2023/01/31 - 2023/01/31
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ペコちゃんさん
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埼玉県の滑川町にある「森林公園(国営武蔵丘陵森林公園)」で、定期的に開催される「快適ウォーキング 花さんぽ」をご存じですか?
このイベントは、園内の草花について講師の解説を聞きながらウォーキングする催しで、毎週開催されています。
梅の花が咲き始めた1月末に山仲間7名で参加し、梅の香りと森林公園ならではのウォーキングを楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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森林公園がある滑川町は、埼玉県のほぼに位置し、人口は約2万人。
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9時半前に東武東上線・森林公園駅に到着・・・初めて降りる駅です。
ここからバスに乗って「森林公園南口入口」のバス停まで。 -
森林公園に到着・・・大きな看板の先は広い駐車場になっています。
森林公園には4か所の入口(北・西・南・中央)があり、各入口には合計で1,700台以上の駐車場が整備され、この南口は約550台が収容できる広さ。 -
ここが南口の公園入口。
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券売機で入場券(シルバー:210円)を買い・・・
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入場します。
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国営武蔵丘陵森林公園は、国の明治百年記念事業の一環として、1974年に全国初の国営公園として開設されました。
304haもの広大な公園は、雑木林を中心に池や沼、湿地、草地など多様な環境に恵まれ、貴重な動植物が生育・生息する場所となっており、また、ネモフィラ・ルピナス・ヤマユリなど四季折々に美しい花が楽しめるスポットです。 -
開園20周年を記念し、フクロウをモチーフにして作られた森林公園のマスコットキャラクター「しんくん りんちゃん」がお出迎え。
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入口を入った所にある日本庭園、その周りは広大な自然林。
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このイベントは事前予約制で、定員は15名ですが、我々7名が申し込んだせいか、今回は20名・・・一人づつ受付をします。
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今回のテーマは「初梅」で、講師は日本ウォーキング協会・専門講師の奥野清歩氏。
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定刻の10時になったので、梅園を目指してスタート。
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右は桜などの花木園、左の山田城跡の方に進みます。
鎌倉街道の要衝にあった山田城は、忍城主・成田氏の家臣である小高大和守父子や贄田摂津守が城主を勤めていたと伝わる城で、1590年の豊臣秀吉による小田原征伐で前田利家によって陥落したと言われます。
今も残る土塁・空堀・土橋・虎口などの城跡は、森林公園の敷地内にあります。 -
寒緋桜。
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案内板の周りは桜の木。
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「雅の広場」・・・池には睡蓮が植えられており、夏には白・黄・ピンクの花が楽しめるようです。
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「雅の広場」の斜面にあるモニュメント。
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「雅の広場」の先に広がる梅林・・・この一帯には約120品種・500本の紅梅・白梅が植えられています。
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この紅梅は八重咲の「玉簾」。
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盆栽でも人気の「八重寒紅」。
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梅林のアチコチに福寿草。
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「大和牡丹」。
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「初花」。
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「紅冬至」。
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「月宮殿」。
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「八重冬至」。
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「鶯宿」・・・『勅なれば いともかしこし 鶯の 宿はと問はば いかが答へむ』。
宮中の立派な梅が枯れたことを残念に思った村上天皇は、家臣に代わりの梅を探させ、ある屋敷に植えられていた見事な紅梅を勅命で献上させますが、持主だった紀内侍(紀貫之の娘)は、この歌を短冊で結び、感心した天皇は梅を娘に返し、以後この梅は鶯宿梅と呼ばれるようになりました・・・雅の世界ですね。 -
蝋梅が見頃を迎えています。
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「鹿児島紅」。
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「難波紅」。
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「乙女の袖」。
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蝋梅。
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見頃はもう少し先でしたが、美しい梅の花を楽しみました。
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「とんぼ池」・・・トンボやメダカ・カエルの住処です。
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なだらかな斜面の芝生広場「展望広場」へ。
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広場に面して建つ「展望レストラン」。
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展望レストランの屋上にある展望台へ。
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屋上展望台からの眺望・・・富士山が見えました。
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中央は甲武信ケ岳、右側は三宝山。
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展望レストランを少し下った所にある「記念塔」・・・「明治百年」記念事業の一環として1974年に開設された森林公園なので、明治百年記念のシンボルタワーとして建てられ、記念塔の高さは百尺(約30m)・・・当初は給水塔だったそうです。
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この後、「花さん歩」のイベントは南口に戻って解散なので、我がグループは記念塔で離団し、展望レストランに戻ってランチタイム。
建物の1階部分は通り抜け出来るようなっており、壁には子供達が描いた絵タイルが貼られています。 -
階段を登って2階のレストランへ。
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広々とした展望レストラン・・・三方のガラス窓から降り注ぐ陽光が気持ち良く、展望広場を眺めながらノンビリと食事が楽しめます。
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「三元豚ソースカツ丼」・・・柔らかいトンカツに秩父名物・わらじかつのタレで、美味しいランチでした。
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昼食後は、なだらかな坂道を歩いて植物園の方へ行ってみました。
右に見えるのは「渓流広場」。 -
山田大沼には、多くのカモが浮んでいます。
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植物園手前の傾斜地に咲くクリスマスローズ。
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「都市緑化植物園」・・・ハーブガーデンや植物園花木園、生垣園などがあり、季節の植物が楽しめるスポットですが・・・
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この時期は冬枯れ状態。
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植物園から中央口に向かって進むと「彫刻広場」があり、現代一級の彫刻家の作品9体が野外展示されています。
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長崎の平和記念像を制作した北村西望の《浦島》(1978.2設置)。
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「水生植物の池」・・・夏にはオニバスが咲きます。
ここにも2体の彫刻があります。 -
淀井敏夫・作の《海辺の母子・夏》(1980.3設置)。
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沖縄県石垣島の開港記念に制作された圓鍔勝三・作の《躍進》(1981.3設置)。
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奥山泰堂・作の《道標》(1972.3設置)。
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中央口の入口まで来ました。
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中央口の広場。
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南口に近い西田沼に浮かぶマガモ。
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帰りは森林公園と森林公園駅を結ぶ2.9kmの「森林公園緑道」を歩いたので、今日の歩数は約2万歩・・・お疲れ様でした。
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