2023/1久しぶりの温泉　箱根で星の王子様ミュージアムとルネ・ラリック美術館

2023/01/15 - 2023/01/16

2023/1ひさしぶりの温泉旅行です。いつもは一人でこそこそと活動してますが、今回は知り合いと一緒なのでグルメも充実。
日・月の日程でしたが、さすがの箱根、結構な人出でした。
のんびり過ごし、やっぱり温泉はいいなあ、と感じます。

有数の人気の温泉地・箱根には美術館やら観光施設がたくさんあり、賑わっていたのでしょうがコロナ後はどんな状況か気になります。
なお、先日星の王子様ミュージアム2023/3月末での閉館が伝えられ、今のうちに行かなきゃ、と言ってきました。
思ってたのとだいぶ違う展示内容でしたがよかったです。
気になる方はお早めにどうぞ。

近くのラリック美術館にも行きました。箱根には様々なテーマの美術館が点在していますが、冬季はお休みになったり、展示替えで休館になったりするのでお目当ての美術館があれば事前にチェックが必要ですね。

エリア 仙石原(神奈川)

前回箱根に行ったのは20年以上前のような気がします。黒タマゴ以外ほとんど記憶にありません。
で、車で連れて行ってもらったので、普段の公共交通利用ひとり旅ではまず寄らないであろうこんな場所も行けました。

箱根駅伝の往路ゴール・復路スタートの地点です。
国道一号線沿い。
今年の箱根駅伝も盛り上がってましたね。見てませんけど。

箱根駅伝ミュージアムもあります。入場料500円。
ミュージアムは入らず、無料で入れるショップを偵察しました。

このエリアには飲食、お土産など商業施設が集中し芦ノ湖遊覧船も発着するので便利ですね。あ、車がないと難しいですが。

軽めにお食事。
お団子をセルフで焼いて食べます。
いい雰囲気です。
お天気悪めなので空いてました。
茶屋本陣 畔屋の2階の　cafe KOMON ?湖紋　軽食も充実していて女性に受けそう。

温泉行く前に。箱根といえばやっぱり関所ですね。すぐ近くにあります。
箱根関所、看板が新しい。
寄せ木細工とか、ショップもいくつかありました。

関所の門のうち、一つは現在は工事中・・
こちら入場料はおとな500円、現金のみです。
資料館も入場できますが資料館は撮影禁止でした。

こんな感じで人形も多数登場。
なるほど。時代劇ぽい。

注意事項がずらりと記載されてます。
説明係のスタッフがスタンバイしていて、いろいろ説明してくれます。
資料館に本物が展示されてました。

こちらの門はいかにも関所、という感じですね。黒がやっぱりいかめしい感じがして、厳しさを感じるような。

遠見番所：足軽の詰め所が土手の上にあるので頑張って階段上りました。
この天気なので視界悪いですがいい天気だったら富士山や芦ノ湖がしっかりみえたはず。

では見学のあとは温泉宿へ向かいます。かなり人出が戻ってますね。朝ごはん時はかなりの混雑でした。

二日目、箱根には美術館の類が多いのでさっそく行ってみます。
ラリック美術館。

お宿に泊まると、たいていロビーに近隣の見どころのパンフレット・割引券があります。お宿のフロントで前売り券も買えます。大人1500円→1400円でした。
まあ、こちらは空いてましたが。

いい雰囲気ですね～
なおこちらはレストランが人気らしいのですが、改修工事中でした。

こちらは9時開館。美術館の類は10時開館が多いけど、こちらは早めですね。

こちらの中庭を通って美術館へ。

自動車が展示されてます。
ヘッドマスコットという、ガラス細工のマスコットが乗っているらしいのですが・・
気づかず普通に写真撮っただけ。

おしゃれ、お金がかかっているなあ、という感じですね。
内部の展示はゆったり。
ガラスの香水瓶ずらり、は壮観でした。
ほかにシャンデリア、花瓶、壁の飾りなど、いかにもラリック、という作品がずらり。昆虫のモチーフが多いのも印象的です。目黒の東京都庭園美術館の内装にもラリック作品が使われてますが、さらにこちらは豪華でしたね。

ではつぎは今回の旅の最大の目的地・星の王子様ミュージアムへ。
ラリック美術館の駐車場はガラガラでしたが、こちらの駐車場はさすがに結構な混雑でした。なんといってもこの3月末で閉館、とニュースが流れましたからね。

入り口にど～んと存在するのは小惑星B612の広場。王子様の出身地。
切符売り場前に数人並んでましたこの惑星を囲むように並ぶようになってました。

こちらのレストランも人気。レストランだけならチケット購入しなくても利用できるそうです。

こちらもお宿のフロントでチケット購入しました。
1600円→1500円。

切符売り場、入場口はこんな感じ。

1999年開館なのでまだそれほど古くない、というかもともとアンティーク調に作られたようなので、歴史的なヨーロッパの建物、という感じですね。

壁画やオブジェもいい感じで。細かいところまで作りこんでるなあ。

星の王子様といったらこのお姿ですね。
緩い表情がかわいい。

園内は割と広くて回遊して楽しむ場所のようです。
雨ですけど。

ヨーロッパの田舎町にツアーでやってきた気分になります。

冬なのでお花は咲いてないし、お天気も良くないのですがそれも味わい深い。

街並みも再現性高そう？
実際お花とか売ってるみたいでした。

星の王子様が旅してきた惑星のうち　
王様が住んでいる星にも行っているんですね。
しぶい表情の王様。

星の王子様といえばウワバミが像を飲み込む図ですねえ。

結構観光客が歩いてますが、人の少ない時間帯を狙って撮影。

ほっこりする空間です。
まもなく閉園とはもったいない・・

トランプ前大統領？と思ったら　実業家の星だったかな・・

こぢんまりした教会もありました。
サンテクジュベリ教会。
内部に入ることもできます。

ささやかなステンドグラスも。

星の王子様と蛇。

展示ホール内。
ロビーを除いて撮影禁止でした。
15分ほどの映像があるのでぜひ。
映像を見てから展示を見たほうがよさそうです。逆の順番にしましたが先に映像見てたらもう少し頭に入ったかも。

王子様とキツネ？
なお、サンテクジュベリの子供のころ～パイロットとして活躍したころやら、写真がたくさん展示されてました。成人後の写真はカルロス・ゴーン元社長や俳優のジャック・ニコルソンによく似ている・・

世界中で星の王子様の訳本が出ています。
本来のタイトル訳は「小さな王子様」になるらしいですが、星の王子様、のほうがおさまりがいいような。

表紙もいくつかバリエーションがありますが、サンテクジュベリ本人が書いた王子様のイラストがいいですね。

1900年フランス・リヨン出身のサンテクジュベリ　名門の家に生まれ、パイロットとして活躍し、戦争の時代アメリカに亡命中、周囲の勧めで子供向けの「星の王子様」を執筆したそうです。アメリカ生まれ何ですねえ。ユダヤ人の知り合いへの賛辞が最初に書かれているとか。今や子供向けというより大人向けの文学かもしれません。

閉館が近づいてますが、平日なのでゆっくり見学できました。

こちらの机には記念の絵が彫ってあるそうです。

王子様、独特ですね。

5000ものバラの花。
星の王子様、また読んでみなきゃ、と思いました。

いろんな惑星の人たち。
身近にこんな人がいるかも。

蛇も登場したんですね。

意味深な役割のキツネ。表情があまりないので想像力が鍛えられそう。

趣のある建物が並んでいるし、のんびり過ごしたい場所ですね。

利用してませんがこちらのレストランが人気だそうです。

フランス風らしい、見事な庭園。

日本じゃないみたいです。

自撮りしているひともちらほらいました。外国のゲストもパラパラ見かけましたね。

ミュージアムショップは当然ながら混雑。
いくつか品切れになっているようでした。

お菓子、オリジナルの小皿、ポーチ、シールやマスキングテープ
フランスのお菓子などおしゃれな包装のグッズも並んでました。

さて女子トイレにこんな張り紙がありました。
興味ある方はぜひ。

お花の季節だったら本当にロマンチックな光景になりそう。
このような灰色の空もフランスの冬ぽくていいですけど。

こちらに来るのは最初で最後になってしまいますが、きてよかったです。
お菓子、マスキングテープ、絵葉書を買いました。

さてお次。せっかく箱根来たので、ランチはババンとぜいたくに宮ノ下の富士屋ホテルへ。
テレビによく出てくるセレブ向けホテルですね。

富士屋ホテル構内図。
広いですね。さすが外国からのセレブ御用達。

いくつか棟があって、カレーを食べられるレストラン　カスケードはこちらの奥にあります。

レストラン　カスケードにて。
旧宴会場だそうです。ガラス細工が見事で、富士山やら白鳥やら。
ランチにしては遅めの時間でだんだん空いてきたので撮影。

カレーにしました。チキン、ビーフ、シーフード、カニのカレーがあります。
こちらはシーフードカレーです。ご飯はサフランライスかな？ビーフカレーだと白いご飯でした。
当然ながらおいしいです。カレーにアワビがゴロゴロ入っているなんてびっくりでした。お値段にも納得ですねえ。

セットのサラダ。シャキシャキの野菜にトマトドレッシングが鮮やかです。

オニオンやらラッキョウやら福神漬けやら。
付け合わせも豪華です。

せっかくなので6種類全部盛り付けてみました。

セットメニューで　コーヒー、紅茶、ハーブティーから選べます。
紅茶にしました。食器の金細工のお見事さにうっとりです。
いやいや、ぜいたくな時間でした。

すこし雨降りでしたが、せっかくなので庭園を散策。
水車小屋があるなんてすごい。

和風、洋風、いろんな建物があって面白い。あ、宿泊者以外は入れませんが・・

さすが、池には豪華な鯉がどっさりです。
ホテルの庭園出口近くで、鯉のエサ、売ってました。

箱根土産というと、寄せ木細工や和菓子が定番でしょうかね。
こちらの湯もち　という和菓子が人気とのこと。
上品な包み紙でセンスいいです。

こんな感じ。
いいですね。日持ちは短めです。

車で東京方面に戻る途中、海老名サービスエリアに寄りました。さすがの混雑・・
おせんべいや笹かまぼこ、お魚の加工品を買って帰りました。

久々の温泉旅行、ミュージアムも行けたし富士屋ホテルでカレー食べられたし、満足、よかったです。