2023/04/28 - 2023/05/01
24位(同エリア239件中)
こぼちゃさん
普段は乗り継ぎの合間の訪問で1日観光や1泊2日など軽く立ち寄る程度だけの台湾ですが、今回は10泊11日でのんびりと台湾の離島めぐりしてきました。
Google Mapを眺めていて中国の厦門のところに食い込むように台湾が存在しているのが気になってしまったので行くしかないなと。何するかは行ってから考えようと思いチケットを取りました。
軍事施設のほか閩南様式の建築が見ごたえありの金門島エリアでは3泊4日で金門島、小金門島(烈嶼)、建功嶼の3島を回りました。主要な観光地を回る観光バスもあったのですが、自由な行動ができなくなるため路線バスと徒歩で適当に回ってみました。運賃は初乗り12台湾ドルの2区間制で最大でも24台湾ドル。悠々カード利用可能。バスを15回利用。観光客が多く観光バスは数十台も見かけましたが路線バスで観光しているのは私だけでした。金門島の観光地は入場料が無料なのが素晴らしいと思いました。
今回は11日間かけて台湾の3つのエリアの離島を3泊4日ずつで18島をアイランドホッピングしながら台湾一周してきました。一か所に3泊ずつといった感じでしたが宿は毎日違うところを選びました。
今回上陸した島々
金門島、小金門島(烈嶼)、建功嶼、澎湖島、白沙島、漁翁島、中屯島、小門島、虎井島、七美島、望安島、目斗島、吉貝島、貝員島、赤嶼、小琉球嶼、緑島、蘭嶼
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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-
4月になってゴールデンウィークを確認したらなんと11日間も休めることが発覚。11日間国内旅行するのもなぁ。どこにも行かないのもなんかなぁ。と思い航空券を探したところLCCも高い値段になってしまっていて海外は絶望かなと思っていたところ、エバー航空で行くとLCCより安くなることが分かり、台北1往復+金門1往復を85000円でお買い上げ。
エバー航空で松山まで行き国内線のユニー航空に乗り継いで金門島へ
ユニー航空ってマイレージ非会員でもビジネスクラスシートが解放されていて素晴らしい。たまたま日本語が堪能な方が対応してくださったようだがユニー航空のチェックインが日本語で行けたのは驚いた。 -
国内線が1時間遅れたこともあり金門島に到着したのは夕方で一日終わってしまった。
金城のバスターミナル前の活気がいい感じだ。 -
今晩の宿は5000円程度で朝食付き。部屋は広くて清潔感もあって当たりだった。
夕食はコンビニ弁当で終わらせた。 -
金城の街を散歩したあと、金門島の見どころ確認などして就寝
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2日目
路線バスで小金門行の船や厦門行きの船が出る港へ
googlemapの船の発着情報を確認したところ30分間隔で運行されているとのことだったが実際には1日4往復しかなく朝と夕の2往復ずつのみだった。時間が合わず船に乗れないため無駄足となった。 -
仕方ないので徒歩で2kmくらい歩いて水頭集落へ
伝統家屋が並んでいる -
伝統家屋の中に入ってみたいなと思っていたところ、伝統家屋の中で毛沢東紅茶が売られていて紅茶を買うと中を見学できるようになっていたため買って見学した。今晩は伝統家屋の民宿を予約していたのだが、これで満足してしまった。
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洋風建築
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きれいに残されている一画
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左奥に映っているのが伝統家屋。入口入ると中庭があり、左右には小部屋、正面には神様みたいのがいる居間みたいのがある。
手前は防空壕の入口でこんな感じの入口が点在していた。 -
金城西門
歩いて隣の集落に移動中、狂犬に出くわして面倒だった。
一本道なので、ここを塞がれるとどうにもならないので何としてでも通していただきたい。
ーコマンドー
にげる
闘う
→やりすごす
強行突破
ーーーーーー
なんとかやりすごすことで興味を無くさせて通過することができた。 -
遠くに牛が見えるが非常に大きい。
そういえば牛の料理をよく見かけるのであとで食べておこうと思った。
後日、真っ暗闇の道端で牛と出くわしてマジ逝くかと思った。 -
のどかな池を通過
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有事の際に闘うための溝
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なんだかんだで8キロくらい歩いて翟山坑道に到着。
大きなトンネルが張り巡らされていてすごかった。
このあと路線バスで金城に戻ったのだが、路線バスが時刻表どおりに運行されていない。
時刻表があっても大幅前倒しで通過、出発してしまうので、とても使いにくい。 -
金城のバスターミナル。系統番号別でバスの出発区画が決まっていて、金城出発は時刻表どおりの定刻出発だった。
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昨晩大盛況だったお店で牛肉面を食べたが全然だった。NT$120。
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金城の町にも伝統家屋が残っている。
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道端で乾麺をよく見かけた
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1時間に1本の7Aのバスで建功嶼へ
干潮の時間に合わせなければならないが必ずしも日中に干潮の時間が当たるわけではないので島に渡れるのは運次第。 -
何十台もバスが乗り入れていて観光客で溢れかえっていて初詣みたいな状態だった。
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島は要塞化されていた
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ひととおり施設を見学して退散
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バスの本数が少ないので今日の宿まで6キロくらい歩くことにした。
道端にトーチカみたいのをよく見かける。 -
伝統行事なのだろうか。宿の近くのお寺では、裸のおじさんがエプロンして踊っていた。
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今晩は伝統家屋に宿泊する。15時に行くと伝えていたのだが宿に誰もいなかった。予約サイトのチャット機能で呼び出したところ15分くらいでオーナーが登場。中国語しか通じないので会話できずジェスチャーでやり取り。クレジットカード使えると謳っていながら使えず支払い方法詐欺。NT$950なのでNT$1000渡したところおつりが来なかった。NT$50は一食分に相当するので大きいな。。。
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チェックインを待たされた影響で乗る予定のバスに乗れなくなりそうになり金城まで3キロ程度ジョギングとなってしまった。無事に予定していたバスに乗り込み金門大橋を渡って小金門へ。この橋は最近完成したようだが、よく大陸側が許したものだなと。金城バスターミナルと小金門の九宮馬頭は15番系統のバスで移動可能。
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時刻表を見てのとおり船は激減。橋があるのに廃止にならないのが不思議。
帰りは船で帰りたいので船の時間まで周辺を散策した。 -
九宮坑道を見学。
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九宮馬頭からバスで2キロ程度進んだところの集落へ移動。
行きに町の雰囲気が気になったので戻ってみた。 -
台湾のコンビニは日本のコンビニの倍くらいの広さがあり立派なイートインスペースを備えた店舗が多かった。
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バスの車窓からこの街並みが素敵だなと思った。
夕方のせいかお店は閉まってしまっている。 -
歩いて港まで戻った
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道路わきにはこういった横穴が至る所に空けられていた
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船で金門島に戻った。NT$60。
いちおう船で移動したので離島1島としてカウントOKとしておこう。 -
金城の街を散歩
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海鮮広東粥を食べた。NT$100。
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店内に弾丸が積んである。
金門島に飛んできた弾丸などで造られた金門包丁が欲しかったが持ち歩けないため諦めた。 -
バスで今晩の宿に戻った。
伝統建築だが建て替えされて新築になってしまっているので古き良さは無かった。 -
3日目
バスターミナルに停車中のバスに適当に乗り込み金門島の東側の金湖に行った。警察署にシーサーみたいのがいた。 -
金湖の街は金城よりも建物が立派で台湾本土に近い景観の街並みだった。
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オーダー制のおにぎり屋さんで朝食とした。
全加という文字を見せて全種類の具を入れてもらった。
おにぎり2個分くらいの大きさでNT$50だったかな。 -
バスで金門山后民族文化村に移動
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伝統家屋が残る一画は観光客で溢れかえっていた
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獅山砲撃拠点
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いつでも稼働できそうな砲台
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バスで沙美へ到着
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沙美老街
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商店を散策
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牡蠣麺を食べた。麺がそうめんとそっくりの食感と味で美味。
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この映画館は名所の一つのようだが閉業している
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金城に戻り、写真で気になっていた牛肉麺を食べた。
生肉が乗った麺の上にやかんで熱々スープをかけてくれる演出がたまらない。
もちろん美味しかったがNT$320くらいした。今回の旅で食した中で最高額だった。 -
金城の古い町並みが面白くて飽きない
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バスの運ちゃんがめちゃくちゃ荒い運転でちょっと逝ってる系だった。
降りますボタンを押したのだが停まってくれず2駅通過。
仕方ないので運転席に催促しにいくも中国語しか通じないため意思の疎通ができず、ボタンを指さして連打したところ、状況を理解したようで慌てて停車。
すんまそん。すんまそん。と手を合わせて何度も詫びていた。 -
2駅通過してしまったものの遠くに迂回して元に戻ってくる経路だったため徒歩での後戻りは200m程度となる被害は最小限に食いとどめることができた。金門和平記念園へ
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この先、バスがしばらくないので歩いて北山集落に行った
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広範囲で伝統家屋が残っていてなかなか
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慈湖を渡り隣の南山集落へ
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被弾したような形跡のあるボロボロの洋館が残っていた。
バスで金城に戻った。途中の停留所からバスに乗る場合は金城出発時間から現在地までの所要時間を推測することで予測がつくようになった。 -
今晩も民宿だが支配人が常駐してくれていたので呼び出しとか煩わしいことしなくて済んでよかった。NT$1250くらいだった。
実は今晩も伝統家屋の民宿を予約していたのだが、NT$1400くらいで高くてLINE交換しろとか到着したら電話しろとかいろんな要求がきて面倒くさいのでキャンセル料無料だったこともあり急遽キャンセルしてしまった。結果として正解だったと思う。 -
靴擦れしてしまい足の裏に水ぶくれができてとても痛いし、面倒くさいので行くのやめようと思ってたけど暇だし金門の見どころの一つみたいなので3キロくらい歩いて莒光楼に行ってみた。
金門デザインの電話ボックス。このデザインの箱を時々見かけた。 -
莒光楼からの眺望
金門大橋と厦門の摩天楼が見える -
牡蠣揚げを食べた。NT$40。
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4日目
朝の飛行機で松山を経由して澎湖に向かった。天気が悪いと飛ばないらしいが快晴だったので問題なかった。
台湾の国内線には乗り継ぎという概念が無いようで乗り継ぎチケットは手に入れることができなかった。
続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- Matt Yさん 2023/05/12 07:27:38
- すごい
- あの細々とした島を制覇しようと思い立つところが「さすが」です。私が金門に行ったときはスクーターを借りて、小金門にも船に載せて行ったのですが、もはや橋がかかっているとは驚きです。しかし大陸が本気で攻めてきたとき離島はどうするんですかね?金門はともかく澎湖諸島は防衛も大変そう...
というわけで人が滅多に行かない澎湖諸島の旅行記も楽しみです。
- こぼちゃさん からの返信 2023/05/12 17:58:39
- Re: すごい
- 滞在中は中国の旅客機が金門島の上空を通過していったとのことで盛大にニュースになっていました。
既に大陸側から地底トンネルとか掘られて金門島に到達してそうです。
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