2022/10/28 - 2022/10/30
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montarouさん
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カラコルムのインダス川流域を旅行し、帰国も近づいた。最後に、10月28日午前にタキシラ博物館を訪れ、午後にピールワダイに戻り、ラワルピンディの繁華街を放浪した。翌29日はイスラマバードのG7の宿をチェックアウトし、F7に買い物に行ったが、高級すぎて買わずに退散、公園を見てからラワルピンディで買い物、夕方にメトロで空港に向かい、夜に出国、タイに到着した。そこからバンコク市内を少し歩き、夜の飛行機で帰国した。
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿でタキシラ行きのバスがどこから出るかを訊ねると、Faizabad Bus Stationだと自信有り気に断定した。翌28日の朝、タクシーを捕まえ、500RsでFaizabad Bus Stationに行ったが、ここからタキシラ行きのバスは出ないと言う。
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タキシラ行きのバスはマンディモール(Mandi Morr Bus Stop)から出るので、道路の左側に行き、ピールダイワ方向に向かうバスが来るので、それに乗り、マンディ・バススタンドで降りろと言う。マンディ・バススタンドで降りて聞くと、道路の右(北)側だと言う。高速車が行き交い、時には逆走車も来る、広い道路を渡り、さらに雑踏を西に向かって歩く。
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最も遠い西側でタキシラ行きの公共バンを道桁。料金130Rs、90円弱で安い。
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客が集まるまで半時間以上待ってから出発。途中で客を拾っては降ろしながら、約1時間で大通り沿いのタキシラに到着。ここの三輪車やタクシーは大過剰だ。
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ここからタキシラ博物館まではまだ3㎞以上ある。三輪車、100Rsでタキシラ博物館に行く。
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タキシラは2~3世紀頃、大都市で仏教が隆盛を極めていたという。発掘仏は真にガンダーラ美術品であった。ただラホール博物館の収蔵品に比べると、質は低いと思った。
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材料の岩の質も、表現の技術もラホール博物館の収蔵品に比べると低いように思った。
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ここにも膨大な飾り物が出土していた。
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さらに、印鑑があった。これはトルコの紀元前の貿易で使われた印鑑と類似で、それが伝わったのだろう。古代でも信用を重視する貿易が行われていたのだ。他方で、ここは中東と近いのだと、実感した。
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面白かったのは二種、一つは仏陀の髪型、左のウエーブがギリシャ式か?日本式は一番右の髪型。
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蒸留器様の土器があったが、水の蒸留装置とあった。明らかに酒(あるいは香料の水蒸気蒸留)の蒸留装置のようで、係員に聞くと、観念したように酒の蒸留器だろうと認めた。酒と言いたくないのだ。1時間余りで博物館を出て、また三輪車で大通り沿いの、雑踏のタキシラに戻った。
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公共バンをさがし、マンディモールに戻った。マンディモール周辺は超雑踏で、加えて方々で工事中で、その隙間でさえも商売する、日本人が忘れた逞しさ、ここでは、それを120%発揮する人が多いのだ。
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明日はタイまで戻るので、飾り物でも買おうかと、三輪車でウルドゥー バザールに行って、周辺の店を見て回った。 雑貨屋、まさに庶民の町だ。
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道路の中央まで出店、それでも車が入る。
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強烈な店もある。捨てるのかと思っていたが、ダシに使う? 焼いて肥料、骨粉?
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飾り物の様式はインドに似ている。
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見物だけで期待するような店は見つからなかった。それからタクシーでイスラマバードG7に帰った。
翌29日、この日の夜に出国するので、朝に宝石店が多いF-7で、飾り物を買おう向かった。F-7の境界がこの道路、広いうえに中央にメトロが走り、渡る所がない。高いビル群の後ろにF-7がある。 -
相当歩いて、メトロの乗り場でF-7に渡った。このメトロの乗り場も、パキスタンと思えないほど綺麗で、エレベーターもあり、日本より綺麗で、進んでいる。
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勿論、エスカレーターもある。
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ここを越えると、住宅街、緑は多く、静かだ。
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水(水道水?)のろ過装置だが、これは水道が、ろ過が必要な水を供給していることで、これが無い所の水道水は、汚い水なのだろう? 女性はイスラム風服装で、この辺の豪邸のお手伝いさんのようだ。
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公園の西のI-8にも豪邸が多いが、F-7の豪邸はそれよりすごい。幾つか邸宅には、写真の矢印のように銃を持ったガードマンが見張っていた。
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たまたま、写真の家のガードマンに聞くと、“これは中国人の家で、今は人がいない”と言う。仮にウルムチから飛行機なら、短時間で着くし、北京でも5時間ほどだろうか? 安価で豪邸が手に入るので、中国の金持ちには良い街かもしれない。
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F-7の周辺はラワルピンディの全く違う。このような極端な2極化のため、電気柵や銃で結界を作ることが必要なのだろう。しかし正常な国民国家とは思えない。
F-7のモールに着いたのは9時で、店は10時からだと聞いた。モールの中央の店でチャイを頼んで時間つぶしていた。 -
2杯飲んで料金を聞くと500Rsと言う。一杯が250Rsだと! 隣のG-7でも50Rs、40Rsや35Rsの安いチャイもあるのに! ボッタクリだ! ただ、こんな町で買い物をするなど、愚と思い、ラワルピンディに行く途中にあるShakarparian National Parkのパキスタン記念館を見物に行った。この公園は、あまりに広い。広いと言うより、9割以上が自然林か? これは駐車場の前のラクダ。
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モニュメント
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ここでの一部の女性は一緒に写真を取ってくれと頼みに来た。理由は不明だが、男性の同じ行動で、彼女らはイスラム教徒だろうが、その内の古い慣習を放棄していることを知らせたかったのだと憶測し、納得した。
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この公園は歩かせるだけでそれほど面白くない。それでまたタクシーでメトロの駅に向かい、メトロで再度ウルドゥー バザールに向かった。これは焼き芋屋さん。芋がさつま芋か否かは知らず。
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買い物を済ませ、食事を終えて、メトロの乗り場に戻る途中のホテルの前には、結婚式用の車があった。子供の多い国では、どこでも結婚式に出会い、どこでも似た飾り車だ。
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その先のサークルには、結婚式用の飾り馬車が停まっていた。
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ここには、デコ・ススズキが走っていた。トラックも飾るが、理由は不明。
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ここからメトロを乗り継いで空港に向かう。1回乗ると30Rs
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これはメトロの内部。
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メトロの乗り換えにかなり時間がかかるので、余裕をもって出発すべき。3回乗りかえたかな? イスラマバード国際空港まで3回か4回乗りかえ90Rs 、120Rs。暗くなって空港駐車場22番の横に到着。
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空港には人が多いが、レストランは無い。売店が数店だけ。
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到着時に使った空港2階の無人無店舗のfoodコートで、機内持ち込みの7㎏以下にするため、少し傷のついたトレッキングシューズをゴミ箱に捨て、寒い飛行機内と暑いタイに向かう着替えの準備をした。実は当初の予約では、タイで2時間弱の待ち合わせ時間だったが、タイ国際航空が、飛行を取りやめたので、23時間の待ち合わせとなった。一度タイに入国することにした。
深夜に離陸、早朝にバンコク、そこで朝食。この空港は広く、人の数は日本の空港の百倍ほどか? 店の数も5~10倍ほどか? 昔、タイはドルペック制だったが、米より金利の高いタイに金が集まり、危険を感じた投資家が急にドルを回収し、アジア通貨危機のスタートとなった。そしてタイ通貨は暴落したが、その後回復し、今は為替も高くなった。電車でバンコク市内へ向かうと、高層ビルが立ち並んでいた。 -
空港の賑わいも、立ち並ぶ高層ビルも、日本の経済的沈下と日本人が貧乏になったことを嫌というほど思い知らされた。ただ古い線路も残っていて、それを見て、愚かなことに私の心は和らいだ。クールジャパンのエンドルフィン中毒と同じだった。
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これは有名な新国王か? 外枠の飾りは前国王と同じだが、国民の信頼は前国王以上かな。今後の日本の王制はどうなるか? 男王が良いか、台与がよいかな?
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三輪車も見たが、これは高級ホテルから出てくる観光用で、意味は日本の人力車と同じ。
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空港に戻った。賑やかで人の多い空港で羨ましいよ。
さー、寂しい日本の空港に戻ろうか。
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