2022/06/24 - 2022/06/26
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あまいみかんさん
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この旅行記スケジュールを元に
「ハリーポッターの劇の券があるんだけど、お母さん、一緒に見に行かない?」
「Harry Potterの劇っ?」何だかわからんけど「うん、行く、行く!」
私はてっきり、大阪芸術劇場とかであるんだと思い、すぐさま話に飛び乗った。
ところがである、よく聞いてみると、場所は東京。赤坂だそうな。ハリー・
ポッターの映画の3作目くらいまでは映画館に行ったが、後はちゃんと見た
わけではない。でも折角だから「東京に行って来るね」っと夫に話したら、
「ハリー・ポッターは見ないけど、俺も東京に行くゾ!」
そんな訳で、日曜日に娘と「ハリー・ポッター/プレビュー公演」を観る前に、
夫と二人で今月も東京見物をすることになりました。だんだん濡れ落ち葉化
して来ている二人です。
5月に続きまたもや上野です。どれだけ好きやね~ん、上野が!
不忍の池の蓮の花は咲いているかなあ?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は都合よくANAのお得セールに出逢えたので、朝一番機で東京です。
-
東京に来たからとて、特にプランはないのです。蓮が咲いてないかな
~っと思いつき、羽田から上野恩賜公園に直行です。まずは「不忍池」
に行ってみましょう。東京会館前の広場のお花がとても綺麗です! -
「東叡山全景」
ネットから地図をお借りしました。
上野公園の端っこの方に何故寺社が見え隠れしているのか、いつも
不思議に思っていました。今回、不忍池の弁財天をたまたま訪れた
ことで、上野公園の歴史を知ることとなりました。一帯は、江戸時代
には全て「寛永寺」の寺域だったそうです。
東叡山寛永寺は寛永2年 (1625)、二代将軍徳川秀忠公から寄進された
上野の山に、慈眼大師天海大僧正が建てた天台宗の別格大本山のお寺。
幕府と江戸庶民の平安と安泰を祈って建立されました。 -
「ボードワン博士」
公園内を歩いている時に見つけた像。
官軍と彰義隊の戦で焼け野原になった場所に病院建設計画が進められて
いたが、博士は自然を残し、公園にすることを提言されたそう。
このお医者さんのお蔭で、西洋医学も進み、今日の日本の文化発展も
成ったのでしょうね。上野の美術館、博物館、東京芸術大学、文化
会館、日本の文化のトップ発信地であり、中心地です。 -
公園の中を突っ切り、不忍池方面に向かいます。上野東照宮への参道
には可愛い紫陽花が今を盛りと咲いていました。歩いている人はほとんど
なく、静寂の中。 -
不忍池へと降りて行きます。以前、この辺りで普段着の「こまどり姉妹」
とすれ違ったことがあります。今思えば、弁天様は芸事の神様・・・。
歳をとった今、何故か子供のころの流行歌が懐かしい。古過ぎるか。 -
一面の蓮池、見事です!しかし、まだ咲き染め。7月中旬頃が見頃の
ようです。 -
「不忍池弁天堂」
慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立。京の比叡山延暦寺
江戸の東叡山寛永寺。不忍池を琵琶湖に見立て、小島を大きく造成し
竹生島の「宝厳寺」に見立ててこのお堂を建立したそうです。 -
「めがね之碑」池のそばにあった碑です。
眼鏡が日本に渡来したのは420余年前のこと。文化の発達につれて眼鏡
の需要も増大し、文化、政治、経済に貢献した役割は誠に大。明治100年
を記念して慈眼大師ゆかりの地上野不忍の池畔にこの碑を建立し、感謝の
念を新たにするものでありますって。この碑にデザインされているメガネ
は、徳川家康が所持していたものらしいです。実物は久能山東照宮に祀ら
れているそうです。 -
「東叡山寛永寺 不忍池辨天堂大黒堂 」
辨才天を祀る辨天堂の境内に大黒天が祀られている理由。
大黒天は「食糧や富を授ける」、毘沙門天は「武力や勇気を授ける」
辨才天は「美や才能を授ける」福神とされ、6本の手には衆生を救済し
福徳を授ける様々な道具を持っており、合体することでよりご利益が
増えると考えられた。この三面大黒を最初に信仰されたのが日本天台宗
の宗祖である伝教大師最澄。秀吉も信仰したので「豊太閤」に。 -
蓮が蕾を少しつけていました。
-
池の端に紫陽花が綺麗に咲いていました。
-
ピンクの額アジサイも。
-
蓮の花はこれからだけど、紫陽花が見れたから良かったです。
満開の蓮の花と弁天堂の姿は、きっと極楽そのものでしょうね。 -
「不忍池弁天堂」
どこからでも良く見えるように八角形の御堂にしたそうです。
池によく映えますね。朱と緑の屋根瓦が鮮やかです。 -
「不忍池弁天堂」
ここもご利益有りそうです。 -
「清水観音堂」
夏の花タチアオイも咲き始めてます。散策に本当に気持ちの良い
場所です。 -
「清水観音堂」
石段を登って行くと、左手に朱塗りの懸造(かけづくり)の舞台が
あります。 -
「月の松」
清水観音堂の舞台前のこの松は歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれ
ました。松の円から不忍池や弁天堂の景色が眺められます。この松は
2012年にこの場所に移植されたそうです。 -
「花園稲荷神社」
如何にもご利益がありそうな鳥居のトンネル。 -
花園稲荷神社
花園稲荷神社と五條天神社は上野のパワースポットらしい。
私達は、少しだけお賽銭を投げ入れてお詣りするだけですが。 -
大きな森の中の道をクネクネと登って行くと東京芸術大学の
奏楽堂に出て来ました。日本で最初に西洋式の音楽教育が行われた
東京音楽学校の校舎として建てられたもので重要文化財。ここで
コンサートを聴いたことがあります。 -
「黒田記念館」
黒田記念館は、洋画家黒田清輝(1866-1924)の遺産によって昭和3年
(1928)建てられたもので、その作品を所蔵、展示している美術館。
あの有名な「湖畔」や「知・情・意」などに出逢えることもあります。 -
日本の西洋絵画の父のような方を記念するにふさわしい建物ですね。
-
玄関上部も煉瓦も美しいです。
-
黒田記念館の階段はプチパレみたい・・・とは言いませんが
素敵です。ちなみに、どなたでも入場無料です。 -
「赤髪の少女」(1892年)
滞仏中の作品では、最も印象派的作風。ヨーロッパのジャポニズム流行
に重要な役割を果たし、印象派の画家とも親交のあった美術商・林忠正
の旧蔵品でした。厳選された油絵が展示されています。 -
「故子爵黒田清輝胸像」(1932年)ブロンズ
高村光太郎(1883~1956)作
このような静かな場所を与えて下さったことに感謝です。
黒田記念館1Fには上島珈琲店があって、エネルギーチャージに
ピッタリです。 -
「旧因州池田屋敷表門(黒門)」
この門は、因州(鳥取藩)32万石・池田家上屋敷の表門でした。
大名屋敷が並んでいた大名小路(現在の丸の内3丁目・帝国劇場)に
あったが、高輪東宮御所や高松宮邸に移築。1954年(昭和29年)に
現在の場所に移築。表門として最も格式が高いそう。かつては旧加賀
屋敷御守殿門で、東京大学( 赤門)と対比されることが多い。ーWiki
開いてるのをまだ見たことがありません。 -
「東京国立博物館本館」
鉄筋鉄骨コンクリート造だが、瓦屋根を乗せた帝冠様式の外観。
和を意識しているそうです。 -
「表慶館」
大正天皇のご成婚をお祝いするために明治33年 1900)に計画され、
明治42年(1909)9月に開館。中央の大ドームと左右の小ドームで作
られた、ネオ・バロック様式のデザインが特徴の建物。建物自体が美術
品となるよう作られた そうです。大正12年(1923)9月1日の関東大震災
で表慶館だけが壊れなかったそうです。今日は閉館。 -
創立150年記念特集(6/7~7/18)
「時代を語る洋画たち」東京国立博物館の隠れた洋画コレクション展
本館に入って右側、一番最初の部屋でやっていました。 -
「スコットランド高地に潜むチャールズ・エドワード王子」
ロナルド・ロバート・マクイアン作 19世紀 グラスゴー博物館寄贈
英名誉革命に敗れたスチュアート王朝の復活を掲げたジャコバイト運動
のさなか、父ジェイムス・スチュアートを王位に就かせようとスコット
ランドで決起。祖国の歴史的人物として知られているそうです。 -
「母子」松下春雄(1930年)
近代日本の洋画界を牽引した黒田清輝(1866~1924)の死後、1周忌の
記念事業として黒田子爵記念賞が設けられた。優れた新進洋画家の作品を
奨励金で買い上げて、東京帝室博物館(現・東博)へ寄贈する形で戦前
まで続けられた。「母子」の絵もその一枚。健康そのものの母子の姿。 -
「埴輪 盛装女子」群馬県伊勢崎市出土(古墳時代) 重要文化財
古墳時代の部屋にやって来ました。沢山の埴輪が展示されており
初めてこんな完品の大きなものにいっぱい出会ったので、この旅行記で
印象に残ったものをご紹介したいと思います。ほんの一部です。 -
「遮光器土偶」宮城県大崎市出土 縄文時代(晩期) 重要文化財
娘が第一子を出産した時、「私の娘の顔、シャコウキドグウに似てるわ」
って。「ショコウキドグウ?」どんな顔なのか想像がつきません。
ホカホカの赤ちゃんですけど・・・。やけに落ち着いた産婦サン。 -
「遮光器土偶」横向き姿
「きゃわいい~!」
この遮光器土偶の可愛さにメロメロになりました。「うん、似てる
かも~」新生児の時の顔にですよ。 -
「遮光器土偶」後ろ姿
造形として面白いですね。 -
「遮光器土偶」斜めの姿 この表情かわい過ぎて・・・ウフっ。
この時、この表情が溜まらなく可愛くて、全角度から撮ってみました。
この時は常設展だったのですが、この土偶のマスコットが国宝展で
とても人気があったそう、だって私の孫娘似。産み落とした母がそう
言ってるし(笑)。 -
「遮光器土偶」青森県つがる市木造亀ヶ岡出土 縄文時代(晩期)
重要文化財 愛称「しゃこちゃん」だって!
雪の照り返しから目を守るためにゴーグルを着けているという説から
「遮光器土偶」と呼ばれるようになったって。う~ん、ぶさかわ。 -
「遮光器土偶」のしゃこちゃん
この子「美の巨人」で紹介されてました。会えて嬉しいです。
何千年の時を経て、会えたのは運命の偶然! -
古墳の中の副葬品です。
-
こんな家に住んでいたのでしょうか。
-
埴輪「琴をひく男子」伝茨城県桜川市出土 古墳時代・6世紀
優しいお顔です。 -
埴輪「腰かける巫女」群馬県大泉町出土 古墳時代・6世紀
頸や手、足首に玉をつけ、贅沢な装い。
ピンぼけですが、似たものばかりですが、古代のとても高貴な女性の
姿だそうですから。 -
埴輪「太刀をもつ男子」埼玉県深谷市上敷免出土 古墳時代・6世紀
武人なのに怖がりサンなのかな。 -
「陶棺」岡山県出土
陶棺は6~7世紀に普及した焼き物の棺で、とりわけ岡山県でよく
作られたそうで、レリーフが刻まれていて、仏教の影響が見られます。 -
埴輪「盾持人」群馬県太田市年保出土 古墳時代・6世紀
はるか昔のテラコッタのようなものが、綺麗な形で残っているのが
不思議です。地域が異なっても、どの埴輪も雰囲気かわいいです。
発掘品から昔の人の生活風景を知ることができますね。 -
埴輪「踊る人々」埼玉県熊谷市出土 古墳時代・6世紀
愛らしい造形の埴輪として著名だそうです。 -
「蔵王権現像」奈良県天川村出土 重要文化財
修験道の聖地としても名高い大峰山の山頂からは仏具、像、懸仏など
が沢山発見されている。蔵王権現、子守山所権現、吉野曼荼羅など、
神仏習合によって生み出された神仏が多くみられるのが特徴。
4月に吉野山の桜を見に行ってなければ、スルーしてただろうな。 -
重要文化財「銅板鋳出蔵王権現像」平安時代 10~12世紀
奈良・大峰山寺
東博は時代順、ジャンル毎にわかり易いように展示されています。
あまりに展示点数が多いので、心に引っかかったものだけ、ちょこっと
だけご紹介しますね。 -
国宝「秋草紋壺」神奈川県川崎市出土 平安時代・12世紀
1942年の農道工事中に偶然出土。中には火葬された人骨がわづかに
残されていて骨壺と考えられる。渥美窯を代表する優品の一つ。 -
国宝「瑠璃骨壺」奈良県宇陀市榛原区八滝 文乃袮麻呂墓出土
飛鳥時代(707年)
金銅製の外容器に入った遺骨を納めたガラス瓶と、銅製蓋付の長箱に
金銅短冊形の墓誌を入れたものが一括して出土。「壬申の乱」で大海人
皇子(後の天武天皇)の挙兵に加わり、功績をあげた人物のもの。
「日本書紀」「続日本紀」にも登場するとか。当時ガラスは希少品。 -
「江戸時代の小判」
こんな金貨がザックザック出て来るといいなあ。 -
明治期の工芸が展示されたコーナーもありました。
シカゴ万国博覧会に出品された「鷹」もいましたよ。 -
「瑠璃地金彩唐草文仙盞瓶 」明治6年 四代高橋道八作
明治8年(1875)、京都の画家や工芸家から明治6年のウィーン万博出品
作品が寄贈された。中国陶磁に取材したこの作品もそのひとつ。 -
国宝「広目天」(四天王立像のうち) 平安時代・12世紀
京都・浄瑠璃寺 木造 截金
広目天とは、特殊な力を持った眼で、西方を護る守護神である。
残りの四天王は、持国天、増長天、毘沙門天。
迫力と同時に美しさがスーパーですね。 -
重要文化財「金銅釣燈籠」江戸時代(1604年)
豊臣秀頼により、奈良・吉野水分神社に寄贈。宝珠と桜花を透かした
吉野に因んだ意匠。「水分」の神が祀られている。「みくまり」が
「みこもり」と訛り、「御子守り」として、平安時代中期頃から
「子守明神」として崇敬を集めた。2022年春、上千本にあるこの神社
に頑張って歩いて、やっと辿り着けた。満開の吉野の山桜に感激! -
重要文化財「小太刀 長船長光」鎌倉時代 11世紀
長光(ながみつ)は、鎌倉時代後期の備前国(岡山県)の刀工。
20代の若い人達が、太刀に興味を持っているように見受けられたな。 -
重要文化財「日光菩薩座象」奈良時代・8世紀 京都金輪寺、
京都高山寺旧蔵 木心乾漆造(麻布や和紙を漆で張り重ねたり 、
漆と木粉を練り合わせたものを盛り上げて形作る方法である。)
写実的。 -
「アイヌと琉球」のコレクションの部屋もありました。
日本列島の北と南で花開いた両文化の独特性、豊かさ、奥深さを
再認識して頂ければ・・・っというのが趣旨でした。
沢山の生活用具もあって、手仕事の素晴らしさが見れました。 -
紅型「白地竹梅鶴模様」沖縄本島 19世紀 苧麻
雪の降らない沖縄本島でも、日本の模様の影響を受けて、雪持ち笹の
デザインだそうです。 -
打掛と掛下帯「紫繻子地紗綾形源氏車葵牡丹模様」
江戸時代・19世紀
打掛の下に着る紅地の間着の腰に結ぶ帯は掛下帯と称され、多くは
光沢のある繻子地に総刺繍で、武家女性が大奥で着たもの。
衣裳の模様は様式的なデザインだったようです。豪華絢爛ですねえ。 -
「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」歌川広重(1797~1858)
江戸時代・安政4年(1857)
隅田川を題材にしたこの作品は、ゴッホが模写作品「日本趣味・
雨の大橋」を描いたことで知られています。浮世絵も多数展示
してましたが、作品保護のためか暗くてうまく撮れません。 -
2Fから日本庭園が見えて、ホッっと。しばし休憩します。
-
展示室を出た場所に、ちょっとホールのようなスペースがありました。
そこから日本庭園が臨めました。 -
東京国立博物館の内部も素敵です。
-
壁がとても凝ってます。「美の巨人」で排気口のことを説明していた
記憶があるのですが、この奥に設備が配されていて、すごい設計だ
そうです。裏地に凝る、日本人の美意識でしょうか。 -
2Fの貴賓室そばの小部屋に「高円宮様の根付コレクション」の
展示がありました。噂には聞いていたが、まとまったコレクションを
見るのは初めてです。 -
「高円宮様の根付コレクション」
ガラスケースに入ってて、おまけに小さいので、上手く写せなかった
デス。 -
高円宮様の根付コレクションから「猫に鈴」スーザン・レイト
2001年 (黄楊 金) これで精いっぱい(*´Δ`*)しょげ... -
「焔」大正7年(1918) 上村松園 文化財未来継承プロジェクト
これ1Fの情報コーナーにあった高精細複製品でえす。いつか国宝に
なるような絵ですね。ここまで本館の展示作品です。お昼からずっと
館内で見学していましたが、日本部門の展示だけでも相当な点数です。
閉館時間が迫って来たので、東洋館へと急ぎます。 -
美しい時計のある壁と堂々とした大階段。重厚です。
-
階段手すりにはめ込んだ木彫。
-
大理石の階段部分のレリーフ彫刻。細部に至る迄凝っています。
-
1Fのステンドグラス。閉館時間も迫って来たので、本館を出て
東洋館の雰囲気だけでも見てみましょう。どっしりとした本館の建築
でした。 -
本館を出て屋根を見上げると、どんな邪気も払ってくれそうな鬼瓦が!
-
また別の屋根にも、いかつい鬼瓦が。瓦も最上級のものなのでしょう。
-
ここから東洋館。もう20分位で閉館なので焦ります。
重要文化財「如来三尊仏龕 (。。がん)」 中国・西安市 8世紀
唐時代(703~704年頃)女帝・則天武后(在位690~705年)が
建てた光宅寺の七宝華台を飾っていたもの。沢山展示してある中から
美しかったのでパチリ。 -
「菩薩交脚像」パキスタン クシャーン朝・2~3世紀
交脚は胡坐のこと。遊牧民の王侯像に由来するそうです。ガンダーラの
菩薩像は東洋とエーゲ文明の融合っと世界史の時間に学んだような。
このようなギリシャ的お顔は、龍谷大学美術館で大谷探検隊展を見に
行った時にお出会いしたことあるし、白金台の確か松岡美術館にも
あった。個人の美術館なのに素晴らしい収集力。リノベーションは
終わっているので、機会があれば、庭園美術館と一緒に再訪したい。 -
「セクメト女神像」エジプト・テーベ 紀元前(16~14世紀)
雌ライオンの頭をもった女性像で表される女神で、黒花崗岩製。
左手に生命の象徴である「アンク」を持っています。
古代エジプト最盛期の王アメンヘテプが作らせたもので
自身の神殿に並べ、国の安寧を願ったと考えられています。 -
「三彩馬」中国 唐時代・7~8世紀
馬具や、鞍に掛けられた布の表現がよく似た三彩馬が、唐の中宗の子
で19歳で亡くなった懿徳太子の墓(陝西乾県)や、唐の武将安菩(664
年没)夫婦墓(洛陽龍門)といった第一級の貴人墓から出土している。
大阪の東洋陶磁美術館でよく見ましたが、東博の三彩も優品ばかりです。 -
「饕餮文瓿(とうてつもんほう)」中国 殷時代 紀元前13~11世紀
儀式に使う酒や水を蓄えておくための容器。表面をおおう文様の中心に
怪獣の顔のような饕餮文(とうてつもん)を配しています。饕餮文は神を
表したものであり、青銅器のもっとも目立つ位置に龍や鳳凰を配した
ようです。奈良国立博物館、兵庫の白鶴美術館、京都の泉屋博古館に
も、このような青銅器の名品が沢山あります。東博でもっとじっくり
見たかったなあ。 -
「白釉刻花唐草文水注」磁州窯 北宋時代(10~11世紀)
中国の華北地方の民窯。白化粧を施した器面を彫る掻落しの技法で
浮彫した文様表現は,北宋時代前期の作風。掻落し技法の器は
東洋陶磁美術館や神戸市御影にある白鶴美術館や芦屋の滴水美術館で
よく見ましたが、ある時ある美術館で公募展で入賞した方の壺が
気に入って購入。、いまだに好きで、心だけバブリーだった若かりし
頃を懐かしんでおります。骨董品ではありませんけどね。 -
「紅釉瓶」中国 景徳鎮窯 清時代(17~18世紀)
辰砂の深い赤の色を見てると元気が出ますね。 -
「三彩鎮墓獣」中国 唐時代(7~8世紀)
鎮墓獣〔ちんぼじゅう〕とは、墓を守り悪霊を祓うために副葬された
獣形・人面獣身などの木像・陶像のこと。このような像を副葬する
習慣は、春秋時代にすでに見られ、とくに唐代で流行したそうです。
東京国立博物館に入ったのはこれで2回目。東博の情報は見聞き
していたのですが、東京は人が多く、混雑する展覧会に出くわすこと
が多く、敬遠していた所がありました。今回常設展だったので
混み合うことなく、しかも、質、量ともに素晴らしい博物館でした。
東洋館は、ほんのちょっとの時間しかなかったのが残念でしたが、
また機会を見つけて、絶対ここに戻って来たいと思います。
東京って、いいものが集まっていて、素晴らしい都市ですねえ。
次の日は、久し振りの美術館に行ってみます。またお読みいただけると
幸いです。この子に全ての邪気を払ってもらった気分になりました。
あまいみかん
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ももであさん 2023/01/14 19:31:49
- また上野へ行かれるなら...
- ふむふむ。うちも濡れ落ち葉どころか、ホンのちょっとコンビニ行くにも
いつも必ずセットだから、接着剤で貼り付けた落ち葉のようです。
遮光器土偶は女性を象っていると言われますが、ぼくも新生児に一票です。
縄文時代にゴーグル作る技術はないし、単に目をデフォルメしたとするなら、
女性の胸だってもっとデフォルメしているはず。
土偶はパッと見、女性に見えないし、むしろ大きさ的にも新生児にそっくり。
医療の整わない時代に新生児死亡率は極めて高く、水子、新生児、乳児の
霊を弔うための土偶と考える方が、随分と腑に落ちます。
なんてことより、また上野に行かれる機会があれば「ドンレミーアウトレット」へ
寄ってみてください。不忍池弁天堂からも歩いてわずか2分
京成上野駅の入り口真ん前です。激安のおいすぃ~スイーツがわんさか。
娘さんやお孫さんのお土産にいかがでしょうか。保冷材入れて持ち帰れます。
ただしいつも激込みです。藤田財閥には不要と一蹴されるかも知れませんが。
- あまいみかんさん からの返信 2023/01/15 06:06:44
- きゃあ~~、壁に耳あり、障子に目あり~!.
- 接着剤付き幸せな、も、ももであ画伯~、
チーママ散歩さんとのヒソヒソ話、聞こえましたア~?
もう、私達二人とも足は地に着かない状態、空中浮遊しながら
お話してました。何と言っても二人とも、どちらかと言うと
お話好き! ももであさんやチーママ散歩さんの筆力(絵も文も)
行動力、発想力にも憧憬の念を持っているばあばです。
イチコロです・・・なんて、お恥ずかしい。イタリア大好き男は
どなたにも親切だっていう大原則を忘れてオシャベリしておりま
したのザンスよ。それにしても、お忙しいのに、本当にお疲れ様
でございました!大判振る舞いももふる終了しましたね。
本日は書き込み迄して頂いて、誠にありがとうございます。
遮光器土偶、確かに新生児のように思えます。どういう目的で
埋葬されたのかなっと調べてみるも、よくわからなかったのですが
ももであ説・医療の整わない時代は子供が育ちにくかった・・・
から、弔いや、祈りのための土偶だったのではないかに賛同です。
北海道や東北のみならず、全国で出土する土偶や埴輪がとても似通
っているのが不思議で、面白いなあっと思いました。
それから、次回は旅のおやつを「ドンレミーアウトレット」で調達
しようと思います。かなりゲットするのに激戦区ですね。
先日、東京土産にエシレの「フィユタージュ・サンボリック」と
言うパイを頂いたのですが、私と夫は「源氏パイ」の味に似てる
ねえ・・・なんて言い出す味音痴、罰当たりな人種なんですよ。
機会があれば、行ってみます!
沢山食べちゃいけないけど、生きてる間にいっぱい、楽しく
食べましょ。楽しい情報を有難うございました。
あまいみかん
-
- チーママ散歩さん 2023/01/12 12:39:03
- しゃこちゃん。
- こんにちは あまいみかんさん。
プロフィール写真変更されたのですね。
画伯がくださった素敵な絵ですね(^_-)-☆
表紙の土偶がお孫ちゃまとそっくりって(笑)
では私にも似ていますね ( ´艸`)
青森のしゃこちゃん知ってますよ~
見ましたよ♪ 体系が私に似てる??(笑)
いろんなポーズの姿の埴輪があるんですね。
どんな意味合いなのか
土偶との違いは何なのか
難しいことはわからないけど。
死者と一緒に眠っていたのでしょうね。
よーく見るとかわいらしい。
ご主人もご一緒で都内へ来られたようですね。
続きも拝見いたします♪
今年もよろしくお願いします。
- あまいみかんさん からの返信 2023/01/13 01:21:24
- RE: しゃこちゃん。
- チーママ散歩さん、こんばんわ。
いつも、素敵な旅行記を読ませて頂きながら、読み逃げばかりで本当に
失礼してます。チーママ散歩さんには、気持ちのよくなる書き込みを何度も
何度も頂きながら、あまりに素晴らしい旅行記のポエムに、動画に、
圧倒されてました(笑い)。新しく求められたお車でのお出掛けの様子、
もうちょっとだけ若かったら真似してみたいなっと思う。
私はどこでも寝れる人なので、今だって車中泊したいなって思うのですが、
連れ合いが、すぐ関節痛症状のようになる人なので「絶対嫌だっ」と。
最近は、運転するのはほとんど私だけなので、チーママ散歩さんのような遠出
旅は無理かも知れません。今まで夫に頼ることが多かったけど、いざ自分が
しっかり運転しないといけない状況に陥って(この年齢にして)運転って
楽しいかもって思えるようになって来ました。息子からは、ソロソロ返納
した方が・・・なんて言われてますがね。
前置き長くなりました。
> プロフィール写真変更されたのですね。
> 画伯がくださった素敵な絵ですね(^_-)-☆
☆もう、感激です。なんと多芸多才な方なのでしょうか。言葉の一つ、
一つが 優しくて、滋味深い!イチコロざんす。
> 表紙の土偶がお孫ちゃまとそっくりって(笑)
> では私にも似ていますね ( ´艸`)
> 青森のしゃこちゃん知ってますよ?
> 見ましたよ♪ 体系が私に似てる??(笑)
☆娘の言い方があまりに可笑しくて、あの土偶と実際に東博で出会えた
時は小躍りしました。たまたまその時は、古墳の埋葬品シリーズだった
のでしょうね。私はぶさかわ・しゃこちゃんのほうに似てるかも。
体系もそっくりかも。っと言うことは・・・・私は画伯からみかんを
食べてるぶーちゃん版を頂いた方が良かったかも。
思いがけない出来事に、もうずっとルンルンで、ルソーのおデブちゃん
少女を思い出すたびに楽しくて、人生捨てたもんじゃないわ〜って画伯
に感謝の日々です。
> ご主人もご一緒で都内へ来られたようですね。
> 続きも拝見いたします♪
> 今年もよろしくお願いします。
☆お互い鑑賞後の感想も無しですが、いると不思議に安心安全なおじさん
なんですよ。こちらこそ、今年もどうぞ宜しくね。
楽しい旅をお続け下さい。
あまいみかん
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