2023/05/14 - 2023/05/14
139位(同エリア276件中)
さおりさん
神戸の須磨に日本で唯一の”カーレーター”という乗り物があるらしい。
しかもその先には回転喫茶店があると。
気になる気になる気になる。
そんな話を須磨の知人にしたところ、
「5月末で閉館してしまう須磨海浜水族園に同行する」という条件で、カーレーター含め須磨を案内してもらえることに。
スマユウ編。
希少な乗り物に建物。
時間の止まった遊園では兵庫の絶景とノスタルジー全開の時間を楽しめました。
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山陽電鉄の須磨浦公園駅からスタートです。
大阪から1時間くらい。
今日は明石まで行く予定なので、阪神と山陽電鉄が1日乗り放題になる「阪神・山陽シーサイド1dayチケット(2,400円、前買ったときは2,000円)」を買った。つもりでいた。
チケットを通すと跳ね返される。なんでやー!
よく見ると、私の持っているのは「阪神阪急1dayパス(1,300円)」という山陽電鉄には乗れないチケットだった。
なんというミス。乗越料金250円を精算します。 -
(気を取り直して)駅の真ん前に海ー♪
いつも登山者がたくさんいる印象があったんだけど、今日は天気悪いからか少ない。
ここで今回の案内をしてくれる須磨っ子さんと合流。 -
さっそく須磨浦山上遊園に向かいましょう。
駅の真横にチケット売り場があって、係員の方が対応してくださいます。
須磨っ子さんは「三宮・明石市内1dayチケット(1,150円)」を装備してきていた。
1,200円のBコースのチケットにも使えるって・・・すでに元取れるやん!
このきっぷが正解でした。 -
まずはロープウェイ。
「やまひこ」号と「うみひこ」号がいるらしい。
昭和生まれかと思いきや、平成中期生まれでした。 -
ロープウェイ乗り場から。
電車と海、いいねぇ☆ -
乗客は私達だけかと思いきや、滑り込みでファミリーが乗ってきた。
出発してすぐ「うみひこ」とすれ違う。
無人だった。
みんな自力で登るんかな。 -
おー☆
あれが須磨浦海岸ね!
その奥(右上)に見えてるのが神戸空港。 -
海に突き出してる桟橋みたいなのは「須磨海づり公園」(台風被害で閉園中)。
食堂やBBQスペースも含めた施設に生まれ変わる予定だそうです。 -
鉢伏山上駅に到着。
自販機コーナーとトイレがあります。
レディ用とジェントルマン用。 -
ここまでもこんな階段で登ってこれます。
この階段は鉢伏山へ続いてます。
鉢伏山上駅と行っても山頂はもっと先。 -
階段は使わず、こちらの施設へ。
カーレーター乗り場。
わぁ、なんてビジュアル系☆
乗る前に、建物の上に展望デッキあるみたいだから行ってみよう。 -
この長いのはカーレーターの屋根。
トタンです。
雨漏りしないんかな。 -
展望台に出ると、明石海峡大橋♪
これから行く回転レストランのほうが高いところにあるので、軽く見るだけ。 -
そんじゃ行くか・・・
ドキドキ・・・
建物の中に入ろうとした途端、係のおっちゃんに食い気味に呼ばれる。
オレンジの玉の付いた棒をしっかりつかんで乗り込むよう案内されました。 -
これは・・・笑笑
モノラックみたい笑
一応、座席はフカフカになってるけど。
そこそこの速さでベルトコンベアに引かれながら進むカーレーター。
ミカン山で収穫されて運ばれるミカンの気分。。。
乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。
(乗り心地の悪さがウリだそうです) -
あ!なんか一つだけピンクのおるやん!
あれが良かったなー。 -
なかなかの傾斜を登っている。
全身に重力を感じながらガッタンガッタン揺さぶられ、不快感が増していきます。 -
時々、背面にスマユウのアピールポイントをつけたカーレーターが現れる。
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ブラタモリでも取り上げられたらしく、園内の各所にタモリさんの写真や絵が貼られていました。
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到着!
我々貨物を降ろしたカーレーターたちはまたベルトコンベアに乗って新たな貨物を運びに向かう。
素人の構想でプロが作り上げたような乗り物だった。
遊園地のアトラクションと考えるならアリ。 -
昭和41年生まれ、開通から50年を超えているらしい。
勾配、25度もあるのか。。。 -
乗ってるのか乗せられてるのかわからなくなる摩訶不思議な乗り物。
100年頑張って機械遺産になってほしい。 -
カーレーターをおりたら右手には旗振山へのコース。
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左手にはこれから突入する「須磨浦展望閣」。
ここに回転喫茶店が入ってるはずなんだけど、外から見たら全く動いてる感じがない。
それどころか営業中かも怪しい雰囲気。
平成初期のJPOPがガンガン流れているので営業してるのは確かでしょう。 -
数組が階段の奥に吸い込まれていったけど、私たちは1階のレストルームから攻めていこう。
細かいけど、こっちの看板では「回転展望閣」なのね。 -
バーベーキュー受付。
バーベキューなんてどこでできるんだろ。 -
入口横のウィンドウ内にはどんぐりアートが飾られてました。
わぁかわいい☆
一緒にセミの抜け殻とかも大量に飾られてて、メルヘンに全振りしてないのが良かった。 -
さっきの看板にはレストルームって書かれてたけど、過去はレストラン”あじさい“だったらしく、薄い文字の看板が残ってた。
未だ現役のフォークソングジュークボックスが名物みたいです。
昭和の名曲が聴けるんだって。 -
お弁当持ち込みオッケーと書かれてたので、ハイキングの休憩に良さそう。
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バーベーキュー受付はこっちだね。(前日までの完全予約制)
フランクフルトやたこ焼き、ソフトクリームなどの軽食もあった。
卓球の受付までやっちゃって、迷走感。 -
それじゃ次のダンジョン(二階のゲームコーナー)に進もう。
屋内に入るなり濃厚な昭和~平成初期の空間に迎えられる。
ホッケーゲームはまだ見かけるところたくさんあるね。
温泉とかにあると絶対やっちゃうやつ。 -
このへんはそろそろ引退させて保存展示にしたほうがいいんじゃないでしょうか。。。
大半が故障中でした。 -
これは旧ロープウェイ手動運転機器類。
昭和の頃に使われてたやつだろうなーとおもいきや、2020年11月まで現役だったんだって!
右の手動ブレーキで運転手さんがロープウェイを停止してたらしい。
その様子を見たかった。 -
こんなの運転できるなんて、ワクワクするやん。
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これが令和の時代に稼働していたなんて。
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あ、これがレストルームで受付してるって張り紙があった卓球台ね。(30分500円)
ネットで囲われてる。。。
1階・・・レストラン⇒レストルーム⇒バーベキュー受付会場という3つの呼び名を確認できました。 -
ボールプールも売りの一つみたいですが、入れるのは未就学児のみです。
-
うわ!インベーダーゲーム!
ほとんど故障してるけど、現役の台に初めて出会った!
昭和の喫茶店にあるっていうのが須磨っこさんとの共通認識。
当時はゲーム台の上に飲食物乗せてインベーダーゲームやってたんかな。 -
カニカニパニック???
ワニワニパニックは知ってるけど、カニ版もあったんだ?
1プレイ100円だし、やってみよう~。 -
結果は「なかなかやるガニ」の好成績だったけど。
長年打ちのめされて割れちゃってるカニさんを全力で叩く事ができず・・・ -
こういう乗り物、現代の子どもも楽しいんかなぁ。
-
さあ、そろそろ3階の本命ダンジョンに向かいましょうか。
その前に階段横のピタゴラスイッチ的なマッシーンがきになる!
ピンクのレールの上をピンポンが行き交う。
こういうのって無限に見ちゃうよねぇ。 -
回転喫茶店、到着。
メニュー看板が置かれてある後ろの境界あたりから先から向こうがゆっくり動いてる!!
本当に回転してるんや☆ -
全席窓側向き。
えー!
あの昭和丸出しの乗り物で来る昭和丸出しの建物の中とは思えないくらいステキ!! -
この回転喫茶店、入場料100円です。
私たちはBコースチケットで入場。
とりあえず、注文しよう。
売店部分は回転しない部分にあるので、注文に迷いすぎて流れていかないようお気を付けを。 -
すぐにクリームソーダ(650円)ができあがり。
コースター、かわいい! -
こちらは須磨っこさんの。
何種類かデザインがあるんかな。
クリームソーダのグラデーションがノスタルジック全開。
海との相性抜群。
しかもちゃんと美味しいっていうね。 -
天気悪いけど笑
どこまでも続く水平線を眺められて最高。
(BGMはB'z)
この先ってさぁ、和歌山と淡路島の間の空間よね。
ってことは太平洋なの? -
お客さんもほぼいないので、動き回る。
ちゃんと床が動いてる・・・!
一周には1時間位かかるみたい。
数え切れないくらい止まってたけど笑
あと、動いてるときはまぁまぁ不穏な機械音がちょいちょいする。 -
明石海峡大橋もゆっくり眺められる。
ここから見る夜景とか綺麗そうやなぁ。 -
朝ごはんを食べてなかったので、ホットサンド(600円)を頼みました。
ちょっと時間かかると言われたたのだけど、そんなの問題なくて。
注文から15分くらいして、ミィがプリントされた可愛いのがきた♪ -
なんかフォークを入れるのかわいそうだな、と思いながら斜め切り。
中身はキャベツ、玉子焼き、ハム、ケチャップ、レタスなど。
めちゃくちゃおいしかったー!!
神戸名物のそばめしなんかもあって、他のメニューも食べてみたい。
平日はモーニングもやってるそうです。 -
日曜なのにこの閑散具合。
好きなだけ移動して景色を楽しみます。
回転するの待ってられない。 -
また激渋な乗り物あるやん♪
観光リフト。
Bコースチケットでは乗れないので別料金だけど乗りたい! -
観光リフトの先に続いてるのがサイクルモノレールね。
こんなに長居する予定じゃなかったけど、面白そうだし後で行ってみようか☆ -
一面が海になりました。
うあー、きれい。
晴れてたらもっと最高やろうなぁ。
私、一日ここおれるわ。
平日に有給とって一周するまでボーッとしに来よう。
須磨っこさんも、まさかこんなにいい場所だとは思ってなかったらしい。 -
壁には、星井さえこさんという方の神戸の回転展望レストラン巡りの漫画が貼られてあるので、じっくり座って次のお話が来るのを待つ・・・なんてできないので歩いて読みに行きました。
2018年までは神戸に3つもあったんだって。
今はこのコスモスのみになってしまったそう。
60年代には回転レストランが流行してたなんて夢のようやん。 -
須磨浦山上遊園が栄華を極めていた頃の絵画でしょうか。
-
もっとゆっくりしたいけど、次の予定もある。
最後にダンジョンの屋上も見ておこう。 -
このロープウェイ型の箱はクッキー。
お土産売り場で売られていました。 -
屋上展望デッキからの眺め。
誰もいない。
見える景色はこのお山からは大体どこから見ても同じなので、バズーカカメラで場所取りするような人こなさそうだなーと。 -
何個か100円を入れるタイプの望遠鏡が設置されてます。
が、一つだけ壊れてるのかお金入れなくても景色が見られるものがありました。 -
「ひょうごの景観ビューポイント150選」
「神戸らしい眺望景観50選100選」
どちらにもノミネートされた景色。 -
うんうん、神戸といえばって感じするね。
海と山の間にある街。
展望閣からの景色に満足したので、名残惜しいけどそろそろ下ります。 -
さぁ、予定ではなかったけどさらに奥に踏み込みましょう。
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観光リフト方面。
六甲山や摩耶山でこういうテイストの建造物よく見るねぇ。 -
徒歩方面。
15分くらいだし、行きはハイキングコースで行ってみよう。 -
ゆるーい階段を下ってきたら渋い案内石。
ここは六甲全山縦走路の一部。 -
新緑が心地良いハイキングコースを抜けると、旗振山に到着!
山頂、ここやったんや。 -
旗振茶屋さん。
昭和6年の創業。
ここには人がたくさんいて、中は満席状態。 -
神戸にはたくさんの登山会がある印象。
この茶屋さんもその会のひとつに管理されてるっぽい。
入会希望届けを記入できる小屋も設置されてた。 -
51キロの自力移動を「頑張って(ハート)」で応援してくださる。
ちなみに私、山女の端くれですが、六甲全山縦走は今のところやる気はない。
中はいっぱいだし、次に進みましょ。 -
え?なんか急に国境にでたよ。
パスポート持ってきてないよ。 -
国境からちょっとだけ急な坂を下ってきたら、サイクルモノレールが現れた。
※旗振茶屋からの間に旗振毘沙門堂という建物もあったけど、色々不明すぎてスルーしてきました。 -
一応、営業中の看板出てるね・・・
ここ、回転喫茶店とかあらゆるところから丸見えやったよね。 -
乗るかどうするか迷って広場をウロウロ。
ミニカーランドより、さっきから激しいサイレン音・衝突音に混じる外国人ファミリーの高笑いが聞こえてる。 -
よし!
乗らずに後悔より乗って後悔!(外国人の高笑いに後押しされた)
200円を係員さんに渡し、ベルトを締めてもらって出発! -
これは良い眺め☆
生駒山上遊園地のサイクルモノレールより高さもないしレールが太いから安心だー。 -
私たちが出発してから、みんなどこかで待ってたかのように乗客が集まってきた。
1周して返ってくる頃には満員御礼状態。
(ミニカー乗り回してた外国人ファミリーもやってきた)
みんな恥ずかしかったのか、まさか営業してるはと思わなかったのか。 -
乗ってよかったな☆
-
帰りは観光リフトで戻る。
通り道なので、ミニカーランドも一応見ておこうか。
ラインナップは消防車、キティちゃん、レーシングカーの3台。
定期的にキティちゃんが大声で「遊ぼう!」って声かけてきます。 -
どの車両も1ドライブ200円。
キティちゃん号にはクラクションとおしゃべりの機能付き。 -
休業中の乗り物たちにはシートがかぶされてる。
この雰囲気、生駒山上遊園地でも見かけたね。
「バイキン」て。
他には「アンパン」「ドキン」「パンダ」が眠っていました。 -
乗り場の隅になにかいるなと思って。
スマちゃんとユウくん。
名札つけてるってことはマスコットキャラクターとか・・・?
須磨っこさん、これなに?
須磨っこさん「聞いたことない」 -
花の広場も気にはなるけど、リニューアルオープンしたてでほとんど花は咲いていないみたい。
雨も降ってきたし、リフトに乗って帰りましょう。 -
だいたいどの乗り物も200円だった。
リフトもそれくらいだと思ってたら440円! -
なかなかの勾配をなかなかの高さのリフトで。
もちろん体はむき出し。たのし♪
たしかにこれは小さいお子さんは危ないかもだねぇ。(身長制限がありました) -
下りきったところで海が見えました。
晴れてたら最高やん!
しっかり雨が降ってるけど、ちゃんと屋根も付いてるので濡れない。 -
うふふ、今度はリフトで国境超えをします。
-
撮りそびれましたが、ハマナスやシャクナゲみたいな花も咲いてました。
-
楽しかった♪
-
楽しくて仕方ないんだけど、次の予定が押してるので帰ります。
乗り場に入るなり即乗車させられるカーレーター笑
数台待てばピンクの乗れたやん! -
いっぱい歩いて笑って疲れた。
帰りは大人しく激震に身を任せる。
降車付近になって不穏な案内が。
もう十分激しく揺さぶられてるやん。
ドガガガガガガガガガガガッ!!!!
うそやん!行きはここまで揺れんかったやん!!
降り場のおっちゃん「まだまだ揺れるよ~気をつけて~」
首もげるかと思ったわ!(でも楽しい) -
降り場に置かれてあったお土産。
なにこれ!
まじまじと見てたら、係員のおっちゃんが「ロープウェイ降りたところの売店で売ってる」って教えてくれた。 -
いや~楽しかった!
須磨っ子さんの予定では1時間で終わると思ってたのに、まさかの3時間いました。
今まで素通りして山に行ってたなんて! -
お土産売り場に向かう。
「入口」とありますが、ここは職員さん用の入口。
お土産売り場でさっきのカーレーターを見に行くも、売り切れ。。。
それでは、明石で明石焼きを食べてから須磨海浜水族園へ行きます。
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