六甲山の荒地山から横池へ

2023/05/12 - 2023/05/12

　芦屋から城山に登り岩梯子を通って荒地山に登った。久しぶりの岩梯子はロッククライミングの気分が味わえて爽快であった。横池へ立ち寄って名物のオタマジャクシに合う。以前はGWが終わったらカエルになっていたと思うのだがまだしっかりとオタマジャクシであった。池は平日とあって静かでウグイスやツツドリの声が響いていた。雌池を通の山の神経由で摂津本山へ下山した。

エリア 六甲山・摩耶山周辺(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

　久しぶりに荒地山を登ることにした。ついでに横池へ行ってオタマジャクシがどうなっているのか見てみよう。まずはJRで芦屋駅へと向かう。毎度のことではあるがJRは少し遅れている。９時２０分に到着する。阪急の芦屋川駅で上着を脱ぐ。最近は朝昼の温度差が大きいのでこまめに服を脱ぐ。住宅地を歩き城山への分岐に着く。

　ここを曲がってすぐの邸宅はすごい石垣がある。石に興味があれば楽しく観察できる。でも、今日は登ることら専念する。山道へ入る手前でスイカズラが咲いていた。今年の初スイカズラである。
　ここで半ズボンになる。玉ねぎの様に一枚ずつはがしていく。

　ここからの山道はじっくりと登るだけだ。芦屋川を上る道は通行止めとある。

でも、通れるような表記もある。いったいどちらなんだろうか。

途中でも何やら工事をしている。立入禁止とあるが誰も入らないだろう。

　ゆっくりと登り城山に到着する。蝶を採集するという人がいた。大きな網をもって立ち尽くしている。暇なことはないのだろうな。

　頂上からの眺めは素晴らしい。港にサンフラワーが停泊しているのが見える。

いたるところに工事の看板が出ている。

工事をしている現場だ。私は遊んでいるがこの方は働いている。

この看板の前を通るとセンサーが働いて工事のアナウンスが流れる。ちょっとびっくりする。

　緩い道を進み急になってくると岩梯子だ。岩をつかんで登るのが気持ちよい。

　この穴をくぐるのが一番の楽しみである。

穴を抜けるとなかなかいい眺めが楽しめる。荒地山は頂上の眺めがないのでここで楽しむ。

　ここからは適当に岩を登る。こんなはしごもある。

　岩場を抜けると普通の山道になる。しばらく歩き頂上に着く。誰も居ない。静かでよい。ここから看板の左手の道を下る。

　しばらく下ると谷を下っていることに気づいた。多分中央陵と荒地山との間の谷だろう。登り返すのは面倒なのでこのまま下る。岩梯子の下から風吹岩へと登る道があるのでそこを登ることにする。ぐんぐんと下る。キャッスルウォールへ出る。
　ちょこっと登ってみたくなったが○○の冷や水になりそうなので自制する。

　岩の下ではぶくぶくと太った猫がいる。人懐っこいが少しは警戒心を持っている。

　おぼろげな記憶ではこの辺りから中央陵へ行く道があったのだが見当たらない。とりあえず流れの方へ降りる。すると道標が見つかった。

　流れに沿った道は荒れていてよくわからない。流れの向こうに踏み跡みたいなものがあるので渡る。堰堤に出た。そこには道標が立っている。ここからはいい道がある。

　この道を少し登ると風吹岩に着く。ここはさすがに人がいる。５分ほど休んで出発。すぐ横池に到着する。水がパンパンに張っている。水辺の黒い線はオタマジャクシであろう。

　水辺の黒いものに近づくと横池名物のオタマだ。もうカエルになっているのではないかと思っていたがまだまだだった。以前はGW後にはたくさんの小さな奴がいたと思うのだが今年は遅いのかな。

　いつもの場所へ行きカレータイム。

　ウグイスの鳴き声の合間にツツドリが鳴いている。静かな横池は気持ちがいい。

　１時間ほどいて出発する。最近雌池に行っていないので覗きに行く。雌池は周りの木を伐採して明るくなっている。私は以前のうっそうとしていたほうが好きであった。黒髪の彼女が突然髪を金髪にしてしまったようでこの雰囲気は何か落ち着かない。

　ここもオタマがいたと思うのだが今日は見当たらない。まさかこいつらが食べつくしたのではないだろうな。
　ここからは山の神を通って摂津本山駅へ出る。谷間の道は静かでいい感じで歩けた。駅についたものの駅前の王将はすでに無くなっている。仕方ないので電車に乗り家の近所の王将で今日一日消費したアルコールを補給した。