2022夏 再び小笠原

2022/08/05 - 2022/08/11

再びやってきました小笠原。東京から日本一遠い村はいまだ健在で、少々速くなったとはいえ船で24時間かかってしまう。今回は、山の日があって一航海で4泊できるという願ってもない船の日程。今回は母島に訪れることにして、さらにツアーで聟島にも行くことになりました。

こちらもご覧ください
http://rokumaru.main.jp/japan/travelogue/22/stxtj01.html

表紙写真：
母島最南端に位置する小富士からの南崎の眺め。日刊ゲンダイで、「行かずに死ねない景勝地」のベスト1位に選出。見事な景色。

エリア 母島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 1.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

往路は二等寝台。寝台列車でいうところのいわゆる解放寝台。4人寝られて、カーテンだけでしきられている。今や雑魚寝ルームは少なくなっている。

二代目おがさわら丸は25時間半かかっていたが、三代目おがさわら丸は24時間で父島二見港に到着した。それでも長い。

二見港船客待合所 乗り物

今回は食べられた、ハートロックカフェのサメバーガー。いたって普通のフィレオフィッシュだった。

ハートロックカフェ グルメ・レストラン

二見港からすぐの大村海岸。港のすぐ横なのに海はきれい。

大村海岸 自然・景勝地

おがわさら丸の出航風景。お見送りの船が並走する。おがさわら丸の巨大さが良くわかる。

二見港 乗り物

夕食は、洋風居酒屋CHARAで、島の名物を食べまくる。これは島寿司。

洋風居酒屋CHARA グルメ・レストラン

これは小笠原名物の亀料理の一つ、亀刺し。

洋風居酒屋CHARA グルメ・レストラン

ナイトツアーで見られたグリーンペペ。夜の闇にグリーンに光る。もっといっぱい生えているかと思ったが、これだけだった。

翌日、ツアーで向かった聟島の南浜。ここから上陸する。父島から三時間近くかかった。

聟島最高地点、標高88mの大山からの眺め。旧日本軍の通信基地跡が残っている。

ハイキングの後は、南浜から位置を変えてシュノーケル。珊瑚はすごくなかったが、魚の群れがすごかった。

あちこちイルカの群れを探しながら帰っていたら、やっと嫁島付近でドルフィンスイムができた。

帰り道に近づいた嫁島。

翌日朝一のははじま丸で、二時間かけて母島沖港に到着。待合所に観光協会がある。

沖港船客待合所 乗り物

沖港のすぐそばにある脇浜。父島よりもさらにきれいだし人がいない。ははじま丸が父島へ帰っていく。

脇浜 公園・植物園

都道241号線の南進線終点が、都道最南端地点。ここから小富士と南崎に向かって、一時間弱の遊歩道がある。

都道最南端 名所・史跡

小富士からみた南崎。「行かずに死ねない景勝地」のベスト1位、言うだけはある。

小富士 自然・景勝地

南崎はシュノーケルポイントとしても有名。歩いて行けるシュノーケリングポイントとしては確かに一番と思うが、石がごろごろしているし波が高いので、あまりお勧めではない。

南崎 自然・景勝地

まぁまぁ見事なサンゴが発達している。

南崎 自然・景勝地

海水浴するなら、こちらのワイビーチの方がお勧め。

港にある観光案内所で事前に申し込んでおくと、登頂記念証が発行される。

ははじま丸で帰路にたつ。船に乗る前だけスコールがあったが、今回の旅は奇跡的に毎日晴天続きだった。

沖港船客待合所 乗り物

父島に戻って、最後のお土産購入。JAをのぞいてみると、なんと幻のフルーツ、モンテスラの実があるではないか。3日もすると表皮が取れてきて、その中を食べると甘い。なるほど、バナナのようなパイナップルのような不思議な味。

最後は定番のお見送り。コロナのせいか、警察先導で時間も短かった。

二見港 乗り物

復路は特二等。寝台列車でいうところのいわゆるデュエット。完全な個室ではないが、カーテンで仕切ると二人部屋になる。

海の色ってこんなに違う。左から、東京湾、八丈島、小笠原の海の色