オトコの旅路 インド・コチ

2023/04/29 - 2023/05/01

インドに行ってきました。
と言っても、山奥で修行しに行ったわけではありません。
海外旅行も3年ぶりです。なので、
もっと緩いところにすればとも考えたのですが、
自分の中でインドは行きたい度が上位でした。
またインドの入国時の72時間前のPCR検査が、
2023.2.10から廃止されたこともきっかけになりました。

日程はこんな感じです。
この旅行記は4.29のコチからです。

4.28 成田 12:20発 ｰ シンガポール 20:45着 シンガポール泊
4.29 シンガポール 11:30発 - チェンナイ 13:05着　チェンナイ 17:45発 - コチ 18:50着 コチ泊
4.30 コチ泊
5.1 コチ泊
5.2 コチ 8:00発 - チェンナイ 9:35着 チェンナイ観光、泊
5.3 チェンナイ 観光、泊
5.4 チェンナイ 3:40発 - シンガポール 10:30着　シンガポール泊
5.5 シンガポール 22:15発 機中泊
5.6 成田 6:15着

成田-シンガポールはスクート、シンガポールｰチェンナイ、チェンナイ-コチはインディゴエアを使いました。

エリア コーチ(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: インディゴ
• 旅行の手配内容: 個別手配

インドに行くにはVisaが必要です。コロナ前まではアライバルVisa制度がありましたが、今は停止中のようです。そこでe-VISAを申請しました。今ではネットからできるようになったので、以前よりはずっと楽みたいです。
それでも入力項目が５ページくらいあったり、Visa用の写真をアップロードしたり、パスポートのコピーをアップロードしたりと、1時間以上かかりました。Visa用写真はカメラのキタムラで撮影してもらいました。

シンガポールで一泊して、チェンナイ経由でコチに来ました。インドの入国審査はチェンナイの空港で受けましたが、外国人は5人くらいでした。
チェンナイからコチまでは1時間くらいです。コチの空港は新しくてきれいでした。
また今までは入国するたびにSimカードを探して購入していましたが、Docomoのahamoにしたことで、20GBまで海外でも使えるようになりました。着陸した時からネットにつながるので、ストレスが減りました。国内で飛行機乗った時と同じ感覚で使えます。

空港からホテルまではプリペイドタクシーを利用しました。1331ルピーでした。ルピーはRsと表記します。1Rs = 1.64円、だいたい2円で見てました。

タクシーのドライバーが場所わかないようで、何度も人をつかまえて聞いてました。渋滞もありましたが、1時間40分位かかりました。タクシーにはナビもなくて、スマホの地図も使ってなかったです。帰りのホテルから空港までは50分位でした。

コチはインドのケララ州にあって、アラビア海に面している都市です。いくつかの島で構成されています。ホテルは大陸側のエルナクラムという地区にありました。この辺は鉄道も通ってます。地図の真ん中辺にフォート・コチとありますが、今回はここを観光しました。

1時間40分かかってようやく到着したホテルです。The Neighbourhoodというところです。Agodaから予約、3泊で8200円くらいでした。

内装はおしゃれです。旅行記のTOPが部屋の写真ですが、イメージしたインドのホテルとは違ってきれいでした。

インド初の食事はイドゥリです。これは米とか豆から作る蒸しパンです。発酵しているのでそのままで食べるとちょっと酸っぱいです。付け合わせのカレーもそんなに辛くないです。ベジ・レストランだったので、ちょっと物足りなかったです。

コチはかつてはポルトガルの植民地で、その後はオランダ、イギリスの支配を受けたそうです。イメージするインドとは違います。

南国っぽい木がありますね。

道も割ときれいです。よく見ると修行僧？の像です。

道は南国っぽいです。

自然豊かな公園もありました。

フォート・コチに向かってます。ポルトガルの植民地時代の影響が残っているところです。バスでも行けますがフェリーも出ているので、フェリーに乗ります。ここはフェリー乗り場のチケット売り場です。ホテルから歩いて15分ほどかかりました。写真だとそうは見えないですが、気温30度以上あって、汗だくで歩いてきました。

フェリーはこんな感じです。フォート・コチまで6Rsでした。

フェリーの中です。3つ並びの席が3列ありました。エアコンないので暑いです。

フォート・コチはオランダ、ポルトガル、イギリスの植民地時代の建築物などで有名です。牛ではなくてヤギがいました。

おしゃれな建物です。

行ったことないけどヨーロッパっぽい路地です。

なぜかチェ・ゲバラが。インドとどんな関係があるのでしょうか。

海に近づくと漁をしていました。

これは「チャイニーズ・フィッシング・ネット」といってケララ州に伝わる漁みたいです。その名の通り、その昔中国から伝わったということからついた呼び名です。

手前のロープを引っ張ると錘の石が下がって、その先にある網で魚を掬う仕組みです。

そんなに魚が採れるわけでもなく、観光的な意味合いが強いようです。見ていると、漁師からこっちへ来いと手招きされます。行くとチップを要求されます。

近くて魚を売ってました。チャイニーズ・フィッシング・ネットで採れたものかわかりません。こんなに大きな魚が採れるか怪しいです。

喉乾いたのでココナッツウォーターを買いました。常温でしたが全部飲みました。自然な味です。

観光地名物のマグネットです。1個50Rsでした。

昔使っていた碇です

海で遊んでいる小僧もいました。

野球かと思ってみたら、クリケットでした。インドの国民的スポーツみたいです。ルールよくわかりません。

めちゃくちゃでかい木です。幹の太さが車の幅くらいあります。

サンタ・クルス聖堂です。ポルトガル時代に建てられたものです。時間帯なのか中には入れませんでした。

こちらもポルトガル時代に建てられた聖フランシス教会です。何かやっていたのでそこから見学しました。バスコ・ダ・ガマのお墓もあるそうです。

Bastion Bunglowはオランダ時代の建物です。中では植民地時代の資料を見ることができます。

当時の地図です。

当時の絵です。

南国っぽい花です。名前わからないですが。

海岸に面してます。

ここも教会です。

暑くて空腹だったのでレストランに入りました。扇風機ありましたが、全然涼しくないです。

コチといえばフィッシュカレーです。生臭くなくておいしかったです。

チャパテイにつけていただきます。ナンは全然見かけませんでした。北インドのもののようですね。

バスターミナルもありましたが行先表示が現地語だったんで、どこ行きかわからず乗るのはやめました。

1時半すぎました。へとへとなので帰ります。行きと同じフェリーで戻りました。そういえば、日本とインドとの時差は3.5時間ほどです。

南国なのでフルーツはいっぱい売ってます。お腹を壊さないよう気を付けていたので、カットされているものは避けてバナナを買いました。５Rsです。日本ではほとんど食べないのですが、インドにいる間に４回ほど買いました。

夕食のチキンビリヤニです。中にチキンが入っています。付け合わせの野菜（酸っぱい）とソースがついてます。それほど辛くなかったです。ミネラルウォーターと合わせて200Rs程でした。量多かったのですが完食しました。
翌日も別の店でマトンビリヤニをいただきました。

食後のチャイ、結構甘いです。10Rsです。

フォート・コチから南に下がったところにマッタンチェリーという地区があります。ここにはユダヤ人街があります。

今はユダヤ人はいないそうです。通りにはお土産屋さんが多いです。

白壁にピンクの花がよく合います。

ここにはシナゴーグがあります。ユダヤ教の教会に当たるものです。

こう見ると教会っぽいですね。ピンクの花がいい感じです。

中も見学できます。写真撮影もできました。土足厳禁なので入り口で裸足になる必要があります。

ユダヤ教の教会には初めて入りましたが、キリスト教のものとは違います。

シャンデリアがあったり、キリスト教みたいな厳かな感じはなかったです。

入場料は10Rsでした。100Rsを出すとおつりがなかったようで、見学終わって出る際に渡してくれました。

ここはマッタンチェリー宮殿です。歴代のコチの藩王の肖像画や当時の家具がありました。写真撮影は禁止でした。

日の丸を見るとなんか安心します。

デザートにジェラートをいただきます。70Rsで3種類選べます。マンゴー、ストロベリー、チョコレートです。

インドにまで来て、なぜMilano Ice Creamかって思ったのですが、美味しかったです。エアコンがガンガンで涼んでました。地球の歩き方にも掲載されている店です。

中はこんな感じです。

ヴィーガンは嫌だし、死ぬのも嫌ですね。

さっきの看板見たので肉を食べます。ビーフカレーがあったので注文しました。ケララ州では牛肉も食べるようです。ヒンドゥー教は牛を食べることできないのですが、ヒンドゥー教ではない方が多いのでしょうか。

コチで3日間（実質2日）過ごしましたが、イメージしているインドっぽさは感じませんでした。街歩いていても割と楽です。フォート・コチはいい感じの観光地です。でもとにかく暑かったです。行きたいところは他にもありましたが、やめたところもあります。でもまた来ればいいやって思ってます。Visaの有効期間が5年間あるので。この後はチェンナイに向かいます。