海女文化を世界遺産に。

2023/02/12 - 2023/02/12

海女文化資料館を見学しました。面白い資料館です。

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

海女文化資料館。

相差海女文化資料館 美術館・博物館

内部。

海女文化を世界無形文化遺産へ！
Our bid for Ama to become an Intangible Cultural Heritages!

「海女文化Jを残したい5つの理由
5 reasons to keep Ama culture
1．素潜り潜水という特別な技術を身に付けた自立した女性である。
Ama is an independent woman who acquires special diving techniques.
2．海女の歴史は、3000年～5000年といわれ独自の風習、神事が残っている。
It is said that Ama culture has lasted for 3000 - 5000 years wlth its unique own customs and religious rituals.
3．持続性のある資源維持のやり方を守ってきた。
Ama divers have kept their sustainable method to maintain resources.
4．海女の自然との共生。
Ama coexists with Nature.
5．海女が漁村という共同体社会の要になっている
Ama plays the key role in the community of fishing village.

逆立ちしているのがおもしろい。

懇切な説明。

アワビでせつめい。

駆逐艦「春雨」遭難救助物語

相差の南端、太平洋上に突き出た岬の先端には、断崖絶壁に囲まれたわずかな平地があります。
左手には無限に広がる太平洋、右手には、細長く伸びる安乗崎や大王崎が美しい的矢湾の絶景が広がります。
ここ菅崎園地には、相差の人々の心意気を伝える物語が残っています。

駆逐艦「春雨」の遭難
佐世保水雷団第十二駆逐隊の旗艦「春雨」は、3艦の僚艦を
伴い横須賀に向かっていました。明治44年11 月23日タ方、
志摩沖にさしかかった時、大しけに遭遇したため、司令官・大
滝中佐は編隊を解き、各艦に自由行動を命じました。的矢湾
への避難を決定した「春雨」が菅崎沖にさしかかったのは、
すでに真夜中近くのことでした。的矢湾口を通過したかと思
われたその時、菅崎海岸の暗礁に乗り上げ、座礁してしまい
ました。

相差の人々による決死の救助
24日の早朝、逆巻く海を泳ぎ、さらに荒磯の絶壁をよじ登り、
ひん死でたどり着いた少年兵により、駆逐艦「春雨」遭難の
知らせが村にもたらされました。役場では対策本部が設けら
れ、非常招集された青年会員の中から選ばれた海の猛者に
よる特別救助隊を編成。六尺褌一本の素肌に綿入れの仕事
着を羽織った隊員27名を乗せ、救助船「明徳丸」は荒海の
海へ漕ぎ出していきました。

荒れ狂う海を漕ぎ、「春雨」まであと50mのところで岩礁に
阻まれ、先に進めません。「春雨」の煙突にぶら下がり、助け
を待つ水兵を救助するため、海に飛び込んでいく隊員たち。
また、浜からはこの様子を見ていた海女や相差の人々が海に
飛び込み、乗組員の救助に尽力しました。こうした相差の人々
の決死の救助により、8名が救出されました。

祈り、願い、そして誓い
昭和12年、志摩郡在郷軍人聯合会によって、 春雨殉難記念
碑が菅崎に 設置されました。以来 、毎年11月24日に、44名
の犠牲者を悼む慰霊行事が行われています。
あの日から長い時間が過ぎましたが、相差の人々は、先人に
よる決死の救助の物語を伝え、海上の安全を祈り続けている
のです。

ありがとうございました。

おとなり。

町内会だそうです。