2022/12/11 - 2022/12/11
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SchwarzeKatzeさん
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ドイツに帰国した恩師から、「コロナで中止されていたクリスマスマーケットが、今年は開催されるからドイツに遊びにおいでよ。」と声をかけられました。しかし職場からは、まだ海外渡航は自粛をと呼びかけられています。行くことは流石に難しい。航空券もびっくり価格ですからね。
そんなことでがっかりしていたら、恩師が沢山の写真を送ってくれました。
エルツ山地出身の恩師が現在暮らすのは、ドイツ・ザクセン州にある小さな街「シュバルツェンベルク(Schwarzenberg )」。エルツ山地らしい地方色豊かなクリスマスマーケットを写真で巡る旅を、皆様と一緒に楽しみたいと思います。
本当に行かれなくてSchade schade sehr schade (T ^ T) でした。
先生、写真をありがとう。来年こそ、遊びに行くからね。
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ドイツ・ザクセン州シュバルツェンベルク(Schwarzenberg/Erzgebirge)は1150年頃誕生しました。
街のシンボルは、丘の上にある「シュロス・シュバルツェンベルク(Schloß Schwarzenberg)」です。別名「Perla castrum(真珠の城砦)」とも呼ばれていて、現在城内は「Perla castrum museum (真珠の城砦博物館)」と名付けられた博物館になっています。
街の紋章はドラゴンと戦う騎士ゲオルグです。その昔、騎士ゲオルグ(Ritter Georg)が真珠の丘の上でドラゴンと戦い街を守ったという伝説からデザインされています。
小さな街ですが、毎年恒例で行われる祭が3つあり多くの人々が訪れます。
一つは、今回取り上げる「シュバルツベルガー・クリスマスマーケット(Schwarzenberger Weihnachtsmarkt)」。2つ目は、「シュバルツベルガー・イースターマーケット(Schwarzenberger Ostermarkt)」。
3つ目は、この街の郷土祭8月の第3週に開催される「シュバルツェンベルク旧市街とエーデルヴァイスフェスティバル(Altstadt- und Edelweißfest)」です。
この祭の主役は、先ほど取り上げた街のシンボルにもなっている騎士ゲオルグと乙女エーデルヴァイスです。祭では、ドラゴンが街を練り歩くパレードもありとても盛り上がる様です。ところで、「乙女エーデルヴァイス」とは一体なんでしょうか。ドイツ語読み「エーデルヴァイス」=「エーデルワイス」。スイスの国花というイメージです。
調べてみたところ、あのエーデルワイスとは違う花だと分かりました。
通称「Schwarzenberger Edelweiß 」は、「スパニッシュウィード」というキク科の植物です。旧東ドイツ時代まで、シュバルツェンベルクにはコルク工場があり、鉄道でコルクの原木材をスペインやポルトガルから輸送していました。その原料に付着していたスペイン原産植物の種子であるこの花が、この土地に根づきエルツ山地に広がったそうです。
夏になるとシュバルツェンベルガー・エーデルヴァイスが街中で可愛い花を咲かせて夏の訪れを知らせるのだそうです。
街では、他にマラソン大会や音楽祭も行われるそうで、小さい街ですがイベントも盛りだくさんです。
尚、騎士ゲオルグと乙女エーデルヴァイスは、クリスマスマーケットにも登場するので、クリスマスシーズンに訪れても会うことが出来るそうですよ。 -
先生から「ドイツの自然は大好きだし、クリスマスマーケットも楽しい。でも、とても寒くて、暖かい日本をよく思い出す。」というコメントとともに、シュバルツェンベルクの最近のお天気の情報も送られてきました。13日朝の気温はマイナス12℃。日中も0度以下。ロシアのせいで、燃料費が高騰し大変だろうに。早く戦争が終わることを願うばかりです。
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さて、本題のクリスマスマーケットに参りましょう。
期間は、毎年「再臨前の金曜日から再臨まで」とされています。12月2日から11日までです。大都市の世界中から観光客が訪れる有名マーケットと比べると期間は短いですね。
では、街を見ていきます。
こちらは、旧市街地の「マルクト(Markt)」に入った辺りの様です。この辺りの通りの名前が「マルクト」となっていて、「広場(Markt)」までつながっています。ややこしいです。石畳の通りに屋台が並び、人も多く歩いています。屋根を見ると雪が積もっていますね。本当に寒そうです。 -
こちらが、旧市街地の中心部で「マルクト(Markt)」こと「広場」です。クリスマスマーケットのメイン会場になっています。旧市庁舎であった建物があり昔から街の中心地であったことがわかります。
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賑わう「マルクト」を更に歩き続けて通りの終わり開けた場所に辿り着きました。これを見せたかった様です。
こちらは、現存する屋外最古の巨大なクリスマスピラミッドで「クラウスピラミッド(Krauß Pyramiden) 」。
クラウス氏が1930年に設計し、1933~1934年にかけて建設されました。
画質が荒いのは、送られてきたものが動画で、旅行記にアップ出来なかったのでスクリーンショットにしてみました。
動画では音楽が流れて、ピラミッドがクルクルと回っていました。
こちらは、クリスマスシーズンだけ見ることが出来るんだそうです。クリスマス以外の時期は、人形などが外されて、覆いで保護しています。 -
「クラウスピラミッド」は最寄りとなる「シュバルツェンベルク駅(Schwarzenberg(Erzg))」から旧市街地の入口にあるのですが、駅から旧市街地まで続く道には、こんな展示もあるそうです。
こちらはエルツ山地に伝わる置物で、クリスマス時期に屋内に置かれる木製の飾りで「Weihnachtsberg」という物。エルツ山地の生活の風景を描写した物が昔から作られています。近年はエルツ山地の風景だけではなく、クリスマス風景等も人気があり全国的に広がっているのだそうです。 -
街のサイトで調べたら「シュバルツェンベルガー・ヴァイナハツベルク(Schwarzenberger Weihnachtsberg)」と、紹介されていました。
30体以上の木製の可動式人形が、エルツ山地の伝統的な生活を再現しているのだそうです。「駅通り(Bahnhofstraße)」に沿って、旧市街地へ向かう道沿いでアドベントからクリスマスまで設置されているとの事。
楽隊の横には3人の合唱団の姿もあります。
以前、ザイフェンの旅行記でもご紹介しましたが、エルツ山地では子供達がこの人形と同じ衣装で実際に合唱団になって、クリスマスに地域の家々を巡って唄を披露する習慣があるそうです。 -
エルツ山地の昔ながらの生活の風景が垣間見れる展示になっています。
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こちらは、鉱石を加工しているのかな。可動式というのは写真だけでは分からないですが、凄いですね。
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家族との団欒。
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全体で見ると、木箱の家になっているのですね。
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鉱夫たちが働く姿は、まさしくエルツ山地の懐かしい風景。
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「広場(Markt)」に戻り、丘の上にあるお城に向かう通り「オーベレ・シュロス通り(ob.SchloßStraße)」 を歩きます。この通りにも屋台が出て賑わっていますね。
通りの先に見える塔のある建物は、「聖ゲオルグ教会(St. Georgenkirche Schwarzenberg)」で、その先を更に進むと街のシンボル「シュロス・シュバルツェンベルク(Schloß Schwarzenberg)」があります。 -
広場からオーベレ・シュロス通りを歩き、丘の上にある街のシンボル「シュロス・シュバルツェンベルク(Schloß Schwarzenberg)」にやってきました。
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お城の窓辺にちらっとシュビップボーゲンが見えます。
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「シュロス・シュバルツェンベルク」では、最近流行の中世クリスマスマーケットが開催されています。
中世クリスマスマーケットというのは、中世のコスチュームや屋台で演出されたマーケットで、売物も中世風にアレンジされていたり、ちょっとしたファンタジーの世界に迷い込んだような体験が出来るマーケットです。最近は各地で見られるようになりました。
こちらでは、何を作っているのでしょう。よく見ると、大きな鉄板に平たい何かがフライされています。これはきっと、「じゃがいものパンケーキ(Kartffelpuffer)」ですよ。そういえば、先生が子供の頃によく食べた好物でしたね(笑) -
「オーベレ・シュロス通り」を上から見下ろすと、エルツ山地ならではの鉱夫を模ったアーチ看板が見えます。
窓辺にシュビップボーゲンも沢山見えますね。エルツ山地らしいクリスマスの光景、寒い冬の街歩きで、窓辺のシュビップボーゲンから溢れる光を見るとほっこり温かく楽しくなります。 -
「広場(Markt)」に戻りました。日が暮れて辺りはすっかり真っ暗です。
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暗くなるとクリスマスマーケットは、更に賑わいます。
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広場の中心には巨大なクリスマスツリーが見えます。ツリーの向こうに見えるのが、旧市庁舎です。現在はホテル「Hotel Ratskeller Schwarzenberg」になっています。
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広場の中心にあるモミの木の下にやってきました。人が下をくぐれるほどの巨大な木なのですね。下にいる人達が小さく見えるのですからかなりの巨木なのでは。因みに撮影いる先生も180㎝以上。
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大勢の人の姿が見えますが、マスクをつけている人はいません。マグカップでグリュを飲みながら歩く人もいます。
食べ歩きもOKになって、すっかりコロナ前の生活に戻っている感じですね。マグカップは、リユースが当たり前のドイツですが、以前の様にリユースしているのでしょうか。日本の屋台でマグカップのリユースをされたら、まだ嫌がる人いそうですけれど。 -
街の観光サイトで、クリスマスマーケット用グリューに使われるマグカップが紹介されていました。1995年から街と街の出来事をモチーフにして毎年デザインを変えているそうです。2022年のデザインは、この街出身の風刺画家で2022年に亡くなったラルフ・アレックス・フィトナー(Ralf Alex Fichtner)氏の肖像画とノイベルト地区(Neuwelt)がテーマになっています。
Ralf Alex Fichtner氏の息子さんのAlexander氏が描いたイラストだそうです。
大都市のマーケットでは、毎年同じイラストを使用しているところが多いので、なかなかの拘り。限定5000個作られたそうですよ。 -
クリスマスマーケットは色々見てきましたが、まだまだ見るべき街が沢山あるのだなとつくづく思う今回の旅行記です。
小さい街のマーケットも侮れないですね。
さあ、まだ写真はありますよ。
エルツ山地ならではの木工製品の屋台。観光客向けでしょうね。 -
屋根にプロペラのついたクリスマスピラミッド風屋台は、焼きソーセージの店です。ドイツの屋台で食べる焼きソーセージはとても美味しいんですよね。ああ、食べたい。
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すごい人混みです。
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うわ、小道にも人が溢れています。
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暗くなっても沢山の人々がマーケットを楽しんでいます。これは現地に是非行ってみたい。
今回は、ここまでです。では Auf Wiedersehen!!
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