4トラベル未踏地の県を青春１８きっぷで関東を巡る旅③埼玉県～神奈川県～静岡県の旅

2022/12/29 - 2022/12/31

　4トラベル上で都道府県の中で今まで未踏地となっている県は茨城県と群馬県と埼玉県でした。
実際は学生時代に全都道府県を訪れていますが、やり残してることの一つとして今まで気になっていました。
年の瀬に茨城県・群馬県・埼玉県の北関東3県を一気に踏破して4トラベルの日本地図を塗りつぶししようと決意。
最近レクサスを購入した知人が年末に茨城県の実家に帰省するというので便乗させてもらい、往路は自動車で、復路は鉄道の旅となりました。

シニアなのでJRを利用する鉄道旅はジパング倶楽部会員の特典で運賃が３割引きになるのですが、、年末年始とGWとお盆の期間はジパング倶楽部会員特典が適用外なので、今回は青春１８きっぷを利用しました。
普通なら最短ルートで帰ってくるのでしょうが、新幹線を利用しないでいつの間にか鈍行列車で遠回りのプランを練ってしまう自分でした。
　
本編は青春１８きっぷで埼玉県～神奈川県～静岡県を巡った時の旅行記です。
今回は関東地方に行ったのに東京都心部や横浜には通らずに関東の外周巡りした奇妙な旅となりました。

エリア 飯能(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

埼玉県の高麗川駅に到着し、4トラベルで未踏の県となっていた県はこれですべて塗りつぶしをできたことになり、今回の旅の目的は達成出来ました。

高麗川駅 駅

高麗川駅の入場券を購入したらこの台紙がもらえると駅員さんに勧められ、入場券を購入。
　『鉄道開業150周年記念　青梅・拝島・高麗川３駅入場券ラリー』の台紙

高麗川駅の入場券と『鉄道開業150周年記念　青梅・拝島・高麗川３駅入場券ラリー』の台紙裏面

高麗川と書いて『こまがわ』と読むのは自分にとっては難読駅名です。
今まで「こうらいがわ」と読んでいたので、「こまがわ」と読めるようになったのは今回の旅の成果です。

高麗川駅に停車中の高崎から高麗川まで乗って来たキハ110形気動車。

八王子行きのE231系電車が入線。

平成12年に東急車両新津車両製作所で製作された車両

こんな近郊線でも手動開閉器がついており感心。

終点の八王子駅に到着。

八王子駅 駅

八王子駅構内は広々として都会的

八王子駅の駅舎をパチリ。
八王子に着いてもどこも観光しないで八王子駅の写真を撮っただけ。

続いて東神奈川行きの横浜線に乗り橋本駅へ向かいます。

自分のような田舎者は関東地方の鉄道網は発達し過ぎていて、路線図をよく見ておかないと乗り間違えそうになります。

橋本駅から相模線に乗って茅ヶ崎に向かいます。
相模線の車両は古い車両のイメージでしたが、新型車両のE131系電車に置き換わっていました。
先頭車前面の水玉模様は湘南の海と波の水しぶきを表現しているとか。

橋本駅 (神奈川県) 駅

車内の座席はロングシート。

相武台下駅辺りから
丹沢山地の大山が見えてきました。
学生時代にはよく丹沢の山を登ったので懐かしい。

相武台下駅 駅

終点の茅ヶ崎駅に到着。
せっかく茅ヶ崎に来たので1時間以上散歩しました。

茅ケ崎駅 駅

茅ヶ崎のまち歩きマップ
茅ヶ崎駅から1,800ｍ歩き、湘南海岸に到着。

箱根駅伝のコースで見覚えのある景色です。

茅ヶ崎の海岸に出ました。
加山雄三さんが少年期に毎日見ていた風景です。
ここに加山雄三さんの銅像を作る計画があるらしい。

烏帽子岩を望遠でパチリ。

江の島の方を望む。

烏帽子岩と茅ヶ崎の海

茅ヶ崎の海岸を見て、敬愛する加山雄三さんに想いを馳せながら行きとは違う道の「雄三通り」を通って茅ヶ崎駅に戻ってきました。

交差点の名称は「雄三通り中央」

雄三通り付近のまち歩きマップ
今宵の紅白歌合戦をもって加山雄三さんはコンサート活動を終了するとのことで、偶然にも茅ヶ崎を訪れることができて良かったです。

平塚駅ホームで熱海行きの電車を待っていると新型特急の「サフィール踊り子」が通過していきました。
初めて「サフィール踊り子」を見れて良かったです。

平塚駅 駅

湘南カラーの電車に乗って熱海駅に向かいます。

前日からローカル線にずっと乗って来たので、東海道本線の都会的な高速運転は新鮮に感じます。

JR東日本の東海道本線・西端駅の熱海駅に到着。

熱海駅 駅

熱海駅ホームで特急踊り子と211系電車をパチリ。

再び「サフィール踊り子」と対面。
青春１８きっぷの私は乗る資格がありません。
全車がグリーン車の特急を羨ましく眺めるだけ。

「サフィール（Saphir）」はサファイアを意味するフランス語で、「青く美しい伊豆の海と空」をイメージしているらしい。

熱海駅から西はJR東海の路線。
神領運輸区から静岡運輸区に移籍した元セントラルライナーの車両が運よく入線してきました。

211系と313系の併結車両です。

熱海から浜松まで約150キロをクロスシートで乗れるとは　ありがたや！ありがたや！

前の車両はロングシートの211系。
もちろんクロスシーの313系に乗車します。

国道1号線と東名高速道路と並行して走行する由比駅付近

由比駅 駅

新幹線が次から次に追い抜いていきます。
熱海から車掌さんが英語で車内放送をしていましたが、発音が悪すぎて耳ざわりでした。

機関車トーマスの広告看板が見えてきて間もなく金谷駅。

金谷駅 駅

浜松から静岡まで通勤していた時にはなかった「御厨駅」。
駅と駅の距離が10キロ位あった袋井駅と掛川駅の間に「愛野駅」、磐田駅と袋井駅の間に「御厨駅」ができたのは時代の変遷。

御厨駅 駅

2022年最後のサンセットを車窓から眺めます。
大晦日に　日の出と日の入りを列車から見るのは我が人生史上初めて！

アクトタワーが見えてきて天竜川を渡り、間もなく浜松駅。

浜松駅に到着。

浜松駅 駅

到着した向かい側のホームに新快速の米原行きが待機しており、ラッキーでした。
普通なら豊橋駅や大垣駅で乗り換えが必要ですが、乗り換えなしで西へ西へと行けて、青春１８きっぷ利用者にとってはありがたい列車です。

313系の新快速に乗って金山駅まで乗車します。

金山駅に到着。
2日間ずっと各駅停車だったので、新快速列車は停車駅も少なく豊橋から120キロ運転なので軽快でした。

金山駅 (愛知県) 駅

金山駅から中央線に乗り、最寄り駅の大曽根駅で下車し、2日間にわたる青春１８きっぷの旅は終わりました。
今回は211系電車によくお目にかかった2日間でした。
今まで4トラベルの地図で未踏地だった茨城県、群馬県、埼玉県を塗りつぶすことができ、達成感に浸りながら2022年を締めくくりました。

＜1日目の乗車＞
古河→小山→水戸→小山→高崎：240キロ4,510円のところ2,410円で移動しました。
＜2日目の乗車＞
高崎→高麗川→八王子→茅ヶ崎→熱海→浜松→金山→大曽根：445キロ7,480円のところ2,410円で移動しました。
2日間の合計乗車距離：685キロ