2022年12月　北茨城市 平潟港温泉 あんこう鍋の旅

2022/12/18 - 2022/12/19

北茨城 名物あんこう鍋 を食するための旅
メジャーな観光スポットはないが あんこう鍋と
新鮮な魚介類があればいい
地味なところだけど味わいがある

エリア 北茨城・磯原(茨城)

あんこう鍋といえば北茨城
1か月前、無性にアンコウ鍋が食べたくなったので急遽この旅行
まずは磯原地区にある 野口雨情生家資料館界隈にある 観光スポットに訪れました

磯原海岸 自然・景勝地

天妃山入口
としまや旅館のすぐ横です
この碑の裏には 野口雨情の名前も書かれております
大正四年磯原消防団に係わった記念碑だそうです

またこの記念碑の横は 吉田松陰が訪れた遊歴の地であります
遠くに天妃山が見えます
茨城県で二番目に低い山だそうです

ちょっとした公園になっています

吉田松陰先生遊歴の地、 記念碑

天妃山には弟橘媛神社が奉られております
９代藩主徳川斉昭公により日本武尊の妃、
弟橘媛命を 海陸の守護神とし弟橘媛神社と改めた
と記していた

なかなか趣のある拝殿

山の山頂部には腰掛石があります
この腰掛け椅子に座り野口雨情も 徳川光圀公もこの大海原を眺めたと言われる

昔はもっと岩場が あったのであろうか

腰掛石の 正面は二ツ島がよく見える
昔は木がなく見通しがもっと良かったのであろう

続いては野口雨情記念館
この方というより赤い靴や 七つの子等知らない人は
いないだろう? 10年以上前に来ただろうか？中はリニューアルされ綺麗になっていた

北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館 美術館・博物館

シャボン玉のメロディーとともに たくさんのシャボン玉が両側から飛び出てきます

昔は地味で暗いイメージであったが 少しあか抜けているようです

二ツ島がよく見える海岸に到着
ちょうど夕暮れで 海岸線のオレンジが美しい

何度もこの前の国道を通り過ぎましたがこんなに近くにいるのは初めて。 砂浜にポツンとあるまるで象さんのような可愛い小島です

二ツ島 自然・景勝地

平潟港温泉暁園 に到着
民宿ですけど 結構小奇麗な感じ
スタッフのかたがたくさん居りまして 賑やかにお出迎え

民宿 暁園 宿・ホテル

館内の雰囲気 と言うか帳場

さあ、お待ちかねのあんこうどぶ汁鍋
水気がなく ほぼ あんこうの肝で割るという感じです

すごいどぶ汁です
過去最強かもしれません

小鉢はもちろんあん肝、日本酒に合いますね

どぶ汁最高
日本酒もいいペースでなくなります
あんこうの身もたっぷり入って嬉しい限り

メヌケの煮付、要はアコウタイ
脂が乗ってうまい 赤い魚は煮付けが最高だね
お造りも出ましたが写真を撮るの忘れた
ヒラメに真鯛に メジマグロだったっけ？
これも新鮮でうまかった

温泉、1時間単位の貸切風呂でなのでゆったりと存分に楽しむことができます
かなりしょっぱい 温泉で 湯あたりもよく、じっとりと芯まで温まり 湯冷めしないのがこの温泉の特徴でしょうか

常磐の朝は本当に冷え込みますね
雪国とはちょっと違った寒さです
朝から源泉掛け流しのお風呂に入ってリフレッシュ

朝ごはんは遅めの8時から
だけどちょうど良い、昨日のどぶ汁がまだ胃袋に残ってる感じ

沖ギスの干物 こいつもなかなかレアだね 油たっぷりです

ダメ押しのどぶ汁
残った食材は無駄にしません
雑炊にしてくれました
もういいと言いながらも不思議と食えてしまう

宿の前も 海がよく見えます

せっかくなので平潟港漁港にも見学

やっぱりアンコウですね

平潟港 自然・景勝地

即日行きそびれてしまった野口雨情生家

野口雨情生家・資料館 名所・史跡

それほど大きな屋敷ではなかったですが 入場料は100円。 展示物はそれほど多くはないですが 案内人のおじさんが一生懸命喋ってくれるのでその報酬料でしょう

今回の旅で初めて知った十石堀
ちょっとルートを変えて行ってみました
世界かんがい施設遺産にも認定
って言うか、 こんなジャンルの世界遺産もあったんだね

江戸時代18 km にも及ぶこんな山ん中に水路を作っていた

十石堀の案内図 トレッキングルートにもなっている

明治40年代に開所した 石岡第一発電所
100年近い施設が未だに健在とは？さすがである

水圧配管の圧巻である

場所は変わって那珂湊漁港 おさかな市場
土日の週末ともなるとごった返しているが 月曜日は 人は少なめ

那珂湊 おさかな市場 市場・商店街

正月用の鮭でも買って行こう
北海道羅臼産
9000円の鮭だが だいぶ負けてくれた

涸沼産の大粒のしじみも安い こいつも安くしてくれた、嬉しい限りである

こいつもお買い得 セグロイワシ、一タル200円
大体 二束半ぐらい入ってたかな？ 新鮮なセグロ自体が売ってないからイイね。 こいつは正月用のゴマ漬けにする為買いました

一路帰路へ 西日が眩しい
家に着いてからも 鮭をさばいたりセグロをさばいたり 忙しいなあ