春爛漫の紀の国へ ～ 和歌山市1泊2日　（その1）

2023/03/27 - 2023/03/28

大切な用事があり、和歌山市へとやって来た。
せっかく出かけるのなら、桜の花咲く時期がいい。お花見の名所があり、手軽に登れそうな低山があり、おいしいお酒も呑めそうだ。
自称さすらい人の血が騒ぐ。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

名古屋から大阪までは高速バスを利用する。
名古屋駅新幹線口を6時45分に出発する。運行は名阪近鉄バス、運賃は、早割その他でわずか1,860円だ。さほど急ぐわけでなし、交通費が浮いた分は他へ回す。

新名神高速道路の甲南パーキングエリアで15分間の休憩。

甲南パーキングエリアは、2月の京都旅行でも立ち寄っている。ひと月前は雪景色だった。
（2月22日撮影）

20分遅れてJR大阪駅に到着、大阪環状線で新今宮下車。南海電車に乗り換える。

和歌山市行きの南海特急サザンに乗る。事情により、2人掛けクロスシートの指定席車両にした。席料は名鉄より高い520円。そのためかすいている。

指定席にしたのは、ロングシートの自由席車両では食事がしづらいからだ。「旅の恥はかき捨て」と言うけれども、はたから見ればちょっと見苦しい。
大阪名物豚まんの昼食。肉まんとどう違うのかな。

和歌山市駅に到着。
どうでもいい用事を1件済ませ、大切な用事も無事に終えた。
これで身軽になった。

45分歩いて和歌山城へ。自分の足で歩くと街の様子がよくわかる。

ソメイヨシノの桜が満開だった。
日本の城には桜の花がよく似合う。

城は高台にあり、和歌山の市街地を見下ろす。

天守閣には登らなかった。
城郭の建築は周辺から眺めた方がいい。

すでに桜が散り始める。

お茶室「紅松庵（こうしょうあん）」がある。
作法をわきまえないので、遠くから眺めるだけ。

江戸時代から残る追廻（おいまわし）門。

通りからも城がよく見える。
この角度から見ると風格がある。

今宵の宿「ワカヤマ第2冨士ホテル」にチェックイン。
「富士」ではなく「冨士」なのは何か理由がありそう。

待ちに待った夕食の時間だ。ホテルを出て居酒屋へ。
名前に惹かれて「太平洋酒場」ののれんをくぐる。
ホテルから歩いてすぐ、南海和歌山市駅の駅ビル2階にある。

「南方」の辛口純米酒をいただく。グラスも桝もそれぞれ満タンに注いでくれる。
看板に偽りなしのすっきりした辛口だった。
頼まなくても出てくる突き出しは枝豆。ビールならともかく、日本酒の客には別の突き出しにして欲しい。

人気のある店のようで、6時過ぎには満席になった。席が空くのを待つ人が数人。
おかまいなしに、カウンターに居座る。
和歌山の銘酒を複数飲み比べてみたかったが、１杯にとどめておく。

ホテルへ戻る。
シングルルーム1泊朝食付き5,000円のところ、全国旅行支援を利用し4,000円で泊まることができた。驚異的な低料金だ。

我が家のテレビと違って、ここではBS放送を見ることができる。
遅い時間まで見ていたくなるが、早目に切り上げ明日に備える。

春爛漫の紀の国へ ～ 和歌山市1泊2日　（その2）に続く。