旧東海道を走ったり歩いたりする一泊二日の旅・前編(岡崎宿→宮宿)

2022/12/07 - 2022/12/08

旧東海道を走ったり歩いたりして旅しています。月に一度ずつですが、自分自身の足で移動し、自分の目と耳で見聞し、そして自分の舌で名物を味わっています。今回は一泊二日の旅。この旅行記は初日の行程です。
前回のゴール地点の岡崎宿から宮宿(熱田宿)まで、寄り道を含んで42.57キロの旅程。
海の近くとはいえ寒風の吹きすさぶ中の旅でした。走っている間は体温が維持されますが、歩かなくてはならないところでは汗が一気に冷えて凍えるほどの寒さ。昔の旅人たちと同じ気持ちが味わえたと思います。
池鯉鮒名物のあんまきも食べられたし、ゴールの後のビールもうまかったし、そして温泉のあるホテル。今回も素晴らしい旅でした(後編に続く)。

エリア 刈谷・知立(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

今回のスタートは、八丁味噌の蔵が並ぶ岡崎宿(ここはすでに宿場を出たところです)。写真は、1645年創業のカクキュー。

カクキュー 八丁味噌 グルメ・レストラン

こちらの「まるや」は、なんと1337年創業。

まるや八丁味噌 グルメ・レストラン

味噌蔵の立ち並ぶところを過ぎると、すぐに矢作川を渡ります。

矢作川河口 自然・景勝地

こちらは薬王寺。なんと宇頭大塚古墳の上に建立されています。

江戸から八十三里目の尾崎の一里塚跡。

永安寺の境内。こちらの見どころは、境内を覆いつくす樹齢三百年の雲竜松。

永安寺 寺・神社・教会

雲竜松、こんなふうになっています。力強い！

来迎寺の一里塚。八十四里目。

来迎寺一里塚 名所・史跡

知立宿(池鯉鮒宿)手前の松並木。

見事な松並木が続きます。

いよいよ知立宿(池鯉鮒宿)に到着。39番目の宿場です。こちらは知立古城址。公園になっています。

知立古城址 名所・史跡

いよいよ名物「あんまき」を味わうときがきました。疲れた体にとてもやさしい甘さです。

こちらは知立神社。「池鯉鮒」と名の由来は、こちらに池に鯉と鮒がいたことによるといわれています。

知立神社 寺・神社・教会

これが知立神社の池。鯉しかいなかったような気がします。

知立神社の近くにある知立公園。

知立公園 公園・植物園

池鯉鮒宿の問屋場跡。

一ツ木の一里塚跡。塚などは残っていません。八十五里目です。

こちらは国指定史跡の阿野一里塚。八十六里目。昔の面影を残しています。

阿野一里塚 名所・史跡

桶狭間古戦場跡を過ぎて暫く行くと、いよいよ有松に入ります。有松絞りの暖簾があちらこちらに見られます。

有松町並み保存地区 名所・史跡

有松鳴海絞館です。いろいろなものが展示されています。

有松 鳴海絞会館 美術館・博物館

有松絞り、いろいろ勉強させていただきました。

有松の街並み、建物が文化財として保存されています。

有松の町並みです。

有松の町並みです。

瑞泉寺です。山門は、愛知県有形文化財に指定されています。

桶狭間古戦場跡です。旧東海道から少し入ります。

桶狭間古戦場公園 公園・植物園

いよいよ四十番目の宿場、鳴海宿に入りました。遺構などはないですが、升形の後が残っています。

鳴海宿 名所・史跡

笠寺の一里塚。とても立派な塚です。八十八里目。

笠寺一里塚 名所・史跡

宮宿(熱田宿)に到着。近世の当時は、ここから船に乗って桑名(七里の渡し)もしくは四日市(十里の渡し)に行きます。私たちも明日は桑名宿からのスタートです。
この渡し場、常夜灯が再現されています。

宮宿 名所・史跡

宮の渡しの時の鐘。

渡し場らしい景色です。街道巡りはいったんここで終了。
ここから熱田神宮を参拝しに行きます。

念願の熱田神宮に参拝しました。

熱田神宮 寺・神社・教会

信長塀です。実際に触れてみました。

宿泊先の名古屋に来ました。名古屋うまいもん通りで、まずはビール！

名古屋うまいもん通り 名所・史跡

名古屋名物、どて丼を頬張る。

宿泊は名古屋クラウンホテル。ここには温泉があります。40キロ超を自分の足で移動しても一気に復活します。明日に備えます。できれはせ亀山宿までを目指しています。

都心の天然温泉　名古屋クラウンホテル 宿・ホテル