最高のおもてなしでした。北こぶし知床ホテル&リゾート宿泊記

2023/04/22 - 2023/04/23

　知床は数回行ったことがありますが、北こぶし知床ホテル&リゾートには泊まったことがありませんでした。旅行支援で割安に予約できたので宿泊してきました。
　ハイクラスなホテルに毎回泊まっているわけではありませんが、たぶんあらゆる面で最高位のホテルだと思いました。
スタッフはゲストに対する姿勢が素晴らしく大切にされているなと感じます。レストランスタッフも何か困っているとすぐに声をかけて対応してくれます。
食事はビュッフェでしたが、フリーオーダースタイルで注文すると一皿ずつ作って出してくれます。ビュッフェでありながら、一流レストランで食べるような一品が食べ放題です。
温泉は、さすがウトロ港に面して建っているだけあり、オホーツク海を見ながら露天風呂に入ることができるなど最高の眺めでゆったり入ることができます。
料金は他のホテルに比べて高いですが、オールインクルーシブになっており、ソフトドリンクのほかアルコールも各種飲み放題です。オホーツクラウンジではアルコールを含むドリンクにおつまみ、スイーツも料金に含まれています。設備も最新式のものが揃っていてこだわりを感じました。
　多少多くお金を払っても是非泊まりたいと思える素晴らしいホテルでした。
チェックアウト後はフレペの滝を見に行き、その後斜里でお土産を買って女満別空港に戻りました。

エリア 知床・ウトロ(北海道)

JALスマイルキャンペーンで片道6600円で取ったチケットでした。朝一便が良かったのですが、取れませんでした。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

今回の旅行の目的は、北こぶし知床ホテル&リゾートに泊まること。外にはピシッとした制服を着た、立ち姿の綺麗なスタッフの方が何名もいて出迎えてくださいました。

北こぶし知床 ホテル＆リゾート 宿・ホテル

落ち着いた雰囲気のロビー。グランドピアノの自動演奏が流れています。

ロビーには流氷展示コーナーがありました。

部屋は別館のツインルームでした。おしゃれな畳が敷かれていて柔らかい雰囲気です。

ベッドはやや狭めでしたが、体重が分散するの心地の良いベッドでした。しっかり寝られました。

とても落ち着いた客室でした。ソファもあります。

ロビー奥にあるオホーツクラウンジ。ティータイムやカクテルタイムなどフリーでドリンクやアルコール、おつまみが提供されます。

ラウンジにはバーカウンターもあります。

食事までの間、海を見ながらビールとおつまみをいただきました。

ヒグマの保護活動をする「クマカツ」のポスターがたくさん貼られていました。

ヒグマに関する本がたくさんあります。中にベンチもありゆっくり読めます。

食事会場は西館２階the LIFE TABLE。天井が高く広大な空間に驚きました。HPの画像で見るより綺麗でした。

食事はビュッフェですが、フリーオーダースタイルというカウンターで注文するとシェフが一皿ずつ作って出してくれる料理がたくさんありました。

刺身盛り合わせとカレイのグリルとつぶ貝の生姜煮。

ビーフシチュー。

天ぷらとザンギ。ザンギにはとろろ昆布がかけられています。

つぶ貝の大きさもなかなかのもので、食べ応えのあるものでした。

握り寿司

ステーキは和牛で柔らかく肉汁たっぷりで、多くのホテルビュッフェで出てくるステーキとは全く別のものでした。おかわりも何度でもできます。このステーキを食べただけでも、このホテルは他のホテルと別格だとわかりました。

鮭といくらのクリームパスタ。これも注文してから作ってくれます。

このデザートも注文後に一つずつ作ってくれます。

ショコラケーキ。アイスと薄いチョコが添えられます。

ウトロ港を眺められる流氷テラス。足湯カウンターがあり、足湯に浸かりながらドリンクを飲めます。焚き火もやっていました。ゆったりとした朝を過ごしました。

夕食は素晴らしかったので、朝食も期待が高まります。なんと朝食もフリーオーダースタイルでした。ハンバーグは本格的で肉肉しい食感で本当に美味しかったです。

クリームコロッケ。

海鮮もたくさんありました。夕食かと思うくらいの料理の数々。

明太子とホタテの甘露煮。ご飯がいくらでも食べられます。

カウンターにはサンプルが置いてあり、注文すると一皿ずつ作ってくれます。

シリアルとパン。ドライフルーツやジャムなどもたくさんの種類があります。

プリン、おこっぺヨーグルト、スムージー、瓶牛乳など。

フレンチトースト。

レストラン内には下膳ロボットが大活躍。

お済みになった食器を入れてくださいと席まで来て声をかけてくれます。

食器がいっぱいになると厨房に戻っていきます。

チェックアウトの10時から大浴場の撮影会がありました。これはなかなか良い企画だと思います。こういうのは初めてでした。

広大な窓から雄大な知床の海が望めます。

屋上は外気浴スペースになっていました。たぶん露天風呂だったところだと思います。

露天風呂。肩まで浸かっても海が見えました。

湯温もちょうど良く、いつまででも入っていられました。

アイヌの民芸細工の店があり、職人の方が製作中でした。

できれば数日泊まってゆっくりいろいろなサービスを楽しんで過ごしてみたいと思いました。でも庶民には夢のまた夢です。
去り難い気持ちでホテルを後にしました。

ホテルを後にして、知床自然センターに向かいました。途中、海岸線が広がっていますが、波はとても荒く、岩に打ちつける音が大きく聞こえました。

海岸線にはゴジラのような岩がたくさんありました。

橋の上からウトロを見下ろしてみました。

知床自然センターにやってきました。ノースフェイスのショップやレストラン、ビジターセンターがあります。

知床自然センター 美術館・博物館

ここでも知床トコさんがお出迎え。

かわいい知床トコさん。Tシャツを買ってしまいました。

ビジターセンターではヒグマに関するビデオが見られます。

ここからフレペの滝に向かう遊歩道があります。行ったことなかったので行ってみることにしました。ガイドなしでも簡単に行けます。

往復2キロ40分と書いてありました。熊がでそうな道を下りていきます。

草原が開け、青い海が見えてきました。

なんとも長閑な景色です。

展望台があり、そこから見てみると・・・

険しい断崖！残念ながら滝が落ちている様子は見られませんでした。

フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地

自然の険しさを感じました。

とてもダイナミックな景観です。

灯台がありました。厳しいオホーツク海の安全を守っているのですね。

自然のダイナミックな景観と、海と空のブルーのコントラストが素晴らしいです。

草原の中に知床連山に向かってどこまでも続く一本道。絵になるなあ。

ウトロ港に係留されている漁船。