北のイングリッシュガーデン(上野ファーム)　雪解け（春）

2023/05/08 - 2023/05/13

最北のイングリッシュガーデン、旭川市の上野ファームが2023年のオープンをしました。深い雪の中で長い眠りから覚めた花々が思いっきり背伸びをする時季です。私は地元なのですが、2022年はいろいろあって残念ながらこの時季には訪問できずにいました。しかし、昨年、トラベラー「電動自転車」さんのこの時季の旅行記を拝見して、カラフルなチューリップの饗宴に感激しました。そして、「今年はこんなにきれいだったのだ」と羨ましくも悔しい思いをしました。実際2021年にはそれほどチューリップの数は多くありませんでした。きっと、前年に2022年度用として相当数のチューリップの球根を植えたのだなと思います。そこで、今年はこの時季を絶対に逃さないように訪問しようと決めていました。この時季のカラフルなチューリップが中心の上野ファームを覗いていただければ嬉しいです。

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回訪れたのは、
上野ファーム（旭川市）です。

訪問日時は5月8日、5月13日の2日です。順不同で場所ごとに載せてあります。北のイングリッシュガーデンの春を眺めていただければ嬉しいです。
今回出かけた最初の日5月8日は曇っていて暗い空だったので、後日13日の晴れた日に再訪し、2日間の内容を一緒にまとめたので、明るい写真、明るく修正した暗い写真が同じ場所に出てくることがありますが、ご承知おき下さい。

今年初めての上野ファームです。毎年、訪れているのですが、花の中身は全く同じではなくは1年草を中心に少しづつ変えたり、新たに球根を加えたりして私たちを楽しませてくれています。

上野ファーム 公園・植物園

入場口を出て広場のソファーの前にあった水鉢です。スイセンを中心に黄色いプリムラ、赤いチューリップも添えて上品な感じに仕上げています。

上野ファーム 公園・植物園

これはカフェの前にあった水鉢ですが、一緒にここで紹介します。こちらはスイセン、クリスマスローズ、ユーフォルビアでつくられています。ちょっとシックで渋い配色でまとめましたね。

上野ファーム 公園・植物園

こちらは13日に訪問した時のものです。薄黄色いのがスイセンです。カップ咲きと八重のスイセンも混じっていますね。そして、この赤い花、ちょっと見、バラにも見える豪華な花ですが、これは八重のチューリップです。チューリップも品種改良でいろいろな種類がありバラと同じで似たものでも微妙に違っていて名前の特定が困難なものが多いです。

上野ファーム 公園・植物園

広場の一角のいつもの一輪挿しのコーナーはやはり時期のものであるチューリップやスイセンで飾られています。

上野ファーム 公園・植物園

広場脇に植えられているフリチラリアです。ユリの仲間でバイモユリとも呼ばれます。下を向いて花が咲く清楚な感じの花です。

上野ファーム 公園・植物園

枠の中に花を生けて、フォトスポットになる場所です。やはりチューリップ、スイセン、ユーフォルビア、クリスマスローズもありますね。

上野ファーム 公園・植物園

広場を抜けて右に折れるとカフェのテラス越しに広がるロングボーダーです。ここでもチューリップが中心です。やや平たいバラのような八重の赤い花、先ほどの水鉢にもありましたね。これもチューリップなんです。

上野ファーム 公園・植物園

一重ですが、2色の色が混じったバンジャルカという種類だと思います。ただ、断定はできません。似た色形でも違う種類が多数あるので、違ったらごめんなさい・・・・。

上野ファーム 公園・植物園

左の木の陰で見えなくなっているのはカフェで、テラス席がある場所です。目立つ花はほぼチューリップですね。

上野ファーム 公園・植物園

夏になると背の高い花が増え、テラス席も見えなくなります。

上野ファーム 公園・植物園

色も形も咲き方も千差万別です。いったい何種類の球根をどれだけ増やしたのだろう？上野さんはかつて、チューリップの球根は種類を見て、これを何個、あれを何個ではなくて、いろいろな種類が混在した球根を大きな肥料袋のような袋で個数にすると何百個？も購入すると聞いたことがあります。

上野ファーム 公園・植物園

これって、どう見てもユリに見えますね。葉を見るとやっぱりチューリップです。ユリ咲き（花の付き方がユリ）のチューリップもたくさんあります。

上野ファーム 公園・植物園

8日の写真です。先ほども触れましたが写真が全体的に見ると2種類あるでしょう。この写真、影がなく平板で暗い感じの写真（明るさを調整しました）と、上のような明るいのだけれど影がきつい写真。前者が8日に、後者は12日に撮影したものです。見づらくてすみません。
これはサークルボーダー周辺の花畑です。ちょっと早い分、スイセンがチューリップよりも多かったです。

上野ファーム 公園・植物園

花の形が王冠に似ているのでクラウン咲きと言います。ウィスパリングドリームという種類だと思います。

上野ファーム 公園・植物園

東西に横切るパープルウオークには白と黄色のポピュラーなラッパズイセンです。夏には両サイドに文字通りパープル（紫）の可愛い花バーベナがぎっしりと咲きます。

上野ファーム 公園・植物園

ふと見ると、足元に早くから咲いていたと思われるクリスマスローズがまだひっそりと静かに咲いていました。物静かで控えめな感じが何とも美しい。

上野ファーム 公園・植物園

頼りなく弱弱しく見えますが、ヒメキンギョソウとも言われる丈夫なリナリアです。1年草も宿根草も両方があるそうです。丈夫なのはやはり1年草です。人間もそうですが、何年も長い間経過すると病気がつきやすくなります。一番は毎年毎年種から植える1年草がきれいに丈夫に育ちます。

上野ファーム 公園・植物園

チューリップ中心の畑の所々に、この時季、一際鮮やかな紫色で花畑を引き締めるのがムスカリです。

上野ファーム 公園・植物園

一般の家庭にも多い、一般的な一重のチューリップです。手前にあるオレンジの先が広がった花はバレリーナという種類だと思います。

上野ファーム 公園・植物園

花に囲まれた幸せそうなノームさんがいました。鬼ごっこでひっそりと隠れているようにも見えます。

上野ファーム 公園・植物園

この時季メジャーなチューリップばかり目立つのですが、マイナーな花にも目を向けましょう。最初は何だろう？の思い。分からないときは葉っぱを見るのが基本です。この時季のこの葉っぱは間違いなくプリムラ（サクラソウ）ですね。チューリップを例にとっても、品種改良されてバラのような、ダリアのような、ユリのような一重、八重等いろいろありますが、葉っぱを見れば全て同じ。これで何の仲間か特定できます。

上野ファーム 公園・植物園

ミラーボーダーに移動します。白いものが多い中に紫のチューリップも散在しています。奥に見えるのはシラカバの小径です。

上野ファーム 公園・植物園

これは同じ場所を丁度逆の逆の方向（シラカバ側）から眺めた写真です。

上野ファーム 公園・植物園

多くの種類のチューリップがありますが、枯れかけているのも結構あり、全体的に見ると訪問した時期はやや遅かったかもしれません。

上野ファーム 公園・植物園

これは八重咲のドリームタッチではないかと思います。

上野ファーム 公園・植物園

ミラーボーダーの北側の煉瓦の前には夏になるとたくさんのバラが咲きます。でもとにかく目立つのはスイセンとチューリップです。

上野ファーム 公園・植物園

でも、ここにはキズイセン、そしてユリ咲きで最もポピュラーなチューリップのバレリーナです。

上野ファーム 公園・植物園

さあ、ここで私が最も期待して来たシラカバの小径です。過去に、上野ファームのポスターにチューリップがたくさん咲いている白樺の小径が写っていました。でも一昨年の訪問時にはチューリップはまばらにしかなくちょっとがっかりして、昨年も全く期待していませんでしたが、実際は一昨年にかなりの球根を植えたらしく、昨年はそれらが一斉に咲いて素晴らしい小路になっていました。

上野ファーム 公園・植物園

球根なので、昨年良かったら、今年もまずほぼ間違いなくきれいなはずだ！それで、このスポットの見頃を絶対に逃さないように、自宅周囲の花畑も見ながら、訪問日時をうかがっていました。

上野ファーム 公園・植物園

予想通り、なかなかきれいです。小径の周囲はシラカバがたくさん植えられています。

上野ファーム 公園・植物園

先ほどとは反対側から覗いてみます。こちらもなかなかいいです。

上野ファーム 公園・植物園

また反対側に戻ります。色形が整然とした花壇もきれいですが、こういった色とりどりの混色の花が混じった自然な感じの畑がイングリッシュガーデンの特徴です。

上野ファーム 公園・植物園

色や形が本当に様々です。より自然を意識したガーデンです。だから昨年の野草の枯れていない太い茎などもあちこちにあり、一見、写真には邪魔だと思いましたが、これがまたここのガーデンのいいところですね。公園や学校などで造られるビオトープの理屈と同じですね。理想は「人口の自然」です。

上野ファーム 公園・植物園

私は元来、野草が好きなのですが、今年はあまりにもチューリップの存在が強烈で、昨年見られなかった分、そちらに目を奪われ野草をよく観察しなかったことをちょっと後悔しています。

上野ファーム 公園・植物園

逆光で見ると花弁が光って透けるように見えます。

上野ファーム 公園・植物園

見慣れない花ですが、北アメリカ原産のダルメラベルタータ（ユキノシタ科）です。

上野ファーム 公園・植物園

ここからノームの庭に入ります。まず、入口そばの足元に菜の花のような黄色い花。

上野ファーム 公園・植物園

遠くから見ると菜の花なんですが、葉っぱは違います。花のそばへ寄って詳しく見ると花弁の形がユーフォルビアに似ています。恐らくユーフォルビアだと思います。

上野ファーム 公園・植物園

普通ムスカリと言えば紫色ですが、これは白いムスカリです。薄いピンク色になったムスカリもあるそうですよ。

上野ファーム 公園・植物園

先ほどの白い花よりも大きなフリチラリアの仲間です。フリチラリアインペリアリスと言うユリの仲間です。元はトルコやイランの花でモスクのタイルの模様にもなっているそうです。

上野ファーム 公園・植物園

さて、一番人気のノームの家のそばまで来ました。やはりここが一番のフォトスポットですね。皆さん必ずここで立ち止まり、撮影しています。

上野ファーム 公園・植物園

水仙が少しとあと、ほぼ全てがチューリップです。混色の花なので絵の具を散りばめたパレットのようで色鮮やかです。

上野ファーム 公園・植物園

昨年はこんなになかったと思います。相当数の球根を増やしたのだと思います。

上野ファーム 公園・植物園

この辺りのチューリップは丁度見頃のようです。

上野ファーム 公園・植物園

手前はチューリップが多いのですが、ノームの家の周りだけはスイセンが若干多いよかな？

上野ファーム 公園・植物園

チューリップも品種改良で何百種類もあるようですね。真ん中の黄色いチューリップは花弁の先がフリルのようになっているフリンジ咲きです。最近、多く見ます。

上野ファーム 公園・植物園

ノームの池周辺はさしずめ美の饗宴といった感じで一際賑やかです。

上野ファーム 公園・植物園

風が弱いので水鏡に反射してきれいです。空がもう少し青いと最高でしたが。

上野ファーム 公園・植物園

今日は夜になるとお家の中のノームさんはどんな仕事をするのでしょう。

上野ファーム 公園・植物園

一番奥に見えるのは射的山という小高い山（丘）なのですが、よく見ると山の斜面は土砂で覆われています。実はかつて、手前のノームの庭のほぼ全てが射的山の一部だったのですよ。そこを上野さん本人はもちろんですが、彼女のお父さんお母さんと一緒に重機で山を削って徐々に整備していってここにイングリッシュガーデンを作りました。実は私の親戚の方が射的山の麓（上野さんのお隣）に住んで農業を営んでいました。だから、ここにガーデンができる前から移り変わりをずっと見てきました。今考えると、ここがただの山だった30数年前から、毎年1枚づつ写真をとっておけば良かったかなと思います。

上野ファーム 公園・植物園

こんな風に池の周りは360度全てにたくさんのチューリップが植えられています。

上野ファーム 公園・植物園

雪深く寒く長い冬を乗り越えてようやく訪れた春。そんな時期にこんなにきれいな景色を見ると、訪れたお客さんみんなの顔が自然とほころびますね。

上野ファーム 公園・植物園

一昨年造られたこの休憩所は、フォトスポットとしても良く利用されるようになりました。

上野ファーム 公園・植物園

何やら人形が置いてあるので、よく見ると日ハムのマスコットのフォックス、そして詳しくは分かりませんがファッションドールというのでしょうか？ここで撮影用にそばにいた方が置いたものでした。可愛かったので私も了解を得て撮影させてもらいました。

上野ファーム 公園・植物園

そして足元を見ると日本だけにしか自生しない山野草の固有種、シラネアオイです。明るさを補正しているのでちょっと白っぽくなってしまいました。本当はもっとピンク、薄紫な感じです。

上野ファーム 公園・植物園

ノームの庭の一番奥から射的山の頂上へ向かう小路、ノームの散歩道です。

上野ファーム 公園・植物園

歩道の両側にはスイセンがたくさん咲いていて、今がこの道の一番明るく賑やかに輝く時季です。

上野ファーム 公園・植物園

これは房咲スイセンのピンクパラソル。

上野ファーム 公園・植物園

これはキズイセン。

上野ファーム 公園・植物園

これは八重咲きスイセンのタヒチでしょうか。

上野ファーム 公園・植物園

ノームさんを発見。園内にはたくさんノームさんがいますが、これは昨年はなかったような？気が。でも、自信はありません。

上野ファーム 公園・植物園

野草のニリンソウだと思います。似た花にイチリンソウがありますが、北海道に自生するのはニリンソウです。でも、イチリンソウもここには植えてあるので、断定はできません。1本の茎から2本の花が出ていればニリンソウ、1本だったらイチリンソウ、簡単なことですが、かき分けて見ていないので断定はできません。

上野ファーム 公園・植物園

マザーズガーデンへ移動しました。ここもやはりチューリップで席巻されています。

上野ファーム 公園・植物園

きれいな唐紅というか、マゼンタに近い赤い鮮やかなチューリップが歩道に沿ってぎっしりと植えられています。

上野ファーム 公園・植物園

オーソドックスな種類ですが、たくさん並ぶとやはり壮観ですね。

上野ファーム 公園・植物園

マザーズガーデンから射的山へ行く道路です。この両側の緑の中には実は野草がいっぱいあるんですよ。でも、この日は時間の都合でここから先は行かずに戻りました。

上野ファーム 公園・植物園

そろそろ出ようと思ったときに、足元に小さな花。繊細で可憐な花で、これは何という花？と思ったけれど、葉を見るとチューリップです。原種系のチューリップ、レディチューリップと言うことがわかりました。

上野ファーム 公園・植物園

広場に戻りました。土日限定のシャボン玉が飛んでいます。きれいです。ここでシャボン玉を追いかけて遊ぶ小さい子がいるといい被写体になるんですが。見回しましたが、残念ながらいませんでした。

上野ファーム 公園・植物園

小腹が空いて何か食べたくなり、納屋カフェに寄りました。店内はちょっと改装したようです。席間は広くなり席数は減りました。でも、店の前やテラスにも席があるのでよほどでなければ満席にならないと思います。そして、全てのメニューがテイクアウトOKなので大丈夫です。

NAYA cafe 上野ファーム グルメ・レストラン

ほとんど同じですが、少しだけ内容が昨年と変わったようです。ドリンク系は写していません。

NAYA cafe 上野ファーム グルメ・レストラン

窓から見えるテラス席は以前よりも広くなりました。この日はまだ涼しいので窓側の席から外を見ながら軽くサンドイッチとコーヒーをいただきました。今年も定期的に訪れようと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

NAYA cafe 上野ファーム グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （6）

• akikoさん 2023/06/02 17:23:04

  チューリップが咲く上野ファームにうっとり.:*☆*

  takaさん、こんにちは～
  
  チューリップが咲き誇る上野ファームに行ってこられたんですね！昨年初夏に北海道のガーデン街道をめぐった時、春のチューリップが咲く頃もとても素敵だと知り、次回はチューリップのシーズンに訪ねたいと思ったのでした。まさしく、表紙のようなチューリップが愛らしく咲く春爛漫の光景に出会いたかったのです！
  
  まず、入園して見られる水鉢の花飾りは、スイセンがメインになっていますが、よく見るとスイセンの花芯（副花冠？）がポピーのようなお花の花弁のようになっていますね。とても可愛いスイセンですね～ スイセンにもカップ咲きがあるのも初めて知りました。
  
  上野ファームのフォトスポットは、この時季とてもキュートな感じがします♪ ほかのお庭でも然りで、さまざまな春の花が咲き乱れている様子は、目を愉しませてくれますね～
  チューリップは色もさまざまですが、咲き方によっても見た目が全然違って、どれも可愛いです.:*☆*:. ノームさんも周りにピンクのチューリップが咲いて、嬉しそう～♪
  
  ミラーボーダーも初夏とは装いが全く変わっています。ほぼ一面チューリップが咲いていて、青いベンチがアクセントになっている風景もいいですね。
  
  そして、上野ファームといえば、白樺林のなかで咲くチューリップが有名ですね！”春の花がワルツを踊っているよう”という形容を見たことがありますが、本当にそのように見えます。このキュートなチューリップが咲く風景は大好きで、私もいつか見てみたいと改めて思いました♪
  
  ノームの庭に咲いていたオレンジ色の下向きに咲いているようなお花は、私も富山の砺波のチューリップ館で見たことがあります。なんとユリの仲間だそうで、上野ファームでも咲いているんですね～ ノームの家の前のガーデンでも色とりどりのチューリップが咲いていて、takaさんのお言葉をお借りして”美の饗宴”の風景にうっとり♪
  
  たっぷりチューリップが咲く風景を見せていただいて幸せな気分になりました(^^)♪
  
  akiko

  takaさん からの返信 2023/06/02 20:33:57

  RE: チューリップが咲く上野ファームにうっとり.:*☆*

  akikoさん、こんばんは。
  
  いつもありがとうございます。いやあ、お恥ずかしいです。前回久しぶりの京都旅行で楽しかったのですが、帰宅して自分の周りを見回しても行く所が限られて、結局、相変わらずの近郊散歩で上野ファームの旅行記になってしまいました。多少、違いはあっても、昨年度と同じような旅行記になりそうなので、あまりお気を使わずに。
  
  ただ、一昨年見たチューリップの時季のガーデンが思ったよりも寂しかったので、ポスターの写真は実際のじゃなく盛っているのかな。なんて考え、遅い時季に行ってしまいました。でも、見てみると時季遅れですが、白樺の小径にびっしりと色鮮やかに咲いていました。
  
  そこで今年こそ、逃さないようにと出かけました。結果、予想があたりとても満足できました。そして、チューリップはシラカバの小径だけでなくガーデン全体に莫大な数です。相当数の球根をさらに植えたのだなと感じました。
  
  チューリップは何百種類もあるそうですね。だから専門家が或いは種苗会社の担当者が毎日、いろいろ考えながら交配を重ね、チューリップらしからぬチューリップもできるんですね。だから、バラと同じで名前は突飛なものがあるし、形も八重やバレリーナ、冠など凄い数の種類ですね。
  
  そんな関係でいつもなら、チューリップやスイセンの他に野草などもいろいろ咲く頃で、探し歩くのですが、今回はチューリップに圧倒されてあまり野草に目が行かなかったのがちょっと後悔です。
  
  チューリップは誰でも知っている、子供でも知っていて分かりやすい花ですね。だからいっぱいに咲くと何だか嬉しくなる花ですね。そして、同時に元気ももらえる花のような気がします。
  
  畑づくりも見事だと思います。チューリップが終ったら夏の花、秋の花がどんどん咲いてきます。ファーム全体の花の種類や色もイメージ化してつくることは大変なことですね。
  
  こちらの水鉢もちょっとだけというか、近郊には花手水を飾る神社等がないので、かなり楽しみにしています。今回の3種類は全部雰囲気が違って、一つは清楚に、一つはシックに、一つは鮮やかにつくられていてきれいでした。今回は、ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka
  

• miroさん 2023/05/27 23:32:12

  上野ファーム

  takaさん
  
  初めまして。
  いつもお花のきれいな旅行記、読ませていただいています。
  
  北海道の春、すてきですね。上野ファームの
  カラフルなチューリップが、本当にかわいいです。
  いろいろなお花があって、どれも生き生きしていますね。白樺並木のあたりのチューリップも、ノームの池周辺も、うっとり。
  上野ファーム、機会があったら、行ってみたいと思っています。
  
  なんの花かわからなかったら、葉を見れば仲間がわかるというのに、なるほどと感心してしまいました。そうやって、見分けるんですね。
  
  フォローさせてください。
  よろしくお願いします。
  　　　　　　　　　　miro

  takaさん からの返信 2023/05/28 09:05:09

  RE: 上野ファーム

  miroさん、はじめまして。
  
  いつもお邪魔しています。miroさんは、国内各地を旅行されているようで羨ましく旅行記を拝見しています。
  
  私は旭川・美瑛・富良野等、毎回ほぼ身近な所ばかりしか出かけていません。毎年、同じ場所を投稿しているような感じで、お恥ずかしい次第です。
  
  この間、4年近く待ちましたがやっと、飛行機旅ができて京都へ行くことができました。
  
  上野ファームも地元ですが季節の移り変わりでいろいろな花が咲くので楽しみの一つです。気分転換と兼ねて散策に訪れています。私こそこれからもよろしくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka
  

• 電動自転車さん 2023/05/27 17:54:49

  電動自転車です

  自分の旅行記をアップする気力を無くす、素晴らしい写真です。
  実は私も行きました。
  相変わらず終わりかけで、しかも大雨でした。青空で満開はきっとtakaさんが見せて下さるだろうと信じておりました。
  すっごく嬉しいです。
  
  昨年より更にパワーアップしていますね。
  どこ見ていいか分からない程のチューリップ。素敵です。
  私もあの白樺の所は本当に大好き！
  住みたいくらいです。
  
  素晴らしい写真ありがとうございます！
  電動自転車

  takaさん からの返信 2023/05/27 20:15:05

  RE: 電動自転車です

  電動自転車さん、こんばんは。
  
  いつもありがとうございます。今回のチューリップ中心の上野ファームですが、昨年の電動自転車さんの旅行記のシラカバの小径の場所の写真を見て「え〜、こんなに咲いているの？」とショックを受けて今年は絶対に間に合うようにと思い、出かけたんですよ。
  
  あのときのチューリップの数はやや見ごろを過ぎていたとはいえ凄い数だったですよね。悔しさと羨ましさが入り交じって複雑な気持ちでした。だって、前年度はちょこちょこっとしか咲いていなくて、ポスターに映ったチューリップと比べると実際は全然少ないのです。
  
  あまりにも実態に即してなく、どうせ、行ってもたいしたことはないと思っていたら、あの結果です。相当な数の球根を植えたのだと思いました。
  
  花等の自然は、年によって早い遅いのがあるので難しいですね。桜もそうだったですが、チューリップも今年はやや早かったですね。でも、今年は考えていたので何とか間に合って撮れたかなと思います。本当に良かったです。
  
  電動自転車さんもこちらにいらしたのですね。人によって写真の雰囲気はみんな違うので早く見て見たいです。美瑛もどちらに行かれたか、早く見せてください。ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka