東京家族・・好齢者夫婦上京、親戚や息子家族、何年ぶりかの東京見物を楽しむ。。。。

2023/05/09 - 2023/05/15

　昔映画で小津安二郎の代表作「東京物語」という名作があった。若い方は知らないと思う高齢者ならよく知っている作品である。東京で暮らす子どもたちを訪ねた老夫婦の姿を通して都会と地方のギャップを巧みに描いた名作である。後に山田洋次監督がこの作品をリメイクして「東京家族」という作品を作ったことはよく知られている。
　子供たちに会うために地方から東京へやってきた老夫婦の姿を通して、家族の絆を映し出す作品だが、何故かこの作品に共通したものを感じた旅であった。
　息子は上京してかなり年数が経ち二人の子供（私にとっては孫）を育てながら、やってるがコロナのために随分ご無沙汰していた。さらに葛飾・青砥在住の親戚にも顔を出して挨拶と充実した日を送ったのです。
　東京在住の姉は、故郷を離れてうｎ十年になるが、寄る年波にか勝てず老齢化が進みたびたび私が様子を見に上京するというのが実態なのである。これまで何度も上京したが、今回は夫婦そろって一人住まいの姉宅に行くことにして息子や親戚周りをしたのです。
　姉が住むマンションは竹ノ塚というところにあるのだが、東京都といっても小さな川を超えると埼玉県「草加」になるのです。
　いつも竹ノ塚ばかりで、東京観光なぞやったことがないものだから、家内曰く「たまには東京らしいところへ行きたいわ」というではないか。どこへ行きたいか？　浅草や銀座はパス、「六本木」へ行ってみたいというではないか。わかった、じゃあ六本木に行こう！　
　宿は、御茶ノ水にある東京の「私学ガーデンパレス」帰るときは船橋駅前の「ホテルメッツ」に決定。かくして老夫婦の東京物語が始まることになります。

　・・・写真は六本木ヒルズ・・・

エリア 六本木(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

　東京には5月9日（火）午後に到着、早速竹ノ塚まで直行、姉宅に世話になる。

　9日というのは、GW過ぎだから人出も落ち着いているだろうとこの日を選択したのです。一泊した翌日、私たち夫婦と姉の三人で私学東京ガーデンホテルに宿泊。

　東京ガーデンホテルは、JR御茶ノ水駅近くにある私学の施設で設備も食事も悪くないのです。夕食は会席料理で女性たちは満足々々、朝食もメニューが豊富でどれも美味しいしコーヒーも旨いと何倍もお代わり・・

　写真は東京ガーデンホテルのメインロビーの様子・・

　　外観写真を撮り忘れていた！

　東京ガーデンホテルをチェックアウト、すぐ近くにある神田明神参拝へ

　週末には、有名な神輿もでるそうだ、

　　詳しいことは、神田明神のHPをご覧あれ！

　　　https://www.kandamyoujin.or.jp/profile/

　神社正門の額　　　隨神門に掲げられている・・

　江戸国学発祥の地とある・・

　随神門脇の門・・

　本殿にあたる、ご神殿です

　極彩色の見事な絵が・・・

随神門を入って振り返ってみたところ

神輿のような物がありました、

　本殿にあたる随神殿・・旅の安全を祈願しました・・

周囲には願掛けの絵馬がイッパイ・・

　ここにも、あそこにも・・・

　このような彫り物もあった、

　神田明神さまを出てその前にある湯島聖堂に行ってみました・・

　江戸時代中期、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉（とくがわつなよし）が上野にあった孔子廟をこの場に移し、大成殿（たいせいでん）といい「聖堂」と呼ばれるようになったという・・

ここは孔子廟ともいわれています

門を入ると広場があります

　大成殿の大きな額が・・

　孔子を筆頭に、孟子、顔子、曾子、子思といった聖人が祀られているそうです

学問所の雰囲気があります、

残念ながら土日しか開館しないそうです・・

　このような鯱が見られます・・

虎の子の鯱も・・

鬼口頭とよばれる鯱です、

入徳門です

石段を下りて出ます

歩いて御茶ノ水駅へ向かう・・

御茶ノ水駅といえば、聖橋が有名です、御覧のような御影石の橋は昔のままでした

聖橋から神田川を望む・・

レトロな雰囲気が昔を思い出します、今でも昭和の雰囲気が残っています・・

御茶ノ水からJR中央線で隣の秋葉原駅まで、そこから地下鉄日比谷線に乗り換えて

六本木まで行きます・・、ラッシュ時間を過ぎたとはいえ、やはり首都東京だけあって、人・人・人・・・

イナカから出てきたものにとっては、この雑踏はごめんなさい・・

六本木ヒルズ到着、

エレベーターに乗ってヒルズ散策・・

若者、セレブの人たちに人気ある東京の名所で、イナカのおっさんやおばさんには余り縁がないのですが、そういうところを見てみるのも何かの参考になるかも・・

反射して見にくいかも、おしゃれなセーターに目が・・

ここにも、実はカミさんが趣味で編み物をやってるので、大変興味があるらしく写真撮っておいてといわれたもので・・

後で調べたら、オーダーメイド製だとか・・やっぱり！

天気がよく、人出が多かった・・

フーン、六本木ヒルズってこういうところなのか、

若い人たちが憧れる訳がよーくわかりましたよ、

初めてなので案内図を見ながら散策しました・・

六本木ヒルズのそばにあるテレ朝と毛利庭園へ行ってみます・・

東京タワーがマジかに見えます・・

テレ朝見学・・

中に入ってみます。。写真撮ってもいいですか？・・どうぞどうぞ、

中の様子、

同じく中の様子、見学客はいなかったのでゆっくり見られた・・

テレ朝番組の紹介幕が・・

再び外に出てヒルズを見上げる・・

毛利庭園へ行きます・・

天気もよく絶好の散策コース、

帰宅後、テレビニュースで「園遊会」のニュースが流れていた。

天皇皇后陛下が赤坂御苑で園遊会に出席されていたが、雨だったそうだ。雨の中傘をさして参加されている様子をテレビで見ながら、ビックリしました、

ここ六本木と赤坂御苑の距離はさほど離れていないはずなのに、あちらは雨、こちらは晴天？？　　

神田明神さまのご縁があったのでしょうか？

庭園内にあるハート形のオブジェ・・

つつじも満開・・

もと来た道を戻ってヒルズに戻る・・

ヒルズタワー内で、どこかで見かけたものが・・

イタリア・ローマにある石の彫刻である。「真実の口」

手を口に入れると、偽りの心がある者は、手を抜く時にその手首を切り落とされる、手を噛み切られる、あるいは手が抜けなくなるという伝説がある。

「これ、実物を見たわよ！」姉とカミさん曰く・・

お腹がすいたので、お昼にしましょう・・

あいにく、洋食ばかり、和食・中華は少ない、

やっと見つけた中華レストランで、冷麺・ラーメンを注文

その店がここです・・

全く雨にも降られず六本木から地下鉄日比谷線で竹ノ塚まで戻りました。

この線は、地下鉄でもあり東武スカイツリーラインでもある私鉄ですが、北千住を通り、東武動物公園方面に行くのです。

しかし、スイカカードは何と便利なカードでしょうね。JR、私鉄、地下鉄なんでも乗れるのですから便利ですねー、乗り物だけでなくちょっとした食事や買い物もOKですからね、若い人たちは、スマホの中にスイカを入れて何でも決済してますからねー、

電車に乗ってみたらほとんどの人がスマホに見入っていますからね、高齢者はあまり見ていないようですが、

電車に乗ったらどうしてもすぐに座席に座りたくなるのも高齢者ゆえ、仕方ありませんね。しかし、皆さん親切ですね！おっさんやおばさんが乗り込むと咄嗟に立ち上がって座席を譲ってくれますからね！　こちらは我慢できるのですが、相手から見たら高齢者だとわかるんですね、「歳は隠せません！」
ホームではすぐにエレベーターを探すのも高齢者の特徴ですな。現役で働いている人たちに迷惑をかけてはいけないので、絶対に朝。夕のラッシュ時間帯を避けることにしています。東京のラッシュアワーの凄さをしっていますからね。

歳よりは、現役世代の人たちに迷惑をかけないようにしております。

　最後の夜は船橋駅前にあるJR東関係のホテルメッツに宿泊。明日は広島に戻るのです。

在京三日目は、葛飾・青砥の親戚宅訪問、私の亡き大叔父の仏壇にお線香、家族の方々と広島に来た時の思い出話に花が咲きました。

青砥には、東武伊勢崎線・牛田で下車、京成関谷から堀切菖蒲園⇒お花茶屋という昔よく通った京成本線で行きました。

１４日（日）は、船橋在住の息子宅を訪問。久しぶりに孫たちと再会。男の子は大学四年、サッカー部所属・試合のため会えず。女の子は大学入学決定。

夜は息子の嫁一家と久しぶりの食事会。何年ぶりだろか？こうして両家族が会うことができて感謝しましょう。

しかし、船橋の賑やかなこと半端ではありませんね。私の好きそうな飲み屋街、食事処がイッパイ。昔からこういう居酒屋が好きなものだから船橋がますます好きになってしまった。

ホテルメッツからの眺め・・足元まで外が丸見え、

朝、JR船橋駅ホームの様子・・

一日の始まりです。

向かいには東武デパートが見えます・・

朝食事会場・・

メニューも充実している、

接客係も親切で丁寧です・・

ホテルフロントです

フロントロビーで・・

ソフトドリンク・・フリーです

アメニティも豊富で充実している、次回もアリかな・・

JR船橋駅

駅前の交番

駅で見かけた銅像・・

船橋駅構内にある「さざんかさっちゃん像」です。

JR船橋駅ホームからメッツを見上げる・・

船橋駅から総武線快速で品川へ、品川で京急に乗り換え羽田空港へ空港快速で、

ホームはカラーで案内表示が・・

横浜方面。久里浜方面・・いやでも間違うことはない！

親切ですねー

表示してある場所に立って待てばよい、案内もあるし。

品川乗り換え羽田空港行の客が多いのですなー

これまでは浜松町でモノレールに乗り換えて行くのが多かったが、息子曰く京急がいいよというので、挑戦してみた訳・・

久しぶりの羽田空港第二ターミナル、ANAで帰ります。

搭乗ゲートです、時間があるのでカードラウンジで一休みしましょう

あちこち見て回る・・

エレベーターも丸見え・・

お腹がすいたので、蕎麦屋を探す・・

さーて何にするかのう？

どうしてもイッパイ欲しいのでビール付きに・・

カミさんはそばで・・・

店の名は「門左衛門」でした・・

帰路はANA広島行、14時４０分６７９便・・確か６８番ゲートであった。少し時間があったのとビールを飲んだのでウトウトしてたら、カミさん曰く
「また寝てる！！ゲートがへんこうになってるわよ」と、カミさんが土産物を買いに行ったらゲートが６８から６６に変更になったらしい！？
大変だ！　保安検査では６８番だったのに、わずか1時間足らずで変更になったのか？
カミさん曰く「私が土産物を買いに行かなかったらわからなかったわよ、また寝てるし・・・」苦情を言われる始末。何年か前にもイッパイ飲んでいい気持ちで寝過ごすことがあったんですわ。これで二度目ですから、おなじことをまたやったってことになるんですねー。懲りないおっさんです。
それにしても、６８番ゲートから６６番ゲートに変更はもっと前に言ってほしかったなー。
しかし、後でわかったけどこの日ＪＡＬは搭乗口でＱＲコード読み取り障害があったようだから、それに比べたらまだマシか。

しかし、広島行ゲートは遠いですなー。地の果てみたいなもんです。もう諦めていますけどね！

かくして無事に広島空港に到着。15日でした。

もう少し後ならＧ７サミットで規制があり大変でしたが、うまく避けたということになります。

この旅行記を書いているのは5月２２日ですが、広島は昨日まではＧ７サミットでものすごい規制がありました。おまけにウクライナから急遽ゼレンスキー大統領がやってくるし、警備体制も大変でした。全国からやってきた警察官の皆さんお仕事とはいえご苦労様、お疲れさまでした。

空港前に待機する警察車両を最後につたない旅行記を終わります。

　　２０２３年　5月２２日（月）・・・　アップ