軍部の理不尽な政策により、対岸の波照間島の住民がこの浜に強制疎開させられました。
当時の西表島はマラリアがまん延しており、強制疎開させられた住民の実に3分の1のが、ここで無念の死を遂げました。
亡くなった疎開住民全員の名前が石に刻まれています。 -
訪れた時は自分の他には誰もおらず、ただ波の音が聞こえるだけの静かな静かな浜でした。
対岸の遥か彼方にはかすかに波照間島が見えました。 -
さらに進むと、道が行き止まりになりました。
-
白浜港からここまで、2日がかりで外周道路をツーリングして来ましたが、ついに終点です。
南風見田の浜はこの先の筈ですが、柵に鍵が掛かっていました。
せっかくここまで来たのだから、乗り越えます。 -
鬱蒼とした木々の間を100mほど歩くと視界が開けて浜に出ました。
西表の南の果て。遠浅の海岸でした。 -
豊原の集落です。
静かです。
上原に向かって戻ることにしました。 -
道沿いに看板を発見。サキシマスオウの群落とか。
駐車場から遊歩道を歩いていくと、巨大な幹とも根ともつかぬ木が大地にそびえていました。 -
前良川の河口です。
午後は干潮なので、ほとんど干上がっています。 -
でも辛うじてルアーは投げられそうだ。
-
川に立ち込んで都合6か所目のトライ。
一心不乱にルアーを投げます。
・・・ついにギブアップ。参りました。
今回、西表島の釣りがボーズに終わった敗因としては、
・干潮で水位が浅く、魚がいそうなマングローブの際を攻められなかった。
・陸っぱりなので攻めるポイントが限られていた。
・エサ釣りができなかった。
・そもそもヘタ
こんなところでしょうか( ノД`)シクシク… -
西表野生生物保護センターにやって来ました。
環境省の展示学習施設です。
入場無料です。 -
西表島がいかに貴重な自然環境であるかが体感できました。
-
上原に向かってバイクを走らせます。
由布島を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなってきました。
雲が黒い。イヤな予感です。 -
道路の中央に石ころがあると思ったら微かに動いている。
近付くと、セマルハコガメが道を横断しているのでした。 -
あわてて拾いあげて道の端に寄せました。
セマルハコガメは首をすくめてしばらくじっとしていましたが、やがて一目散に森の中に消えていきました。
よかった。
イリオモテヤマネコも交通事故に遭うといいます。
道は人間にとっては便利ですが、動物にとっては迷惑なものなのかもしれません。 -
案の定、本降りになってきました。
カッパを着込んでもバイクを運転できないレベル。
まさにスコールです。大木の下でしばらく避難します。 -
雨が止んだので再びバイクを走らせて船浦湾まで戻って来ました。
行きに釣りをしたところです。
おじさんが橋の上から釣りをしているではありませんか。
おじさんに何を狙っているのかと聞くと「セダカクロサギ」だと。
・・・はて聞いたことないな。
小さいカニを餌に磯竿で流心に落とし込んでいます。
しばらく見ていると竿がしなりました! -
これがセダカクロサギだそうです。
やや小ぶりのキビレ(クロダイ)といった感じです。
やはり地元の人の流儀があるのですね。
いいものを見せてもらいました。。 -
上原に戻ってきました。
民宿近くの川満スーパーで買い出しです。
食料品、日用品、ちょっとした、土産物、そして酒までひととおり揃っています。
営業時間は朝の7時から夜の21時まで。
毎日2回は行ってました。
上原地区最強のコンビニです。 -
今夜の夕食は鳥ももの甘辛炒め、ナスの煮びたし、ミミガー、ソーメンチャンプルー(オリジナルのキムチ味)、マグロの刺身、デザートはパイナップルでした。
今夜も大満足でした。 -
最終日の朝です。
今日は昼の船で帰ります。 -
今日の朝食は和食でした。マグロのヅケが絶品でした。
-
例のガソリンスタンド併設のみなとレンタカーで自転車を借ります。
1時間300円。
初日に寄った星砂の浜に向います。
最後の日は泳ごうと思います。 -
曇っていてやや風がありましたが、星砂の浜はほとんど人もおらず、ほぼ貸し切り状態です。水中はサンゴの状態がいま一つでしたが、さすがに透明度が高く、いろんな魚が見えました。
-
西表の〆はうなりざき展望台です。
夕日が有名な所なのですが行きそびれたので最後に行ってみました。
午前なので順光。風が強く波が高かったですが、青と緑のグラデーションが絶景でした。 -
西表西部にはパイナップルの無人販売所が至るところにあります。
特産のピーチパインは今が旬のようです。 -
1つ買いました。200円でした。
(帰って食べたら家族全員絶賛でした。) -
きよみ荘でシャワーを浴びさせてもらって、お礼を言って港へ向かいます。
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石垣港へ向う船がやって来ました。
いよいよ西表島を後にします。 -
帰りの船は揺れもなくあっさりと石垣港に着きました。
石垣島でいちばんと評判の八重山そばの名店「来夏世(くなつゆ)」で遅い昼食です。八重山そば(中)が550円。
細麵と豚ロースの細切り、あっさりと上品だがしっかりした出汁。
大満足でした。 -
石垣市街をぶらぶらしてスーパーで土産を買い込んで石垣空港へ。
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帰りはいつもあっという間にやって来る。
-
この日は曇りだったので、離陸直後から雲に覆われて下界の様子もろくに見えず、
いつのまにか薄暗くなり、2時間ちょっとで関空に着陸しました。
タラップを降りると半袖では肌寒く、細かい雨が降っていました。
車を飛ばして、2時間後には自宅に着きました。
夕方まで八重山にいたのがウソみたいです。
石垣のかねひでで買ったジューシーと魚のてんぷらで遅い夕食としました。
・・・また行こう。
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民宿 きよみ荘
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