富士と桜を道ずれに快晴の西伊豆トレッキング　1日目

2023/03/29 - 2023/03/30

コロナや怪我で延び延びの西伊豆トレッキングをようやく実行した。
が・・・・・・歩いてみれば体力がた落ち。

アップダウンの連続する断崖トレッキングコースで息は絶え絶え、足はつり、友人を待たせてばかりで
こんなはずでは無かったトレッキングになったけれど、絶景の連続が強烈に後押し
歩行距離をカットして、路線バスやタクシーを多用。
予定の90％はこなせたから満足度は120％でした

エリア 黄金崎・大田子(静岡)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

京都発6：40ののぞみに乗って……

寝起きの悪い私は目覚まし時計かけまくって無事乗車
朝の国道交差点の温度計は２℃　
表示を見ただけで震え上がる温度でしたが浜名湖を通り過ぎる頃は快晴
さて富士は見えるかな？

のぞみ、こだまを乗り継ぎ、清水駅から清水港フエリー乗り場へ送迎バスで
事務所で乗船手続きを半額の￥1450－で済ませる
4月の計画を3月末に変更したのは、割引やこの期間しかない西伊豆観光地への送迎バスがあるのを知ったから。おかげで便利に利用でき大正解でした。

駿河湾を横切る駿河湾フェリー第二便　10：35分が着岸しています
思ったより大きな船でした

船内に残っている人は少なく
みんなデッキに出ています

良く晴れているけれど雲が低くてお目当ての富士が見えるか心配

デッキから見下ろす港湾風景

フェリーの航路が県道223号（フジサン）
雲が富士山のてっぺんを隠そうとしています。がんばれ富士山、もう少し背伸びして?
人気ポイントだから撮影者が次々に来ます

漁船？　富士山の真下にスルスルとやってきて遠ざかる

富士の右肩下にあるのは愛鷹連山
避難小屋2泊で縦走した懐かしい峰々
富士もいいけれど愛鷹には思い入れが深い。
須津山荘避難小屋情報を市役所で聞いたとき
飲み水や薪の差し入れもいただき感激しました。
愛しの愛鷹から目が離せません。

鐘をガンガン鳴らしているおば様。カメラマンは息子さんらしい。
幸せな家族旅行でしょうか。

水深200m以上の深海を75分で越えて土肥港が近づいてきます。

港は桜満開。

三月末までフェリーに合わせて、松浦町まで無料送迎バスがでています。
待機中の送迎バスで恋人岬に向かいます

駿河湾を見降ろしながら、恋人岬バス停を目指します。

晴れているけど、春霞が濃く、富士は見えるかなあ

おばさん達には今更関係ないけど
ネーミングに負けないと、心を強く持っていざ出発。

来訪者は若いカップル8割　中高年2割かな

さくらが歓迎　白いのは野生種のオオシマザクラ。多分。

ハートの花壇

富士は見えない

花吹雪は、老いも若きも平等に歓迎してくれます

おしゃべりにも花が咲いて足取りも軽く

スミレも頑張っています

気持ちの良い遊歩道が続きます

これは白い桜、オオシマザクラ……　多分

こんなに晴れているのに富士は見えない

恋人は腕を繋ぎ

愛の金を鳴らします
次から次へとカップルがジャランジャラン

おばさんはカップルに負けず、穴を覗いて指をくわえます。
穴の中に富士が見えるはずだけど雲のみです

ここからトレッキングコースに入り人影は全くなし
歩く人は少ないらしく道は荒れています。
山歩き不慣れな人は慎重に

断崖の上でモデルにポーズの注文を付ければ、怖い怖いの連発
でも、さすがに年の功。様になっています

ヒトツバの赤ちゃん。。
樫の葉より固い濃い緑の葉っぱが群生するのだけれど、
芽生えたばかりの葉っぱを始めてみました。
真っ白でかわいい。
数日のうちに、箸にも棒にもかからない固い頑固者に変身してしまうのでしょう。
人間と一緒だ。

断崖のアップダウンは手ごわい。

崖は高い。覗き込むのも恐い

かなり疲れてようやく標識見つけ。
もう安良里まで歩けません
とりあえず小峰からバスで黄金崎を目指します。
標識から10分ほどでバス停。本数の少ないバスにドンピシャリに乗れてラッキー

バスを下りれば相変わらず山はオオシマザクラが満開。

海は青く空も青く
こんなに晴れていても富士はみえない

黄金崎に続く道はソメイヨシノの花盛り

海には幾筋も潮目が見えるけれど、捨身には捉えられない

クリスタルパークバス停でバスを降りて、標識に沿って黄金崎突端を目指します。

一度グワーッと降りて、あの鉄階段を登り返すにはパワーが足りない
眺望はどっちも同じよ！と、負け惜しみで、とりあえずここでお終い。

夕陽に染まって断崖が黄金色に輝くのが地名のいわれだそうだが、夕焼けまで待てない

ここも絶壁。西伊豆は絶壁、絶景の連続です

馬の顔に見えるという馬ロック。
今日の行程はここまで。

30分ほどかけてダラダラとバス停に引き返し
クリスタルビューホテルに向かいます。

バスを降りるとクリスタルビューホテルが見える
地図上ではバス停からかなり歩きそうで大変だと思っていましたが
実際は徒歩数分。地図を訂正せねば。

入口から見た前庭
ここからは建物の中には入れません。

夕陽を浴びてシルエットが美しい

プールのモニュメントも優しい夕日に輝きます

5Fの部屋から見下ろす景色

夕日が沈む駿河湾

ここはどこ？南国の海みたい

すっかり日は落ちて

お風呂に向かう通路。突き当りを入ればお風呂。

夕食はどこのホテルも大差ないバイキング。
さすがに魚は美味しかったです
二年ぶりのトレッキングで予想以上に体力低下を実感。
明日が心配
早めに就寝しました

この旅行記へのコメント （3）

• heidi77さん 2023/07/01 14:41:47

  トレッキングコースが多い伊豆

  イメ・トラさん、こんにちは～
  
  早速、旅行記におじゃまさせていただきました
  伊豆は河津桜を見に今年2月に訪れ、少しだけトレッキング？(散策)しましたが、伊豆は山が海岸まで迫っていて、奇岩も多くコースが多数ありますね。
  
  帰りは西伊豆を通りましたが残念ながら富士山の全容が望めず。イメ・トラさんが行かれた日はお天気がよくて景色も良く、海の見えるトレッキングはいいですネ♪
  
  トレッキングによく行かれているようですが、私はシューズを購入したのだけれどなかなか歩きに行けないでいます。
  地元付近に山があまりなくて^^;
  シューズがタンスの肥やしにならないように、夏が過ぎ涼しくなったらどこかに行きたいと思っています。
  
  またおじゃま指せていただきますので、よろしくお願いします(^^)
  
  heidi77
  
  
  

• あるき虫さん 2023/04/08 05:35:27

  西伊豆。。

  イメ・トラさん、こんにちは。
  
  西伊豆トレッキング、いい天気に恵まれて とても気持ち良さそうですね。清水港からフェリーに乗っての西伊豆アプローチは、私もいつかやってみたいと思ってますが、静岡在住のせいか、近いのでいつでも行ける！…と思ってしまって、なかなか実現していません。
  
  戸田とか土肥は、クルマでは何度か訪ねたコトがありますが、こんな登山道が整備されているのですね。眺めも良さそうで、私もぜひ、歩いてみたいと思いました。。
  
  あるき虫

  イメ・トラさん からの返信 2023/04/08 09:03:00

  Re: 西伊豆。。

  おはようございます。
  伊豆半島中央部の登山や沼津アルプス等
  登山は数回出かけているのですが、断然登山派。
  海へ行く暇があったら山に行くでした。今回怪我復帰で1年以上のブランクの試し歩きでした。
  
  こんなはずじゃあ無かったトレッキングでしたが
  西伊豆のすばらしさに魅せられ、春は西伊豆に限ると結論が出ました
  お近くとのことですので是非歩いてみてください
  
  無駄な心配ですがフェリー航路は清水からのもの以外
  他航路はすべて廃止です。清水航路も廃止のうわさがチラホラ
  船旅も一度お楽しみください