2023/01/06 - 2023/01/07
6位(同エリア22件中)
CITさん
正月に、成人の日3連休辺りにどこかへ旅行に行こうと検討した結果、アエロモンゴリア航空のウランバートル行きの航空券がKiwi.comで往復約24000円と格安で販売されていた為、一旦そこに決めました。しかし、いざ航空券を購入しようとすると何度やってもエラーになり購入できず...。クレジットカードが弾かれているというより、座席がないのにも関わらず空席があると表示されているようなので諦める事にしました(Kiwi.comはこの手のトラブルが多く評判が悪い)。
改めて航空券を物色すると、1/6のスイス航空チューリッヒ行きのビジネスクラスに特典航空券で空席があり、帰りもルフトハンザ航空のミュンヘン経由なら空席がある事が判明した為、当初予定になかったこちらを直前に発券。チューリッヒを起点に、リヒテンシュタインとオーストリアを巡る事にしました。ただ、往復共に昼便の為、観光できるのは中一日だけという非効率な旅程になっています。
■旅程(この旅行記は★のついた日程について)
★1日目 成田⇒チューリッヒ
LX161 NRT12:10 ⇒ ZRH18:35
★2日目 チューリッヒ⇒フェルトキルヒ⇒ファドゥーツ⇒チューリッヒ
3、4日目 チューリッヒ⇒ミュンヘン⇒羽田
LH2367 ZRH09:05 ⇒ MUC10:00
LH714 MUC12:50 ⇒ HND09:20(+1)
■宿泊先
・Courtyard by Marriott Zurich North
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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先ずは成田空港へ。
成田空港第1ターミナル 空港
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スイス航空のカウンターでチェックイン。
エコノミーは長蛇の列で混雑していましたが、ビジネスは数分だけ並んでチェックインできました。 -
GOLD TRACKも空いていてスムーズに荷物検査を通過。
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天気がとても良いです。
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遠くにフライングホヌが見えました。
昨年頃までは不遇な時代でしたが、これからはやっと活躍できそうですね。 -
制限エリアへ。
正月休み明けの閑散期ということもあり空いていました。 -
ANAのラウンジへ。
最初はANA LOUNGEへ通されそうになりましたが、ANAダイヤモンドである旨を伝え、会員カードをスマホで見せたらANA SUITE LOUNGEに通されました。
提携航空会社だと色々面倒なようです。 -
ANA SUITE LOUNGEはガラガラで数人しかいませんでした。
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窓からはANA機が綺麗に見えます。
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サラダとサーモンいくら丼とChampagne。
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更に豚骨ラーメンを。
ここに来るといつも炭水化物を取りすぎてしまいます。 -
搭乗ゲートへ。
かなり混雑しており、8割以上は欧米人のようでした。年末年始に日本旅行をした人達が帰るのかもしれません。 -
登場するスイス航空の機体。
機材はB777-3DE(ER)。 -
機内へ。
第一印象はちょっと狭いです。 -
しかし座ってみると、モニターは小さいものの、あまり狭さは感じませんでした。
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アメニティは金属製ケースに。
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歯ブラシやアイマスクなどの定番に加えて、靴下など。
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隣の人とは距離が近く、他人の場合はもう少し遮蔽できるといいかもしれません。
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座席構成は変則的で、1-2-2 or 2-2-1。
窓側は1席と2席が交互に配置されています。1人の場合は窓側1人席が圧倒的に快適そうです。 -
ウェルカムドリンクにChampagneを頂きました。
この後、少し遅れて離陸。 -
最初のドリンクは、スイスワインのシャルドネを選択。
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前菜はサーモンのマリネ。
なかなか美味しく、白ワインによく合いました。 -
3杯目はアンバーエール。
しっかりとした味で美味しいです。 -
メインは牛頬肉のブレゼ。
作り置きなので仕方ないですが、まあまあといったところ。
ANAと同レベルに感じました。 -
スイスの赤ワインといだきました。
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日本語対応の映画も豊富にありました。
尚、日本人のCAも数名乗っており、大半は日本語でのやり取りでした。 -
デザート。
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コーヒー。
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ロシア上空を飛行できない為、このフライトも東周りの北極圏フライトです。
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ロシアを大きく迂回してアラスカを抜けたオーロラベルトの北限辺りで、オーロラが見えました。ただ、目視では白い筋程度にしか見えず、写真はミラーレスカメラで長時間露光したものです(下の光は機内の光)。
この日は満月が近かった為に、条件が悪くあまりはっきりとは見えませんでした。 -
それから数時間してほぼ北極点上空を飛行。
随分と北寄りの航路です。
北極点付近が写っているはずですが、暗くてよくわかりませんでした。 -
ハーゲンダッツが配られました。
北極点からひたすら南下してチューリッヒへ向かいます。 -
映画は「My Small Land」を鑑賞。
国を追われて日本に滞在するクルド人の話で、日本政府が彼らを難民として認めない為に苦労する姿が描かれていました。若手の監督作品なので荒削りな要素もありましたが、なかなか面白く、集中して鑑賞できました。 -
外は北極圏特有の朝焼けなんだか夕焼けなんだかよく分からない状態。
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食事は黙っていると最初の1食だけらしく、パスタを追加でオーダー。
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14時間強のフライトを経てチューリッヒ空港に到着。
ビジネスクラスでもかなり疲れました。チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港
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かなり綺麗な空港です。
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スカイメトロで空港内を移動。
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入国審査を通過。
入国審査官は上品そうな中年女性でした。
スイスの滞在期間を聞かれ、3日と答えたところ、次にEUROの滞在期間を聞かれ、これも3日と答えましたが、「いや、スイスじゃなくてEUROの滞在期間を聞いているのよ?」と聞き直され、「EUROの滞在期間が3日だと」答えると「Wow…」とかなり驚かれました。
わざわざ太平洋と大西洋を超えてスイスまで来て3日で帰る事が信じられないようでした…。 -
スイスフランのキャッシュは持っていなくてもなんとかなるような気がしますが、一応多少は持っておきたいので両替所へ。
ただし、悪評高いTRAVELEXしかありません。レートも当然極悪かつ手数料が必要。 -
仕方なくATMで40CHF(スイスフラン)をキャッシングしました。
因みに、スイスの国名コードやドメインはCHを使用していますが、何故かと思って調べたら、ラテン語名のConfoederatio Helveticaに由来しているようです。 -
タクシーゾーンを抜けて駅へ。
ここで初めて外に出ましたが、8℃近くもあり、東京より温かいです。
(1月の平均気温は0℃程度なので、たまたま温かいタイミングだったようです) -
巨大で綺麗な建物です。
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券売機へ。
ちょっと操作してみましたが、事前にインストールしたスイス国鉄のアプリの方が使いやすそうだったので、アプリからチケットを購入しました。
一駅5分の乗車ですが、料金は驚きの6.80CHF(約1000円)。空港から出発する場合はZONEを2つ超える扱いになる事情もありますが。チューリッヒ空港駅 駅
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列車は数分に1本の頻度で出ていました。
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座席は機能的かつ綺麗です。
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僅か5分でホテル最寄りのZürich Oerlikon駅に到着。
スイス中央駅までも11分の近さです。 -
2階建ての列車もたくさんありました。
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流石はスイス、駅内の売店でも本格的なチョコレートが売られています。
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Zürich Oerlikon駅の外観。
人は殆どいません。 -
ホテルに向かう途中にCOOPのスーパーマーケットがあったので寄ってみました。
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清潔でゆとりのある設計です。
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生鮮食品も豊富でした。
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しかし、冷蔵のピザが11.25CHF(約1500円)と驚きの価格。
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ジュースも6.20CHF(約850円)!
物価はかなり高そうです。 -
一方で、水やビールはかなり安く、日本と同じ程度でした。
スイスは物価が高いだろうからと成田空港でEvianを1.5L買って持参しましたが、成田の方が高く、徒労でした…。しかもよくよく考えてみると、Evianの水源はスイスに隣接しているんでした。 -
スイス土産も売られています。
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歩いて数分でマリオット系列のCourtyard by Marriott Zurich Northへ。
コートヤード チューリッヒ ノース ホテル
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綺麗で機能的で快適です。
ホテル代も高額だった為、少し町外れにしましたが、それでも1泊25000円程。 -
洗面台とトイレ。
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バスタブ付きです。
ゆっくりお湯に浸かってこの日は就寝しました。 -
翌朝。
4時に起床し、昨日の機内で配っていたおにぎりを朝食にしました。
今日はフェルトキルヒ(オーストリア)、ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)、チューリッヒ(スイス)の順番で回ります。観光できるのはこの日一日の為に、かなり詰め込んだ予定です。
最初の目的地のフェルトキルヒ駅まではチューリッヒ中央駅から2,3時間に1本の頻度で出ている鉄道を利用します。ただ、アプリで購入しようとすると、国際線の為か何故か購入できず、チューリッヒ中央駅で直接購入する事にしました。 -
フェルトキルヒに向かう鉄道の時間に合わせて、5時半に出発。
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外は真っ暗で誰一人いません。
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歩いて数分でZürich Oerlikon駅へ。
先ずはチューリッヒ中央駅に向かいますが、帰りの事も考え、24時間有効チケットを購入しようと思うも、アプリでも券売機でも買い方が分からず、アプリで普通にシングルチケットを購入。4.40CHF(約600円)。 -
早朝の為に、ホームも人がほとんどいません。
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ゴミ箱が写真付きで分かりやすいですね。
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少し遅れてチューリッヒ中央駅行きの電車が到着。
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貸し切りでした。
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5分程度でチューリッヒ中央駅の地下に到着。
チューリッヒ駅 駅
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地上に出ると大きな駅です。
ヨーロッパによくあるターミナルタイプの駅です。
窓口はまだ空いておらず、券売機を操作してみたところ、多少分かりにくかったものの、無事にチケットを購入。44.60CHF(約6100円)と思ったよりは安かったです。 -
出発まで30分近くあるので、チューリッヒ中央駅付近を散策します。
駅前も人はまばら。 -
綺麗で機能的な駅です。
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巨大な行き先掲示板。
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天使?のオブジェが吊るされていました。
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恐らくクリスマスマーケット会場だったと思われる場所。
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駅の南側にはメイン通りのBahnhofstrasse。
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流石のBahnhofstrasseも早朝は人がまばらです。
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振り返ると、銅像と駅舎。
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早朝ですが、トラムは頻繁に走っています。
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趣があります。
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スキー用品を抱えた人をちらほら見かけました。
この日は土曜日なので近場にスキーに行くことが一般的なのかもしれません。 -
出発時間の10分前にホームに着くと、すでに鉄道が到着していました。
かなり重厚な印象の車両です。 -
購入した2等車の車両は奥の方にありました。
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4人席を専有できる程度に空いています。
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定刻の6:40に出発。
チューリッヒ湖の南側を進んでいきます。チューリッヒ湖の対岸には街の明かりが見えました。 -
停車する駅と時間が表示されており、分かりやすいです。
目的地のフェルトキルヒまでは1時間半の道のり。
尚、この列車は8時間以上もかけてウィーンまで行くようです。 -
出発して1時間弱でだんだん明るくなってきました。
が、何もないところでいきなり停車。 -
10分ほどで動き出しましたが、すでに遅れが生じ始めています。
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車窓にはスイスらしい景色が続きます。
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遠くには雪をかぶった山も。
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ほぼ満月の月も昇っていました。
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リヒテンシュタインにほど近い、2駅目のSargans駅に10分以上遅れて到着。
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しかし、ここでも予定より長く停車するらしく、ちょっとホームに出て見ました。
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結局当初の予定より20分近く遅れてSargans駅を出発。
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のどかな風景が続きます。
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数分で、スイスとリヒテンシュタインの国境になっているライン川を通過。
リヒテンシュタインに入ります。 -
リヒテンシュタインの最大都市シャーンの街並み。
最大都市とは言え、人口は5000人程度なのでかなり小さな町です。
(リヒテンシュタイン自体の人口も39000人程です) -
リヒテンシュタインを横断し、リヒテンシュタインに入ってから10分も経たずにオーストリアへ。
国境には目印になるようなものは何もありませんでした。 -
オーストリアの街並み。
正直、スイスもリヒテンシュタインもオーストリアも区別が付きません。 -
フェルトキルヒ駅に到着。
20分以上遅れました。標高が大分上がった為にチューリッヒよりかなり寒く、気温は1℃。フェルトキルヒ駅 駅
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綺麗な駅です。
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駅の外に出ると近くに教会が見えます。
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駅の全景。
旧市街に向かいます。 -
駅の近くには、なんと大麻の自動販売機が。
ただし、日本のタバコの自動販売機と同様に、IDがないと購入できない仕組みになっていました。 -
旧市街までは歩いて5分程度です。
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遠くに、猫の塔の意味を持つKatzenturmとスイスの山々が綺麗に見えました。
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協会が多く、鐘がしばらく鳴り響いていました。
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キリストのイコン。
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旧市街の入り口には雰囲気の良いホテルが。
見どころが多い街ではありませんが、こんなホテルに何泊か泊まってゆっくりするのも良さそうですね。 -
Bank Austria。
正直、スイスとあまり違いの分からない街並みですが、これを見てオーストリアに入った事を実感しました。 -
フェルトキルヒ大聖堂。
中に入ろうと思いましたが、時間の問題か入れないようでした。 -
石畳のフェルトキルヒ旧市街に入ります。
フェルトキルヒ旧市街 旧市街・古い町並み
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象徴的なイラストの描かれた建物。
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中心通りと思われる場所に出ました。
大きなクリスマスツリーが残されています。 -
露天もいくつか営業しています。
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地元の人向けに、肉やパン、チーズを売っていました。
というより、観光客らしき人は一人も見かけません。 -
花を売る露天もありました。
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趣のある路地。
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素敵は書店がありました。
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現在は博物館になっているシャッテンブルク城が高台に見えました。
営業は午後かららしいので入れませんが、近くまで行ってみます。 -
周辺の地形図。山間にあることがわかります。
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遠くには朝靄が生じていました。
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シャッテンブルク城を目指して坂道を登っていきます。
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数分で到着。
レストランも併設されているようです。 -
大砲。
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シャッテンブルク城。
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まだ日が登りきっていませんが、シャッテンブルク城の脇から見るフェルトキルヒの街はスイスの山と相まって美しいです。
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大聖堂方面。
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城らしい、狙撃用の窓がありました。
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誰もいませんが、半開きのドアを通って中へ。
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いかにも中世の城といった趣です。
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博物館の入り口。
事前情報通り閉まっており、これ以上は進めず。 -
キリスト像が掲げられています。
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実用的な城の重い雰囲気がありました。
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城壁の内側も少し覗く事が出来ました。
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だんだん日が昇ってきました。
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近くにはシャッテンバーグ戦争記念碑。
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第二次世界大戦に関するモニュメントのようでした。
尚、この街ではアジア人が珍しいのか、やたらと地元の人の視線を感じ、よく目が合いました。著名な観光地でもない田舎町なので当然かも知れませんが。 -
車のフロントガラスは凍っています。
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行きとは違う道で山を降りていきます。
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山を降りて再び大聖堂へ。
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大聖堂の扉が開いていると思い中に入ろうとすると、タイミング悪く中から出てきた人がドアを締めてどっかに行ってしまいました。
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続いて先程遠くに見えた猫の塔、Katzenturmへ。
フェルトキルヒのランドマーク的な建物であり、15世紀末に造られたかつての城壁の一部です。ねこの塔 モニュメント・記念碑
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入り口は封鎖されていました。
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近くには図書館の役割を果たすと思われる本棚。
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地下道を通って道の反対側に向かってみました。
フェルトキルヒは小さな町ですが、こういった地下道がいくつかあるようでした。 -
道の対岸から見た猫の塔、Katzenturm。
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1時間ほどの滞在でしたが、フェルトキルヒの見どころを概ね回った為、駅に戻ります。30分に1本しかないバスの時間に間に合わせる為に、少し走って向かいました。
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フェルトキルヒ駅に到着。
フェルトキルヒ駅 駅
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11番のバスでリヒテンシュタインの首都ファドゥーツに向かいます。
チケットは運転手から4.9EURで購入。クレジットカードも使え、CHFでもEURでも支払い可能でした。 -
駅前にはマンションが建っており、日本の地方駅にも見えなくはありません。
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時間通りにバスが出発。
こちらも清潔でゆとりがあります。 -
遠くにスイスの山々が見えます。
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バスは先程までいた猫の塔Katzenturmの前のバス停で停車…。
事前に停車場所を調べておけば、駅まで走る必要はなかったようです。 -
暫く絶景が続きます。
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出発して10分ほどでリヒテンシュタインとの国境へ。
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国境をそのまま通過。
再びリヒテンシュタインに入りました。
チェック等は何もありませんが、検問所のような物が一応ありました。
②ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11803096
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