2023/02/25 - 2023/02/25
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Elliott-7さん
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呉市下蒲刈町(旧安芸郡)の三ノ瀬地区には多くの文化施設があることは、よく知っていたがこれまでゆっくり訪ねたことがなかったので、一人で散策することにしました。
呉市広町から蒲刈方面には、瀬戸内産交バスが出ているのでこれを利用することに決定。広からおよそ40分の路線バスは、地元の人たちの通院や買い物手段として利用されている。
これまで旅に出ることを自粛していたが、そろそろ我慢できなくなったのだ。思い立ったら即実行するのみ。天気はまずまず、ここ下蒲刈は古くから瀬戸内の交通の要衝として栄え、江戸時代には朝鮮通信使や西国大名らが立ち寄った島で、安芸灘大橋が開通してからは本土と繋がったのだ。それまでは移動手段としてフェリーが主体であったが、橋の開通により交通手段が車となり島の人たちの生活も大きく変わっていったのだ。
ここ三ノ瀬地区には、朝鮮通信使資料館、蘭島閣美術館その他いろいろな文化施設があり、「ユネスコ文化遺産(世界の記憶)」にも指定されているので行かないわけにはいかないのだ!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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蒲刈方面には、ここ中国労災病院からスタートする。
市内有数の総合病院である。 -
中国労災病院前にて
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蒲刈方面行のバスがやってきた・・
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車内は休日なので利用客はなく、貸し切り状態だ!
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バスの時刻表・・ほぼ一時間に1本。。
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出発してすぐに、JR呉線の広駅前を過ぎる、
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瀬戸内の景色を眺めながら・・
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バスは安芸灘大橋料金所を・・
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ここが料金所、
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橋の上を通過中。。
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橋を渡ると、下蒲刈の見戸代(みとしろ)桟橋に立ち寄る・・
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ここ見戸代は、橋が架かる前は仁方港からフェリーが出ており最初の寄港地であったが、今はフェリーが廃止されて立派な待合所だけが残っている・・
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瀬戸内海の景色を眺めながらバスの旅を楽しむ・・
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出発からおよそ40分でバスは三ノ瀬に到着、
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ここ三ノ瀬もかつてはフェリーの寄港地であった・・
瀬戸内産交のバスを下車・・ -
ここでマップ紹介しておきます、
安芸灘大橋を渡ると下蒲刈町になります・・ -
さらにアップして・・
三ノ瀬地区には、いろいろな文化施設があります、
現在は、呉市下蒲刈町です・・ -
ユネスコ遺産登録の案内があった、記憶遺産になるとか
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最初の施設が「松濤園」入口、
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四館共通券を買う、
松濤園・・蘭島閣美術館・・白雪楼・・三ノ瀬ご本陣芸術文化館の四館
蘭島閣美術館別館は入れないので、別途料金を払って入館・・・ -
白梅がきれいだ・・
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ここから入門
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松濤園は、ご馳走一番館・・陶磁器館・・あかりの館から成る
ここかご馳走一番館、朝鮮通信使たちを最高のご馳走でお迎えした由
ご馳走の種類がすごい! 館内撮影禁止のため写真なし! -
陶磁器館では古伊万里の作品展があった・・
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部屋から窓外を・・
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同じく窓外の景色を
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よく手入れされた遊歩道を行く・・
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ご馳走一番館の建物・・
石の彫刻は朝鮮・韓国ではよく目にするものだ、 -
「朝鮮通信使」について、簡単に説明を、
簡単に言えば朝鮮からやってきた外交団のことで、ここ下蒲刈に立ち寄った外交団を丁重に迎えおもてなしをやったという歴史・経緯がある。
詳しいことを知りたいなら、ご自分でネット検索を・・
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旧吉田邸・あかりの館へと
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下蒲刈町観光の案内もあります・・
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蘭島閣美術館と別館の説明案内・・
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あかりの館前庭の様子
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手入れの行き届いた庭・・
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ところどころにこのような石に彫った漢詩が残されている
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その説明文・・詳しく書かれている
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蘭島閣美術館・・
館内撮影禁止のため写真はナシ・・
日本画・油絵・版画などが展示されている -
蘭島閣美術館の上に「白雪楼」という建物がある
狭い石段を登っていくと茶室付き二階建ての建物。
ここはお気に入りにしました。写真撮影の制約もないし景色もよく案内係りが親切で抹茶も頂きました。 -
白石楼の説明案内です・・
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落ち着いた佇まいで心が安らぎます・・
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ここから対岸の蒲刈町がよく見える
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これは蘭島閣美術館の屋根・・
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眺めを堪能・・
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お点前を頂く、 誰もいないところで、お抹茶を頂きました。
お点前を拝見したかった・・ -
純和風座敷・・
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客は誰もいない、至福のひと時・・
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茶席も落ち着く
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別棟にある茶室。。
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茶室内部・・
喧騒さがないのがいい、 -
三ノ瀬ご本陣芸術文化館
ご本陣というからには、本陣の様子がわかると思ったが、洋画家・須田国太郎の常設展示館になっている・・ あまり関心がないけど、 -
この階段を上がっていく・・
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白石楼を通り過ぎて・・
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坂道をあがっていく、
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高台に上がるに連れて視界が開けてくる、
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長雁木。なががんき・・・船を岸につける際に長い石作りの階段状足場、
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このように岸壁に沿って作られている、
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櫂伝馬・かいでんま船、 いろいろ行事があるとこの船が主役になるのです
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このあたりでは、じゃこ天という、魚のすり身を天ぷらにしたものが有名です
酒の肴にはもってこいです・・ -
じゃこ天を食べ歩きする若者も多い・・
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土産物さんで
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常夜灯が有名です
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白石楼の屋根が見える、
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やっと蘭島閣美術館別館に到着・・
ここには寺内萬治郎の油彩画が展示されています・・ -
別館入り口、
寺内萬治郎といえば、裸婦像の作品が多く人気あるがかです・・ -
正面受付
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受付前のミーティングルーム
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館内は撮影禁止だが一枚だけ全体写真を撮らせていただく、
裸婦像が展示されていたが、いずれも名作ばかり・・
紹介できないのが残念!! -
別館からは蒲刈町向方面がよく見えます・・
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白石楼の屋根が眼下に、
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この石段を下りていくのです、
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次に向かったのが、丸本家住宅・侍屋敷、
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詳細はこの案内で、
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屋敷前にみかんの無人売店が、
左にあるのが「はるか」これはマジで旨い! -
中をのぞいていたら、屋敷内を案内してくれました
ラッキー・・帰途みかんを買いましたらこれがうまい旨い!
その名を「はるか」というそうです。注文したら時期が遅く在庫がないそうです。
残念、来年は忘れずに買います・・ -
歴史ある屏風が座敷に・・
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侍屋敷というだけのことはある、
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貫禄ある家具、管理が大変そう・・
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最後に「観蘭閣」へ、「かんらんかく」という、
満州で事業をやり財をなした人物が建てた別荘とか、 -
その説明文が、
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国の登録有形文化財に指定されている、
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なかなかしっかりした建物です・・
外観しか見られないのが惜しい!中を見たいなー!
管理者は誰もいないよー -
帰途時間があったので、対岸のであいの館へ
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蒲刈大橋をてくてくあるきました・・
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瀬戸の海を眺めながら帰途につく
最後まで目を通して頂きありがとうございます。一人でゆっくりと文化施設を見学することができて満足しました。
自分としては、白雪楼・蘭島閣美術館別館が気に入りました。もう一度行ってもよいなと思たくらいです。白雪楼で頂いた抹茶はおいしく頂きました。次回はお茶をたてるところからお願いします。
別館の寺内さんの裸婦像には、他の画家の作品よりも強く惹かれました。
ヌードと言わず、「裸婦」と表記する方が高齢者にとっては、懐かしく感じてしまうのです。私だけかもしれませんけどネ・・
さて次は青春18きっぷでどこへ行くか?歳はとっても旅行でなく「旅」への意欲だけはなくさないようにしたいものです。
人は年取ることによって老いるのではない。「意欲・目的」をなくしてから老いるのである・・・
トラベラーの皆さん、最後までありがとうございました。
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