大人の修学旅行へⅠ 2022 in Hokkaido

2022/05/01 - 2022/05/31

コロナも少し落ち着きを見せていた2022年の5月に久しぶりの旅行へ。修学旅行の思い出の地は、人それぞれ違うと思いますが、私にとってはその修学旅行以来の北海道訪問です。ご無沙汰してます！
今一度大人になって改めて観光スポットを回ってみました。また、漫画「ゴールデンカムイ」の影響もあり、アイヌ文化にも興味があったので聖地巡礼とまではいかないですが、関連スポットを巡ってみたいと思います。トップ写真は白老の「ポロト湖と丸木舟」

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩 ジェットスター

いざ、北海道へ出発！！コロナ禍でなかなか旅行に行けなかったのでとてもうれしいです。久しぶりの飛行機に気分も上がります。

新千歳空港へ着き少しJRで南下しまして、苫小牧へ移動。最初に訪れたのは苫小牧市美術博物館です。5月の北海道は桜が咲いていました。本州では終わってしまった桜を、また見ることができてラッキーです。

こちらで開催中の「アイヌ刀」展が面白そうだったので、立ち寄ることにしました。

写真は小刀「マキリ」
ほかにも沢山のアイヌ刀が展示されてすごかったです。これだけの数を一か所でみれるのはやはり北海道だからでしょうね。和人の刀ともやはり違います。

写真は「丸木舟」
苫小牧は海のそばですから、当時のアイヌ達がこれで漁に繰り出していた場面を想像するとすごく実感が湧いてきます。これだけの舟が発見されている（残っている）とはすごいですね。

漫画「ゴールデンカムイ」の野田先生も訪れていたようです！

苫小牧市は、アイスホッケーが盛んなんですね。

苫小牧市を後にし、JR室蘭本線で白老町へ移動。途中車窓から、不思議な形をした山を発見しました。後で調べてみると、この山は「樽前山」といって噴火の跡が盛り上がって樽のような形をしているなんともユニークな山でした。登山客にも人気があるようです。

白老駅へ到着。小さくてかわいらしい駅です。

駅から徒歩15分ほど。行ってみたかった国立アイヌ民族博物館「ウポポイ（民族共生象徴空間）」へ。リニューアルしてとても立派になっていました。10代の頃修学旅行で訪れたことがありましたが、その頃とだいぶ変っていました。

かっこいいエントランス！アイヌ文様っていいですよね。

民族衣装の展示。こちらは男性用です。

熊はアイヌ民族にとって神聖な動物だそうです。すごいな。こういう文化の違いを知ることはとても面白いです。

開放感があるワンフロアーに様々な展示がありました。新しい博物館なので小綺麗にまとまっているな、と思いました。

アイヌの世界観を紹介するアニメーションもありました。

博物館の外へ。サハリンで先住民族を研究したポーランドの民族学者、ブロニスワフ・ピウスツキの像です。彼の足跡はゴールデンカムイにも影響を与えているようですね。

伝統的家屋（チセ）が復元されています。結構一つ一つが大きいなと思いました。

北海道の野生動物たちのオブジェ。

ウポポイはポロト湖の周りを囲むような広々とした空間なので、とても気持ちのいい場所でした。なんかとても神聖な感じがしました。そしてこの湖の遠く北の方にあの”樽前山”が見えます。

駆け足でしたが展示をみたり散策したり、満喫できました。博物館がリニューアルしたと聞いて是非行ってみたいと思っていたのでとても満足しています。

白老から、JR室蘭～千歳線で札幌へ移動。駅のアイヌの像がなんとも北海道感を感じさせます。地元の人は見向きもしませんが（笑）こちらはつい物珍しくて写真をパチリ。

札幌に来たからには、やっぱり定番のすすきの交差点！ニッカウヰスキーの看板！です。「キング・オブ・ブレンダーズ」このおじさんちゃんとした名前があったんですね。 私は今回の旅で初めて知りました。皆さんは知っていましたか？

今回の旅の宿は「ランプライトブックスホテル札幌」さん。
旅×本×カフェがコンセプトのカジュアルなホテル。新しいし手頃でなかなかよかったです。

場所は狸小路商店街の端っこ。周りはかなりディープというか地元感ありました。

つづく。