2022/11/19 - 2022/11/20
20位(同エリア98件中)
HAKUさん
サッカーをしている六年の長男が先日最後の大会を終え、ジュニアサッカーの活動に一先ず終止符を打ちました。
サッカー小僧の長男ですが、私の影響で競馬にも興味を持つようになってしまい…以前から有名な競走馬を見てみたい、と言っていました。
コロナがリバウンドし始めた時期ではありましたが、
12月からJALマイルが期限切れし始めること、
行くなら雪が降る前に行きたかったこと、
来年度から某J下部でプレーすることが内定しており、今以上に忙しくなること、
その辺りを考えると…今行かないとしばらく行けない、というか、もう一緒に行く事もなくなる(行ってくれなくなる)のかなあ…なんて思い、
この少し早い卒業旅行を強行しました。
男二人旅、全編オール牧場ロケ(笑)
競馬に興味のない方もすみませんがお付き合いくださいm(__)m
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
6時起床。バイキング形式の朝食。 -
朝から豪華で美味しい朝食でした。
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準備完了で出発。今日は東へ向かいます。
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途中こんな景色に北海道を感じて感動。さだまさしさんの「あーあー、あああああーあー」が聞こえてくるようです。
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千歳から車で約1時間、最初の目的地はyogiboヴェルサイユリゾートファーム。
引退馬が余生を送る養老牧場であり、こちらにも輝かしい実績を持つ名馬たちが多数暮らしています。
それでは在籍する主な名馬を紹介していきます。 -
まずは2011年の天皇賞(春)を勝ったヒルノダムール。
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数年間種牡馬生活をしていたようですが、2019年に種牡馬を引退しています。
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こちらの存在に気付くと近付いて来てくれたり、触ってもとても大人しく草を食べ続けていたり、ホントに可愛いお馬さんでした。
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続いては2002年のダービー馬タニノギムレット。
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父としてもG1を7勝した名牝ウォッカを輩出。
今は種牡馬を引退して悠々自適。 -
種牡馬を引退した現在も去勢されておらず、そのためかちょっとヤンチャです(笑)
撫でていると噛みついてくる勢いでした。
時々牧場の柵を破壊しているようなので(笑)老いてなお盛ん、と言ったところでしょうか。 -
タニノギムレットの変顔。
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こちらは2010年のジャパンカップ等G1を2勝したローズキングダム。
彼も数年間種牡馬生活をしていたのですが、2018年頭を強く打つ事故があり、その後遺症で種牡馬を続ける事が出来ず引退しています。今も少し瞼のあたりに麻痺が残っているとのことでしたが、見た感じはとても元気そうにしていました。 -
彼はホントにマイペース(笑)
一人で飛んだり跳ねたり走り回ったり(笑)こちらにもなかなか近付いてくれず…。
三者三様、馬にも色々個性や性格があって面白いのでした。 -
彼女は2000年の南部杯を勝ったゴールドティアラ。
26歳と高齢ですが元気そうです。 -
ウッドテラスから名馬がこの距離感。こんな体験はなかなか出来ません。
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次はビービーガルダン。
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スプリント(1200m戦)G1で2度のハナ差負け、最後のレースは放馬による発走除外、とちょっと運に恵まれなかった馬。
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スプリンターだったので勝手なイメージでチャカチャカしているのかと思いましたが、とても大人しく長男がこんな風に撫でてもじっとしてくれていました。
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この馬はエタリオウ。こちらはプライベート種牡馬として繁用されています。
2022年は4頭に種付けしたようです。 -
主な勝ち鞍は2歳未勝利戦のみ。最強の1勝馬、と呼ばれた本馬。
G2での2着が3回。さらに菊花賞でハナ差の2着。
この馬もあと少しの運がなかった競走馬生活でしたが、なんとか良い馬を出して血を繋げてほしいものです。 -
行ったり来たりして何回も同じお馬さんを見ていましたが、二人で「全然飽きないねー」なんて言ってました。
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G1を勝った名馬からそれほど実績のない馬まで約20頭ほど。
このような環境で余生を過ごせる元競走馬はほんの一握り、宝くじに当たるような確率かもしれません。その幸運をつかみ取った彼らは本当に幸せです。 -
最後にお客さんを乗せて引き馬をしていたアドマイヤジャパン。
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終わった後声を掛けて写真を撮ってもらいました。
競走成績はG3を一つ勝った程度でしたが、G1菊花賞であのディープインパクトにあわや勝利するのでは、と思わせる激走で2着に頑張ったレースぶりが今も印象に残っている競馬ファンは多いと思います。 -
本当に楽しく過ごせました。
ここから次の目的地へ行くためさらに東へ。 -
日高から東へ40分、新冠町へ到着。
道の駅に立ち寄り、隣接するレ・コード館内の優駿の塔へ行ってみました。 -
海側。
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山側。
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館内には三冠馬ナリタブライアンの展示コーナーがありました。
ナリタブライアンはかつて新冠に存在した早田牧場の生産馬です。 -
こういう所にこういう展示があるのはさすが馬産地と言ったところです。
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そしてついにやって来ました、ビッグレッドファーム。
ここに長男が一番会いたい馬がいます。
受付を済ませ中へ入ると、 -
お、いました。
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‘’芦毛の暴君‘’ゴールドシップ。
現役時代G1を6勝した名馬。しかしながら気性が荒くバイオレンスなエピソード多数…(笑)
競馬に行っても、圧倒的なパフォーマンスで勝利したかと思えば、ゲートが開いても出ずに120億円紙屑にしたり(笑)気分が乗らないと全く本気を出さずに負けてみたり…馬券を買う側からすれば本当に難しい存在でしたが、その破天荒さでファンも多く、何かをやらかしても「あいつなら仕方ない」と笑って許せてしまう、そんな風に愛された馬でもありました。
今はその様な荒々しさはなく、穏やかそうに見えました。 -
こんな現役バリバリの人気種牡馬を間近で見せてもらえる所はほとんどないと思われます。
種牡馬は牧場の高価な財産です。マナーの悪い人のせいでその財産が失われる可能性もあるので、本来一般のファンに公開する必要などないわけです。そこを100%牧場の好意でやっていただいてるので本当に感謝しかありません。 -
一番会いたかった馬と写真も撮れて大満足でした。
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他にも多数現役の種牡馬を見ることができました。
2009年NHKマイルカップを制したジョーカプチーノ。 -
2019年香港のG1を2勝したウインブライト。
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ドバイワールドカップを勝ったロージズインメイは遠くでお昼寝中…。
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馬っ気を出してるのはダノンバラード。
G1勝ちはないものの種牡馬として活躍中。 -
2005年高松宮記念を制したアドマイヤマックス。
現在は種牡馬を引退し功労馬となっています。
この馬が勝った高松宮記念で儲けさせてもらったので思い入れある一頭です。 -
今年イギリスから輸入したG1を3勝したベンバトル。
彼も遠くにいました。 -
彼は当て馬のマイネルミラノ。
現役時G3を一つ勝っています。ずーっと柵の同じ所をガリガリやってる姿が可愛らしかったです。 -
そしてシンガポールのG1を制したコスモバルク。
地方競馬から中央競馬に参戦し、数々の名勝負を繰り広げてくれました。個人的にビッグレッドファーム、マイネルコスモ軍団と言えばこの馬という感じがします。
こちらもアドマイヤマックス同様、功労馬として悠々自適の生活をしているようです。 -
大絶賛放〇中…。(自主規制)
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しばらく見ていたら近付いて来てくれました。
さすが国際G1ホース。カッコよかったです。 -
バルクとスリーショットを撮り、ビッグレッドファームを後にします。
ここから1時間半かけ千歳に戻り、 -
空港でサッカーのコーチやチームメイトにお土産を買い、
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夕飯はジンギスカン。
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滑走路の見えるフードコートでいただきました。
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あっという間の2日間。
馬まみれの旅に(笑)大満足の長男でしたが、私自身も本当に楽しい時間を過ごせました。
あの頃テレビの向こうで華々しく活躍していた名馬を、こんなに近くで見ているのも何か不思議な感じがしました。 -
無事卒業旅行が終了しました。
中学生になったら、勉強にサッカーにもっともっと頑張りましょう!
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