リトアニア　美しく歴史ある町

2019/08/19 - 2019/08/20

東欧の独り旅　リトアニア編です

旅の行程
名古屋→フィンランド→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド→ベラルーシ→ウクライナ→チェコ→フィンランド→名古屋

フィンランドからフェリーでバルト海を渡りエストニアからはレンタカーでバルト三国巡り

バルト三国で最後のリトアニアでは十字架の丘、カウナス（杉原千畝記念館）、ヴィリニュスと訪問しました

その旅日記です

一つ前のラトビア編は　↓
https://4travel.jp/travelogue/11584454

エリア リトアニア

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バルト三国の北、エストニアの最後の日にレンタカーを借ります

エストニア→ラトビア→リトアニアとレンタカーで訪問
電車やバスもあるようですが時間が定刻通りでなかったり異邦人にはハードルが高そう

なのでレンタカーを選びました

EU加盟国でシェンゲン協定なので国境は昔の名残の通関所はありますが素通り
通貨はユーロで統一されています

ラトビアのリガからの行程

リトアニアに入って30分ほどで十字架の丘
そして旧首都のカウナス、現在の首都のヴィリニュス

バルト三国の位置関係です

印は十字架の丘

途中で休憩とガソリン補給
右の銀色のカローラです

日本のようなサービスエリアは無くガソリンスタンドがその役割
でも日本のような高速道路が有料でないのは嬉しい

代金は39.70ユーロ
借りたカローラに30.92リッター入りました

この時のユーロは約118円
なので代金4684円

換算するとガソリンはリッター151円で令和元年の日本の感覚では高い
（この旅日記を書いている令和5年の価格では日本より安い）

どこのガソリンスタンドもミニコンビニのようになっています

清潔なトイレもあります

十字架の丘に近づきました

専用駐車場もありますが観光バスがメイン
自家用車はみんな路側に停めているようなので自分も

こんなお土産屋兼十字架売り場の横を通ります
売っている十字架は10センチほどの小さなものから1mを越えるものまで様々です

そして道の下を人道トンネルをくぐると

数百メートル先に見えてきました

十字架の丘

十字架の丘の入り口

そもそも十字架の丘とは　↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%AD%97%E6%9E%B6%E3%81%AE%E4%B8%98

十字架の丘の丘の上から

かなり異様な雰囲気です
怖いとかでは無くて異教徒の日本人には違和感

とにかく十字架だらけ

十字架なのでキリスト教

そのキリスト教でもカトリックもプロテスタントもギリシャ正教もロシア正教も
そしてダビデの星があるのでこれはユダヤ教？

マリア像も多くあります

これらは全てここへ参拝した人が設置していったものなんだそうです

続いてレンタカーを走らせてカウナスの住宅街へ

杉原千畝記念館へ
そちらは以前に単独で旅日記にしました
https://4travel.jp/travelogue/11549331

杉原千畝記念館を見終えてカウナス旧市街へ

カウナス城

https://www.travelbook.co.jp/spot/945203

https://en.wikipedia.org/wiki/Kaunas_Castle

カウナス城の反対側にある旧市街

建物の壁画が味わい深い

その味わい深い建物の前にある近代的な建物で休憩

画像の円盤のような照明が上へ下へと動いています

一階が売店で二階がイートインコーナー

売店で買った缶のドリンク

スパークリング ココナッツ ウォーター
乾いた喉に美味しい

前日まで泊まっていたラトビアのホテルは値段の安い所でエレベーターも無く、食事もとても味気ないものでした
風呂もシャワーのみ

リトアニアも同じクラスのホテルを予約していましたが日本円で4千円ほどプラスしてホリデイ・インに変更
バスタブもあるし快適でした

ホリデイ・イン室内

清潔で機能的、そしてインテリアがモダン

夕食に出ます

グーグルで検索して徒歩数分のロシア料理店へ

ロシア料理店で注文したものその1

ロシア餃子
サワークリームがかかっています
これはこれで美味しい

クリームコロッケ的なもの
サラダとポテトも

こちらは無難な味でした

ホリデイ・インの客室フロア

近未来的な（別の言い方ではラブホテル的な）照明の落とし方と部屋の表示

夜の7時過ぎでも緯度が高いので明るい

ホテル近辺を散策します

ヴィリニュスは旧市街と新市街とでは全然別の街の趣きでした

人々の表情も穏やか

佇む人、散歩する人、ペットと歩く人

ホリデイ・イン朝食

典型的なアメリカンブレックファースト

左下の真っ黒でちょっと酸っぱいライ麦パンが美味しい

ビルニュス旧市街を散策します

リトアニアは今でこそバルト三国の一つですが、歴史を遡ればリトアニアは地中海まで領土のある大国でした

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%A4%A7%E5%85%AC%E5%9B%BD

旧市街を歩けば至るところに味わい深い建物がありますね

と思えばこんなアトラクションが
アトラクションの下はガラス張りで怖そう

重機を使ってます
日本だと許可は降りないでしょうね

単なるアトラクションかと思ったらランチを楽しんでいます

シャンパンで乾杯してる人も

これは欧米人受けしそうです

街の一画にはこんな方の銅像も

グーグル画像検索にかけるとこの御方はヨナス・バサナヴィチウスという人です
その御方を調べると
「1918 年 2 月 16 日にリトアニア独立法を採択したリトアニア評議会の議長を務めました。彼はリトアニア独立宣言法に署名した最初の人物でした」
との事です

https://en.wikipedia.org/wiki/Jonas_Basanavi%C4%8Dius

ヴィリニュスは中世の城郭都市

城壁に囲まれた街に幾つかの扉となった門があります
どの門も厳かで立派

こんなちょっとアラビアっぽい建物も

こちらも画像で検索するとロシア正教の教会でした
https://en.wikipedia.org/wiki/Jonas_Basanavi%C4%8Dius

有名らしい夜明けの門

旧市街の内側から

有名らしい夜明けの門

旧市街の外側から

こちらはシンプルです　

こちらも画像検索

聖霊の正教会だそうです

荘厳で緑の色遣いが独特ですね
欧州では各所で教会を見学しましたがこんな緑色は初めてでした

街角には絵描きさんが

販売もしています

こちらも画像検索

ゲディミナス大公の記念碑だそうです
そのゲディミナス大公は

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%82%B9

日本で例えれば源頼朝かな

ゲディミナス塔へ

塔の上にはリトアニアの国旗が翩翻と輝いています

ゲディミナス塔を右回りにぐるっと廻ると登り口がありました

ごつごつした石畳の登城路

ゲディミナス塔から新市街の街並みを

ゲディミナス塔にはこんな斜めのエレベーターもありました

さっき右回りで目指したのを左回りだったらこれで登ったのに

暑いので売店で飲み物を

見てみると懐かしいミリンダが販売されていました
今では日本では見かけなくなりましたが昭和50年頃はコカコーラとペプシコーラが販売合戦していてコカコーラのファンタ、ペプシコーラのミリンダと競っていました

ペプシコーラやミリンダはコカコーラの牙城を崩すべく瓶の飲み物の王冠の裏をめくると当たりくじが付いていて、子供だった自分は断然にペプシやミリンダでした

懐かしい味

こちらも画像検索すると聖カシミール教会とありました

https://en.wikipedia.org/wiki/Church_of_St._Casimir,_Vilnius

リトアニアの旅も終わりに近づきました

レンタカーの返却は日本と同じでガソリン満タン返し
空港に行く途中のスタンドで満タンに

そのスタンドに併設していたケバブ屋さんでランチを

空港内は何でも高いですから

ケバブ屋さん内部

ケバブのファーストフードですね

飲み物とケバブサンドを注文

レシートを見ると4.19ユーロ
当時のレートで換算すると約495円
西ヨーロッパは物価が高いですが同じユーロ圏でもバルト三国は物価が安かった

このあとに訪問するユーロが使われていない各国はもっと物価が安いです

ヴィリニュス空港

鉄道の駅のようです
入ってすぐ左手にレンタカー会社がありました

空港内部も昔の鉄道の駅のよう

と思ってたら・・・

進むと近代的な、いかにも空港という内部になりました
これは昔の駅舎を保存しているのかも知れませんね

これでリトアニアの旅日記を終わります
次はポーランドへ続きます
近日制作です

最後まで御覧頂きましてありがとうございました