清流のせせらぎ

2023/05/13 - 2023/05/13

昨日までの快晴ではないけれど、まずまずのお天気。三条市内から北陸道、関越道を使って清津峡へ。塩沢石打インターまで約1時間少し、そこから山道を越え清津峡の入口へ到着。無料の駐車場に止めて、清流と切り立った岩肌を左手に見ながら、トンネルに入って1000円の入坑料を払い、暗い中を進んでいく。ゴールデンウイークだと事前予約が必要とのことだが、今はその場で入坑料を払える。それでも多くの人で賑わい、コロナ緩和のせいだろう、日本語でない言語も。39年前に起きた大雪崩のせいで通行止めになった場所に、30年ほど前に現代美術を取り入れたトンネルを完成させ、見事な柱状の岩肌と清流を見ることができる。その景色の雄大さもさることながら、川のせせらぎが、音楽のように耳に心地よく響くのは何とも言えず心を癒してくれる。
　日頃の忙しさを忘れて非日常の空間に身を置くことで、澱んだ気持ちも洗い流せたようだ。
　このまま帰るのももったいないので、越後湯沢温泉まで足を延ばし、日帰り温泉の神泉の湯を訪れた。小さな共同浴場で、露天風呂一つある訳でもないが、ドライブで疲れた身体を温泉の中に浸けて、凝り固まった身体をほぐす。
　そのまま魚沼スカイラインを通って頂上付近から、まだ少し雪の残る山々をバックに六日町の街並みを愉しんだ。スカイラインという立派な名前ではあるが、かなり細い道でしかも上り下りの急カーブがあり、対向車が来ればすれ違えないだろう、と思いながらのドライブは少しひやひやしたが、幸い何事もなく下山してそのまま関越道、北陸道で戻ることができた。
　家に戻ると相当に疲れている自分に気付いたが、新潟での休日を満喫できた満足感で満たされていた。

エリア 十日町・津南(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー

清津峡

清津峡 自然・景勝地

トンネル。大雪崩が起こった後に作られたもの。様々な色の中を進みます。

清津川の清流が流れ込んでくるイメージ

しずく、と名付けられた空間です。鏡で光が様々に反射

六日町。遠くに駒ケ岳などの山々が見えますが、あいにくの雨。

魚沼スカイライン 名所・史跡