ふらっと流氷を見に

2023/02/28 - 2023/03/01

学生時代から数十年にわたり通い続けている知床です。4年前が最後となりコロナでしばらくのご無沙汰でしたが、久々に流氷が見たくなって足を運びました。学生時代は知床の某所で長期の休みはバイトをしていたり、思い出も沢山詰まっている場所です。第一管区流氷情報を出発前に確認すると、網走は海が開いていますが、知床には高密度の流氷がびっしり着いている様子、期待して出発しました。

エリア 知床・ウトロ(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ

羽田空港、北ウイングは久々です。

さらに久々のバスラウンジからの搭乗。

岩手県から太平洋に出て、襟裳岬を過ぎてから高度を落として阿寒湖上空。

女満別空港に到着しました。

女満別空港 空港

まずはホームセンターで長靴を購入します。家で使っている長靴がだいぶ劣化してきたので買い替えです。

国道沿いのこの場所では、いつも立ち止まります。大空町（女満別のほうがしっくりくる）で美瑛っぽい景色。

網走の道の駅。流氷観光船、以前に一度乗りました。流氷を砕きながら進み結構迫力あります。今日は、網走の海は開いているのでどうでしょうか。

国道を走らせると海岸沿いとなり、遠くに知床半島が見えます。

ここもいつも立ち寄る涛沸湖。白鳥の数が少ないので、どこかに移動しているのでしょうか。以前はエサが売られていて、エサやりができましたが、今はできないようです。

斜里の市街地を抜けて朱円も過ぎると、流氷が見えてきます。

この展望台から眺めました。

それから、天に続く道。

北海道で二番目に長い直線道路です。一番はどこだろうと調べたら、国道12号の美唄～滝川間のようです。

日の出地区を過ぎると、国道は海岸に沿ったり離れたりとなります。

ウトロの市街地も抜けて、幌別橋へと向かう途中です。

振り返ると、ウトロの亀岩、オロンコ岩、三角岩が。

ブユニ岬の手前からの流氷。

知床自然センターの駐車場で、セイコマートで買ったおにぎりを食べました。

フレペの滝（＝俗称　乙女の涙）へと向かいます。

ホームセンターで買った長靴。快適です。

季節外れの気温、11℃はポカポカ陽気というか、風もないので歩くと汗ばむくらいです。雪上散歩はとっても気持ちいいです。

知床連山もくっきりと見えています。

展望東屋に着きました。

フレペの滝。大地から染み出す地下水が冬場は凍って氷瀑となります。しかし、今日みたく温かな日は氷が融けて落下して谷に音が響き渡ります。

ズームするとこんな感じです。ちなみに夏場の午後2時頃には、2時の虹が滝の飛沫にかかるのです。

オホーツク海は流氷が覆っています。

アムール川で凍った氷がはるばるとロシアから流れ着く、なんとも神秘的だと思います。

知床峠との分岐から岩尾別方面に少し行くと、知床連山がきれいに見えるスポットがあります。

知床峠方面は冬期閉鎖中です。学生の頃はクロスカントリースキー板を履いて、何度と知床峠まで行きました。

再びウトロへと戻ります。流氷下ダイビングというのが流行っています。

一度潜ってみたい気もしますが・・・

流氷の上には雪が積もってしまっていますが、氷そのものはブルーなきれいな色をしています。

ウトロ港です。流氷の時期は全ての船舶は陸に上げられています。

オロンコ岩と三角岩。

ウトロではここ何年かは、知床第一ホテルに泊まります。

エントランス。

ロビー、海側がラウンジとなっています。

部屋はオホーツク海が正面に見える西館です。

和室のツイン。

窓からの景色です。

右手は東館です。

洗面台。

浴室。大浴場に入るので使いませんが・・

夕日の時間、この時期は亀岩の奥側、藻琴山より南寄りに陽が沈みます。

部分的に流氷が開いた海に映っています。正面が網走方面で、夏は能取岬のあたりに陽が沈みます。

夕食のバイキング。まずはツマミでビール。ボタンエビが甘くてめちゃ旨でした。以前よりも刺身のクオリティが上がっています。ホタテもマグロもサーモンもしっかりと旨味があって、ビールが進みます。

海外からの観光客も少なくて静かでした。

いろいろ食べて最後は寿司。好きなネタを握ってくれます。このあとデザートにケーキも食べたのですが、ケーキはなぜか不人気であまり取られていなかったものの、スポンジがしっとりとしていて味も甘過ぎず、以前よりも美味しくなっていました。

おはようございます。翌朝は前日の天気とは打って変わりどんよりとした曇り空。そして気温も下がりました。

朝食のバイキングは2階です。

軽いものから食べ始めます。窓越しにオホーツクの流氷が見えます。

いろいろ食べて、最後にタラのバラコに出汁をかけていただきました。

チェックアウトしてブユニ岬にまた行きました。雪も降ってきて霞んでいます。

JALダイナミックパッケージのオプションレンタカー、約26時間利用して1500円でした。しかも、レンタカー会社も指名できるのでトヨタレンタリースで借りました。

遠音別橋から日の出のあたりが一番流氷が風に押されて来るエリアです。

昔は流氷山脈と呼ばれるほどに、流氷の下に流氷が押し入り隆起して高さが5mほどに山脈のように連なったのもこのエリアです。

近年、流氷の勢いも小さくなってきてしまいました。

時間が少しあったので来運神社に足を延ばしました。ここに来運の水という湧き水があるのですが、地元の方が何となく個人利用目的ではないほどの大量の容器持参で汲んでいたので、水を飲むことを諦めて空港に向かいました。

レンタカーを返却して、飲みます。

搭乗する飛行機が到着しました。

女満別からJ-AIRで千歳に向かいます。残念ながら雲で大雪山系は隠れてしまっています。眼下は糠平湖でしょうか。

トマムスキー場とツインタワーが見えます。

新千歳空港、久々に来ました。新千歳空港はいつ来ても楽しい所です。欲しいもの、食べたいものがあり過ぎます。雪印パーラーのソフトクリーム食べました。ルタオや北菓楼のソフトも食べましたが個人的には雪印パーラーが一番好きです。

新千歳空港では必ず「すず花」さんの海鮮丼を帰宅しての夕食用に買って帰ります。この4年の間で結構値段が上がりました。

以前は日帰りで新千歳空港に遊びに来たりしていたので、短時間で心残りではありますが帰ります。

離陸して新千歳空港を後に・・

トワイライトな時間から・・

東京の夜景に降下します。

この旅行記へのコメント （2）

• ma-yuさん 2023/03/18 00:01:35

  オホーツクの流氷!!

  ぱきさん
  
  こんばんは(^^)
  
  旅行中でしたので投稿が遅くなりました。
  前回は南の島、今回は北の知床に流氷を見に行かれたんですね。一泊二日で弾丸ですね。
  
  知床の地理に詳しいですね！
  知床には長期で滞在の経験があるのですね？
  レンタカーで散策、私なら雪道の運転は無理(-_-;)
  ウトロの流氷下ダイビングがあるのですね？
  クリオネがみられるかな！！
  
  プユニ岬でオホーツクの流氷が積み重なって圧巻ですね。
  これでも近年は小さくなったのですね！
  流氷の上を歩くことができるのでしょうか？
  流氷を見たくなり参考になりました。
  
  　　ma-yu
  

  ぱきさん からの返信 2023/03/19 19:52:33

  Re: オホーツクの流氷!!

  ma-yuさん
  
  こんばんは、コメントいただきありがとうございます。
  
  何度か日帰りで行ったこともありましたが、さすがに日帰りはキツく一泊でもできるとのんびり出来ますね(^^)
  
  学生時代の長期休みに、1ヵ月とか２ヵ月バイトをしたりしていました。社会人になってからは関東から年末年始に車で行ったりでした。雪道運転も何度も怖い経験をしましたよ。
  流氷ダイビング、クリオネ見られるのかも知れません。見てみたいですが、寒さや冷たさを想像すると・・・
  
  流氷の上を歩くのは岸に乗り上げたものなら大丈夫ですが、海面に浮いているのは危険です。氷と氷の間に雪が乗って一枚の氷のように見えても、足を踏み抜いてポチャンとなりかねません。風が吹くと氷同士がぶつかり合って、流氷鳴きという「ギーーーッ」といった音が聞こえることもあります。
  
  冬の北海道も美しいのですが、晴れた青空がないとちょっとテンションも下がります。