テニスと天狗の紅葉と

2022/10/13 - 2022/10/14

鹿沼のテニスと蕎麦旅行記を、何回書いている事だろう。まだ未訪の蕎麦屋さんは何軒もある。お店の雰囲気や蕎麦の味が微妙に違ったりするので、やめられずにまた出かけたくなるのでした。今年の栃木は国体があったため、イチゴ体育館も会場になったようでした。人波も落ち着き、テニスコートが回収されて新しくなったと聞いて、久しぶりのテニスと蕎麦の旅です。

お昼は目当てのお蕎麦屋さんが、臨時休業。少し離れた別のお蕎麦屋さんへ行きました。住宅街の普通の家、玄関を入って右の部屋がお店のコーナーになっていました。

午後はイチゴ体育館のテニス教室へ。コーチやメンバーとも、久しぶりの再会です。コートはオイルサンドを使ったブルーカラーで、金網も含めて全面的に新装されていました。とても気持ち良くテニスが出来ました。

終わると地元の人たちが、今なら古峯神社（ふるみねじんじゃ）の紅葉がきれいな頃だと言われて予定変更です。宇都宮にホテルを取って、翌日に山の神社を目指すことにしました。

古峯神社は市内から車で一時間ほど（約30km）かかる山の中にあります。天狗の御朱印を描いてくれるので有名な所です。着いて見ると平日にもかかわらず、かなりの人出でした。まず古峯園（こうほうえん）と言う庭園を散歩、今が紅葉の盛りの木もあればかなり落ち葉になった木もありました。落ち着いた風景なのですが、どこか造園で作ったような新しい庭に見えなくもありません。調べて見ると、昭和に造園家の作ったものだそうです。

神社を参拝すると、御朱印用でしょうか天狗の絵が展示されていました。古くからの歴史があるようで、日光開山の頃から僧が修行し、御祭神のお使いが天狗なのだそうです。大きな木彫りや石の天狗面などがありました。

参拝後はまた山道を市内に戻り、餃子のお土産を買って帰りました。

エリア 鹿沼(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

佐野サービスエリアで休憩。長く工事中でプレハブ営業でしたが、久しぶりに行くと新しい建物が完成していました。大きくてきれいになった感じです。

佐野サービスエリア (上り) 道の駅

まずはテニスの前にお蕎麦を食べようと初めてのお店に。「そば処かんざき」に到着。

かんざき グルメ・レストラン

玄関を入ると、普通の家庭に来たような感じ。靴を脱いで上がります。

食事処は洋室と和室の続き。12時前だったのですが、すでに先客がいました。椅子とテーブルの席に座りました。

メニューはシンプルに蕎麦とうどんでした。もりそばが600円、お値段はお手頃価格に思えました。

盛り蕎麦を頂きました。季節は新蕎麦です。

蕎麦はとても美味しいのですが、汁に塩辛さを感じてしまった。出汁の香りや味を感じられず、ちょっと残念。

天ぷらの盛り合わせ。うーん、お蕎麦屋さんと言うよりも、家庭的なお母さんの揚げた天ぷらとにた姿に見えました。

イチゴ体育館のテニスコートに到着。話に聞いていた通り、すっかり新装され新しくなっていました。

古峯神社の紅葉がきれいだと聞いて、宇都宮で一泊することにしました。駅前のチサンホテル宇都宮。

チサンホテル宇都宮 宿・ホテル

ツインルーム、ごく一般的なビジネスホテルの印象。スーツ姿のお客さんも見かけました。

一階にレストランがあるため、夕食付きにしました。鉄板で栃木牛を焼くようです。

お肉だけなの？と思ったら、お重は二段になっていて天ぷら屋お刺身もありました。

何かを飲もうとメニューを見ると、栃木のお酒の飲み比べがありました。純米吟醸などが揃っていて、三種を選びます。フルーティーで好みのお酒もありました。

翌朝は、ホテルの朝食ブッフェでスタート。鮭のハラス、鯵、鯖などを炭火で焼くスタイル。焼きたてをたべられて美味しかった。

タイ茶漬け、栃木でも新鮮な魚が食べられる。レストランの名前が「さかな処　だいだい」魚が売りのレストランのようでした。

宇都宮と言えば、餃子とレモン牛乳。大きなパックに蛇口付きで用意されていました。

今日も天気は晴れで気持ち良い青空。古峰神社を目指して走ります。市内からは一時間少々かかるようです。川沿いを走っていくと、だんだん山が近くなってきました。

神社に到着。平日でもかなりの人出でした。鳥居をくぐると、すぐに紅葉が見えてきました。

古峯神社 宿・ホテル

細い水の落ちる池に、紅葉が覆いかぶさるように。水に落ちた紅葉にも風情を感じます。皆さんがここで写真を撮っていました。

橋を渡って、古峯園の入口へ。ここは入場料が必要で、500円でした。

池に紅葉、借景に山を取り入れて素敵な庭園です。ぐるりと池を一周するように散歩をしました。茶室や東屋もあって、造園家によって昭和に作られたようです。

古峰園、池の周りの紅葉。手前から見上げる景色まで、鮮やかな色どりでした。

本殿は中に入って参拝できました。お守りやおみくじ、祈祷の受付は中でやっていました。
大きな天狗の彫り物も、なかなかの威圧感でした。

これが有名な天狗の御朱印、いろいろなパターンがあるのですね。これを見てしまうと欲しくなり、何度も参拝する方もいるのでしょうか。

鳥居の近くにあった、石の天狗様。ここにもご挨拶をして、帰途に着きました。

お土産の餃子は何処にしようか。だいぶ前に一度買ったことのある、正嗣にしました。鹿沼店へ行ったところ、以前は中で食べられたのですが、テイクアウト専門になっていました。
皮がモッチリとした感じで、食べ応えのある感じです。

正嗣 鹿沼店 グルメ・レストラン