奈良美智が好きすぎて。また青森に行く。

2023/04/03 - 2023/04/05

奈良美智の作品が、何年かに一度、時々無性に見たくなる。
ということで、春の青森へ。
どうやら5年ぶり。

裏切らない可愛さ、愛おしさ。
難しいことは分からないけど、やっぱり奈良美智の作品、大好きだ。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

行きは福岡空港（7時55分発）→仙台経由、11時07分発の新幹線で新青森駅、在来線に乗り換えて青森駅へ。
到着は13時ころ。
ホテルに荷物預けて、ちょうどお昼の時間帯だったので、手近にラーメンを。
煮干しで出汁をとったラーメン。
福岡では食べられない、あっさり味のラーメン、美味しかったです！

アウガ ショッピングモール

切符を買って（ICカードの改札機設置は5月27日らしい）在来線で弘前へ。

火曜日休館日なので、今日中に行かなければいけなかった弘前れんが倉庫美術館。
前回訪問したときは、改装工事中だったので、お目当ての犬も避難中。
今回こそは！
3月21日まで奈良さんの個展が開催されていたのは知っていたけど、どうしても時間がとれず今日になってしまったのは仕方ないな……。

弘前れんが倉庫美術館 美術館・博物館

A to Zメモリアルドッグ
これ！見たかった作品！！
ショップとカフェがクローズしてたのは残念だったけど、お天気もよくて、気持ちのいい場所でした。

あと一つ残念だったのが、弘前駅のアップルパイ。弘前駅に到着したとき、カフェからとってもいい匂いがしてて、その時はお腹一杯だったから「限定50個（？）」が気になりつつも、美術館に直行。帰りに食べよう！という考えが間違ってた。
弘前駅に戻ってきたときは「売り切れ」。
人気のアップルパイなんだろうな。地元の人がいっぱい買ってくんだろうな。

そういえば、リンゴジュースオンリーの自販機があった。
りんごが名産なだけあって、りんごのドライフルーツとかりんごカレーとかリンゴのお茶とか、それこそアップルパイとかりんご関連の商品がたくさんある。
そしてそれがもれなく美味しい。

このリンゴジュースも、液体は重いからな～、と思って購入を躊躇してるうちに他の駅では見かけず。買っとけばよかったなあ。

2日目は青森県立美術館へ。
巡回バスが青森駅西口から出てました。
http://www.city.aomori.aomori.jp/toshi-seisaku/kurashi-guide/koutsu/bus/documents/r5nebutan-go.pdf

私、青森県立美術館、大好きなんです。
広くて、高くて、静かで。
奈良さんの作品が多数展示されてる、というポイントも高いけど、美術館自体が素敵。

青森県立美術館 美術館・博物館

入ってすぐの部屋にはシャガールの「アレコ」。

次の部屋に大好きな奈良さんの作品！

何たる可愛さ！！

商業用に使用しなければ写真撮影OK、なんて神対応ありがとうございます。
仕事用PCのデスクトップ決定です。
仕事、頑張れます。神対応、心から感謝。

ずっと見てられる。幸せな時間。

もちろん、「あおもり犬」も出迎えてくれます。

「あおもり犬」に続く外部連絡通路は雪が残っているので、閉鎖中。
何だか独りぼっちで寂しそう。

午後、十和田現代美術館へ。
青森県立美術館→（バス）→新青森駅→（新幹線）→七戸十和田駅→（タクシー）→十和田市街地

前日、青森駅の観光案内所でお姉さんに聞いて、このルートを選択。
平日はあまり乗り継ぎの便が良くなくて、七戸十和田駅から十和田市内までバスで行こうと思ったら2時間待ち。
さすがにそれはロスしすぎなので、タクシー利用。約5,000円。
タクシーに乗る前に「道の駅　しちのへ」で美味しそうな煮豆とりんごの玄米茶を購入。本当はもっと色々購入したかったけど、荷物になるから断念。

十和田市現代美術館 美術館・博物館

「夜露死苦ガール2012」
これのために十和田まで足を運んで、運んだ甲斐があった！
左右の足の長さが違うことすら、Kawaii　に昇華させてしまう奈良さんって、やっぱり天才。

こんな素敵な美術館が青森にはたくさんあるんですよね。
もっとアピールしてほしい！全国に向けて自慢してほしい！！と思います。

道を挟んだ十和田市現代美術館アート広場には草間彌生氏の作品。
青森に来ると、皆さん、犬を作りたくなるのかしら笑

奈良さんの展示物は内部にはありません。
現代美術は難しいので…(-_-;)、パッと観、なかなか理解できない作品も多いのですが、体験型の展示も多く、若者たちは楽しんでいるようでした。

通路から見ても、ガールは目立つんですよ。

ガールの建物は、吹き抜けの箱型の建物で、ショップとカフェが入っています。
ここで、念願のアップルパイとアイスコーヒー。

店員さんに「十和田で買った方がいいものありますか？」と尋ねると、可愛い2人が口をそろえて「げんだれ！」。
地元のスーパー「ヤマヨ」の場所を教えてもらって、夕方の十和田の街をブラブラ散歩。スーパーで色々買ってみました。源だれ、とろろ昆布、サバの香草煮…。
地元のスーパーは楽しいね。

最終日の早朝、もう一度「夜露死苦ガール2012」を観に行く。
もう一度、ちゃんと眼に焼き付けたくて。

朝食後、バスで八戸駅に行って、新幹線で上野まで移動。東京都立美術館で開催されてた「エゴン・シーレ展」を観て、今回の旅は終了。

日常を離れると、一日が長く感じて、少しびっくり。
仕事は嫌いじゃないし、お客さんのことも好きだけど、時にはこういう時間を持つことも大事なあ、と改めて感じた3日間。
と言いながら、翌日からガッツリ日常に引き戻されましたが。

東京都美術館 美術館・博物館