キハ85乗り納めに高山へ(202204)

2022/04/24 - 2022/04/24

2022年7月に高山本線に新型特急車両HC85が登場。いつか既存のキハ85から置き換わると思い、まだまだ乗り納め需要が少ない時期(2022年4月)に高山へ行きました。
※2022年12月に2023年3月のダイヤ改正で定期列車はすべて置き換わるとアナウンスされました。

偶然にも、下り特急ひだの展望グリーン車の最前席が空いていましたので、帰りは優雅にグリーン車を利用しました。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 交通手段: JR特急 徒歩

2022/04/22
旅の始まりは富山駅。富山駅の乗車位置目標は、キハ85カラーになっていました。これも、キハ85が運用から離れると変わるのかもしれません。

富山駅 駅

行きは「経費削減」で自由席に。日曜朝の上りということもあってか、車内はガラガラでした。

9号車の車内はご覧の感じ。在来線特急では標準的な2-2の配置ですが、座席は通路より数cm高い位置にあります。

平成初期にデビューした車両というのもあってか、フットレストがある一方、テーブルは最近の特急車両に比べると小さめです。電源はありませんが、WiFi設備はありました。

富山を出発し、一路高山へ。県境を超えると、宮川沿いに進んで行きます。この辺りは、秋になると紅葉がきれいなスポットです。

途中の飛騨古川に停車。下車客はいませんでしたが、乗車客は1名ほどいました。

飛騨古川駅 駅

高山到着後は、連結作業を見学。名古屋寄りに4両増結されました。

高山駅 駅

高山駅には、(訪問当時)2か月後に登場する新型車両をPRするパネルがありました。

戻りの列車まで2時間弱しかないため、さくっと高山市内を散策。少しずつ観光客は戻っているように見えました。

高山の古い町並み 名所・史跡

4月下旬でしたので、桜は散っていました。

高山に来て、何もしないのももったいないと思い、日本酒の有料試飲を楽しむことにしました。

舩坂酒造店 専門店

自動販売機でコインを購入し、気に入った日本酒を飲むスタイル。おちょこは持って帰ることができます。

少しほろ酔い気分になって高山駅に戻りました。コンコースには高山祭の山車をモチーフにした美術品がありました。

高山駅 駅

留置線にはキハ85がいました。訪問した1年後には、全部新型車両に置き換わることを、当時は知る由もありませんでした。

名古屋からやってきたひだ7号に乗車。戻りは奮発してグリーン車にしました！

座席配置は普通車と違って1-2の配置。普通席よりゆとりのあるシートです。

肘掛けも広々としています。また、灰皿と思われる設備があるのも時代を感じます。
なお、グリーン車にも電源はありません。

戻りは最前席を確保。本当は右側の席を取りたかったのですが、すでに予約済みでした。ただ、運転士気分になることができました。

遅めの昼食に高山駅で購入した駅弁に。紐を引くと加熱されるタイプの弁当でした。
飲み物に日本酒を購入しましたので、牛しぐれがお酒のアテにもなりました。

1時間半ほどの展望グリーン車を堪能し富山駅に到着しました。
定期運用終了がアナウンスされてから、土休日を中心に混雑しているような気がします。特に下りのグリーン車が争奪戦になっているようなので、早めに乗り納めをしてよかったなぁと思いました。

富山駅 駅