2022 『第8回 バステク in 首都』に行ってみた

2022/11/22 - 2022/11/22

株式会社ぽると出版主催、国土交通省関東運輸局後援、公益社団法人日本バス協会、関東地区バス保安対策協議会協賛での業界人向けイベント『バステクin首都圏』が千葉市の幕張メッセ屋外展示場と隣接地で開催されました。

毎年秋開催のイベントは、最新バス車両の展示及びバス関連用品を展示、試乗もあるバス業界関係者向けのイベント、最近はバスもBEV（バッテリー電気自動車）に各メーカー力をいれており、3台の中国製BEVバスが試乗車両として用意されていました。
観光バスの乗務経験もあるjh2fxvには興味深い内容なので足を運んでみました。

第8回バステク in 首都圏
http://www.portepub.co.jp/tour.htm

エリア 幕張(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11/22（火）巷ではいい夫婦の日、本日は休暇で幕張メッセにマイカーでやってきた。
駐車場は会場そばのイオン幕張新都心を利用。

くれおーる イオン幕張新都心店 グルメ・レストラン

イオン店内『仙臺たんや 利久』で遅めの朝食・・・と言うか早めの昼食に・・・(^^ゞ

仙臺たんや 利久 幕張新都心店 グルメ・レストラン

バステク前に牛タン麦とろ定食で腹ごしらえ。

そして徒歩で会場へ・・・

幕張メッセ 名所・史跡

受付で名刺を渡して入場手続き完了。
現在勤務している会社はバス会社とは全く関係ないんですけど・・・(^^ゞ

名刺持参で無料入場、バス関連の雑誌やミニカー販売しています。

スケジュール表、展示と試乗はそれぞれ会場も分けた構成。

本日の展示車両。
路線バス系が多く感じる。

会場内に入ると大型観光バスもちゃんと展示。

このバスはEVバス。

EVモータースジャパンで開発されたもので中国で生産されているEVバスのようだ。

運転席側サイドパネルにはEVのピクトグラムらしきもの。

サイドパネルを開けるとモーター、通常のエンジン車の観光バスの場合、この部分に4気筒の冷房用のエンジンが搭載されている場所。

運転席を覗いてみると・・・

シフトレバーは右側。

横長のディスプレイ。

メーターパネルはパッと見ではディーゼル車とあまり違わないような・・・

車内は路線バスの造り。

そして走行用モーターは観光バスと同じリアエンジン搭載場所にありました。
因みに観光バスってエンジンは2機搭載しています。

その場所には大型のバッテリーが2台。
電気リフトのプラッターなどのバッテリーで想像すると相当な重量あるかと・・・

エンジンの代わりにケーブルが目立ちます。

このバスも中国製。

バスも国産から外国製にシフトしてるんかな。

こちらも車内は路線バス仕様。

テントはバス関連企業の出展ブースになっています。

バスに搭載される機材の展示、こちらはモニター類。

降車ボタンの進化の過程展示ですわ。

これは行き先表示ですね。

そしてアルミホイール。

カラフルなものも・・・
最近は強度もスチール以上、燃費もバネ下重量軽減で10％以上改善、バスに限らずトラックも装着車が増えた。

これも路線バス仕様。

ここで三菱ふそうが登場。
新型コロナのような感染症対策のオゾン発生器搭載バス。

韓国の現代（ヒュンデ）自動車のバス。

韓国製のバスと言えば昔、ウィラーエクスプレスが大量に投入したが故障が多く今は見かけなくなった。

こちらは国産、三菱ふそうのエアロエース。

国産と言えば昔は三菱ふそうのエアロクイーンだったが、リコール問題などもあり、いすゞのガーラや日野のセレガ、日産のスペースウイングなどにシェアを奪われた感が否めない。

コックピットは国産観光バスらしいレイアウト。

フィンガーコントロールシフト、指1本でシフト可能を謳ったもので電気信号やエアーでシフト操作軽減をねらったもの。
大型観光バスに多く搭載されるようになったが、運転には慣れやコツがいります。

座席は2列。

電車も含め、ラッピングはすっかり定着してますね。

アルミホイールにはエアセンサーも付いてます。

リアビュー。

乗用車にも増えてきたバックカメラ。
背丈が高いバスでは車体横や上は映らないので過信は禁物なアイテムです。

路線バスの展示が多いな。

いすゞと日野は今は同じボディでOEM提携してます。
観光バスではいすゞガーラと日野セレガ、外観は全く同じですからね。

このカラフルなシートは都バスでもよく見かける。

シフトがATでしかもボタン操作になってます。
乗用車も増えてますね。

座席レイアウトは路線バスまんま。

側面は勾配天井になっていて採光に配慮していました。

続いて道路向かいにある駐車場で開催されている試乗コーナーへ移動。

運転や客席同乗での試乗ができるのはこの4台、どれもEV仕様で中国製のバス。

運転試乗は予約制ですが、客席同乗はどれでもOK。

jh2fxvも3/4台同乗してみました。

やっぱEVは音が静かでディーゼルエンジンよりも力強い加速しますわ。

展示車もあった韓国の現代（ヒュンデ）自動車のバス。

先頭席天井には乗務員に非常事態が起きた場合の緊急ブレーキが装備。
運転士が意識なくしたときに暴走されたら恐怖ですからね。

観光バスの主流のハイデッカー車なので運転席は低く、客席は前方視界がいい造り。

2台目の試乗はEV路線バス。

もろ路線バスですけど、EVなんでエンジン音がなく静かに走ります。

シフトレバーはこれもボタン式AT。
押し間違えたりせんかとも思えますが・・・
必ずNを経由して操作するシフト手順が手書きの紙で貼ってますね。

最後に実装展示車スカニア製二階建てダブルデッカー車のアストロメガ。

スカニアはトラックやトラクタではお馴染みですが、バスも輸入されています。
日本仕様車はTDX24（全長11.99m、全幅2.5m、全高3.78m）は道交法上いっぱいのサイズ。

展示車両は高速路線バスを運行するジャムジャム エクスプレス社の車両。
スカニア製バスは、エンジン・シャーシなど走行・駆動系部品をスカニアが、車体をベルギーのバンホール（VANHOOL）が製造する純欧州製バス。

ダブルデッカー車は大馬力エンジンを搭載しているので後ろ2軸が特徴。

リアビュー。
以前までは2階建てバスと言えば三菱ふそうのエアロキングが主流でしたけど、最近はあまり見なくなった。
因みにエアロキングって1台8000万円以上する高級車です。

今回は運転席や車内を撮影することができました。

JRのハイウェイバスでも最近2階建て（ダブルデッカー）車が増えてきています。
これが2階への搭乗口。

2階席の先頭、ここの眺めが最高ですわ。

都内を観光するスカイバスやはとバスと同じで、こんな感じで木の枝で思わず顔を背けそう。

天井は低くなりますが70人以上の輸送力を誇ります。

運転席、通常、こんな大型バス運転する人いないですが、今回の催しでは間違えて運転しないようハンドルロックが掛けられていました。

シフトはAT、右側ですね。

こちらは日野のセレガ、一般的なグレースデッカータイプの観光バス。

jh2fxvも旧型セレガのこのサイズ乗ってました。

業界向けのイベントなんでまじめな展示や商談がメインでした。

ひと通り見終えて退場。

カタログや戴いた戦利品。
ちなみに本日はイオン幕張とメッセ間しか往復してないので歩数はこんなもん。

タイヤのアルミホイールのタフブライトからはラップのアルミホイール。
まんまじゃん！(^^ゞ

さくら観光のペーパークラフトバスを組み立ててみた。

スーパーハイデッカー、ハイデッカー、グレースデッカーと主流観光バスの3タイプがなかなかエエ感じで早速部屋に飾りました。

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2022/12/14 10:53:09

  レアなイベント！

  jh2fxvさん、こんにちは。
  バステクって、面白いイベントですね。
  このようなイベントは、どうやって見つけるのでしょう。
  私には、その力が無いので、いつも楽しませて頂いています。
  たまにしか利用しないバスですが、進化していますね。
  それと、それぞれのバスに実際乗車してみることが出来るのが
  魅力的ですね！
  最後のクラフトが、また可愛くて
  楽しそうでした。
  yamayuri2001

  jh2fxvさん からの返信 2022/12/14 19:06:15

  Re: レアなイベント！

  yamayuri2001さん
  マイナーなイベントの閲覧ありがとうございます。
  
  業界的なイベントって東京ビッグサイトや幕張メッセで平日に行われています。
  当方は観光バスとか好きなんで業界人専用のお知らせやメールです。
  バステクは事前申し込みで大型免許あれば試乗もできます。
  乗るのも乗せてもらうのもヨシですわ。
  こういうふうにたまに乗ると進化が体感できますね。
  
  こういうイベントって1つ1つ周るとお土産やグッズいろいろもらえるのも魅力です、会員登録など条件満たせば無料ですし・・・
  そんなとこです。
  
  jh2fxv