キューケンホフKeukenhof公園のチューリップ（１１回目）

2023/04/19 - 2023/04/19

キューケンホフ公園の中央にある巨大な温室には実に見事なチューリップが沢山あります。満開のタイミングに行くのがポイントですが、実に素晴らしいです。

コロナも落ち着きつつあり、私も70歳になったので、元気な内に、キューケンホフのチューリップを見たいと思い立ち1月末に予約しました。私は、2011年から2016年まで5年間、駐在でアムステルダム郊外に住居し、毎年1～2回キューケンホフの公園にチューリップを見に行きました。初めて行ったときは、余りにも想像外に、巨大な公園でしかもチューリップの量と見事さに圧倒されました。今回は、キューケンホフには4時間強いましたが、まだまだゆっくりしていたいくらい、見るところは沢山あります。

毎年行って判ったことは、チューリップはかなり天候に影響され、満開になるタイミングが年によりかなり違います。一つ確かな事は、公園中央に巨大な温室があり、そこにも沢山の見事なチューリップが植わっていますが、早めに咲きます。温室外は天候（気温や日照？）の影響が大きいようですが、大体は4月の後半2週間と5月の最初に1週間が良いと思います。今回行って感じたのは、一週間位早めに動いているかも知れません。航空券の予約が早いタイミングに行う為に、多少は運任せかも知れません。

今回は、私はレンタカーを借りて自分で運転しましたが、キューケンホフの入場は朝一番の8AMにしました。私は、それが狙い目だと思います。8AM入場なら、道路も高速道路からキューケンホフまで順調で、キューケンホフの駐車場の入場も待ち時間ゼロです。公園内も人が居らず、落ち着いて写真を撮る事が出来ます。強いて云うと、日照が上がっていないので、写真は朝日での撮影になります。正午過ぎに、キューケンホフを車で出たが、高速道路からキューケンホフ公園まで車が渋滞。裏道を知らないと、かなり長時間かかります。車で行くなら、是非とも朝一番が御勧め。

エリア キューケンホフ(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一番(8AM）に駐車すると、正面入口（写真に見える建物）に一番近い所に駐車出来ます。なお、巨大な駐車場自体、複数箇所あります。

正面入口から入った所。朝一番は人出が少なく良いのですが、朝で太陽が低い位置で陰が出来るのはしょうが無い。

建物が陰をつくっています。

チューリップは実に沢山の種類があありますが、これは背が高く、花が大きい。

水仙が混じっています。

チューリップは色々な種類を植え付けて有るようで、この辺りは、満開までもう少し。

水仙がまだ残っています。

水仙が混植されています。

桜が満開。

水仙とチューリップ

巨大な温室内の北側(半分)。朝一番だから人はいないが、昼間はかなり混雑します。

（逆方向）巨大な温室の南側半分。

これら、温室内に多種多様なチューリップ。それぞれのチューリップに、チューリップの名称と出展業者名（開発業者名？）が記載されています。

多様なチューリップ

全部チューリップ

原種に近い？チューリップ

これもチューリップ

茎一本に複数の花。

温室内のチューリップも満開を過ぎると、花の首を切ってしまいます。こうやって、首を切り、種が出来ない様にすると、葉で太陽光を受けて球根が太るらしいです。

Candy Club。茎に複数の花を付ける。初めて見たときは驚きました。

キューケンホフ公園内の風車。上にあがることが出来ます。動いている時に近付くとかなり力強く、かなりの迫力があります。

キューケンホフ公園の外の花畑。多分、ムスカリかヒヤシンス。見ると分かるように、水面から花までは高さがそれほど無い。私は、素人だが、聞いた話では、球根が水を被ると腐って仕舞う。逆に、水面から地上部が厚いと、地面が乾燥して地面が収縮し陥没してしまうそうです。よって、水面の管理は結構繊細だそうです。

同じく、キューケンホフ公園のチューリップ畑。これらは、球根を太らせる為に、花が咲くと、茎を全部きってしまいます。

オランダ中に見かける運河の跳ね橋。

ムスカリ？の川。印象深い。キューケンホフには、大きなムスカリ？の川が2本（か3本）あります。

水仙が咲いているが、もう少し後だと、チューリップが咲いている。チュリップが満開の時、私の好きな場所の一つ。

キューケンホフ内で食べたランチ。チキン半分。11AMから営業開始です。旨かったです。

キューケンホフは、チューリップを写真の様に、外部で成長させておき、土（？）と一緒に掘り出して、植え付けることもするようだ。こうする事により、植え付けて数日で花が咲く様だ。（球根だと、秋に植えて春に咲く。）
（或いは、場所によっては球根を2段に植えているらしい。そうすることにより、チューリップの開花期間を長くしている様だ。）あらゆる工夫をして、観光客を楽しませるようにしていることは確かだと思います。

正面入口を出ようとしています。昼間なので、朝とは違い、太陽光を浴びてよりカラフルです。
また、来る事が出来るだろうか？　キューケンホフは素晴らしい。
（なお、日本の昭和記念公園のチューリップは、このキューケンホフから技術導入しているようで、チューリップ満開の時は見事です。）