
2023/05/14 - 2023/05/14
76位(同エリア3694件中)
Siniさん
この旅行記スケジュールを元に
シギリア・ロックは高さ180mの一枚岩。かつてその頂上にはお城がありました。しかし、そんな岩を登るとは、、、いつものようにひらめきでツアーに申し込んだので、そのときは考えてもいませんでした。いざ、荷造りを始めて、天気を確認して持ち物を決める段階で、登れるかな?と少々不安に。
因みにオーストラリアのエアーズロックは、
高さ346m、周囲約9.4k。
一方シギリア・ロックは
高さ180m、階段で1200段、40分で登れるそうです。これを聞いて安心。40分くらいなら登れるかな。
写真はシギリア・ロック全容。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
朝のホテルロビー。右手にフロントがあります。
ペガサス リーフ - ア ビーチ リゾート イン コロンボ ホテル
-
フロントは何故か一段高いところにあります。
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昨晩は暗くて分かりませんでしたが、ホテルはインド洋のビーチに面してるようなので海岸へ行ってみます。
-
ビーチには犬や漁師や物売りが朝早くから歩いていて少し物騒な雰囲気もないではない。
何かを売りつけようと男が寄ってくるし。 -
イチオシ
インド洋にタッチ!初インド洋。
遠くにコロンボの町、真ん中よりやや左にロータスタワーが見えます。
しかし漂流物の木々やゴミその他いろいろ流れ着いていて海岸は綺麗とは言い難い。 -
さて朝ごはんです。
トーストの上に乗ってるのは目玉焼き2個。今朝は卵3個食べてシギリア・ロックに備える?? -
こちら名前忘れましたが、白身で皿を作る目玉焼き。独特な形のフライパン。
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白身がパリッとしてなかなか美味しかったです。
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さて出発!バスの中にウェルカムプルメリアが。
南国ですね。 -
ホテルのあるワッタラ地区。このあたりは、キリスト教の地区で教会が沢山あります。
ところで2019年4月、コロンボなどの教会やホテルで連続爆発があり、290名(うち日本人1名、36カ国の外国人を含む)、が死亡したことは記憶に新しいところ。教会と聞くとちょっと怖くなる、、、。 -
途中でトイレ休憩。
しかし高速道路が通っているのは一部のため、ひたすら地元道を走ります。で、絶えずホーンを鳴らして遅い車やバイクを抜かして行きます。いやー、怖い、怖い。みなさん、慣れているようですが、見ていると怖い。 -
トイレ休憩のため、「カフェアマキエ」に到着です。
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せっかくなので何か飲みましょ。
こちらは食事のセットメニューがあり、地元の人達も食べていました。こういうところを見るとスリランカも豊かになったな、と思います。 -
ミルクティーを注文しました。250ルピー(約125円)。
で、この後、お腹を壊しました!え?もしやミルクティーのミルクにあたった?
え?え?え?ロックに無事登れるのか? -
ようやく休憩時間を含めて片道4時間かけてシギリア・ロックの入り口に到着しました。
まさかの移動だけで片道4時間。その上登頂前のトイレでは、、、。すごーく不安が残りましたが、もう二度と来ないと思って登る決心。 -
ついに見えました!シギリア・ロックの全容です。
19世紀にイギリスの探検家が発見するまで1300年間ジャングルに埋もれていました。
ところでやたらと現地の若者がサポーターをかって出ます。荷物係り、手を繋いでくれる係り、後ろから支えてくれる係り、などなど、ロックに登るためのサポーターですが、割と高齢の私達のグループでは誰も依頼しませんでした。こんなハードなツアーに参加するメンバーは皆さん健脚らしい。 -
うーん、シギリア・ロック!すごいわ。
5世紀、父王を殺害して王位を略奪したカッサバ1世が、その罪の意識から逃れる様に断崖の上に理想郷、王宮シギリア・ロックを造ったそうです。当時はどうやって資材を運んだのか? -
こんな大岩の間を登って、、、
斎場御嶽の親分みたいな岩! -
こんなところも登って、、、ところどころで降ってくる人の列と出会うと大変。右側から降りてくるグループ、左側から降りて来るグループと様々でその度に右へよったり、左へよったり、、、。
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一休み。
頂上まで2/3くらいのところ(?)に少しひらけた地があり、ライオンの足があります。
通常は早朝または夕方登山が多いのですが、私たちは1日しか滞在しない中での行程のため、12時過ぎから登り始めました。太陽はカンカン!で厳しい登り。 -
登ってきたところ見てみます。いやー、なんだか、すごい!冒険です。
特に階段が、下が丸見えなので怖い、怖い。 -
やっと頂上。
途中で現地の休暇中のお巡りさんがいろいろ話しかけてくれて気が紛れましたが、そうでなければ登るのにもっと苦労したと思います。
頂上からまっすぐ伸びた先が入り口だったところです。 -
入り口と反対のこちら側には、野生の像が生息してるそうです。見えないけど。
360度、何も視界を遮りません。 -
基礎だけですがカッサバ1世の建てた城の跡が残っています。
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ここで足湯って、いいわね!
その昔、王宮に貯水池は必須だったことでしょう。
さあ、降りましょう!って、降りる方が怖い! -
ライオンの足まで降りてきたところで、イスラム教の学生たちの遠足に出会いました。わっ!大勢!!このグループと階段ですれ違わなくて良かった!!
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そのあとミラーウォールへ行きます。
螺旋階段で登って行くので、ついて行くのに必死です。 -
左側のウォールが鏡のようにキラキラだったとか。で、右の崖に描かれた美女のフラスコ画(シギリア・レディ)が、映って、素晴らしかったそう。
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現在残っている裸婦の絵は18体。実際はとても薄い薄い絹布を羽織っていたため、透けて見えただけのようです。
シギリア・レディは撮影不可で2名のガードマンが見張っていました。 -
イチオシ
見上げると、はぁ、しかしすごい岩!
なるべく下を見ないようにして降りてきました。 -
やっと降りてきました。大地に足をつけるって嬉しい。暑かった!
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帰り道にはお土産屋さんが数軒あります。
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バスにはスイカが待っていてくれて、嬉しい。大汗かきました。先程着替えました。
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お昼ご飯はシギリア・ロックから20分くらいかな、こちら、「トロピカルビレッジ」です。
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レストランの前には広い駐車スペースがあり、大きなバスが5台くらい駐車できます。
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空いているように見えますが左手は混雑。これから私たちが座るのは右手。
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こんな感じです。
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中国人か台湾人かわかりませんが中国語を話すグループの他にフランスのツアーも来ていました。
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バイキング
それにしてもアジアで初めて「経済破綻」したスリランカ。
2022年5月、スリランカはデフォルト(債務不履行)に陥りました。6月にはインフレ率が54.6%にまで上がり、反政府デモが当時のラージャパクシャ大統領官邸まで迫りました。7月大統領は国外に逃亡。 -
いろいろ
ラージャパクシャ大統領とその一族は中国から大金を借金し、私腹を肥やしていたそうです。そういえば債務の罠で中国に港を譲渡しましたね。2017年、南部のハンバントタの港。
習近平国家主席による巨大経済圏構想「一帯一路」の中に組み込まれ、中国からの融資を返済できなくなったわけです。 -
フルーツは美味しい!
たった1日の観光ではそんな厳しい状況は見えて来ません。 -
なんとなくスリランカのカレーは美味しくて食べられます。
スリランカ植民地の歴史
1505年、沿岸地域がポルトガルの植民地に。
1658年、沿岸地域がシナモンを求めてきたオランダの植民地に。
1815年、全島がイギリスの植民地に。 -
大きな胡瓜も美味しいです。
1948年に英国より独立し、セイロン島に。
1983年頃よりタミル人とシンハラ人の対立が激しくなる。26年に及ぶ内戦です。 -
ここではガイドさんおすすめのフレッシュパイナップルジュース、900ルピー(450円くらい)を飲んでみました。
氷も少し入れて冷たくして欲しかった、、あ、スリランカでは氷は危険です。あれ?そういえばお腹壊していたのが治ってます。しかし念のため錠剤ビオフェル◯◯を3日ほど飲みました。 -
このツアー唯一のお土産屋さん立ち寄り。
宝石店兼お土産屋さんです。ここで宝石の採取の仕方などのビデオを見ました。いまだに手堀りで宝石の原石を発掘しているそうです。 -
高価な宝石の他にもいろいろ売ってますが、欲しいものはなく、パス。
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町にあるこちらのスーパーマーケットで、買い物。これは参加者の強いリクエストで急遽実現しました!
嬉しい!初のスリランカの日常生活が垣間見られるかも。 -
店内は普通にスーパーでしたけどね。品物も豊富です。
支払いはカードです。 -
このスーパーで買ったものはこんな感じです。ジンジャーブレッドが生姜が効きすぎて辛い!
たくさん買っても日本円で4000円くらいでした。 -
この旅でスリランカ滞在は2泊1日。その1日の大半をシギリア・ロックへの往復に費やしたのですから、バスの中からしかスリランカを見てません。
ここは高速道路。これがコロンボまで通じていればもっと早く移動できるはずですが、高速道路は途中ありません。 -
田んぼには人影が見えています。
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全てがいまだに人力によるスリランカ。田圃も人力です。
二毛作、三毛作するので米の生産は十分だそうです。フルーツなどは年3回収穫できるものもあるようです。つまり気候に恵まれた豊かな島なんです。それにインド洋の要衝にあるーだから植民地時代が長かった、、。 -
帰りのトイレ休憩も往路と同じコーヒーショップ、「カフェアマキエ」(Café Amakie)です。
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本当はいけないんですけれど、ツアーの中の兵庫からご参加の奥様と買い物に走る。ご主人に後を任せて、2人で短時間脱走です。
左手の車のところあたりのお店へ走ります。 -
走って横断歩道まで行き、しっかり右見て左見て駆けて渡る。スリランカの横断歩道を渡るのも初めて!という。車がひっきりなしに来るのですが止まってくれることもあります。たまーにですが。ひやひや。
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バスからしかみていない地元のお店です。やったー!
この入り口の中にまた店があり、さらに奥にも店と三重みたいな構造。 -
最奥の店内。発酵食品をカメに入れてあるようで独特な臭いが溢れていました。
香りの良い石鹸とお茶を2種類購入。店内にはおばーちゃん、オトーサン、娘らしき3人がいました。オトーサンとカタコトの英語でやりとり。
初めてのスリランカでの自力のお買い物。すっごく満足。滞在時間わずか8分です。離脱約15分です。 -
ホテルに到着。夕食はカレー味が苦手な日本人のために、中華料理スリランカ風です。
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春巻きやチャーハンなど。美味。
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何やら甘いデザートでした。
本日は往復8時間かけてシギリア・ロックへ。2時間滞在して登山、下山。本当に垣間見ただけのスリランカ滞在となりました。
それにしても道路状況悪すぎ!ただ窓から見た現地の方の衣服は綺麗だったし、カフェで食事や休憩する現地の方も多く見られたので、経済破綻後、生活は恐らくは徐々に豊かになっているのでしょう。たぶん。
ポルトガル、オランダ、そしてイギリスの植民地だったスリランカ。島は自然が豊かで、米他食料は採れるし、宝石の鉱脈はあるし、、、それ故になかなか進化しないところもあるんですね。進化しなくて良いところもあるでしょうが。
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旅行記グループ
2023.5 スリランカ、ネパール6日間
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旅行記グループ 2023.5 スリランカ、ネパール6日間
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