2019/09/27 - 2019/10/05
115位(同エリア238件中)
乗りスケさん
※本旅行記は2019年のものを備忘録的に示したものです。これから旅行に行かれる方は最新の情報をご確認いただけますようお願いいたします。
当時はコロナ流行前で世界中往来は自由でしたが、ウイグル問題が国連で批難され、ニュースでも頻繁取り上げられていた時期でした。
個人旅行者で、まさか理由もなく突然拘留されることは流石にないよなあ、と一抹の不安を覚えながらも、好奇心には抗えず決行を決めました。
私「中国の西の果て、新疆ウイグル自治区に行きたいと思っているんだけど一緒に行く?」
父「いいなあ、興味ある!行くよ!」
母「私はパスだけど、あんた連れてってくれるなら。」
私「えー。じゃあ、最悪の場合、現地散骨でOKっていう条件なら行きますか」
そういえば、父は中国の歴史が大好きで、定年退職後、半年ほど西安の大学に留学していたことを思い出しました。
そりゃ行きたいですよね。でも後期高齢者ですから、それなりのケアは必要です。ゆとりを持ったフライトと観光スケジュール。最後の親孝行、冥途の土産です。
【日程】
1日目 成田ー北京 北京泊
2日目 北京ーウルムチ乗継ーカシュガル カシュガル泊
3日目 カシュガル泊
4日目 カシュガルーウルムチ ウルムチ泊
5日目 ウルムチートルファン トルファン泊
6日目 トルファン泊
7日目 トルファンー敦煌 敦煌泊
8日目 敦煌泊
9日目 敦煌ー成田 帰宅
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「おはようございます。本日は10/1国慶節の朝です・・・」のような事を、ホテルの朝食会場のTVが放映しています。五星紅旗をふる映像ばかり流れています。私たち外国人は、宿泊客のほとんどいないガラガラのレストランで、謎の質素な朝食を食べています。
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午前中は父リクエストにより、新疆博物館へ行きます。
新疆ウイグル自治区博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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広くてなかなか見ごたえのある博物館です。テーマ別に展示してあります。
これで無料なのだから博物館好きにはたまりません。 -
新疆の人々1
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新疆の人々2
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ウイグル帽もこんなに種類があるんですね。
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各民族の伝統衣装
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ジオラマも精巧にできていました
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遺跡から発掘されたのでしょう。鮮やかな色合が保たれています。いい表情ですね。
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至高の工芸品です。表情豊かで保存状態も良いです。
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左の壺、吸い込まれるような色合いでした。赤い壺の模様も精緻です。
私みたいな素人でも感動できます。 -
ミイラもたくさん展示されており、発掘状態の説明なども豊富です。
実物の写真は他の方の旅行記をご参照ください。 -
この後ウルムチ駅から高速鉄道でトルファンに向かうのですが、これが参りました・・・
国慶節で混んでいるだろうから発車1時間半くらい前に行ったのですが、写真で分かりますか?駅の外まで長蛇の列です。(3重くらいの折り返しです!連休中のディズニー以上)
もちろんチケットは事前にTrip.comで予約済なのですが、まず、チケット引き換えのために長蛇の列です。チケット持ったら、セキュリティーゲートをくぐるのに、これまた長蛇の列・・・30分たっても10mほどしか進みません。これ絶対間に合わないパターン!
こうなったらなりふり構わず泣きつくしかありません。どう見ても公安関係者っぽい黒スーツのイケメンがいたので、つたない英語で、
私「すいません。私たちは外国人で列車に乗り遅れると帰国できなくなります。あなたのサポートで何とかしてくれませんか?」
イケ「(面倒くさそうに)・・・OK、ついてこい」
といって、窓口まで強引に横入りさせてくれ、チケット交換までサポートしてくれました。でも、そこでリリースされそうだったので、
私「ごめんもうちょっとサポートして!セキュリティチェックまでついてきて!」
イケ「は?(面倒くさいやつだな)」
と、ポケットから出したカギで、写真に写っているガラスの仕切りの一部を開けてくれて、セキュリティゲートまで、直接連れていってくれて、
イケ「こいつら通してやってよ」
係員「・・・わかりました」
私「いや、ほんと助かりました。Thank you so much!」
イケ「Thank youではない。Thank youは中国語で謝謝(シェイシェイ)だ」
私「そうそう謝謝!(もちろん存じてますけど笑)」
彼のおかげで15分ほどでコンコースまでたどり着けました。
名前聞いておけばよかった。アンタの上司宛に、たっぷりお礼状書きたかったよ。
ほっとしてコンコースまで上がるエスカレーターで振り返ったのがこの写真です。
親父「いやあ、お前たくましいなあ。俺なら諦めるよ。」
いやいや、こんなところで諦められないでしょ。旅の恥はかき捨てですし。
そもそも財布なくして、僕たちあんまりお金ないんで、予定変更とかできなんですよ。ウルムチ駅 駅
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中国高速鉄道(CRH)D8812 ウルムチ15:07 トルファン北16:05
で向かいます。 -
コンコースも混んでます。連休のこと、うっかりしていたなあ。
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D列車なので和楷号です。最高速は240kmでした。乗り心地は日本の東海道新幹線より揺れが少なく快適かもしれません。
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砂漠をひた走って定刻通りトルファンに着きました。
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トルファン北駅。高速鉄道の駅はみんな同じようなデザインなので、面白みに欠けます。在来線のトルファン駅とは離れており、駅前にはほとんど何もありません。
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駅前は、だだっぴろい広場です。
私「親父!いやー広々して何もないねー。ウルムチの大混雑がウソみたいだねー・・・。あれ?親父?」
振り向いたら父が、腕に公安の腕章を付けた二人組につかまって、上着の内ポケットを調べられています。
私「ちょいちょい!この人は俺のパパです。私たちはただの旅行者ですよ」
公安「あー、お前のパパか。ん?じゃあお前も外国人か?パスポート見せなさい」
私「はい。(ビザのページをチェックしているので)日本人はビザは要らないの知ってます?オフィスに確認してくださいよ。」
公安「大丈夫大丈夫、チェックだけだから」
・・・いったいなんのチェックなんですか。この後、無事解放。
親父「いやあ、捕まるかと思ったよ」
私「いや、軽く捕まってましたよね」
やっぱりいろいろデリケートな時期でした。
そんなシーンは写真など撮る余裕なし。タクシーでホテルに向かいます。
なんかぐったり疲れました。 -
メトロポーロ ジンジャン ホテル トルファン(?江都城吐?番行政中心酒店)
この後のやり取りがあったせいもありますが、今回の旅行で一番良いホテルだった思います。 -
ホテルから見える街並み。砂漠の中に無理やり作った中国の地方都市。
正直、街中には見るところはほとんどありません。 -
夕ご飯を食べる所を探しに、「青年路」というブドウ棚の遊歩道を歩いていきました。
※トルファンの名産の一つがブドウです。
中国のどこにでもある、例のスローガンですね。これを見るたび社会主義国家に来たことを実感できます。子供たちの遊び場になっていました。青年路のブドウ棚 散歩・街歩き
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こんな感じ。本物のブドウの木もあるのですが、偽物もたくさんあります。この時期はブドウの収穫は終わっており、写真に写ってる紫色の実は、すべて偽物です。
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みんなスクーターに乗っていますが、すべて電動スクーターです。
今日は本当に疲れ切って、市場散策する元気もありません。 -
父「疲れたな。晩御飯、ハンバーガーでいいわ」
私「賛成。食欲ないし、中華じゃないやつ。コーラとか飲みたい。」 -
私「ハンバーガーはできたら持ってきてくれるってー」
父「日本と同じだね」 -
ピエロじゃなくて、孫悟空的な(笑)
ハンバーガーは中華風ではなく普通でしたよ。 -
ホテル備え付けの茶器がいい味出してます。
今日も午後はいろいろありすぎてクタクタです。
でも毎晩のデザートは欠かせません。
メロンも名産です。隣町のハミ特産のハミ瓜はメロンの原種ですから。
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