旅の玄関口・羽田空港を無料循環バスで巡る旅客ターミナルぶらり旅

2023/05/20 - 2023/05/20

空港はその場所にいるだけで旅行気分が上がってきます。
各空港会社のチェックインカウンターや、館内に流れるアナウンスの「ポロロロン・・」という音。

名店や話題のお店が入ったショッピングモールやレストラン。

旅の目的地に行くためのスタートとなる場所なので、羽田空港は旅のワクワクした気持ちがよみがえります。

まずは第３ターミナルから散策は始まり、無料バスで第１ターミナル、第2ターミナルと巡っていくスケジュール。

和食のランチをいただき、プラネタリウムを見ながらドリンクを楽しみ、それぞれのターミナルから見える飛行機を撮影・・・。
羽田空港ならではのお土産も見つけて充実した羽田空港観光ができました。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田空港の各ターミナルを巡る一日。

京急線で羽田空港第３ターミナル駅からスタート。

改札を出て第３ターミナルのショップやレストランの並ぶフロアへと移動しました。

４Fフロア。ショップやレストランが並ぶエリアになります。

赤い柱は江戸舞台。
脇には５Fに続くエスカレーターがあり、プラネタリウムカフェに行くときに利用しました。

４Fのレストランは江戸小路という通路に有名店や行列のできる話題のお店が並んでいる和のテイストが漂う空間。
外国人観光客のかたもたくさんいらっしゃいました。

各店舗の店構えを見ながら今日のランチは何にしようかぶらぶら歩くのは楽しい。

江戸小路（羽田空港第3ターミナル） ショッピングモール

４Fフロア、おこのみ横丁。

テイクアウトのお店が並んでいます。
おにぎりのお店には行列ができるほど。
うなぎのお店もあって、ほのかに香ばしい香りも漂います。

赤い布がかけられた座席が設置された休憩スペースや、提灯など江戸のイメージを前面に出した商店街となっていました。

はねだ日本橋。
総檜造りで昔の日本橋半分サイズで再現した橋だそうです。

はねだ日本橋 名所・史跡

きらびやかに描かれた壁画。

壁にはかつての増上寺や江戸城、日本橋などの壁画が並んでいます。
昔の増上寺周辺や江戸城などの風景画を見て現在とのちがいに感心しながら橋を渡っていきました。

４Fからの眺め。
チェックインカウンターがみえました。

コロナ前は航空会社のカウンターに並び、手続きやスーツケースを預けていたときの気持ちがよみがえります。

飛行機の搭乗時間までレストランはどこに入ろうか考えたり、ショップで旅先や機内で使えそうな雑貨を探してみるなど、出発前のふわふわした高揚感を思い出しました。

はねだ日本橋を渡るとお祭り広場がでてきました。

やぐらや赤い和傘など設置されている静かなエリア。

たくさんの絵馬が並んだスペースの隣にちょっと和風な自動販売機がありました。

よく見ると「九谷焼」の小物の自動販売機。

久谷薬の小皿やペンダントトップなどが並んでいます。

日本を出国する前の最後のお土産を購入する観光客がターゲットの自動販売機でしょうか。

レストランのエリアに戻り、ランチ場所を探します。

有名店はやはり混みあっています。
つるとんたんは羽田空港店でも長い行列ができていました。

ゆっくり落ち着いて食事ができるところを探していたら、江戸前横丁に「日本の味すぎのこ」を発見。

魚介系や肉系、とんかつやカレーなど居酒屋ランチメニューらしくいろいろ揃っています。

テーブル席もゆとりのある作りで、隣のテーブルと会話が邪魔になららい程よい距離感。
おちついて食事が出来そうということで入店しました。

すぎのこ グルメ・レストラン

サーモンといくらのどんぶりのセットをいただきました。
海鮮のどんぶりはいくつか種類があったのでいろいろ悩みつつオーダー。

サーモン、いくらはしょゆのタレに浸かっている仕上げになっていたので醤油をかけなくてもおいしく頂きました。

ふと周りを見渡すと空港のレストランらしく、いろんな国のかたが利用されていました。

ランチのあとは展望デッキへ。

第３ターミナルの展望デッキからの飛行機を眺めます。

空のかなたからじわじわ降りてくる飛行機。
空港に着陸すると後から時間差で爆音が聞こえてきます。

発着陸の飛行機は思っていたよりも多くありました。

第3ターミナルにはプラネタリウムカフェがあります。

PLANETARIUM　Starry Cafe。

入場料は大人（中学生以上）520円。子供（2歳以上）310円。
ドリンクや料理の料金は別に発生します。

ドリンクや料理などが入場前に決まっていなければ、会計は後払いとなります。

プラネタリウム スターリー カフェ グルメ・レストラン

スタッフに誘導されて暗闇の中座席に移動します。

特に初めのうちは目が慣れていないので周囲が暗くて見えない・・・。
テーブルの上の丸い照明を頼りに座席へ。

よく見えていないので座席から滑り落ちそうになりながらなんとか着地。
落ち着きが肝心です。

ドリンクや料理のメニューも暗くてよく見えないので丸い照明にメニュー表を近づけながら確認していました。

ドリンクはコーヒや紅茶以外にもアルコールもあります。
今回は友人とそれぞれビールとカシスソーダを注文。

プラネタリウムは時間によって上映プラグラムが組まれています。

入場したばかりの時間帯は、ダルマが旅をする短いストーリのアニメが流れていました。その後機内の様子が流れ、春の星空が上映されました。

星空が上映されるときは、テーブルの丸い照明も落ちて、真っ暗になります。その間は撮影は禁止となりました。

その後、ターミナル間無料バスで次の目的地、羽田空港第１ターミナルへ移動。

エスカレーターを上がるとBLUE SKY FLIGHT SHOPを発見。
空港ならではのお土産を探してみることに。

JALのオリジナルグッズコーナーがありました。

文房具グッズかわいい。
JALマークのついたフリクションのボールペンを思わず購入。

そしてJALといえば、機内でのお楽しみの小さなカップ麺
そばですかい、うどんですかい。

らーめんですかいもあるんですね。

空港ならではのお土産ができました。

羽田第1ターミナルのショッピングモール。

予想よりもかなり広く、デパートの中にいるみたい。

ここでなんでも揃いそう。
フルーツまで販売しているところもあり。

飛行機に乗る前にフルーツのお土産？？
持ち運びが大変そうだけど搭乗前に購入する人はいるのでしょうか。

第１ターミナルの展望デッキ。
こちらでも出発・到着のフライトが次々と動き出します。

重くて大きな機材がふわりと空に向かって飛んでいく様子をずっと見ていると、なんだか不思議な気分になりました。

小さな固まりに見えていた飛行機が、どんどん近づいてきて空港に着地するまでの間は本当にあっという間で、空港に着陸する姿を写真でとらえるのは、とても難しかったです。

次は第2ターミナルに移動しました。

無料シャトルの利用者は予想よりも多くて、バス停にはしっかりと列ができていました。

乗車時間は３分ほどで、スケジュールも頻繁に運航しているので、列ができていてもそれほど苦痛ではありませんでした。

あっという間に第２旅客ターミナルに到着。

こちらもショッピングモールは大きくてきらびやか。

旅行の準備をしていなくても、ここでなんでも揃ってしまいそうな雰囲気です。

第2ターミナルの2Fでふんわりバームクーヘンのお店「クラブハリエ」を見つけました。

包装紙が飛行機柄で空港バージョンの様です。

クラブハリエ 羽田空港店 専門店

また、店内の内装がおしゃれ。


機材の廃材を再利用して機内の雰囲気を出した作りになっていました。

空の旅の雰囲気がでたかわいらしい内装や、飛行機柄の包装紙など空港を楽しむ仕掛けがいろいろしてある空間。

かわいいだけでなく、バームクーヘンはふんわりしっとりした風味豊かな食感。おみやげに喜ばれます。

第2ターミナルの展望デッキでは1部飛行機を見ながらお茶を楽しめるカフェがありました。

今回は満席でしたので、屋外のデッキスペースに出ようとした時、気になる飛行機を見つけました。

よく見ると表面に鬼滅デザインが・・・
鬼滅ジェット発見。

機体全体に描かれていますが、バーンと派手に表現はせずに、おちついたデザインでまとめてありました。

鬼滅ジェットに気が付いた人たちが増えてきて次第に周りが賑わいだしてきました。

展望デッキから眺めると滑走路の奥は海でその先にうっすら街並みが見えます。

上空にたびたび通過する飛行機と海の上に貨物船が通り過ぎる風景を眺めているとなんだか現実感がない不思議な光景でした。

各ターミナルを巡ってそれそれの展望デッキから飛行機の離発着を眺めていたのですが、次々と動き出す飛行機は飽きずにずっと眺めていられる光景でした。

飛び立つ飛行機を見ながら、ぼんやりと考えます。
コロナ規制が解禁されて数か月、次の旅行はいよいよ空を渡って海外かなと・・・新しい旅行計画を考えて夢は膨らみました。